マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記)雑談&さくらちゃんがハワイからやって来る・・・の巻。


今、パソコンをカチャカチャ打ってる部屋にいきなり亭主が「最初はグー」とやって来て、土日恒例のジャンケンが終わり、アタシがストレート勝ちしたところ。

一回一回負けるたびに「目眩がするわ」とグラッとコケ「なによこれ!!」「やりきれないわ!!」「信じられないわ!!」と嘆き、「ハハハハ〜だ!!これだけストレートに負けると却って小気味いいわ!!」と最後は居直っておりました。

しかし、弱いなぁ・・・・・・・・。弱すぎる・・・・・・。やらなきゃいいのにバッカじゃない???(笑)


おっ!! コーヒーがたったみたいだ。



うん、旨い旨い。



サテサテ・・・・・・。

昨日は満席になった。
最初にあっちゃんが来て、Yっちがきて、じょーじんちゃんたちが4人で来てくれて、なんか昨日の口開けは先生デーだったなぁ・・・・・・。

その後、コマキが来て事務長が来て、遅がけに亭主の友人の(O)君が3人で来てくれて、カウンターに4人。二つのボックスに計7人。狭い狭いアタシの店はそれでほぼ満席。
一昨日が誰も来なかったので、昨日で取り返した事になるのだろうか・・・・・・。


今日は、先日チョンマゲが連れて来てくれた若いイケメンの二人連れが又アタシの料理を食べたいと言う事で、亭主を含めた3人で来る。

譲れないリクエストはロールキャベツと餃子だと言う。後はお任せだそうだ。

一体今日は何人前の餃子を包む事になるのやら・・・・・・。
うちは注文されてから餃子を皮に包むのだ。包んだ物を冷凍しとくとまずくなるからね…。
前回はそのテーブルと他とを合わせ、10人前ぐらいの餃子の注文があり、1時間くらい餃子を包んでいたような気が・・・・・・。

うちの店は餃子屋か・・・・・・。


所で今日は話コロコロ変わるけど、待ちに待ったマイミクの「さくらちゃん」がようやくハワイから一時帰国して、来週の土曜日(5日)にからくり箱にやって来る。
ミクシィではあんなにやり取りをしているのだが、会うのはこれでまだ3回目。

からくり箱のオープン当時にマイミクの未来派さんが連れてきてくれて意気投合し、マイミクになってくれ・・・、いつもからくり箱に行きたいなぁ・・・とコメントをくれている。
しかし、居住地がハワイゆえ、そうそう来る訳にも行かず、いつもWEB上で温かく励まし続けてくれているさくらちゃんなのだ・・・・・・。

彼女はアタシが辛い時に付け、楽しい時に付け、ずっと変わらない友情で包んでくれ、まるでアタシにとって精神安定剤のような存在である。

彼女のように褒め上手で、励まし上手で、人の心を気持良く、常に温かくしてくれるような人は素晴らしいなぁ・・・と思う。
アタシもあやかりたいけど、なかなかアタシは毒がある人間なので難しいよなぁ・・・・・・(汗)
まだまだ斜に構えてるところがたくさんあるもの・・・・・・。

ともかく土曜日が楽しみで楽しみで仕方がない。
さくらちゃん、気をつけて帰ってきてね〜〜〜〜〜。


最近楽しみなことや楽しい事が増えつつあるなぁ・・・・・・。人生の半分以上を楽しい事が占めてきた。

善い傾向だ。


どうかこの状態が細く長く続きますように・・・・・。


2011年10月29日(土)


 「今日はお前が入れてくれる?」『いやん、アンタが立てて入れてよ』


これが、土日の朝のアタシタチ夫婦の最初の会話なのだ。

朝っぱらからマキュは何をアホなこと書いてるんじゃい!! と思うでしょう……。
いや、コーヒーの話ですよコーヒーの……。

そこでしばし譲り合い(?なすり合いともいう)結局は「最初はグー! ジャンケンポン!!」と、ジャンケン3回勝負で決める訳だが、9割はアタシが勝つ。
アタシャ、これでもジャンケンが飛びきり強いのだ。

土日祝日はチョンマゲの会社は休み。なので土曜の夕方までと、日曜は夫婦デーなので、大抵コーヒーの入れ係りと昼食作りは、このジャンケン3回勝負で決めるので、結構楽をさせてもらっている。
日曜の晩酌時のツマミや料理作りは、ウンも言わさずアタシなので・・・・・・(怒)
そのくらいは共働きなのだから協力してもらわねば・・・・・・。

からくり箱の開店一周年の時、常連たち皆でボーリング大会をやり、その後の打ち上げでからくり箱でドンチャン騒ぎをしたのだが、その時一人二百円(500円だっけ?)ずつ出し合って、ジャンケンで勝ち抜いたものが総取りするゲームをやった時も、アタシが勝ってしまった。
以前松本城のイベントで大ジャンケン大会が有った時も商品をもらってきた。

この前、バラエティー番組か何かで、やはりどこかの店のママさんで、誰にもジャンケンを負けた事がないと言う人が出ていて、お笑い芸人たちとジャンケンんをしていたが、そのママにも勝ったもんね…(笑)

でも、サザエさんのジャンケンは、たまぁ〜に負けるのよね・・・・・・。
なのでサザエさんのジャンケンをプロデュースしてる人はよほどのジャンケンの達人だ。


ごめんね、今日の日記はこんなくだらない事で・・・・・・(笑)

昨夜はお茶っ挽きで、ネタが無かったのよ・・・・・・。(汗)



2011年10月28日(金)


 (日記) チョット怖かった…そしてもっと怖かった…の巻


三日前が久々のお茶っ挽きで、二日前のお客が役所勤めの(Y)ちゃん一人だけ……。
チョンマゲの給料直前のスッカラカン状態だってぇ〜のに、チンヤリムードの平日続き……。

で、いつも仕事から帰ってきたチョンマゲと30分ほど会話を交わしてから「じゃぁ〜行ってくるね」と店に出かける訳だけど、昨日はチョンマゲに「このところ暇すぎて財布の中も小銭しかなくなっちゃったよ・・・。あぁ、久々に(T)ちゃん達でも来てくれないかなぁ〜、あの人たちアタシが休みの時ばっかり来やがって…」とぼやいて家を出たのだ。

サテと店に着き、下準備が整い、「ぐうたらさん、誰か連れて来てくださいよ……」と店のどこかで成りを潜めているぐうたら神に、声を出して呟いてみたら、その途端、AKIKOさんが入って来てくれた。(笑)

そしてAKIKOさんと梅酒を飲みながらダベっていたら、な、な、な、な、なんと(T)ちゃんから電話が・・・・・・・・!!!!!!
「おっ!! 今日はやってるみたいだね。これから5人で行くからさ」だって……。

ちょっとその時点でゾォ〜ッとしちゃったよ・・・。
凄い!!噂をすればなんとやらパワーが久々に復活!!!
その場でチョンマゲに電話したわよ・・・・・・。(笑)

(T)ちゃん達が来て、セットを出し終え、AKIKOさんが門限が近づき帰ってゆき、アタシもたまに混ざりながら(T)ちゃん達doctorの話を聞いたり、歌を聞いたり。

コレが凄いんですよ・・・・・・。まぁ、いつもの事なんで、もう慣れっこなんだけどね……。
・・・ってか彼らには「この店だけでしか出来ない話」ってのがたくさんあって・・・・・・。(笑)

皆20代〜40代後半までの若いdoctorばかりなんだけど、松本人志の「すべらない話」よろしく、
下ネタさく裂、性癖カミングアウトのオンパレード。エログロ話の目白押し(笑)
ここで書けないのが残念で残念で仕方がない……。

「この話書きたぁ〜い!! 書かせてぇ〜〜〜!!!!!」と始終叫びながら、3時間ほどゲラゲラ笑い転げさせていただきました。
あなたたち、こわすぎる〜〜〜〜〜〜!!!!!

そこに事務長と(Y)ッチが入ってきて、又水を打ったようにシ〜ンとなり、アタシは二人のセットを出しながら一人でニタニタ思い出し笑いをして・・・・・・。二人と真面目に話しながらも、笑いが止まらなくて、時々噴いていました。

そんな訳で、昨夜は久々に大変楽しく、予知能力が発揮された日でもありました。



2011年10月27日(木)


 (日記) 日曜日は長野で飲んだくれて来る。


店にもよく来てくれる長野の友人(R)ちゃんから、「マキちゃんを是非連れてってあげたい店が有るんだ」と前々から言われていたのだが、今週の日曜日にホテルまで込みで招待してくれたので行ってくる。(わ〜い♪わ〜い♪嬉しいなぁ〜♪♪)

『GC-10』と言うその店のマスターは、アタシよりもずっと若いらしいのだが、矢沢ファンらしく、何しろキムタクの主演ドラマの「hero」に出て来るbarのように、小さい店ながらも注文すると「あるよ〜」と、何でも出て来る不思議な店らしい。(笑)
そして音楽にかけてもかなり長けているらしく、物凄い博学らしい。
なので集まるお客さんも、音楽家・歌手・スピリチャルな人、芸術肌の人と……バラエティーに富んでいて個性豊かな人が多いと聞く。

その店も何故か不思議なシンクロニシティーが良く起こるパワースポットなのだ。
(R)ちゃんもからくり箱には知り合いが多いし、信州大学関係のお仕事もしているので顔見知りも多い。
(R)ちゃんはなぜか、長野のその店でじょーじんちゃんに偶然行き会ったり、からくり箱の常連に偶然行き会ったりするそうだ。

魔のトライアングルゾーンにあるのか!?(きっとそこも有る意味魔界に違いなさそうだ)

なにしろ、今から楽しみで楽しみで・・・・・・。
無駄に飲んだくれていないで、色んなお勉強をして来ようと思う。

何しろ(R)ちゃんの話を聞くたびに行きたくて行きたくて仕方がなかったお店なので、とっても.ワクワク。

チョンマゲちゃん、寂しいだろうけどお留守番よろしくね♪


お後のご報告は月曜日の、飲んだくれ日記をお楽しみに。


2011年10月26日(水)


 (日記) ペイトンプレイスに押し掛ける企画。


来月の11月19日(土曜日)ペイトンプレイスに信州組の皆で押しかけようと言う企画を立ち上げました。

3年近く前、あるジャーナリストが魂のシャンソン歌手、若林ケンさんの軌跡を書いた著書を読み、強く心を突き動かされ、一度でいいから彼の歌(人生)を生で聴いてみたい!!!! と言う異常なまでの願いが湧きあがり、二年半越しで去年ようやくそれが叶い、新宿のケンさんの店ペイトンプレイスを初めて訪れてから、マイミクになって頂き、僭越ながらも師弟関係のような、妹のようなお付き合いさせて頂いてきました。
それがちょうど去年の今頃のことでした。

その後アタシの店が立ちゆかなくなり、もう先週の土曜日で店をやめました。と言う事後承諾のような傷心日記を書き、死に場所を探していたアタシを救ってくれたのが、その憧れだったケンさん達の思いもよらぬサプライズでした。

もちろん今までずっと、常連仲間や、親友たちから、支援や応援は受けて来たのですが、もう人様に甘えている自分自身に嫌気がさしたんですよね……。
だからこそ人生のどん詰まり状態で、艱難辛苦を味わってきたケンさんの生の歌が聴きたい!! そう思っていたのです。

そんなケンさんがアタシのような人間と、松本にあるちっぽけな場末のアタシの店を救うべく、7周年のイベントを企画してくれ、TVのドッキリにも勝るとも劣らぬ計画を練ってくれ、そのお陰でもう一度からくり箱で踏ん張ってみたい!! と、思い直させてせてくれたのです。
なので本当にケンさんはアタシに取っての命の恩人なんですよね……。

そんなケンさんの店が、今年いっぱいで閉めてしまわれる事を彼の店のHPで知り、アタシは大きなショックでした。

これから少しずつでも新宿に行けそうなチャンスが巡って来かけた今になって、あの店が無くなってしまう事はアタシの目標や唯一の癒しの場所が無くなってしまう事でもあるのです。

もちろん、アタシ達が少々通ったからと言ってなんの助けにも慰めにもならない事は十分解っていますが、なにしろあの店が無くなると路頭に迷う人々が多いのです。
そう思う人が少なからずいる限り、ケンさんの心変わりと言う奇跡が起きるように願うばかりです。

同じ店を経営するものとして、本当に今の時代の遣り辛さや、一生懸命仕入れや仕込みをしても誰も来ない日が続く辛さは厭と言うほど味わってきました。
続けたくても今日が最後で、明日はもうないのだ…と言う虚しい思いは何度も何度もしてきました。
そんな都度、自分の営業努力の足りなさを思い知り、自分を責めたりもしてきました。
でも、今本当に続けられているのは、常連たちとケンさん達の「良い店なんだから、必要としてる人が居るんだから、まだ諦めるな!!」と言う一言だったんです。

ただ、通えもしない癖に無責任に「店を続けてください」なんてことはアタシには言えません。
本当に心からそう思うなら、少しでも足を向ける事。少しでもその店の良さを人に伝える事。
アタシはそう思っています。
少しでも多く通いたいとは思っていても、まだまだアタシは貧乏なので通えるわけもなく、歯がゆい気持ちを持ちながらも、あの店の心地よさと、ケンさんの歌の素晴らしさを友人に伝えることしかできませんでした。

「どうしても行きたいんだよ!!!」と言う皆の願いから、今回の企画を練りましたが、あきらやチョンマゲも行きますので、どうか希望者は大至急携帯かミクシィのメッセにご連絡ください。

なお、個人個人の都合を聞いている時間が無いので、うんも言わさず19日に決行します。
アナタにもあの癒しの不思議な空間の心地よさを是非を知って頂きたい。
そしてケンさんの魂の歌に触れ、アナタが辛いに付け楽しいに付け幸せに付け、大切なアナタとその貴重で不思議な時間を共有したいと思います。
行かなきゃ損ですよ。
行けば必ず感動し、行って良かった…と思われる事でしょう。

ケンさんを知っている人も、まだ知らない人も、ご参加の連絡心よりお待ちしています。
予算、その他のお問い合わせについてはメールかお電話ください。
詳しくお伝えします。





2011年10月24日(月)


 (日記) 金曜日と昨日の事


金曜日毒舌2の送別会ということで「毒舌2愛好家」たちが早い時間からポツリポツリと集まり始めた。

一番乗りはあきらちゃん。

「あれれ?わたしが一番乗りなの?」
『そうよなの・・・。この店は何時だってスロースタートな店だからね……』

アタシはシメジご飯を炊きながら、あきらと乾杯し、ニコニコ動画でモンテカルロイリュージョンなどを観ながらあきらに熱海殺人事件の説明を受けていた。

と、そこで超ド級アクシデントが発生・・・・・・。

な、な、なんと、同じ共有コンセントで二つの炊飯器でご飯を炊いてたものだから、容量オーバーでコンセント自体のヒューズ(?)が飛んじゃって、炊き始めて直ぐにオカマの電源が消えてる訳ですよ・・・…。(大汗)

「ぎゃっ!!命より大切なシメジご飯が・・・・・・!!!!!!!キロ数万円の天然紫シメジが!!!!!!」

慌てて二つのおカマを引き離し、一つのオカマをカウンター上のコンセントにつなげ、両方を炊き直した次第だ。
なので折角の炊き込みご飯の出来上がりがちょっと柔らかめに……。
そんな所に代行の仕事前だと言うYOSHIMI兄貴が来て、炊きあがったご飯をあきらと兄貴に恐る恐る味見してもらう。
「まぁ、ちょいと柔らかめだけど、味は抜群だから良いんでねがい?」と言う事で難を逃れた。

そして兄貴がチョンマゲを迎えに行ってくれて、チョンマゲが着いた後、あっちゃんが来て、じょーじんちゃんが二人連れで来て、じんじろげの二人組が来て、母の頃からのお客さんの(M)氏が二人連れで来て、、ロザリー夫婦、ダウアー、コマキと続き、主賓の毒舌2たちが来る前に、ほぼ満席に・・・・・・。

そこに毒舌2たち10人が一次会を終えて来たものだから、あの小さな箱がパンク寸前に・・・・・・。

久しぶりに来てくれた(M)氏二人組は「松本にもこんな賑わっている店があるなんて…マキちゃんは婆さんになっても凄いなぁ」と圧倒されながらも、嬉しそうにボトルを入れてくれ「次回又ゆっくり来るからね」と席を譲ってくれて帰って行った。
それでもまだ店はギュウギュウ詰めで、その先は歌で会話で大盛り上がりをした。

毒舌2は会社関係の仲間や得意先の人たちと来ていたので、そっちで忙しく、常連と彼との会話は殆ど無理だったが、まぁ、それも仕方がない訳で・・・・・・。
しかし、会社関係の人たちもからくり箱での毒舌2人気に、大変驚いていた。

多分、もう一〜二度はからくり箱に顔を出してくれる事だと思う。
その時に会えた人は心おきなく会話を楽しんでくださいね。

しかし毒舌2は会社関係で来た時と一人で来るときと、なんとなく雰囲気が違うな…。
あれでなかなかの緊張屋なんだろうな……。
なんか借りてきた猫のようにおとなしく、品行方正に飲んでいた感じだ(笑)
胸がいっぱいだったのかな?(笑)

終業時間が来て、毒舌2たちや常連が引き上げ、少しの常連だけが残り、片付けや何かを手伝ってくれながら、少し飲み直しをしたのだが、その時「明日は旨い蕎麦屋に行こう」と言う約束をあきらとし、そうは言っても、いつもあきらは朝だまって上田に帰ってしまうので、チョンマゲがあきらの車のキーを没収し、店に拉致軟禁。(笑)
もう否が応でも帰れない状態に。(笑)

店の片付けもそこそこで代行が来てしまったので、アタシタチは家に帰り、翌朝チョンマゲと片付け&あきらを迎えにからくり箱へ。
そしてコーヒーを飲みながらおしゃべり。
そしてあきらの友達二人と合流し「もとき」と言う蕎麦屋で皆で旨いそばをすすり、解散した。

昨日の土曜日は金曜日にあれだけ常連が集結してしまったので、予想通りチンヤリ寂しい土曜日に・・・・・・。
10時前後まで誰も来なく、一人でションボリゲームなどをしていたのだが、寝不足と疲れでウタタネをしかけたころ、コマキからメールで「今日も定時に飲みに伺います」との事。

やった!!! これでお茶っ挽きは免れた!!!

そしてコマキと語り合いながら秋の夜長を飲んだくれ……。
そこに東京にいるユッコから電話が・・・・・・。
3婆トリオで又ランチをする約束をし、その後代行を呼んでコマキと別れ、帰宅した。


毒舌2よ、まだ何度かは顔出してよね。
常連たちからの一言ずつを・・・・・・と、心の中では計画してたんだけど、ちょっとそれも出来ぬほどわんわんとしていたので、ごめんね……。

そんな訳で今週末も怒涛の金曜日を迎えたからくり箱であった。




2011年10月23日(日)


 (日記) 明日は毒舌2の送別会。


あれだけ週一くらいの割合で、この5〜6年間飲み仲間としてずっと身内のように通い続けててくれていた毒舌2に、あと何度会えるというんだろうか……。
会えてもせいぜい後2〜3回なんだろうなぁ……。

まぁ、転勤先が東京なので、互いの会う気のタイミングと懐具合さえ合えば、いつだって会えない訳でもないんだろうけど、なかなか離れてしまうとねぇ……。
特にアタシの場合懐具合が中々安定してくれないので、こっちから行くのは先ず無理だし……。(笑)

でもアタシはそんな別れを男女を問わず、もう何十人とも味わってきた訳で……、いつも身を切られるほど寂しいけれど、いつも互いが元気でさえいたなら、いつかきっと会える!! 向こうから会いに来てくれる!!そう自分にしっかりと言い聞かせながら、色々な楽しい時間を共有した人たちと別れてきた。

アタシは単にお客さんとして人を見てはいない。

アタシの店にたまたまフラリと立ち寄ってくれたとしても、そこに根付いてくれた人たちは、アタシ対その人個人との心の交わりを大切にしていきたいと思っている。
男も女も関係なく、きっと、その人なりを好きになろうとするし、実際に話している内に好きにる事が多いので、身内のように仲良くなってしまうんだよね。

だから情も通わすし(変な意味ではなく)私的な話もたくさんするし、人にはなかなか言えぬ愚痴や悩みなんかも素直に正直に話してくれる人が多いのだと思う。
アタシも言いたい事をズバズバ言うしね……。
なので本音で関わってきた人が多い。

まぁ、アタシがダメ人間なので話やすいのかもしれないなぁ……(汗)
だから店のサブネームに「語り処」なんて付けたのだ。

毒舌2とも色々な話をしてきたよなぁ……。
憎たらしくて仕方ないんだけど、実際何度か大喧嘩もしたけど、なんかいつも憎めなかったなぁ……。
あんな子に育てた覚えないけど、手を焼かされたもの……。(笑)

明日は賑やかになるぞ〜。
毒舌2の顔も見納めかもしれないので、袖をすり合わせた人たちは出来るだけ別れを惜しみに来てやってくださいな。

昨日YOSHIMIの兄貴が天然のシメジ茸をたくさん摘んで来てくれた。
なので明日はシメジご飯でも炊いて、昨日の日記のシャケのアラ汁をこしらえようと思う。
天然のシメジごはんなんて、アタシも炊いたことないから上手く炊けるか解らないけど……

多分毒舌2は両方ともまず食した事がないだろうし、そんな気取らぬ家庭料理みたいなものが毒舌2への最後のもてなしには最もふさわしいような気がする。
毒舌2はチョンガーだしね(笑)


なんか、明日は賑やかで売り上げは上がるだろうが、明日が来るのがあまり嬉しくないアタシなのら……。



2011年10月20日(木)


 【料理】 今が旬の秋鮭の旨みスープ


今、秋ジャケが脂が乗っていてとても旨い。
薄塩のシャケのアラを使った美味しいスープ(お汁)を紹介します。
とても簡単で、栄養たっぷり。


【材料】 4人前

ひと塩のシャケのアラ           一人前4切れほど

大根 (3ミリくらいのイチョウ切り)   15センチほど

人参  (3ミリくらいのイチョウ切り)  1本分

きざみ揚げ                 3分の1袋  

長ネギ (斜めぶつ切り)         一本分

水                      カップ6

酒                      カップ3分の1

塩                      適量

醤油                    少々

ごま油                   お好みで


【作り方】

☆ シャケのアラは一口大に切る。

☆ 鍋に水と酒を入れ、シャケのアラを入れて中火にかける。(強火でやらず、中火でシャケの旨みや塩気を引き出すように時間をかける方が良い)

☆ 煮たってきたら火を弱め、あくを取る。

☆ イチョウ切りにした大根とにんじんを加える。

☆ 大根&ニンジンが柔らかくなったら、揚げを加える。

☆ シャケから出る自然の塩気があるので、ここで薄ければ塩を加え、醤油を色付け程度に垂らす。

☆ 最後に味を見て、ネギのぶつ切りを加え、ネギがしんなりしたら出来上がり。

☆ ごま油を垂らすと、旨みが増すけど、これはお好みで。


※ 具が物足りないようなら、豆腐や厚揚げの刻んだものや白菜などを入れても良いと思う。


※ これはシャケの旨みジワジワ沁み出し、とっても美味しいスープに仕上がります。簡単で安上がりで、なかなかGOODです。
シャケの美味しい今の時期、是非サイドメニューとして作ってください。




2011年10月19日(水)


 (日記) 怒涛の二日間。


いやぁ……。土曜日のからくり箱はチョットすごすぎた……。

まず最初にキィすけ夫婦を近くの駐車場まで迎えに行き「会いたかったぁ〜!!」と、ハグハグしながらご挨拶。
キィすけちゃんは想像していた感じとはまったく違い、とても若々しい美人。
キィすけパパのスネちゃんも、かなりの男前。

さっそく店にお連れしてチョンマゲに紹介。
そして皆で乾杯。

その内に徐々に人が集まり出し、来客順さえ覚えていないのだが、チョンマゲの友人二人(本当に二人とも超イケメンだ)、あきらちゃん、AKIKOさん、YOSHIMI一家ユッコと勢ぞろいし、後にオフレコじんじろげの二人連れ、コマキ、ダウアーとメンバーが勢ぞろいし、最終的に超満席に・・・・・・。

YOSHIMI一家の歌を皮切りに、大カラオケ大会が始まり、中でもYOSHIMI&AKIRAの「さそり座の女」デュオでは、店内抱腹絶倒!気絶者続出!!何故かあの二人、異様なまでに気が合い、あきらはともかく、YOSHIMIにあんな隠されたはっちゃけゲイ気質があるとは夢にも思わず、ますますYOSHIMIの魅力に拍車が掛かった次第です。
来年暖かくなったら是非、YOSHIMI&AKIRAのカマデュオでストミューデビューを果たしてほしいなぁ・・・・・・。話題沸騰間違いなし。

やっぱ、歌が上手いだけではなかなかメジャーデビューは難しいものと思われ・・・・・・。
なにかとてつもない意外性や他にはない事をしなければ世に出るチャンスは巡ってこないかと……。
どうですか?おふたりさん、このプロデュース……。

手作り料理も大変評判がよく、みなさん何を食べても美味しいと褒めてくださいました。

そんなやこんなで、土曜日はケンさんの襲撃事件以来の大盛り上がりを見せ、あの小さな箱のなかは、異常な熱気と笑いに溢れかえりました。

チョンマゲが引き連れてきたイケメン二人も「超ウメ〜」「超楽しい〜」を連発し、ユッコ姉さんにいたぶられながら大はしゃぎ。
この二人も大変店が気に入ってくれたみたいで、これからは常連になってくれる事と……。
キィすけちゃん夫婦も「あんな店はどこにも無いわ」と大変喜んでくれました。

時計を見れば2時半過ぎ・・・・・・。

お名残り惜しいが解散し、アタシタチはチョンマゲ、キィちゃん夫婦、あきらと共にガストへ。
軽い食事&打ち上げをし、深良い話を少しし、解散。

翌日はチョンマゲは膝の故障と寝不足でお留守番と言う事だったが、アタシとキィすけ夫婦と三人で、おさむが待つ健康ランドへカラオケ大会へ出場するため向かった。
大広間では既におさむが場所取りをしてくれていて、おさむの飲み仲間のショーちゃんも同席していた。
もう既に二人は出来上がっていた。(笑)

3時間しか寝てない&前の晩騒ぎ過ぎで声がガラガラというしょうもないコンデションの中、焼酎ガバガバ飲みなおし。
酔いに任せて勢いを付け越路吹雪の「別離」を歌った。

そしたら何と優勝してしまった。(笑)
しかし修の嘘つきめ!!
優勝賞品は健康ランドの無料券10枚(宿泊券ではなかった・・・・・・涙)とトロフィー、盾、中国製のビデオカメラ(?汗)のみ。
ホテルの宿泊券欲しさに恥を忍んで出たのにぃ……。

でも優勝してキィすけ夫妻の応援に華を添えられて良かったナリ。

そんな所におさむの仲間から電話が入り、山で採れた天然茸で鍋パーティーをしてるからみんなで一緒に来いとのこと。

「ラッキ〜[m:72]」と健康ランドからすぐ近くの修の友人の社長宅へ。

会社の倉庫にテーブルが設置され、大きな鍋がぐつぐつと湯気を立てていた・・・・・・。
8人ほどで茸鍋を囲み、カラオケ大会優勝のご報告を。
天然の採れたて茸で作る茸鍋は初体験。
あんなに旨いものだと思わなかった。
お腹が空いてたので5杯もお代り。タッパーに土産分まで貰って来た。
キィすけちゃん夫婦も初体験らしく「美味しいおいしい」とすごく喜んでいた。

その後キィすけちゃん夫婦をお見送りし、アタシタチはまだまだ飲んだくれ……。
皆から御祝いで代行代までカンパしてもらい、夜7時には家に帰り、チョンマゲと少し飲み、8時半にはバタンキュー!!!!!

いやぁ、この二日間は大変楽しく、すごく思い出に残る日になったなぁ。

キィすけちゃんご夫婦が皆さんにくれぐれもよろしくと言う事です。

キィすけちゃん、スネちゃま、本当に遠くまで来てくれてありがとう。
寝不足の中の運転御苦労さまでした。無事に帰宅されたようで何よりです。
楽しんでいただけたみたいだし、カラオケ大会で優勝を見せられてほんとうに良かったです。
またからくり箱に遊びに来てくださいね。

土曜日にお集まりいただいた方々、本当に盛り上げていただいてありがとうございました。
すっごく楽しかったです。


2011年10月17日(月)


 (日記) アタシの日記が店ネタ、客ネタが多い理由(ワケ)


今のアタシの店は、昔やっていたエポックを辞めてからの11年、色々なパートを転々とし、路頭に迷っていた当時から書きはじめた貧乏赤裸々日記「マキュキュのからくり日記」の各地に散らばった愛読者たちや、地元の友人たちが【もう一度マキュキュに店を持たせるプロジェクト】を立ち上げてくれ、購読料としてカンパしてくれたお金で出来た店だと言う事は、かねてからのアタシの日記読者なら耳にタコ(目に目乞食かな?)が出来るほどご承知の話だと思う。

電車男ならぬ、電車婆さんを地で行ったという感じである。

店のオープンの時、松本まではなかなか出ては来られない他県の賛同者(株主)の為に、店の雰囲気や状況をできるだけ包み隠さず正直に表せる日記を書き、少しでも店に飲みに来ているような雰囲気を味わってもらいたい……という思いで、それからの日記を書きはじめた訳だ。

客の入り具合、どんなお客たちと、どんな会話をしながら、どんなふうに店が展開されて行ってるか・・・・・・。
そんな空気を他県の友人に少しでも知らせたい。と言う思惑である。

もちろん、お客さんの事を書くにあたり、「アタシは日記にお客ネタを良く書くのだけど、書いても良い?」と聞いている。
情連などはアタシが日記に客の事を書くのなど承知のすけなので、その日に書かれたら困る人は「今日はオフレコで頼むね」とウインクをしてくれる。
本名でも良いと言う人は本名で書いてるし、HNの人もイニシャルだけの人もいる。

元々アタシは物書き志望者だったので、最初は本を出版するために皆がカンパしてくれると言う話が持ち上がったのだ。
しかし本を製作するには自費出版だったり共同出版にしても、百万以上のお金が必要な訳で・・・・・・。
そんな金額をカンパしてもらっても本が売れなければ全ての善意が無駄になってしまう。
そう思い、もう一度小さくても良いから店を持ちたいと言う事で、急きょ店を持たせるプロジェクトに変わったわけだ。
それで60万ほどのお金が集まり、今の「からくり箱」が出来た。

なので、日記の内容が8割がた、店の事になっている。

もちろんお客様の事を書くので、その本人や仲間 が読んで気を悪くしたり、凹んだりするようなことは極力書かないように気をつけてはいる。
あくたれを書いても、こきおろしても、読んだ超本人がクスリと笑えるような日記を書いているつもりだ。

でも、時々深刻な問題や悩みを抱えた人なども店には来る訳で・・・・・・。
そんな相談を受けたり、悩みを聴いたりしている内、これは日記に書いてあげたいな…と感じる事も有る。
そんな時も「今日の事、アタシの日記に書いても良い? もちろんイニシャルでだけど」と了解は得ている。

昨日も常連に連れられ一人のそんな客が来た。

家庭の崩壊から(未婚の男性で4人家族)アルコール依存になりかけ、もう世捨て人になりかけている青年だった。
何もかもに失望し、絶望し、「このまま死んでもいい」と言うほど、自暴自棄に酒を飲んでる日々を過ごしていると言う。
聞いてみれば優しくて人が善いがために両親や兄までが彼のお金を頼り切り(両親も兄も今現在無職)、このままあの家にいたのでは事件をも起こしかねないと言うような深刻な内容だった。

でもまだまだ彼は若い。
そして根津甚八似のちょっと魅力も有る青年だ。
少年時代はやんちゃで結構なワルだったらしいが、中学を卒業後、働き始め、かなりの貯金を残したらしい。
それだけ貯金が出来るほどの仕事の腕も技術も持っている青年だ。
腐った自堕落で排他的な人生を歩むには、あまりに惜し過ぎる。
なので貯金がまだまだあるようなので、家族に食いつぶされないうちに環境を変えて独り立ちするよう助言した。
最初は押し黙ったように無口で、いぶかしげな彼だったが、徐々に心を開いてきて、その内には笑顔もジョークもこぼれ始めた。

「此処のママは歌がとても上手なのよ」と連れに言われ「歌ったら?」と彼にうながしたら、彼は歌は苦手だが、聞くのは好きと言うので、彼のリクエストである尾崎豊の「I LOVE YOU]を歌ってあげたらもの凄く感動してくれた。

そしたら「マイウエイ」も歌ってくださいと言うので、それも歌ったら、やはり深く感動してくれたみたいだ。

きっと父親か何かが歌っていたのだろう……。
彼がまだまだ幸せだった時代に・・・・・・。

彼を連れてきた常連には、金子由香里の「再会」をリクエストされ、それも歌った。

なんてまとまりのないバラバラなリクエストなんだ・・・・・・・・(汗)

でも、店を出る時「又来ても良いですか?」と、ちょっとはにかんだような笑いを残して行った彼が嬉しかった。
「いいわよ、その代わり酒癖が悪かったり人に絡んだりしたら、アタシは平気でどんな客でも直ぐにツマミ出すからね」と言ったら、声を出して笑っていた。


彼には何とか人の温かさみたいなものを思い出してもらって、希望を持ってこの先の道を歩んで行って欲しいなぁ……。



2011年10月14日(金)


 (日記)掃除について。


一昨日辺り、mixiページと言うものがあることをはじめて知り(遅いか!?)飲食業の専用ページとして少しでも店の宣伝になれば・・・・・・とも思い、一応登録はしてみたものの、まだまだ使い方が全然わからないのでこれから人様のを参考にしながら少しずつカスタマイズして行こうとは思う。
しかし既に6〜7人にフォローされているようで、マキュおばちゃん、タジタジ……(脂汗)
どんなページにして行こうか、色々考えはあるんだけど、なにせメカ音痴、パソコン音痴なアタシ故、しばし形づくまでお待ちください。


サテサテ話はがらりと変わります。そして今日の話は色々飛ぶと思われ……。まとまらないかもしれないけれど、まぁ、読んでください。(笑)


岡谷にものすごい霊能力を持った女性が居ると言う日記は、以前から何度か書いてきたが、アタシも余りの貧困&艱難辛苦の連続で、一度5000円を握りしめてすがるような気持ちで相談に行ったのだが・・・。
その時の印象は、かなりきつい事を散々言われてきたので、きっと彼女はアタシのような不真面目でだらしのない女は大嫌いなんだろうなぁ…と言う冷やかな印象だったのだ。
それが約2年近く前の事だっただろうか……。

結局お金を払って相談に行ったのはその時のたったの一回だけ。
その時大変アタシに何かを感じてくれたらしく、(正式には亡き祖母と亡き母に)その後、何度か祖母と母が二人揃って彼女の下へ、「あの子の事が心配でしかたがないから何とかしてくれ!!」と、直談判に現れたという事で(笑)、彼女から連絡があり、岡谷に呼んでくれ、二度目は無料で色々なお話を親身にしてくださった。

そのささやかなお礼として、アタシは友人を連れて行ったりし、その都度色々なお話やアドバイスをしてもらい(人のふんどしで相撲を取るアタシ)今ではたまに近況報告をしたりしながらメル友のようなお付き合いをさせてもらっている。

最初に相談に行った時、彼女に言われたようにしたら、一時的なのだが後に本当にお金が回り始めた事が有ったのだ。
なのでそのお礼の手紙を彼女に送ったら、「相談に来るだけ来て、後はナシのつぶってと言う人が殆どの中、こんな丁寧な手紙をくれたのはアナタくらいよ」と大変おどろいてくれ、それから仲良くさせてもらっている。

その、彼女に言われたという事は「店が汚な過ぎる!! 特にカウンターの中!(見てもいないのになぜわかる!?[m:78])取り敢えず店の掃除をしなさい、掃除を…」と言う事だったのだ。
家はともかく、騙されたと思って店の掃除をしてごらんなさい、嘘のようにお金が回るようになるから、と……。
とんねるずの番組ではないが、「でも汚なシュランみたいな店もあるじゃぁないか・・・」と言うのはアタシの屁理屈な訳で……。(笑)

腰痛持ちでものぐさで、片づけられない症候群のアタシは、「アイタタタ!!!」と、痛いところを突かれてしまった。

その後、店が暇だった日、渋々二時間ほどかけて冷蔵庫の掃除をし終わったら、その直後、思いもよらぬ人から電話が入り「突然で申し訳ないんだけど、PTAの集まりをしていてこれから13人で行きたいんだけど・・・食べた後なのでかわきもので良いから行っても良い?」と言われ、腰が抜けるほどビックリ仰天した事が有った。

当時はお茶っ挽きなど当たり前だったので、ストックも最小限に抑えていて、売るものもなく、アタシは慌てて店の外に貼り紙をし、近くのスーパーで簡単に出せる食材を買いそろえ、あわてて店に戻ったと言う出来事が有った。
それから何故か冷蔵庫とガス台の掃除だけは結構マメにするようになった。

根っこはきれい好きなはずで、奇麗だと実際に気持ちはいいのだけれど、面倒くさがりなのよね……。
片づけられない症候群ってある種のメンタル病らしい。

子供のころに母親や父親なりが机の整理整頓や掃除の仕方を丁寧に教えた子供は、大人になっても奇麗好きになるそうで、それがされてない子供は、おうおうにして片づけられない症候群になりやすいと言う話を以前メンタルクリニックの先生から聞いた事がある。
アタシは母子家庭でカギっ子だったし、うるさい大人が家に居なかったので、野放図だったんだよな…。(コレも言い訳)

でもその出来ごとがきっかけとなり、半年に一度くらいは、店を奇麗に大掃除するよう努力はしているつもりである。
昨日も4時間くらい店の掃除をしていた。
ただ、昨日は3人しかお客さんが来なかったけど……(汗)
これはアタシの中によこしまな考えが有ったからだろう。
「掃除をすれば客が来る」なんて言う。

自発的に、損得考えず、無意識に掃除をしなきゃいけないと言う事らしい。

昨日早目に来たお客さん二組が帰った後、12時半まで粘ってみたけど誰も来ないので、「平日だしもう来る事もないだろう」と、店を閉めて家に着きかけたとたん、じょーじんちゃんから「店やってないの!?」と電話が・・・・・・(痛恨)

よこしまな心の掃除のせいだ。ぐうたら神のたたりじゃ!!!

全財産マイナス千円なので、のどから手が出るほどお客さん欲しかったのになぁ……。

さてさて、掃除の続きに行ってきますか……。


2011年10月13日(木)


 (日記) いよいよTVがお釈迦に・・・・・・。


クイズ番組が大好きだ。
どんなクイズ番組も好きだけど、特に国語系や漢字系の問題が多いクイズ番組が好き。

んで、昨日は店が代休だったので、番組表を見てみたら「Q様3時間スペシャル、漢字王決定戦」があるではないか!!
「うひょ〜♪」とばかり、それまでに晩酌の用意をし、飲みながら3時間TVにかじりついていた。

今までは良さそうなドラマや映画、クイズ番組などをビデオで録画し、土曜の夕方までと日曜日、亭主とまとめて見ながら過ごすのが唯一の楽しみだったんだけど、チデジ化でビデオが使えなくなってから、何の番組も録画が出来なくなったので、ドラマや映画は夜の蝶のアタシ(蛾だね!)は殆ど諦めの状態。
リアルタイムに好きな番組がやっている時だけしかTVさえも楽しめない寂しい生活に・・・・・・。

だけど、あの手のスペシャル番組は(クイズ番組に限らず、歌自慢でも、物まねでもバラエティーのゲーム番組でも何でもだけど)いつも最終的に残る人は大抵決まっていて、同じ顔ぶればかりになる。
「あいつらいつだって稼ぎ過ぎ……」
なのでたまに違う人が王座に着くと、拍手をしたくなる。
昨日は無冠の伊集院光が初めて決勝進出、されどやくみつるさんに寸での差で負けてしまった。
(さっきアタシは勘違いしてたのね…(^^ゞ今亭主から電話で指摘が・・・・・・)

それにしても、もっと一般視聴者参加のクイズ番組やゲーム番組や歌番組を増やせば視聴率も上がるだろうに、そんな番組はパネルクイズアタック25と、HNKの、のぞ自慢くらいになってしまった。
ここ数年、タレントや若手役者やお笑い芸人達が皆で騒いで遊んで楽しんでギャラや賞金や賞品を貰っているような番組ばかりで、全く詰まらない。
アタシタチ貧乏庶民に、楽しみや夢を与えてくれる番組をせめてもう少し増やしちくれよ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!

所でその唯一の娯楽アイテムであるTVが、ついに寿命を迎えつつあるみたいだ……。
もっとも20年近くアタシタチの慰めになってくれていたTVなのだから、かなり働いてくれたのだが、どんどん画面が暗くなっていて、目をこらさなければ見えない状態に・・・・・・。(号泣)
今TV壊れてもとてもじゃないし新品など買えないなぁ……。

あのTVがダメになったら、パソコンのモニタに毛が生えたような小さなTVしかなくなってしまう。
そうなるといよいよ、たった一つの楽しみさえも何も無くなってしまう訳で・・・・・・。

どなたかネットオークションなどでDVD録画内蔵のデジタルTVを格安で見かけたら(ある程度のインチ数があるもの)ご一報ください。


2011年10月11日(火)


 (日記) とどのつまり……。


人間なんて、どんなに地位や金や名誉がある人でも、ステキに見える人でも、大スターでも、各世界の大御所でも、恋人でも親でも子でも夫婦でも友人でも何でもそうなんだろうけど・・・…、最初から好きでステキな部分と、そうではない部分もちゃんと持ち合わせているものだと思いながら人間を見ていかないと、後々、不平不満だらけになるものだと思う訳で・・・・・・。

それって、やはり自分以外の人間に対して過大期待し過ぎだったり、自分の物差しの狂いの結果の落胆だと思うので自業自得なんだろうと思う……。
「裏切られた」とか「あんな人間だとは思わなかったのに」とか良く言う人に限って過大期待病にかかっているのだと思う。
だから多くの人は、あれほど好きだと言ってた人を、一瞬にして嫌いになってみたり、あっちゃこっちゃ心の浮気をしてみたり、人の意見にもマスコミにも右往左往して踊らされてしまうのだと思う。
もっと自分の心の目や直観力を信じれば良いのになぁ……。

アタシは恋をしても大スターに憧れても、盲信的にその人の全てを崇拝できる訳ではないので、一応熱い心の一方で、冷めて見ている部分もある。
大金持ちでも大スターでも地位や名誉のある人でも、恋人でも、どんなに色々な人が崇拝していても嫌いな部分と魅力のある部分を、ちゃんと分けて冷静に見つめているつもりだ。
なので中々あばたもえくぼにはならない。
可愛げのない女だよなぁ……。

でも、もしもアタシがその人の性格なり考え方がとても好きだったら、例えその人が犯罪者になっても人を殺したとしても、きっと好きなままで居続けると思うし、人よりずば抜けて魅力的な部分を感じていさえすれば、ホームレスだろうがなんだろうが、ずっと友達で居ると思う。

もっとその人間が背負って来たものや置かれてきた環境などや貢献してきた事にも広く着目してあげれば良いのになぁ…、と思う。
人知れず魅力的な人はたくさんいるんだろうしなぁ……。
なんか最近の人たちって人を好きになるのも嫌いになるのも簡単すぎる気がしてならない。

今の時代って、ちょっと何かがあると簡単に人を見捨てたり諦めてしまう人が多すぎる気がするのだ。
世の中全て使い捨て。
特にTV業界は金もうけ主義の使い捨てばかり……。
人間性はさほどどうでもよく、金を稼げるか稼げないかだけで人の価値を見ているような気がしてあまりに寂しくなる。

心より金が大事な人が圧倒的に増えた証拠なのかなぁ……。

とどのつまり、何を書きたかったのか全く解らない。




2011年10月09日(日)


 (日記) 25年ぶりの再会&明日の事。


昨日は11時ごろまで誰も来ず、あぁぁ〜、華金なのになんたるちや・・・と思っていたけど、毒舌2が来くれ、その後メリーちゃんたち(郵便局員たち)が8人でなだれ込んでくれた。
そしてその後にじょーじんちゃんも・・・・・・。

メリーとも30年らいの付き合いなのだが、「今夜はマキさんに懐かしい人を会わせたくて、わざわざ連れてきたよ」と・・・・・・。
その人の顔を見たとたん、「きゃぁ〜!!タケちゃんじゃないの!! 懐かしいねぇ〜〜〜!!」とアタシは思わず叫んでしまったよ。

何と、母の事も知っている25年ぶりに会った(T)さんが居て、今やかなりお偉いさんになっているとの事。
エポックの立ち退きと共に、音信不通のままだった。

「タケちゃんなんて呼べるのマキさんくらいだよ」とメリーが笑っていた。
かのメリーももう相当なお偉いさんなのだ。
19歳から通ってきてたのに、皆立派になったもんだなぁ・・・・・・。

当時に比べたらアタシは15キロも太っているので、最初誰だか思い出せなかったらしいが、アタシの声と歌を聴いたらひとつひとつ鮮明に記憶がよみがえってきたらしく「うわぁ〜!! あれもコレも思い出してきた!!!嬉しいなぁ〜、懐かしいなぁ〜、こんなところで今も頑張っていたのか〜〜」と、再会を大喜びしてくれた。

エポック当時は週2くらいで通いつめてくれていた局の人たち・・・・・・。
それからは昔のアルバムを見ながら思い出話に華が咲いた。

そして歌の上手なメリーがXジャパンの歌を歌っていたら、何と、30くらいの若い女性一人が、その歌に釣られて店に入ってきてビールを飲んでってくれた。(笑)
フムフム、メリーの歌は客引きになるのか・・・・・・。メモしておこう・・・・・・。

そんな訳であれよあれよという間に店が賑やかになり、お茶挽きの難を逃れられ、しかも、凄く懐かしい人に会えたので又少し枝葉が広がりそうだ。


さてさて、明日は日曜日だけど、コマキがおそがけのチョンマゲの誕生会を近所の店でやってくれるという事なので、そこで少し飲んでから、普通どおり7時よりからくり箱を営業します。
明日はチョンマゲも居ますのでどうか近くにお寄りの際はオデカケください。

明後日の月曜日に代休をいただきます。


2011年10月08日(土)


 (日記) 人は2〜3度ぶつかってからの方が本物の付き合いになる場合もある。


昨日、とある昔の友人から電話が来て「マキュの店に○△が来てるってホント?」と聞かれたので
「来てるよ」と応えた。
そしたら、「じゃぁ、俺は当分のあいだ行けないな…」との事。

「じゃぁ、来なきゃいいじゃん」
と言ったら
「なんだその冷たい言い方は」と言う。

「だってアタシに会いたかったり店に来る目的よりも、その人に会いたくない方が強いなら、来なきゃいいじゃんって事になるでしょうにぃ・・・」って苦笑しながら応えただけなんだけど、アタシなにか間違ってるかなぁ…?

店って時々人同士のもめごとで、あおりを食らう事も有るので、なかなかめんどくさいものなのだ。
下手をすればその人たちが仲直りをするまで両方とも失う事も有る。

しったかホイだ!!
んなことくらいで来なくなるなら来なきゃいいさ、ジンジロゲ〜〜〜だ!!

彼が○△と何が有って揉めたかは知らないけど、あいつはああだこうだから、マキュも付き合い考えた方が良いぞ…と言うのだ。
結構エポック時代は二人で仲良く通ってたんだけどね……。

「だけどそれは余計な御世話だよ。○△がアタシに対して腹立たしい事をしたり、不本意な事をしたなら、その時々でアタシが考えりゃいいだけの事で、アタシは今のところ厭なこと何もされてないもの。だいいち良い年こいた大人が、誰それと付き合うな、とか、そんな小中学生みたいな事言ってる方がおかしくないかぁ?アタシャ人の口車に乗って人との付き合いを考えるような、そんな単純な人間じゃないって事くらい、アナタだって解ってるでしょうにぃ・・・」
と言ったら黙り込んでしまった。

「あなたたちは本音でぶつかりあった事がまだ無いでしょう…。今までただ仲良しごっこをしていただけなんじゃないの? 何度か本気でぶつかってみたらいいじゃん。 それでも縁が有ればそれからの方が本物の友達になるって事も良くある話だよ」

なぁ〜んて、柄にもなくアドバイスなんかしてみたりして……(笑)

そんな長電話をしている内に夜も更けてしまい、店はもぬけの殻。
昨日は久々にお茶を挽いてしまったよ・・・。(トホホ……)

時計を見れば11時。
お友達4人とスカイプでチャットをチョットし、(洒落でしゅ)その間に折角我慢してたのに飲んでしまったので、代行呼んで家に帰って呑み直しして寝ました。


なんだかなぁ……と言う昨夜だった。





2011年10月07日(金)


 (日記) トン汁が頭を渦巻く。


3日ほど前から腰が痛くなり始めたと思ったら、この急激な寒さと雨……。
アタシの腰は天気予報より察しが良い。

昨日は松本でも久々に小さな地震が3回たて続き・・・・・・。
熊本で震度5強とのこと。
まだまだ地の神様のご機嫌は優れぬご様子で・・・・・・。
もう余りお怒りにならず、いい加減お静まりになってくださいな……。


サテサテ……。日記に移ります。

今朝、ミクシィを開いたら、アタシよりも8つばかりお若い、松本在住の男性からメッセージが…。
カレーがお好きだそうで、古武道をこよなく愛してらっしゃるお方らしく、アタシのプロフを読んでいたら、お店に行きたくなりました。と言うメッセでした。

又少しお客さんの幅が広がりそうな予感アリ。

武道をしてらっしゃる方なので、常連さんになってくれたら、いずれは用心棒になってくれそうですね。
【用心棒は必要ないだろう・・・って!?】 
オヨヨヨ……(涙)
こんなか弱き経営者を捕まえて、なんてことを!!! ふん!!


メッセージで、「ただし、常連になると、お運びや皿洗いを強いられる事も有るかもです」と書いたら、皿洗い、薪割り、水汲み、何でもやります。ですって(笑)
ここは山奥かい!!!(笑)

でも、なかなか楽しそうなお方ではないですか……。
お会いできる日が楽しみ楽しみ。

所でこう寒いと、アナタは何が食べたくなりますか?

アタシの頭の中はさっきから、トン汁が渦巻いております。

先日、健康ランドの帰り道、亭主のチョンマゲとどこかで食事を…と言う事になったのですが、朝早かったのでファミレスしかやってそうもなく、ガ○トに入って、トン汁定食なるものを注文しました。

アタシのトン汁はサトイモを入れるのですが、ガ○トのトン汁もサトイモだったのでチョイ感激。
他の野菜がもう多少柔らかく仕上がっている、とアタシども年寄りには最高なのですが、お味も中々でした。
ジャガイモを入れるおうち。サツマイモを入れるおうち。色々でしょうが、アタシはやっぱり小さくて丸いサトイモが好きです。

あっ、そうだそうだ。
ガ○トと言えば、最近季節の限定メニューで、ボルチーニのパスタが売りだされたみたい。
ボルチーニ大好きなんだけど、チョットしたレストランではとても高いので、あの値段でボルチーニの香りが楽しめるなら食べてみたいなぁ〜なんて思ってるのですが、どなたか食された方は居ますか?
もし居ましたら是非ご感想を・・・・・・。


今夜はお店でトン汁をこさえようと思います。美味しいですよ。
ぜひ温まりに来てください。


2011年10月06日(木)


 (日記) またたくまにもう10月。


先週の土曜日は久々に満席に・・・・・・。

YOSHIMIファミリーが(父と兄と)3人揃い、彼らが来た時点では、一人のお客が帰った後なので、誰も居なく……(汗)その後はどうなる事かとちょっとヒヤヒヤに・・・・・・。

しばらくはその3人と話をしながら飲んでいたんだけど、その内にコマキがやってきて、ダウアーがやってきて、毒舌2が3人で来てくれて、すぐ近所で店を営んでるママさんが、ママのお姉さんという方と、ワンちゃん(ダックス)を連れて来てくれて・・・・・・。
あれよあれよという間に賑やかに……。
久々にコマキが来たなり、飲む間もなく、カウンターに入り、お手伝いをと言う図に・・・・・・(笑)
そこからYOSHIMIファミリーの歌がキャンペーンを兼ねて披露されたのだが、皆その歌のうまさに唖然……。

特にYOSHIMI君が氷川きよしの歌を歌った時は、年配のママさんとそのお姉さん、大喜び。
お父さんの歌にもママさん、お姉さんウットリ……。
そしてYHSHIMI君と兄貴の「あづさ2号」には全員が圧倒!!!!!!
本家本物たちよりも絶妙なハモリ具合を見せ、物凄く素晴らしかった。

お姉さんの方は初めてからくりに来てくれたのだが「ここは楽しい店だわねぇ〜。妹に内緒でこれから私一人で通うからね」と何度も何度もアタシに耳内を・・・・・・。

(何も内緒じゃなくても……(汗)。平和主義者のアタシなので、ママに話して堂々と来てくださいな[m:78])

その内にじょーじんちゃんやアーカも現れ、カウンターもボックス席も満席に。

良かった(ホッ!!)YOSHIMIファミリーに顔が立ったナリ。


さぁ、今日から又一週間のスタートだ。そして土曜日の一日を置いて10月もスタート。
さて、今月はどんな月になるのだろうか……。

今月はキィすけちゃんもお迎えする事になっているし、又新たなドラマが展開される事でしょう。
ちょっとワクワクドキドキ。

※ 今月は9日(日曜日)は店を営業し、次の日の10日(月曜日)を代休とさせていただきます。



2011年10月03日(月)


 (日記) 捨てる神あれば拾う神ありって事?


ここにきて大変ショックな事が・・・・・・。
かの大常連である「毒舌2」が10月いっぱいで東京の上野に転勤になってしまうとのこと……。

思えば……。ほぼからくり箱がオープンして一年目くらいから通い出してくれたお客さんなので、6年間のお付き合いだ。もう身内化していると言っても良いだろう。
最初は毒舌1と毒舌2のコンビで来ていたお客だ。(二人は会社の同僚)

ある日、若くて個性派のイケメン(?)の二人連れがフリーで入ってきて、いきなりボトルなんかを入れてくれたので、「世の中には物好きな変わったお客もいるもんだなぁ…」なんてアタシは思っていた。

こんなあだ名が付くくらいなので、二人ともかなりの毒舌なんだけど、なぜかこんな婆さんの店を酷く気に行ってくれ、それからずっと週1くらいの割合で通ってくれていたのだ。
しかし3年ほど前に毒舌1が栃木に転勤になり、その時も泣きの涙で別れた訳だが、毒舌2は松本に居残り、今ではからくり箱の大常連のベスト5入りをはたしていた訳だが・・・・・・、とうとうぐうたら神は、毒舌2までをも、からくり箱から引っぺがそうという魂胆みたいだ。

いつもドアを開けると、素直に入っては来ず、「じゃぁ、マスターお休み〜」などと言ってそのまま帰ったフリをする。
もう慣れっこのアタシは、しゃっしらん顔して追いかけもせず、カウンターでパソコンをいじりながらニヤニヤしていると、数秒経ってからそぉ〜っと入って来るのだ。

(最初から素直に入って来いよ!!めんどくせ〜!!ww)


「少ない客大事にしろよ!!」 は、必ず店に来た時の最初のあいさつ代わりに出る名台詞。

「いや、アイスもソーダもいらないからさ。代行だけ呼んでもらいに来ただけだから」 コレも名台詞。

「出たな!? 不良ドモ!!」 コレは、常連仲間に対する、御挨拶。

「婆さん」とか「マスター」とかとアタシを呼び、悪たれを突いては皆を笑わせていた毒舌2。

彼の語録や武勇伝は、多数あり。

居るでしょ? 居るでしょ? クラスに一人は必ずこう言うキャラが・・・・・・。
落ち着きがなくて、揚げ足取りで、駄々っ子で、先生の手をつねに焼かすような生徒が必ず一人は・・・・・・。(笑)
彼はいまだにそんなタイプの中年オトコだ。

でも、いつも口とは裏腹に、本当は根っこがとても優しくて、思いやりやサービス精神にもあふれて、中々男儀がある奴なんだよね・・・・・・。

なんだかんだ言いながらも、からくり箱は彼にとって唯一気を使わずに伸び伸び出来る、ホームバーとして大好きな場所で居てくれたんだろうなぁ…と、思うよ・・・・・・。(涙)

ダウアーも、コマキも、じょーじんちゃんも、チョンマゲも、その話をしたら皆一堂にショックを受けてションボリしている。
あっちゃんに話したら、きっと泣くかも知れないなぁ……。

「マスター、今度は東京から観光客としてからくりに遊びに来るよ」

そう呟いた彼だが、ちょっぴり寂しそうだったなぁ……。


この商売をやり初めてほぼ通算34年……。

色々な人がアタシの店を訪れ、そこのベンチが座り居心地がよく気に入ってくれると、少しの間そこで腰を据えてくれ、その内に家族のようにもの凄く仲良くなる訳だが、かならず他県から来た人たちはやがて転勤だの結婚だの引越しなどで再び別れが来てしまう……。
今までも何度泣いてきたことだろう……。

何度も何度も経験してきた事だけど、一向に慣れないなぁ……未だに・・・・・・。
その都度、寂しくて寂しくて堪らないよ・・・・・・。

コレが一番辛い水商売の定めだよなぁ……。

でも、捨てる神あれば拾う神ありと言う事なのだろう……。
アタシの店は常にそこにアリ、いつでもその小さな箱の中を様々な人が行ったり来たり……。

きっとそれで良いんだよね・・・・・・・・。仕方ないんだよね・・・・・・。
もういい加減いい年なんだからさ、そんな寂しさにも慣れるべきなのにね……。

どこに行っても、どんな暮らしをしていても、たまにはからくり箱でのシーンを思い出しながら、懐かしんでくれ、「ウフフ」・・・なんて思い出し笑いして元気で飲んでてくれてたら、アタシャ本望だよ……。

まぁ、毒舌2よ、後残りの一ヶ月、せいぜい通ってくれや!!!
目いっぱい大事にしてやるからよ!!


※昨日の事についての日記は明日書きます。



2011年10月02日(日)


 (日記) 昨夜はフリー客デーだった。


うちの店は二段ほどの階段の奥にドアが有り、外見もスナック風なので入りにくいのか、フリー客はあまり入ってこない。
しかし昨日は何とフリー客が3組も来た。
常連客はちょっとだけ覗いてくれたダウアー一人のみ。

一組目の年配のお客さん(一人)は、60歳くらいで、きちっとした身成りで、如何わしい店は好きではないなどと言っておられながら、何故か話題はデジヘルやキャバクラや中国マッサージの話ばかり……(笑)
アタシがなんとかまともな方向へ話を持って行こうとしても、何故か徐々にそちら側へ行き着く……。
よっぽどそう言う世界がお好きな方なのね……。

以前からくり箱は、ナイスバディーとか言う、タイ人がやってたお店だったので、その名残を求めていらしたのでしょうが、ごめんなさいね。今は方向違いのごく健全な(?)お店になっておりまするです。

そして二組目のお客さん(やはり一人)は、長野県の生まれだそうだが、大学時代東京に長く住んでいたと言う、やはり60歳くらいの年配のお客様。
おひげを携えた一見遊び人風。
久々に松本の奥地を探索していたそうで、アタシの店の看板に惹かれてたどり着いたらしい。
ほんの一杯のつもりで来たみたいだが、カラオケがお好きだそうで、一緒に歌などを歌って差し上げたら気に入ってくれたみたいで、水割り三杯飲んでカラオケ5曲ほどを歌って「又是非寄らせてもらうわ」と帰られた。

そしてダウアーが帰った直後に現れた三組目のフリー客が、最高に楽しい人たちだった。

三組目は50代前半と40代前半の、お洒落なぶっ飛びカップル。
このカップルのノリが大変面白くて素晴らしかった。
二人とも都会ナイズされた会話がポンポン飛び交い、話を聞けば結構リッチな娯楽生活を送っていそうだ。
めちゃくちゃ人懐っこいそうで、あちらこちらの店に行ってはそこで若者たちと仲間になり「オレ達が奢るからもう一軒行こうよ行こうよ♪」と言うノリのお二人らしく、「面白人間として取材させてください」と、人文学部の信大生にインタビューを求められた事も有るそうだ。
きっとその信大生、タウン誌かなにかの記者のアルバイトでもしていたのだろうか……。

何しろ男性の方はダジャレ連発、歌抜群、女性の方も美人なれど全然気取りもなく、大変明るくて楽しい人たちだ。
からくり箱をかなり気に入ってくださり「こんな場所にこんな気楽でフレンドリーな楽しい店が有ったなんて・・・・。今日は嬉しい大発見をしたよね」などと言い合いながら、楽しく飲んで歌って行ってくださった。

彼女は最近、からくり箱の2軒ほど先のマンションビルに新たに事務所を借りたそうなので、その近辺に良い店は無いかなぁ…と言う事で店の探索をしていたらしい。

「これからは友人や部下たちたちを連れてどんどん遊びに来るからね」と言ってくださった。
彼女、足つぼマッサージとか、健全なマッサージスクールやお店を営む、若手の女社長さんみたいだ。

何かこのカップルは大常連になってくれるような兆しあり。
少人数の忘年会をからくり箱でやりたいとも言ってくれた。
それが実現してくれたら嬉しいなぁ〜。
料理の腕の見せ所になりそうだ。

今夜はいつもの常連たちでにぎわう予定。
YOSHIMIの兄貴もYOSHIMI君も来れそうだったらイベント会場から来てくれそうだし、楽しい週末になりそうだ。



2011年10月01日(土)

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