遺書

2004年04月02日(金) 幸せの詩

世界はもう駄目だと思った。
幸せは自分で歩き出して去っていった。
僕は捕まえられなかった。

それからしばらくして。

幸せそうなあの人。
ショートヘア。ハイヒール。シャネル。
人生を借りた。
…幸せじゃなかった。

誰が言ったか、世界一幸福な男。
それも借りた。
やっぱり幸せじゃなかった。

テレビで幸せだと答える人の幸せは
僕の幸せじゃなく。
誰の物でもない。ただ、其処ら辺に
転がっているだけの、名前のない幸せ。
それを捕まえて、合うかどうかのお話。

幸せの国 ⇒ 幸せの詩(うた)


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