再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 親八会広島へ! そしてメメントCは。

親八会
朗読劇『父と暮せば』
作:井上ひさし
演出:藤井ごう

辻親八
渋谷はるか
昆野美和子

10/31〜11/2


10/31 十日市きんさいセンター(二階講座室)
19:30開演
11/1 山小屋シアター
14:00/19:00開演
11/2 Live cafe Jive
19:00開演

料金2000円
高校生以下1000円

問い合わせ:親八会 09046135517

三次市、広島市西区、中区と廻ります。
私はまたしても、思いだけを送ることに…
悔しいなぁ…

そして熊本にて、メメントC+ゼロソー公演ドラマチック・リーディング「ダム」の上演があります。嶽本あゆ美演出による別バージョンの「ダム」です。
メメントC初の地方公演、こちらもどうぞよろしくお願いします。

メメントC+ゼロソー(熊本公演)
「ダム」ドラマチック・リーディング

2014年10月31日(金)〜11月1日(土)
於 : 早川倉庫(熊本市中央区万町2-4)
問い合わせ>Sulcambas! 090-2397-2841

東京からは、
西山水木さん、佐々木梅治さん、清田正浩さん
のりこんでます。東京versionでは燐光群の鴨川さんがやった先生を清田さん、こちらも楽しみです。

もしお知り合いなどいらっしゃいましたら。

2014年10月31日(金)



 『相貌』とか、『冬の…』とか、養成所とか

『ダム』、無事に千秋楽まで走り抜け、
こちらとしては、もっともっとの中で終わった。
四日間は、短い、、、
しかし、スタッフワーク、若手(でない方々も)演者の機敏な動き、全て静かに受け止める舞台監督さんの尽力もあって、ホントに寄せ集めとは思えないチームワークで、ベテラン陣を支えてくれました。感謝。

打ち上げはちゃんと打ち上がって、
養成所修了公演の演目決め(候補は私の中で三作品、読ませてるのは、二作(笑))、返す刀で、
御苑前辺りに出没して、12月本稽古開始。
…しかし、まだ本がない…
でも美術は打ち合わせないといけない
…そうゆう星、なのかなぁ…

肝臓休めつつ、
同じく今週から始まるサロンの台本打ち。

どれもきちんと!

…しかし、いつの間に負けていたんだジャイアンツ…

2014年10月28日(火)



 『ダム』パンフ掲載文。。。

演出の戯言

いろんなモノを消失してやっと、理解するしかないのだろうか僕たちは。愚かさを痛感…
繋がれないと厄介で、繋がったら繋がったでまた厄介、
ちっぽけで汚くてズルくて、でも愛おしい人物たち。
作家の目線はどこまでも鋭く、そして暖かいー

メメントC嶽本あゆ美さんとは昨年度、新しい劇作家シリーズ「太平洋食堂」に続いて二度目の作品創り。「太平洋食堂」は五年の歳月を経ながら、そして今回の「ダム」は劇作家協会新人賞を受賞したにもかかわらずの七年の歳月を経ての本邦初演。川辺川ダムに取材したタイヘンな作品を投げてもらった。。。
しかしである。硬質で重量級の題材を扱う嶽本作品の筆圧は変わらないながら、違和感があった。…ここだけの話をこの場を借りてすれば、
「太平洋食堂」を台本の改稿から付き合いながら(未見の方、ゴメンナサイ)感じていたのは、随分と、オトコっぽい作家だ、とゆうこと。
今回の「ダム」、書かれた時系列から言えば、こちらが先な訳だが、
随分とまた、オンナっぽい作家だ、と感じること(性の別にどうこうゆう質の話ではありません、感覚の話です、悪しからず)。この人なんだ? この差は一体なんなんだ?

嶽本は作家として作品の主要人物に同化する、のか、同期する、のか。
世の不条理に対峙し、大変な状況、大きな力に押しつぶされそうになりながら、そこでも不器用に生きていこうとする登場人物と身解するのか。
人物が憑依し、土着し、生み出す脳みそまでも変化する…

嶽本脳内劇場を具現化するキビシさとタノシさ両方を感じつつ、
魅力溢れる俳優さん、スタッフさんと研鑽の日々であるー

本日はご来場いただき誠にありがとうございます。
一人でも多くの方の心の奥底に響く作品でありますように。

藤井ごう

追記:ちなみに前述の「太平洋食堂」再開店、決まりました(笑)

2014年10月27日(月)



 『ダム』幕開き。。。

メメントC『ダム』
プレビューは満員、初日もほぼ。

幕開きました。
色んなものが舞台上を駆け巡り、
存在し、
川の大きな流れのように、
最後は大海へ?

公演が重なりまくるこの時期、
後半戦まだまだチケットあります。
どうぞご来場下さい。


2014年10月23日(木)



 メメントC『ダム』公演詳細。


平成26年度文化庁芸術祭参加作品
メメントC第9回公演「ダム」(第12回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作)
作:嶽本 あゆ美/演出:藤井 ごう
出演:西山水木・鴨川てんし(燐光群)・佐々木梅治(劇団民藝)・粟野史浩(文学座)・
   清田正浩・桝谷裕(スターダス・21)・辻本健太(スターダス・21)・
   駒井健介(文学座)・他


◆タイムテーブル
10/22(水)19:00※プレビュー
10/23(木)19:00★
10/24(金)14:00★ / 19:00
10/25(土)13:00 / 18:00★
10/26(日)13:00
開場は各公演の30分前/未就学児入場不可
★…アフタートーク有り。詳細はHPブログで。

◆チケット(全席自由)
プレビュー(22日):前売3,000円/当日3,500円
一般料金:前売4,300円/当日4,800円
学生料金:前売3,000円/当日3,500円
*学生料金の方は、当日学生証の提示をお願いします。

<公演に関するお問合せ>
Tel.&Fax. 03-3812-9109(竹内(Hermann MaCartney))
E-mail  mementc2014@gmail.com

〈予約ページ〉
URL:http://ticket.corich.jp/apply/56485/007/



メメントCさん、とゆうか主宰で劇作家だ母でプロデューサーな嶽本さん(その抱え込み量は私以上)とは、昨年の『太平洋食堂』に続いて二度目のお付き合い。
太平洋とはまた一味違う、おんな嶽本ワールド、熊本は川辺川ダムに取材した「大河ドラマ(笑)」。数年前に優秀新人戯曲賞受賞も、未だリーディング以外の上演がないのは、太平洋と同じ。
只今、今、ご一緒したい俳優さんたちと具現化へ向けケンケンガクガク中。


お時間許せば是非。




2014年10月22日(水)



 『ダム』と『サロン』と『島』とかいろいろ。

吉祥寺に移動して『ダム』は立て込み有りの稽古。
繋げはじめて、なかなかハードルが高い印象。
ここを突き抜けないと、凌駕できない、乗りこなせない。
ちょうど疲労も出るところながら、ここからのジャンプアップがどうしても必要。
一つ一つ大切に大事にしてきたものを、一本の線で繋いだ時に見えてくるもの。
その人物無意識、そして、その流れを、「知らない」とゆうこと。
情緒、よりも、叙事。
情緒やムードみたいなものは、あくまで客席が感じてくれればいいわけで、
そこに生きる、呼吸している、ぶつかり合っている異物たちでありたい。
方言と感情と、発せられる言葉が結果でないこと、本の質、
様々あって、難儀。
俳優泣かせと言っても過言ではない。
でも、…面白いのだなあ…、これが。
私流「早回し」稽古、今回も発動(?)することに
身体と頭との整理。リアクションの出処。役をコントロールする感覚…
通しを重ねながら、奥行きと展開と。
プラスαしながら、もっと先の段階を目指す。

私も背中とか腰とかバキバキしながら、、、

サロン劇場は私不在の中、地元舞台の方々の大きなる助力もあって、
好評裏に終わった模様。。。
美味しいモノを食べているだろう時に連絡(笑)←羨ましい…
『島』も中部北陸最終盤、やはり金沢辺りにいて、嗚呼無情

こちらも負けじと良い作品を!
乞うご期待。

プレビュー(22日)売り切れになりました、
他日はまだまだあります是非。


2014年10月18日(土)



 サロン劇場語り芝居『蜜のあはれ』。

金沢ナイトミュージアム 朗読劇「蜜のあはれ」他数編
老作家と金魚との会話で構成された室生犀星晩年の小説「蜜のあはれ」を、村松英子、中山仁、村松えりと、フルート奏者・鈴木章浩により上演。藤井ごう演出。

小悪魔的な金魚のわがままに振り回される老作家のお話。

 日時:平成26年10月17日(金) 午後6時30分〜7時30分
 会場:金沢21世紀美術館シアター21(金沢市広坂1−2−1)
 料金:1000円
 定員:150名
 問い合わせ・申し込み:室生犀星記念館(076−245−1108)

室生犀星記念館の主催で金沢ナイトミュージアムで上演します。
昨年の村松英子サロン劇場『冬の夢』から「蜜のあはれ」、
今回用に室生犀星の詩、他作品をプラスして構成。
金沢一回限りの公演です。
お近くにお寄りの際は是非。
石川県、いい季節だなぁ。。
私は『ダム』を東京離れず。。。

2014年10月17日(金)



 『ダム』なコト

『ダム』初めて繋げてみる。。
まだ、全員揃わないところ(少し人数がかかるシーンもあって)もあったり、
全体説明してなかったり(これは通してから)
ナゾ解き中(笑)部分もありながら、
少しずつあーでもないして立ち上げたシーンたち、を繋げて。
もちろん、転換やなんかは別。
音もまだ。
全体のペース配分みたいなものもまだな段階だけれど、
最後の休日(この『ダム』の現場はね)前に、
何があろうと通します宣言して。。。

モチロンまだまだだけれど、
まだセリフも危ういけれど、
動きたい身体たちがそこにあって、
その衝動みたいなものが個人を役を動かし相手役を動かし、作品全体を動かす。
予感に満ちた作品。
流れを知って、足りないを知る。←なんかの格言みたいだな…
それを知っている演者さんたちの集まり、熟成したものが見え隠れ、
もっともっと育っていくでしょう。
しかし気づくともう二週間前なのだな…
でもチャレンジ、トライと失敗、恐れず繰り返して。
頭はクリアにあるな。。。

有志で稽古後、川沿いの呑み屋で鶏のスキヤキ。

チケット、まだまだあるようです。
22日プレビューはまもなく、ご予約はお早めに。

2014年10月10日(金)



 『ダム』と『蜜』と『相貌』

『ダム』少しづつ少しづつ、カタチと全体像が露わに。
リーディングの方が想像が…なんて事態は絶対に避けたい(笑)
いつも自分の稽古は、本の「奥行き」をつくり、「生活感」を、「生きた人物たちのやりとり」を、つまりは役を「意識」して、その「無意識」を探すようなところが前半戦は自由度高い中であるのだけれど、今回はその真骨頂。。。
嶽本さんのテキストを材料に、出自も経験も年齢も嗜好もチガウ表現者たちで、あーでもないしている。その変化、その抽斗の開け合いが面白いのである。
いい意味で疑うことの大切さ、振り返るコト、一歩踏み出すコト、正反対のよで相関関係あって大事だ。
僕の言う人物たちの「立ち位置分け」(舞台上のではありませんよ)は済んだ印象なので、深め、拡げ、この感情の起伏、どこじゃないジャンプアップの多い台本を乗りこなさないと。。
楽しいのもあるけれど、やっぱりあっという間の日々、後悔なきよに進めたい。
22日から池袋にて。

金沢版『蜜のあはれ』構成と基本舞台も決めたので、あとは整理して、数回の稽古で。
金沢もいい季節だなぁ…
とりあえずは時間が空いたら岐阜…と思っている昨今(先週の今なのでね)

青年劇場『相貌』(12月)の事前W・Sも開始、
これまた雰囲気も全く違う座組、
まだ作品全体像が見えないので、まずは、
思い切り演技の基本に戻って、目的の見つけ方みたいなコトを。
しかし、やはり思うのだが、確かに演劇には火事場の馬鹿力的なところがあるの確かだけれど、準備できるだけの材料は期日にはあって欲しいな…(願望)

2014年10月04日(土)
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