再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 次回情報。

 桐生から戻って、今度はこの稽古が開始。
モノを創るに贅沢だった親八会、その座組み感をこの大人数で実現したいものだ。
なにしろ、こちらも面白い面々、楽しくキビシク創っていこう。



Ring-Bong 第8回公演
「ふたたびの日は 何色に咲く」

座・高円寺 春の劇場05 日本劇作家協会プログラム

あらすじ
市川房枝、平塚らいてう、原阿佐緒。
大正から昭和にかけ、「新しい女」と呼ばれた三人の女性。
短歌に、政治運動に、恋に...それぞれの道を進んで行く。
時代に翻弄されながらも 力強く生きた女性たちの物語。

CAST&STAFF
[作]山谷典子  [演出]藤井ごう
[出演]遠藤 剛(俳優座) 佐々木梅治(民藝) 山口雅義 清田正浩
    辻 輝猛 本城 憲(R-vive) 細貝光司(文学座)
    辻本健太(スターダス・21) ヤマモトリョウ
    小竹伊津子(青年劇場) 鬼頭典子(文学座) 佐古真弓(フクダ&Co.)
    若井なおみ(俳優座) 國枝佐和子(スターダス・21) 清水美輝(スターダス・21)
    山谷典子(文学座)

会場
座・高円寺1 LinkIconアクセス
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-1-2
TEL 03-3223-7500 JR高円寺駅 北口徒歩5分
*土日・祝日の中央線快速は高円寺駅に停車しませんのでご注意ください。
*駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


公演日時
2018年5月30日(水)〜6月3日(日)

5月
30日(水)19:00
31日(木)14:00★
6月
1日(金)19:00☆
2日(土)14:00★/19:00☆
3日(日)14:00
※受付は開演の60分前、開場は開演の30分前
※未就学児のご入場はご遠慮ください
★...託児サービスあり(要予約/座・高円寺まで)

☆...終演後アフタートーク開催
6/1(金)19:00☆ 劇作家 篠原久美子 × 山谷典子
6/2(土)19:00☆ ピアニスト 崔善愛 (チェ・ソンエ)× 山谷典子

チケット
(前売・当日とも)一般 4,300円  初日割引 3,500円
学生割引 3,000円/受付にて要学生証提示(リトル・ジャイアンツ電話予約のみ取扱)
※全席自由

[チケット一般発売]
2018年 4月1日( 日 )10:00〜

チケット取扱い
■カルテットオンラインWEB予約 LinkIconこちら
■リトル・ジャイアンツ電話予約 ☎ 090-8045-2079(10:00 ~ 19:00)
■座・高円寺チケットボックス http://za-koenji.jp/
☎ 03-3223-7300(10:00 ~ 18:00) 窓 口 (10:00 ~ 19:00) *月曜定休
*座・高円寺の劇場回数券「なみちけ」もご利用いただけます。一般用12,000 円/1シート(3,000 円× 4 枚)、 学生及びシルバー用 10,000 円/ 1 シート(2,500 円× 4 枚)です。
詳細は座・高円寺チケットボックスまで。


2018年04月12日(木)



 親八会「マッチ売りの少女」パンフレット戯言



演出の戯言

いつも過去の名作と組みする時、殊更その年代!とこだわり続けることもないのだけれど(ある設定さえ、関係性さえ理解してもらえば、深めた後で現在に通用しうる人間ドラマとして抽出する)、今回は、これが、『戦後から20年』の物語であることが、現在においてこの作品が、演られる意味、ととても連なっているのだと稽古を重ねながら気づいた(だからここに書くのだけれど)。
初演は1966年、もうゆうに50年を超えたが、まるで今を予見していたかのような作品である。僕ら戦争を知らない世代の中にもマッチ売りの少女の存在を許してきた、または見ないようにしてきた実感がある。
さらに別役作品は不条理で難解と言われたりするが、稽古場は不条理劇を創るのだと構えている人はいない、何しろ、今の世界をとりまく現状の方がよっぽど不条理なのだからー

とはいえ、今回の座組の豊さよ。
キーワードだとか言っておいて、それが20年後の話でなくたっていいのだ。
モノづくりは豊かで、楽しい。
そして人間とゆうものは相変わらず同じ事をくり返し、反省したつもりでつい忘れ、果てしなくどうしようもない。でもだからこそ愛すべき存在でもあるのだ。

今回も様々な方のご尽力、応援、参加によって、親八会『マッチ売りの少女』がここ桐生で、幕を開けられる事を嬉しく思います。そして何より、演劇はお互いに出かけて行って出逢うもの、今日この日にご来場くださったお客様、感謝します。
狭い所で見え難いところもあるかと思いますが、最後までどうかごゆっくりご覧ください。

藤井ごう

今後の演出予定
◯2018年05月30日〜06月03日
演劇集団Ring-Bong第8回公演
『ふたたびの日は 何色に咲く』
作・山谷典子 於・座・高円寺
◯2018年06月30日〜07月01日
ACOおきなわ『島口説』
作・謝名元慶福 於・国立劇場おきなわ小ホール
◯2018年09月14日〜23日
青年劇場『キネマの神様』
原作・原田マハ 脚本・高橋正圀
於・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
☆2018年11月4日
青年劇場『島』
作・堀田清美 於・足利市民プラザ

2018年04月09日(月)
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