再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 東京→@益子→新宿御苑

『逢坂〜めぐりのめあて〜』始まる。
面子がとにかく豊かだ。
このワクワク感を、どう作品と繋げていけるか。
年内は少しずつ、相互理解を深めながら、
テキレジも進めて。慌てず騒がず。
まだ全員の顔は見えていないし。

『オールライト』は今旅千秋楽。
@横浜分のチェック(ダメだし)が残っているので、
朝イチ移動。
なので、車で。
(書きかけです)

2016年12月22日(木)



 @横浜終わって諸々…

東京公演終わり、『島』は3月九州旅、稽古までお休み、年内終了。
でも、こっちは何も終わっていないし、次の日は『オールライト』に向かい、
これがまた…、終わらない、終われない、チェックも時間内に終わらない。
そしてむしろ始まる。『逢坂』。

でもその前に、

なんだか、許せないことがたくさんある。
ちゃんと対峙しなくちゃと思うけれど、どこまでを対峙と呼べるのか、響かないものを何と捉えたらいいのか。わかる頃には、
大概遅くて意味がなくなる。
やれることはやるつもりで、
チェックできなかった分は、千秋楽早目に出かけて行ってすることに。

『桜の園』は年内最後を前に荒立ちをして、
宿題を年末年始に向けタップリと感じ取ってもらう。
やっぱり「その言葉を吐くために」感情をつくる、繋ぐ感じが強くありすぎて、
それが誰に向かっているのか、
それを話す根拠が失われている。
全ては相手にある。
相手を動かすためにある。
相手の反応、行為、言葉に刺激がある。
この入口を間違えると、それで慣れてしまうと、なかなか脱せない。
柔らかいうちに、新鮮なうちに、もっともっと。




2016年12月20日(火)



 2日だけの東京公演!

青年劇場『島』

■会場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA (地図)
■作   堀田清美
■演出  藤井ごう
■出演
上甲まち子 渡辺尚彦 藤木久美子
吉村直 北直樹 崎山直子
清原達之/清水美輝 ほか
■ストーリー
終戦から6年、瀬戸内海に浮かぶ小さな島――。20歳で被爆した青年教師・学は、母のゆう、進駐軍の臨時雇いで働く妹の史とともに暮している。ある日、東京で働く同級生・清水が訪ねてきたことをきっかけに"島"を出て自立したいという思いが強くなってきて――。朝鮮戦争の特需に支えられている島。貧しさゆえ進学を諦める教え子、許されぬ恋、差別・・・。溢れんばかりの「生」への渇望が、いまを生きる私たちを鋭く照射する。2010年の初演時に深い感動を呼び起こした舞台、全国巡演を経て、待望の再演!
 
《公演日程》
2016年12月17日(土)14:00/18:30
18日(日)14:00

《チケット情報》
■入場料金[全席指定・税込]
 一般 前売 5,150円 当日 5,500円
 U30(30歳以下) 前売 3,100円 当日 3,400円
 中高生シート 1,000円(前売・枚数限定・劇団取り扱いのみ)

2016年12月17日(土)



 @広島市内

なんでもなく、誕生日だし東京にいるはずが、
島のモデルの坪井さんもこちらの念願叶って6年ぶりに来場してくれるゆうことで、
こっちの現場を朝イチに変えてもらって、移動。
バッタバタと小竹向原から新横浜へ、そしてギリ間に合う新幹線に飛び乗る。

公演は、市内現地だけれど、もう、いつも通りの心持ち。
ただ、ホールにたどり着くまでが6年前と同じく、市内の車は混雑で全く動かない。
新幹線降りてからもダッシュの甲斐あって、早目のバスに乗れたので、会場到着、開演時間ギリギリ駆け込む。やはり、ただでは済まない。
6年前は、学役(つまり坪井さんモデル)のK氏が先乗りしていて、坪井さんと会食しているところに、レンタカーを借り受けた私が後から合流…の予定が、混雑のせいで合流出来ず…2010年7月あたりの日記にある

本番。
やっぱり現場が力入っている。
まぁ、いつも通りでなくてはいかんのだが、さもありなん。
客席の反応も、ここまでとはちょっと違う。特に前半。
僕自身は、『島』を立ち上げるにあたって、最初にK女史と訪れ、取材させてもらった時の結構ハードな体験なぞ(ブログに書いてあるのは、表層)思い起こされる。
思えば遠くに来たもんだ。
とゆうより、流れどうあれ『とにかく観てください』と宣った舞台が正に今、ここにある。
終演後、皆より先に坪井さんとお会いしお話しさせてもらって、
余計に思うこと暫し。
その後皆に面白おかしく語りかける学?節、
みなまた勇気をもらった。
明日も、もっとよいいつも通りの芝居を。

2016年12月10日(土)



 @岡山

『島』岡山。
バタバタと来た旅のスケジュールで、
6ステージ立てっぱなし。
恵まれた環境。
こちらも本当のご当地前に(って別にそれが目的ではありませんがね)一所で確認、研鑽できる機会はありがたい。
聞こえてくる評判はやはり頗る良いのだけれど、はて、3週間弱の旅でどんな変化、変質を遂げてきたのか…
そんなことに一喜一憂しない、で、いつもの最善を尽くせているのか、作品は、良い階段を上がっていけているのか。
慣れた部分と、
こ慣れてしまって収まっている部分と、
枝葉が広がっている部分と、
深度が増している部分。
どうも、若い衆の方が、守りに入る傾向は、ここでも。…なぜだろうなぁ。
拍手が起こり(手が来て)、そこに乗るようにするメンツ、違うのだ、乗せる、のだ。
そこには、笑われる、と、笑わせる、位の大きな差がある。
やはり、ガムシャラに不器用でも傷つきながら掴みにいく者の魅力が増していくのは、本当に不思議だ。ここまできて、誰も、このままでいい、なんて思ってはいないし(と思いたい)、自分に向けられている刃のよな宿題に向き合っている(と思いたい)訳で、その差が何を生むのだろう。
悩んで苦しいと言いながら、よく眠れる人と。
苦しくはないけど、引っ張ることでよく眠れなくなる人と。
そりゃ、前者がいいに決まっているけど、
それを本当の悩み苦しい、とは言わない。
僕の着いた初日に、2年前の『島』まで運輸をしてくれていたSぺいさん(去年鬼籍に…)オススメのホルモン(いや、焼肉)焼きに、
結果20名以上集まって、舌鼓、、、
絶品!!(とくにテール焼き)
もう、これは、忘年会、か、打ち上げ、か、勢いのある偲ぶ会、と呼ぶのか…
ご本人が民藝さんのやった『島』からの、作品への思いの強さを持っていた方なので、
また、思うこと、沢山。
烏城側の宿へ。
明日は午前中にチェックと場当たりもできる。
いい機会を得、
もっともっと、いい作品にしていくのだ。
その前に、吉備津神社行きを狙ってはいる。。。


2016年12月03日(土)



 今年ももう12月。

養成所(ダス)は、今年もチェーホフ、
そんなつもりなく、後期に入ってやる台本を書いてみるWSの後の、修了公演候補読みに際して、やっぱり良くできているので取り上げて、結果、難しさも相まって決まる(笑)→読んでて結果がなんとなく見えると一気に冷める病気。。。
図らずも、ダスでは5年前『三人姉妹』去年『かもめ』今年『桜の園』となって、あと『ワーニャ』やれば四大戯曲コンプリート。←でも、ワーニャできる年齢男性はそう出てこないから、ないかな。
台本発表とキャスティングも一緒に、
さぁ、気づけば僅か3ヶ月足らず、意気込んで走れるか。毎度のことだけれど、コトバにやられている面々、あと、翻訳モノってゆう勝手なカテゴリーにも。普通に考えたら、既に時間足らず…
週末から頭にかけ『島』で岡山へ。移動続きの過密スケジュールでスタートしての折り返しは、同じ小屋でしばらく。
本当は個人的興味で言えば、出雲とか…
と、ゆうことではなく、日々慌ただしい移動バラしの中でなく、じっくりチェックできること、
そして、ふまえて場当りできること、
大切に。そして来週末は広島市内、でもってさらに次の週は六年ぶりサザンシアター。
しかしまた、朝イチ移動。。。
東京公演は三回公演ながら残念なことにまだまだ残席あります、
お忙しい師走とは思いますが、是非新宿へ。

…今年は諸々でサロン劇場がないので、
5年同じよなペースで迎えた12月が(旧細川邸サロンで迎える)、場所的な意味では大分違う。
早いっとゆうことは、年々増している実感。
今月でまたひとつ歳を重ねるけれど、本当にジェットコースターのような一年だった、
色んな意味で。


2016年12月01日(木)
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