再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 ショウジ健一です

稽古中ですが
どうしても伝えたいので
筆を取りました。

レイモンド・カーヴァーという作家、ご存知でしょうか?
アメリカ人で、短編ばかり書いていて、最近亡くなった人です。
作品の題名が
『頼むから静かにしてくれ』
『犬を捨てる』
『自転車と筋肉と煙草』
『あなたお医者様?』
『でぶ』
…変わってるんです。
内容も、
不思議です。
僕がずれてるんだろうか…

誰か読んだりした人いませんか?
誰かに感想を聞きたい…
いやあ聞きたい!
不思議だという感想はそのままで残しておいていいんだと思うんですけど、この喉に小骨がひっかかったような状態にもう耐えられない!個人の喉の限界を超えているんです!
レイモンド・カーヴァー、レイモンド・カーヴァー、レイモンド・カーヴァー!どこかで見かけたら丸呑みにしてください!そして小骨談義に花を咲かせましょう!
だから覚えておいて下さい
レイモンド・カーヴァー、レイモンド・カーヴァー、れいもんど・カーヴァー…
骨ですよ、骨。

      
 



2003年10月31日(金)



 ちきん

稽古終わり、打ち合わせをしに近くの居酒屋へ向かう三人。

有意義な打ち合わせを終え帰路につく三人。

護国寺から市谷へ向かうため地下鉄に乗る三人。

地下鉄に乗ると、チキンの骨に遭遇する三人。

太い骨だったな。あれはけんたっきーではなかったな。

誰かに食べられた後なのかな。それとも犬が置き忘れていったのかな。

ドア近くの座席の下に転がっていたその骨は、きっと昔は生きていたんだな。

きっと駅員さんが片付けるんだろう。弔ってあげることは出来ないんだろう。

車にひかれて死んでいたたぬきにであった瞬間に少し似ていた。

それはほかの二人には言わなかった…



と何事にも想像を膨らませることは大事ってことを言いたいわけで。 北










2003年10月28日(火)



 肩を見知らぬ人にたたかれる。。。

肩をなだめるように、そしてわかったよというようにポンポンとたたかれた経験はあるだろうか?一度や二度、それはあっておかしくない体験だろう。それがアカノ他人である場合を除けば……


時は終電間近の山手線、新宿から池袋上野方面行きの電車に乗る。
車内は週末なのも手伝って、一杯、いや、二杯、いや、いっぱいかっくらったのだろうお客で物凄い混んでいる。

新宿駅ホームで、すでに、ダメーになっている二人組=爆笑問題のような凸凹のリーマンがいた、みんな並んでいるのに、まずでかい方がちっちゃい方を押しながら、当然のような割り込み。しかし周りはそりゃあオトナですから、なにも言いません。大きな声で話しながら、車内は酒臭いんだか何なんだか大混雑。しかしでかい方は、激しく体を動かしつつ、んー、せめーとか言っている。ちっちゃい方はまるでそれはコンビのように合いの手合いの手、もううるさいのなんのって。そして新大久保、高田馬場とさすがに、電車が進むにつれ、静かになるのかなという雰囲気をみせておいて、次に取り出したのは、そう、出ました携帯電話。
ハナスハナス…

もうすぐ目白、誰もなにも言わない。
私もめんどうなのでほっておくつもりも、いい加減きれぎみ♪
なので、とりあえず、一瞥しておく

小さい方、視線に気が付く。
特に何を言うわけでもなく、ちょっと俯き加減。
でかい方、今度はあろう事か、俯いた小さい方に電話を代わる。
小さい方、すんごく、まわりを気にしながら電話を切る。
ので、私もあほらしいと思って見るのもやめてみる。

やっと静かになったかと思いきや、でかい方、混んでる車内で自分の陣地を広げようと動きを開始。


…とまあ、要するに迷惑客だったわけです。

池袋

たくさんの人間がおりる駅。
だから、一旦降りてみる。流れが過ぎたら、また乗り込めば良い。←常識
そいつらはそれでもガンバってドアの真ん中に立っていたが、さすがに人の流れに耐えられず下ろされる形。
と、そこで文句を大声でのたまわったあと、二人して大爆笑、池袋で乗換えやらの人たちはかかわりあいにならないように、逃げるように二人を過ぎていく。

さすがに一言いったるか。

そう思った。

これを許しておいてはいかんだろう、人として。

そう思った。

って、やっぱりその間とりあえず、二人をもう完全に切れ気味?で見ていたのでした。

そして……


ふと右肩を叩かれた。

振り向くと、全然しらないサラリーマン。

サラリーマン、もう一度、「わかったよ」とでもイワンとするのか、肩をぽんぽんと叩き、一つ頷いて、再び車内へ。

「……え?」

とりあえず、一瞬たたずむしかない私。

凸凹も再び乗り込む。

「なんだ?」

と思いつつ、私も先を急ぐので、乗り込む。

と、しらないサラリーマン、私に目配せ。

「……え?」


なんだか電車は出発する。
でも私は池袋のホームに取り残された気分…。
電車は走る。
私はそのサラリーマンがなんなのかわからず、思考が停止。
電車は走る。
凸凹は、隣のおじさんに聞こえよがしに文句を言っている。
そこで私は一つ気が付いた。

サラリーマンが私と、その凸凹の中間に位置どるように立っている。
明らかに、そういうフォーメーション。
そして、その手が持つつり革の手は、血管が浮いている。

その背中を見て思った。

「いや、だから、何?」

多分、サラリーマンは凸凹を睨んでるんだろうなあ…
と思っていると。ちっちゃい方が、その視線に気が付いたのか、ちょっと俯いた。
すると…

サラリーマンは振り返り、私に頷いたのだった……

「……え?」

そして見知らぬサラリーマンは意気揚々と、また凸凹の方に向き直ったのでした。

電車は走る。
凸凹は騒ぐ。
リーマンは睨む。
私は……

「いや、だから、なにさなんなのさ?」


私の日常は池袋駅に置き忘れられた…
あなたのしらない世界……

2003年10月25日(土)



 なんだか切ないのです

僕はピザの宅配のアルバイトをしています。

ウチのピザ屋は22時45分まで営業しているのですが、仕事が終わるのが0時近くになるのです。

その日は滞りなく営業終了したのですが、店を出る数分前、ちょうど0時頃
一本の電話が…

井上「はい、ピザ○ーノです」
客 「エース(ピザの種類)」
井上「はい?」
客 「エース!」
井上「申し訳ありません、10時45分がラストオーダーになってまして…」
客 「はぁ!?昨日このぐらいの時間に持ってきただろ?」
井上「いえ、ウチではこの時間に配達することは無いんですが」
客 「ふざけんな!おまえ!いいかげんなこと言ってんじゃねーよ!」


『ふざけんな』はあなたです。ほんと。ありえないからね?そんな切れ方。
新宿近辺を範囲にしているんですが、こんな客がほんとに多いのです。
いい大人なんですから。考えてください。

ちなみに井上君はバイト君です。最後の最後の電話でへこむことになりました。

こんなやつらいなくなれっ!
でもいい大人って何だろう?                     北


2003年10月17日(金)



 いよいよ本日より

R-vive企画其の六本格始動。


って、裏はいつものことながらもうとっくに動き始めている訳ですが、以前にも書いたように、今日は顔合わせ=稽古初日となるわけです。

今回はいつものメンバーに増えたり減ったり増えたり減ったりをして、二名の役者がR-vive初参加。ぶつけあって融合して、影響しあって、はて、どんな関係が導きだされていくんだろうか。

よい意味で触発し合いたいものですな。


不安もあり、だからこそ楽しさがあり。っの長く、そして物凄く短い本番への時間が今日からスタート、皆様楽しみつつ、ハリっていきましょう!


R-vive



2003年10月14日(火)



 出処進退決めかねる

時節柄、政治家のようだが…

やっぱりなんだかんだ言ってもなやむのだ。

といきなりこんな書き始め方をして、さて、どうしよう。
と、上記のどうしようは以下に掛かっていたりして。


月曜日、養成所の修了公演の台本決定、発表。
火曜日、R-viveの稽古初日。


ふむ。


さて、月曜日の件から…八割がたやるものは決まっている。
その前に、十割これでいくのだというホンがありました。
紀伊国屋なんかに行って、ゲットした雑誌に載っとりました。

が、

それはそれは調べてよかった、現在まだ上演中。そして、その演出家は私の師匠(?)なのでした。いや、これはびっくり。

決めたものがだめだった…
という気持ちと、
いや、これで、と言ってから気がつかなくてよかった…
という気持ちと、
別にそれでもいいじゃん
という気持ちと、
いやいや、なんか挑戦みたいじゃん
という気持ちと、

そんなこんな、いや、逡巡逡巡…←この言葉、漢字より平仮名の方が感じがでる。「しゅんじゅんしゅんじゅん」←繰り返してるなー

で、それがわかった日に、その作家さん(←かなり面白い本を書く方です)に問い合わせて、他、人数、粗筋等いいかなーと思うものを、送ってもらうよう手配しました。

それをしたのが彼是十日ほど前か…


いや、もう間に合わないかと思ったら、来てました来てました、本日。

さて、問題です。
今日は日付回って既に日曜日、明日は月曜日…
到着した戯曲は五冊。
そして、もしかしての場合、八割決めている自分ので行こうかの、書き直し。

そしてそして、火曜日、R-viveの稽古←顔合わせ初日!台本は当然あがっているべきものなのは、井上ひさしさんじゃない場合、当然。

つまり、私は一体何から手をつければ…


だから、やっぱりなんだかんだ言っても悩むのだ。
こんな書き始めの意味、ここまできてわかってもらえましたか?

ちなみに私は優柔不断なのではありません。
悩む前に、とりあえず、なんかしたほーがいいんじゃないかなと、薄々気がつきながら、今これを書いているだけなのさ♪


ごう


2003年10月12日(日)



 夏のおはなし

今年の夏も、病気してました。

おかげ樣で7・8月の予定は全滅。
楽しみにしていたパリ8日間の旅も、
葉山の別荘も、
波乗りデビューも、ぜーんぶキャンセル。

でも体調のいい時には頑張って、映画を見に行きました。
その名も「チャーリーとゲロッパを踊れ!」
超メジャー級3本立て。
 
「踊る」は期待しすぎちゃって、
「チャーリー」は、次期エンジェルはユウコ・ワダね、とほくそえみ、
なんと言ってもお薦めは「ゲロッパ!」
笑って、泣いて、笑って、笑って、号泣、、、。
いい役者さんのいい所がいっぱい出ている作品です。
 
小さななぐさめが大カンド−をもたらしてくれた、夏でした。                                     
                             遊子

 







2003年10月06日(月)



 命短し恋せよ乙女

極上の1週間の遊子お嬢さんに続いて
『乙女も命短いらしいし〜〜』と
もう乙女とか言ったら
たたき殺される御年26才を間近に迎える 酒井由貴久々に登場。(ながい)

みなふぁ〜〜〜ん元気ですか〜〜?

久々なのに空元気

えとえと次回R-vive公演の詳細をアップいたしました。
ごらん下さいませ

えー私は今『指輪ホテル』の公演の
準備なんぞで頭をもたげているとこであります。
良かったらそちらもお誘い合わせの上。

----

ぼわーっとしてたら、もう秋ですよ

今日は旅行の予約なんかしちゃって
るるぶを振り回していました。
伊豆の紅葉でも捕まえようかと思いまして。


2003年10月01日(水)
初日 最新 目次 HOME