マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 今年中に仕上げる!!


以前公募に応募し、最終選考まで残りながらボツになったエッセイ【人生波茶滅茶】を再度挑戦しようと最初から書き直してはいたのだが・・・、最終章まで書き進んだままピタリとタイプが止まり、それ以上進めないでいた。
でももう、今年中に何としてでも完成させ、年内中には出版社に送ろうと硬く決意した。

どうか良い書き上がりになるように、ぐうたら神よ、力を貸してください。
そしてそれが少しでもお金になりますように・・・・・・。

アーメン (←ぐうたら神はキリスト教ではないではないか・・・)


2008年11月28日(金)


 (日記) 明日の事&雑談


お願いだから一人でも多くの人たち、明日は怖がらないでからくり箱に集まってよね・・・。(冷や汗!)
滅多に無いイベントなんだから・・・・・・ね・・・・・・。(念押し!!)
赤字出せないんだから・・・・・・ね・・・・・・。(哀願!!!)
明日来た人にはきっと神のご加護により良い事有りますから・・・・・・ね・・・・・・。(駄目押し!!!!)
オカマ歌謡ショーは11時半からですからね。(再確認)


今日は早くも話題変わります。。。(仕切り直しと言う事で・・・)


人との出会いと言うのは、アタシャ全てが必然だと思うのだ。
通りすがりだけで消えた人も、ちょっと袖を刷り合っただけの人も、例え自分を嫌な思いにさせた人でさえも、全て必要な人が必要な時期に送り込まれて来るシステムになっているのだと思う。

あんな人に出会わなきゃ、こんな思いをする事も無かったのに・・・。と、人との出会いを悔やむ人も居るかも知れないし、それがトラウマになり人と出会うことすらを拒否る人も増えているようだが、実に勿体無い事だと思う。
その人に嫌な思いをさせられた事で、自分は他人にそうしないように気を付けようとか、人の性格や人格の良し悪しを見分けられる能力は付く訳で、決して無駄な事ばかりではない気がするのだ。
そして例えば知り合う人、知り合う人と、上手な関係が維持できない場合は、もしかしたらコレは相手のせいではなく、自分に欠落した部分が有るのかも知れない・・・と言う気付きにもなる訳で・・・・・・。

だからなるべく家に引き篭もらず、色々な人と出会い、色々な人との時間を共有し、色々な魂色を持った人間が居る事を知り、その中から自分の色に合った選りすぐりの人々を選んで行き、行く末の人生の終わり頃には、良い仲間だけに周りを取り囲まれて、心から「ありがとう・・・あなたと知り会えて本当に良かったわ・・・」と思いながら天に召されたいではないか・・・。

アタシも誰かと出会い、その人と末永く良い関係を保ち続け、その人が天に召される時期まで一緒に歩み、「マキュキュと出会えて本当に良かった」と思われるような人間になれるよう、日々己の魂色を磨きながら精進したいものだ。


2008年11月27日(木)


 (日記) どうしても覚えたい歌がある。


秋元順子さんの紅白出場が昨日決まったようで、今、彼女はあちらこちらの番組にもみくちゃになるほど引っ張りだこのようだ。
きっとメディアに取り上げられるようになった此処一年ほどで、彼女の生活はめまぐるしく一転した事だろう。
今日もTVで取り上げられていたが、彼女は中々ユーモラスな女性で、駄洒落をフル回転させていたが、その飾り気の無い所やセンスのキレなんかも人気の秘密なのだろう・・・。

先日も日記に書いた通り、彼女のように、人一人一人の人生は、終わりのその日が来るまでは何が起こるか全く解らず、なので途中で捨てたり諦めたりせず、夢が有る限り、その夢に向かって生き続けられそうな気もし出し・・・、又、夢を強く持ってさえいれば、必ず叶う物なのかもしれないと言う事も学んだ。
ともかく彼女の成功は団塊の世代に近いアタシ達に大きな希望と勇気を齎してくれた。


サテサテ・・・、いつものように滞りなく話は変わるのだが・・・。
彼女の歌も練習中では有るが、もう一つどうしても覚えたい歌がある。

皆様ご存知だろうが、竹内マリアの「人生の扉」と言う歌だ。

少し前、店が暇で気持ちが凹んでた日にトボトボと家に帰り、ワインを飲みながらTVを付けたら、丁度HNKで彼女の特番をやっており、この歌が流れて来た・・・・・。

アタシの日頃の思いと、この歌詞がピタリと重なり、正に今のアタシの歌ではないか!! と身に染みて感じ、暗い歌ではないのに、何故か涙がバラバラと溢れ出てきた・・・・・・。

詩が染みて、心も染みて、目頭も染みて・・・・・・。
良い歌だなぁ・・・・・・と思った。

それから何日か過ぎて、友達のユッコが店に来て「ねぇねぇマキュキュ、人生の扉って歌知ってる? アナタが歌ったら、正にピッタリの歌だと思うんだわ・・・」と言ってくれ、試しに歌ってみたのだが、なにぜ一度聴いただけなので、全然歌えずヒッチャカメッチャカだった・・・。

よし、この歌を覚え、しばらくはアタシのテーマソングにしよう!!
そう思い、目下特訓中である。


http://jp.youtube.com/watch?v=DVHsSt84NTk


2008年11月26日(水)


 (日記)また新しいお仲間が出来そうだ。&本格的な初雪。


この3連休は日曜日に営業し、昨日代わりに店を休んだ。

日曜日は前々からマイミクの豪快兄貴より、予約の予約めいたもの(笑)は入っていたのだが、確実ではなかったので、期待半分、諦め半分で、試しに開けてみようと思っていたくらいなのだが、日記のコメント欄に豪快兄貴の仲間であるまさやんから、「日曜日に行きますね。」と書き込みが有ったので、安心して店を開けられた。

日曜はぷあぞんや毒説2も来てくれ、豪快兄貴達も6人の男女で来てくれ、無人だったお財布に、何とかやっと久々にお札が数人居るという快挙を成し遂げられた。(ホッ!)

豪快兄貴達のお仲間はハンサムな若い男の子(チョイ?付きも・・・)が三人、若い美女達が3人の、計6人のグループで、その女性達は皆、若いのに関心にも介護の仕事をしている娘さん達だ。

アタシにも介護の体験は無くも無く、昔経営していた「エポック」と言う店を念願のオープンが出来てから僅か一ヶ月目と言う時に、母が進行性の癌を宣告され、身内も頼れる人も松本には全く居ないアタシにとって、それは青天の霹靂でもあり、大パニックでもあった。

母とアタシと、まだ小学校1年生になるかならぬかのアタシの息子だけと言う家族構成の中で、しかも店をオープンして一ヶ月目と言う、究極の忙しさの中で、母の世話を焼き、息子の世話を焼き、店を切り盛りするのは正直言って、精神的にも肉体的にもかなりのしんどさだった。

結局は4年間の闘病生活を送り、母は他界してしまったのだが、親族であり、実の母である彼女の介護でさえも、大変だなぁ・・・と思う事がしばしばで、かなり追い込まれた時期が有るというのに、他人の介護を仕事としている人達は、さぞやご苦労や、気遣いがおありかと思うと、そのような仕事に着いている人々をアタシは本当に偉いなぁ・・・と、感心するのだ。

そんな健気なお嬢さんたちがからくり箱をとても気に入ってくれたようで、口々に「又来ても良いですか?」と言ってくれた。
そしてマイミクの申請もしてくれ、又新たなステキな友達の輪が広がりつつある。

嬉しいなぁ・・・・・・。

どうかいつでも気軽にドアを開けてくださいね。常連のお姉さん、お兄さん、オバチャン、オジチャン、バアチャン、ジイチャン達も、あなた達の仲間入りをさぞや喜んで迎え入れてくれる事でしょう・・・。
(今常連達は、さぞや自分はどこに属するのか、パニックになっている事だろう・・・www)


サテサテ・・・・・・、話は変わるけど、昨夜松本に結構しっかりした雪が降った。
旦那と晩酌をする前、チョコットスーパーに買い物に出たのだが、その時はまだ雨だった。
それがいつの間にか雪に変わったらしい。

晩酌中、ふと窓辺に立った旦那が「マキュキュ!!ちょっと、ちょっと、此処に来て外を見てごらんよ、真っ白白だよ〜」と言うので並んで外を見てみたら、何と一面の銀世界。
車の屋根にも沢山雪が積もってた。

さぁ・・・いよいよ本格的な冬に突入だなぁ・・・・・・。
秋から冬にいつの間にかバトンが渡されたようだ・・・・・・。

サテ・・・今日は何の料理を仕込もうかなぁ・・・・・・。
こんな寒い日はおでんなんかも良いかも知れない。


2008年11月25日(火)


 (日記) 続3丁目の夕日に付いて・・・。


一昨日は精神的にも肉体的にも金銭的にもかなりしんどくて、それでも華金だからと己を奮い立たせながら店に行き、ずっとお客さんを待っていたのだけれど誰も来ず・・・・・・。
帰りたい〜帰れない〜帰りたい〜帰れない♪(古い歌)ってな最悪の心境だった。
しかしコレで帰っては女がすたるし、明日が無くなる・・・、と、思い止まり、気持ちを切り替え、ふとカラオケのモニターをTVに切り替えたら、丁度続3丁目の夕日が始まるところだった。(ビデオを撮る事すら、すっかり忘れていた)

この続編は一作目を観て、なんて良い映画なんだろう・・・と思っていたので偶然にTVに切り替えてラッキーとばかり嬉しくなり、真剣にそれを観始めたのだが・・・。
徐々に画面に引き込まれ、夢中になり、こうなると、なまじっか、見知らぬお客様やフリーのお客さんには来て欲しくなくなるから始末に終えない・・・(苦笑)

良いなぁ・・・アノ時代・・・・・・。良いなぁ・・・アノ風景・・・・・・。良いなぁ・・・、あの画面から湧き出てくる匂い・・・・・・。
丁度アタシが幼少の頃を迎えていた、正に古き良き時代だ・・・。
人が温かく人情味があり、他人を放って置けなかったあの時代。
向こう三軒両隣、地域や近所の商店のおっちゃん、おばちゃんたちが、親に代わって子供達や不良どもの説教をしてくれ、親が忙しい時などは、誰かしらの家に上がり込んでご飯をご馳走になったり泊めてもらったりしていた、近所中が家族だったようなアノ時代。

アノ時代がそう遠くは無いはずなのに、たった4〜50年で、こんなにも国って変わってしまうんだなぁ・・・・・・。
人間が人間らしく、なさけや優しさを掛け合い、肩を寄せ合って助け合って暮らしていたアノ頃が、今はまるで架空の話か御伽噺のようになってしまった・・・・・・。

あれがアタシの知る日本の、一番良い時代だったのかも知れない。
あんな時代はもう2度と戻っては来ないだろう・・・・・・。
でもアノ映画を良い映画だと思う人は沢山居る訳で、あんな時代に戻りたいと切に願う人も多い訳で・・・・・・。
だからこそアノ映画が日本人の心に染み渡るんだろう・・・・・・。

最後の30分と言うところでダウアーが来てくれ、今までの粗筋をざっと話し、二人で終わるまで観ていたのだが、やはりアタシャボロ泣きしてしまい、ダウアーも殆ど終わりからしか観ていないのに、目がウルッてたご様子で、映画が終わってからもアノ時代は良かった・・・と言う話になった。

アタシの店は、せめてアノ時代の匂いを残し、お客も経営者もなく、他人も身内もなく、皆が肩寄せあいながら元気を与え合うような店でありたいと願う。
いつも顔を合わせる常連達も、たまにしか来れない人も、数年振りかで来た人も、あの空間にひとたび入ったら、向こう三軒両隣、和気藹々の話題と笑いが飛び交う店でありたい。

良い映画や良いドラマを見ると、それだけでも気持ちが切り替えられる。
良い音楽や歌を聴くと、それだけでも元気がもらえる。
沈み込む気持ちも、浮かび上がれる瞬間も、ほんの少しのきっかけなんだよなぁ・・・・・・。

だからこそ、アタシャ余生はなるたけ良いものだけに触れ合いながら、生きて行きたいと思う・・・。


昨日は一昨日とは打って変わって殆どの常連さんが一気に顔を揃え、一昨日のあの静けさと、良い映画に見入れた貴重な時間は、今考えてみればぐうたら神がアタシに元気を取り戻させるための優しさを与えた時間だったのかも知れないと思えてくる。

あんな夜もあるさ! 昨日みたいな夜もあるさ!
どちらかだけが続きっぱなしになる訳じゃないのだから、そんなすぐに諦めないで、頑張って生きて行こうよね・・・。アタシ・・・・・・。


2008年11月23日(日)


 (日記) 明日の日曜は営業しますのでよろしくお願いします。


今月は体調不良で随分休んでしまったので、明日の日曜は営業する事にした。
休むと人が来る。やれば来ない。と言う、最悪なバイオリズが続いている今日この頃だけど、突発的なのであまり期待は出来ないかもしれないけど、明日休むよりは月曜に休んだ方が良いと思い、気楽な気持ちで店を開けてます。
どうか凹み気味のアタシを元気付けにきてください。
その代わり月曜日はお休みします。


今日は久々に辛いカレーが食べたく、チキンとほうれん草のココナツミルクのカレーを仕込んだ。
トマトの酸味と辛さをココナツミルクがやんわりとオブラートしてくれ、結構イケルと思います。
どうかご賞味を・・・・・・。




2008年11月22日(土)


 (日記) 四駆のオカマちゃん、再来店!!


この所、暫く出ていなかった腰痛が又猛威を振るい始め、5日ほどずっと続いており、昨日はどうにもこうにも動けそうに無く、1日店をリタイアしてしまった。
(W)さん、毒舌2、折角来てくれようとしていたらしいのに申し訳ないです。次回、サービスbeerをプレゼントしますので・・・(涙)

所で・・・、話は全く変わります・・・。

皆様、去年飛込みで営業にやってきた「佐藤めぐみ」と言うオカマちゃんの事は覚えているだろうか・・・?
わざわざ奈良から来るオカマで、ビジュアル的には四輪駆動のメタボちゃんと言う感じで、とてもじゃないが美くはなく(失礼)、カツラも数年間押入れに放置しっぱなしにしていた雛人形のように、同じ方向に毛が流れていて、とても不思議な形状をしているのだが、なぜか人情味が有り、温かみがあり、それ故断りきれず、ショーをやってもらったのだが・・・・・・。

http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87374&pg=20071117
↑その日の日記

そのめぐみちゃんが、今年もまたやって来た。(笑)
一昨日、店で友人の松本さんと飲んでたら、突如ドアが開き、かのめぐみちゃんが・・・・・・。

まぁ、去年のよしみもあり、年齢的にも未だ頑張って、ああして全国を車一台で営業しながら廻っているんだと言う執念への感動もあり、今年もまた赤字覚悟でやってもらう事にした。
頑張っている人はどんな人でも応援したいじゃありませんか・・・。

彼女(彼)声量も半端ではなく、歌の審査員などをしているだけあって、歌唱力は大したものです。一聴の価値は有ります。

去年と同じく、普段のセット料金1500円(付き出し&入場料含め)の他にプラス1000円徴収と言う事で、11月28日の金曜日、夜の11時半より、めぐみちゃんの歌謡ショーを執り行いますので、どうか、一人でも多くのお客様に「呪われた神秘の宴」を愉しんで頂きたいと思います。(笑)
アタシの店が最終なので、きっとめぐみちゃん、時間を延長して大サービスをしてくれると思いますよ。
怖いもの観たさの人も、珍しい物好きの人も、もちろん歌好きの人も、どうか一人でも多く参加してください。

改めてもう一度・・・。

時 11月28日(金曜) 夜11時半〜12時未明まで。

佐藤めぐみ、 オカマ歌謡ショー


振るってのご参加、心より・・・・・・ってか、一生のお願いだからお待ちしております・・・・・・。


2008年11月21日(金)


 (日記) 58歳でメジャーデビュー


今朝目覚め、TVを付け、料理番組が終わったので、たまたまチャンネルを変えてみたら、丁度ワイドショー番組で秋元順子さんという人の特集が始まるところだった。
彼女の存在も名前もこの時に初めて知ったのだが、なんでも五八歳でメジャーデビューを果たしたと言う歌手で、今、紅白に出場するか否かのほど、とても人気が急上昇している女性だと言う。

(ほう〜、どらどら、そう言う事なら聴いてみるべかなぁ・・・。)と思い、興味も有ったのでチャンネルをそのままにし、しばし彼女の経歴や歌に目と耳を傾けていた。

若い頃から歌が好きで、バンドを組んで趣味としてライブ活動などをしていた彼女だが、結婚を期に歌から遠ざかり、花屋を経営するご主人を支えながら専業主婦として暮らしていた。
ある日昔のメンバーから電話が入りもう一度バンドを組まないかとの誘いが有ったらしい。

そしてライブ活動を再開する内、徐々にファンが着き始め、話題が話題を呼び有線放送をきっかけにメジャーデビューとなったそうだ。

演歌でもなく、歌謡曲っぽくもなく、新たなジャンルに属しそうなその歌は、大人の恋の歌が多いと言う。
多くの大人たちの心を代弁してくれているようで、彼女の歌に涙しながら聴いている人たちが多かった。

彼女は子供の頃から低くハスキーな声で、それが最大のコンプレックスだったそうだが、そのコンプレックスだった声が功を奏し彼女独自の世界観を作り上げている。

このように50歳をはるかに過ぎてからでも、人間にはチャンスは訪れるものなのだなぁ・・・。

きみまろしかり、彼女しかり、年齢を重ねてからしか出し得ない説得力とか色合いとか味のようなものがあり、大人の支持で大活躍をしている人を見ると、あぁ・・・アタシもまだまだ人生を悲観して諦めちゃいかん・・・と勇気が湧いてくる。

アタシも歌は大好きで、手前味噌だが、なかなか我ながらちゃんと歌えば良い歌を歌う自信はあると思っている。
誰かとバンドでも組んで、ストリートミュージシャンでも始めてみようかなぁ・・・。
誰かギターの上手な人居ませんか?(笑)アタシとバンド組んでみませんか?

まぁ、冗談はともかく、人間何がきっかけで、いつ、人生に花が開くか解らない。
アタシも死ぬまで物書きか歌手になる夢を持ち続け、精進しよう。



彼女の歌、なかなかステキです。良かったら聴いてみてください。


http://jp.youtube.com/watch?v=YNPFudUYurU

http://jp.youtube.com/watch?v=ypPGT7D_DPU&NR=1


2008年11月20日(木)


 (日記) やっぱ、セロは魔法使いだぁ・・・・・・。


昨日は、アタシには珍しく、とてもうれし楽しき事のみの一日だった。

先ず、アタシは朝からとっても憂鬱だった・・・・・・。なぜ待ちに待ったセロを見られる日が来たというのに憂鬱だったかと言うとだ・・・・・・。

実は1ヶ月ほど前、アタシは割と近年に無理して買ったばかりのコンタクトレンズを保存容器ごと、無くしてしまったみたいなのだ。
そのレンズを保存液で消毒する際だけの予備として、大昔に買った、もう全然度の合わぬコンタクトレンズを使っていたのだが・・・・・・。
無くしてはならない、本物のレンズの方が忽然と一ヶ月前に消えてしまった・・・。
多分、いつも保存容器を置いてある場所がキッチンの洗い場の直ぐ上の棚なので、きっと何かの拍子に三角のゴミコーナーに転げ落ちたものと思われる。
それに気付かず生ゴミを上乗せしてしまい、大きいゴミ箱に移動し、そしてクリーンセンター(ゴミ焼却場)に運ばれたのだと思う。
あぁ・・・・・・4万円が・・・・・・!!!

それでもこの所、究極に貧乏だったアタシは、新たなコンタクトレンズも買えるはずもなく、ずっと度の合わぬ大昔のレンズをはめながら、盲目同然の生活を我慢しながら送っていた訳だ・・・。
客が入って来ても顔もわからぬ状態。
カラオケの一番大きなモニターの字さえも見えず、したがって料理を作るのも難儀なほどの視力しかなかった。
よくもまぁ、そんなレンズで運転してたよなぁ・・・・・・。

以前レンズ紛失の際に慌てて作った2万○堂の眼鏡は、その古いコンタクトレンズよりももっと最悪で、かけると物が全部丸く歪んで見え、遊園地のミラーハウスの一部分のようで、5秒かけてるだけで頭がクラクラしてくる。
なので作ったその日に掛けただけでお払い箱だ。

どっち道、近々作らねばならぬ事は解っていたし、こんな盲目でセロを観るのはあまりに悲しいなぁ・・・と思い、どうせ作るなら一生に一度観られるか観られぬかのセロを見に行く今日、何としてでも作りたいなぁ・・・と思い、ダメ元でコマキを通して知り合った、アタシはまだ大しての知り合いでもないコンタクトレンズ屋さんのお嬢さん(N)さんに電話し、恐る恐る「12月の半ば頃の支払いではダメでしょうか・・・」と聞いてみたら、「ママの事だから、では・・・特別に・・・」と言う事でOKしてくれたのだ。しかも以前もそこでコンタクトレンズを作ったのでカルテもあり、多分その日にはめて帰れると言うではないか・・・。

さぁ、アタシャ早速車を走らせ、駅前までコンタクトレンズを作りに行き、古いコンタクトレンズで見えている視力は0.3しかないと知り愕然とした。(良くこの一ヶ月無事に生きてた・・・・・・。)

そんな訳で世の中がパッと明るくなり、前方を走る車のナンバーもはっきり見え、今まで全然見えてなかった物が見えると言う事がこんなにも幸せな事なのかと、ウキウキ気分で仕入れをし、店に寄り、下準備を済ませ、家に帰り時間が余っていたので夫とゲーム(龍がごとくのマージャン)をしていた。
そしたら、な、な、なんと、(;・∀・)o”[1][9][・][:::][※][川]囗圈固[東][南][西][北][北] 国士無双をあがってしまったよ!!
いくらゲームとは言え、そう、おいそれとは上がれない役満だ。

まぁ、それはいいとして・・・・・・。(汗)

ここからようやくセロの話題に突入!!

そんな訳で前途明るくなったアタシの目で、しかとトリックを見破ってやろうと意地悪な心持で望んだセロだが、あのカッコよさとキュートな彼を見ていたら、そんな意地悪心はすっ飛んでしまい、やはり童心に帰ってただただ口をあんぐり開けて愉しんでしまった。
何せあの憧れのセロが僅か1メートルの所に居るのだよ。
鼻の穴までハッキリ見える。

しかしながら皆と違う部分を見ているアタシは、演目の中に3つほど、あっ!今、違う物と摩り替えた! と気付いた部分も有ったのだが、セロの良くやるハンバーガーがポスターから出てくるヤツとか、お客さんがちぎったトランプをちゃんとしたトランプの中に入れ、セロが水槽に向かってバラ撒き、そのトランプが水槽の内側にへばり付き、水槽のガラス越しにセロが取り出す・・・・・・と言う、あの、あまりにも有名なマジックは、視力1,2の眼力を持っても見破る事が出来る訳も無く、アタシャやはりセロは魔法使いだわ・・・・・・と改めて思った。

TVではやらないマジックも沢山やってくれ、それは他県でこれから観るお客様のためにアタシも口をつぐむ・・・じゃないか・・・・・・、タイピングをつぐむが、一番前の真ん中だったので、マジックに使ったセロ札も3枚ゲットしたし、セロが挟みで切った紙のかけらもゲットしたし、夫婦共々ハイタッチも出来たし、セロが最後に「松本は何が美味しいのでしょうか・・・」と言う問いかけに、アタシが「お蕎麦!」と言ったら「お蕎麦ですかぁ・・・良いですねぇ・・・じゃぁこれから食べに行こうかなぁ・・・・・・」とアタシの顔を見ながらちゃんと答えてくれた。(きゃぁ〜〜〜っ!!)
夫のフゥーリィーは「やめなさいよ・・・子供みたいに・・・、恥ずかしい・・・・・・」と、苦笑していたが、内心は喜んでたのがアタシにャ解る。

そして興奮冷めやらぬ内にセロの公演は終わってしまい、店に着いたら長野からソウルメイトの(R)ちゃん達が来てくれ、いつもは金曜か土曜しか来れなく、店自体が忙しい日が多かったので、ろくに話も出来ない事ばかりだったのだが、昨日は初めての平日だったので他にお客もなく、深良い話しが沢山出来、2時ごろまで語りながら飲んでいた。

何しろそんな訳で、全てが空回りして一日中ダメな日ばかりを多く経験していたアタシが、昨日は一日中楽しく嬉しく良い事ずくめの日になった。

愉しみも喜びも幸せを味わえるのも、生きて居ればこそなんだよなぁ・・・・・・。
こんな日もやってくるので、人生はなかなか止められないんだなぁ・・・・・・。

今日の日記本題に入る前の前置きが長くてごめんね・・・。


2008年11月19日(水)


 (日記) 明日いよいよセロが松本にやって来る!!


マジックとかイリュージョンとか、夢のある事や人を楽しませてくれる物が大好きで、その中でもセロのマジックだけは一生に一度でいいからこの目でしかと観てみたいと兼ねてから思っていたアタシは、いよいよ明日セロの松本公演を観に行ってくる。
しかも一番最前列のド真ん中だ!!
わ〜いわ〜い嬉しいなぁ・・・・・・。

この所気持ちが落ち込む事のみ多く、世を儚む事のみ多く、気持ちが酷く凹んでばかりいたので、少女のような心境になって思い切り愉しんでこようと思う。

セロとか、以前話題を集めて来日したデビッドカッパーフィールドもしかりだが、アタシは彼らの大ファンであり、人間的にも強く憧れる。
両者ともとてもハンサムな上、あのように人々を愉しませ、夢を与え、感動を与える能力を培ってきた人を、アタシは本当に心から偉いなぁ・・・と思うのだ。
彼らの成功は後々付いて来たもので、最初はきっと人を楽しませたい、驚かせたいと言う無欲な楽しみから始まったのだと思うから・・・・・・。

TVのニュースや週刊誌は暗いニュースや不幸なニュースばかりをこぞって報道し、人の気持ちを暗くさせる。
もっと楽しい事や夢を持てる事や素晴らしい人達の事を優先して報道すればいいのに・・・と思うが、どこもかしこも人の不幸ばかりを載せたがる。
そんな気分を払拭すべく、明日は心行くまで愉しんで来たい。

明日、9時半には公演が終わるらしいので、大幅に店を開けるのが遅くはなりますが、10時少し過ぎには店を開けてます。
お休みはしないのでヨロシクです。


2008年11月17日(月)


 (日記)人と会えているのが当たり前とツイツイ思いがちだが・・・


夫婦愛や家族愛や恋や愛でもなく、ただただその人の事が大好きで愛しくて堪らない・・・・・・と言う人が男女を含めて何人も居る。
その人間自体が、ただ単に大好きなので、そのような人々とはこの先も出来るだけ多くの時間を共有できれば良いなぁ・・・と思うのだが・・・・・・。
会えると楽しく、しばらく会えないと寂しく、いつもどこかで心待ちしているような人々・・・。
でもその中にはたまにしか会えない人も居て、遠い人だと年に数回、もしくは数年に一度会えるか会えないかも解らない人も居る訳で・・・・・・。

つい最近、知り合いの人が3人ほど亡くなった。
二人は病気で一人は事故だ。
そしてその人と最後に会った時の事などを思い出したりする。
ああ・・・あの日があの人と会った最後の日で、あんな言葉を交わしたっけなぁ・・・・・・とかね・・・・・・。

この年になってくると、好きだった人や、仲の良かった人などの死に遭遇する機会が徐々に増えてくる。
若いから長生きだと決められる訳も無く、又相手がそれなりの年齢だと余慶にそう感じるのだが、又、相手ばかりではなく自分自身だっていつどうなるか解らない訳で・・・・・・。
一時期とても仲の良かった人が今命の先刻を受けるような病気に掛かってしまった事もつい最近、聞いたばかり・・・・・・。
やはり死と言うものは予告も無く突然やってきたりもするので、人と会えている時も、もしかしたらこれが最後なのかも知れないかもなぁ・・・・・・などとついつい感じてしまう事もある。
又、それだけに好きな人と会えている時はその時間をいつくしむように一生懸命会いたいとも思う。
楽しい話をし、深い話をし、出来るだけ真剣に人と会いたい。

そんな事を感じるようになったのはやはり年のせいだろうか・・・・・・。
身近な人でもそうでない人でも、大好きだった人が何人も消えてゆくせいだろうか・・・・・・。


2008年11月16日(日)


 (日記) メッセージ


最近、ミクシィのメッセージに、突如見知らぬ方から変なメッセージが2つ届いた。

その一つは・・・・・・。


<<俺は31歳の既婚者です。良かったら会ったりエッチ目的とかじゃなく 気軽に楽しくしメールてみませんか?


それに対してアタシは長々とこう答えた。
もっと、素っ気無い返事でも良かったのかも知れないが、もしかしたら思っているよりも真面目な人だったら申し訳ないと思っている内に長くなってしまった訳でして・・・・・・。


>>メッセージありがとうです。
私は53歳の夫をこよなく愛する貧乏オバサンですよ。
何を目的とし、何を思ってこのメッセージをくれたのかは今のところ解らないけど、なんの脈略も無い見知らぬ人とメールのやり取りや会うと言う行為は、私は残念ながらしていません・・・。(プロフにも書いてあります)
それに、若い男の子からこのようなメッセを貰って嬉しいと思える種類の人間でもないのです。
日記を読んで共感しファンになってくれたとか、日記を読んで人柄に惹かれたから一度店に行ってみたいとか、私の友達の紹介とかならまだしも、いきなりこんなメッセを貰ってもねぇ・・・・・・。

プロフでお解かりのように私は飲食店を経営しています。
店の常連の殆どが健全なミクシィ仲間です。
もしも私に会いたかったり、メールのやり取りがしたければ、日記をいくつか読んでみるとか、一度店に遊びに来られてはいかがですか?
良い仲間が集まる楽しく気楽な店です。
あなたがけんぜんな心の持ち主なら、良い友達の輪が広がるかも知れません。

長くなりましたが、そんな訳で、見知らぬ人といきなり友達にはならない人間なのでごめんなさいです。
ミクシィ始めたばかりのようで、まだミクシィ友達が居ないなら、日記を書いたりして先ずは自分の人柄を有る程度解ってもらえてからにした方が良いと思うのです。
あせって闇雲にメッセを送っても、怪しい人だと敬遠されるだけだと思いますよ。
オバサンからのアドバイスです。


そしてもう少し前のメッセージには又別の人から、こんなメッセージが届いていた。

>>某有名男性タレントのマネージャーです。
突然のメールですみませんが‥本人の希望であなたとどうしてもお話したいと‥。
もし宜しければ少しお時間いただけませんか?
最近まではテレビや取材、雑誌の特集などで忙しく、私から見ても精神的に疲れてるようで・・
お恥ずかしい話、私では彼をケアできなくて…ここまで心を閉ざすのは初めてなんです。

急なお願いになりますが、彼を助けてあげてはくれませんか?
実は本人と一緒にmixiで彼の求める方を探していたんです。
あなたに何か感じる所があったらしく、メールしておいてくれ、と言われました。
ニックネームにも何か惹かれるものがあったようです。

某アドレス(出会い系サイトのようだ)

ここに登録をしてもらってもいいですか?本人からメールをさせます。

私はマネージャーとしてどうにか彼を支えたいと思い、
事務所に内緒で彼の要望に答えてあげようと思ったのですが、
結局は事務所にばれてしまいました。

事務所には「そんなことをするな!」と言われており、本人はmixiに登録すらすることが出来ません。
また、事務所の対策として私の元々のmixiは退会させられてしまいました。

今このメッセはもう一度登録をしたものから送っていますが、事務所にばれないように友達とマイミクになることすら出来ない状態です。
そのため、メッセでお返事頂いても私からお返事は返せませんし本人の名前を記録に残るメッセで送ることもかないません。
このメッセを見て頂いたときにはこのmixiも事務所にばれて退会させられているかもしれません。

もちろん、これは私と彼から一方的なあなたへのお願いになりますので、
色々なご事情で彼と連絡を取って頂くことがご無理であれば仕方ありません。

このままメッセージを削除して頂ければこちらから二度とメッセージを送ることもありませんし、連絡等一切行いません。

もし可能でしたら彼を助けてください。

某アドレス(出会い系サイトのようだ)

突然の長文で失礼致しました。

よろしくお願い致します。


そして、コレはあまりにもいかがわしいのでこう答えた。


>>新手の出会い系詐欺ですか?
送る人を間違ってやしませんか?
こう言う事で無差別に人をだますのは良くありませんよ
もしこの文面が真実なら堂々と名を名乗ってもう一度いらっしゃいな・・・。

アタシは婆さんです・・・・・・。
どちらにしても、もう少しプロフなどを確認してから送ればいいのに・・・・・・。
手間だけでも勿体無い・・・・・・。


2008年11月15日(土)


 (日記) Wさん、大〜好き!!


昨日はこよなく静かな一日だった。
お客さんは(W)さん一人だけ・・・。
でも、アタシは(W)さんは人間としてとても大好きな人なのだ。
なのでゆっくりと飲みながら色々な話が出来た事が嬉しかった。

彼は某TV局(地方局)のとても偉い人なのだが、偉そうな所はおくびにも出さず、アタシのような人間にでも、優しく、少年のように目を輝かせながらとても真剣に色々な話をしてくれる。
もちろん人望も厚く、お行儀の良いお酒で、どんな人とでも楽しいお酒を飲める稀な人だ。
上質の中の上質と言う人だ。

彼との付き合いももう20年をとうに超えたと思われるが、一時期彼が東京に転勤をしていた為、10年近いブランクは有るものの、又松本に戻って来てからは忙しいながらも定期的に店に通ってくれている。

彼の所属するTV局はアタシの亡き従姉妹の元夫(Sさん)が勤めていたフジTVと同系列で、互いに面識もあるらしく、また、この二人の顔が良く似ているのだ・・・・・・。
なので(W)さんに初めて会った時も、物凄い親近感を感じたものだった。

昨日も「風のガーデン」の話しになり、「北の国から」のソウタ兄ちゃんの話になり、「ライスカレー」の話になり、互いの夫婦の話になり、行く末はアタシの日記の話にもなり・・・・・・。
日記の読者達の義捐金が元で、からくり箱が出来た事も全て話した。
そんな中で(W)さんが言ってくれた事は・・・。
「あのさぁ、マキの日記って特別文章が上手な訳でもなんでもないと思うんだよ(ごめんね・・・)でもさ、何が良いかって言うと、人間の持つ情けなさとか、ダメな部分とか、諦めの部分とかが上手く表現できていて、それでも何かに向かって頑張ろうとしている姿とかも素直に描かれていて、ある種のドラマ性が有るんだよ。そんな哀愁の部分が様々な層の人たちに共感を得られて、赤の他人の日記如きにお金を払っても良いと思う人が多かったんだろうなぁ・・・・・・」
(ほろ酔いだったので、あんまり覚えていないが、こんなニュアンスの事を言ってくれた気がする)

いつになく話しが盛り上がり、会合の途中チョコッと抜け出すつもりで来てくれた(W)さんだが、2時間ほど飲んだ所で電話呼び出しが掛かったみたいで、「そろそろ戻らなきゃ」と、慌てて出て行った。

単に日記が面白いとか詰まらないだけではなく、彼のようにどんな所がどう感じる・・・と具体的に示してくれると物を書く勉強にも励みにもなる。

アタシが(W)さんを大好きな理由の一つに、彼がとても愛妻家だと言う部分もある。
ロザリーの結婚式の日、二次会をからくり箱でやったのだが、その日初めて奥様を連れて来てくれ、紹介された。
やはり想像通りの魅力的でステキな奥様で、仲のむつまじさは傍目からも良く解る。
家庭がうまく行ってない人に本物の成功者は居ないと思っているアタシは、彼らの夫婦のあり方は理想であり、お手本だ。
彼らも出来れば同じ日に、夫婦手を取り合って永眠したいと言っている。
素晴らしいじゃないですか・・・・・・。

アタシの店は、アタシを笑わせてくれる人。真剣に、又は楽しく語り合える人。歌で盛り上がれる人。手を焼くお客。言いたい事を好き勝手に言い合える人、ちょっと緊張するお客様と、客層も様々なのだが、彼はダメ人間のアタシに自信を付けさせてくれる癒しの人だ。

昨日はずっと気になっていたセロのチケット代も払うことが出来、コレで心置きなくセロを愉しんでくることが出来る。
でも、その代金を払ったら、又、財布がスッカラカンになってしまった・・・・・・。(トホホ・・・・・・)
今日は華金だ。
明日は華土だ。
この両日で少し又貯金が出来ると嬉しいなぁ・・・・・・。


2008年11月14日(金)


 (日記) 昨日は開けて良かったデーになったみたいだ。


一昨日、医者に行ってジンマシンを診てうと共に、以前糖尿病の検査をした結果を聞いてきた。
医者に「のんきなお方ですねぇ・・・検査したの10ヶ月前ですよ、10ヶ月前・・・」と笑われた。

して、検査の結果、糖尿病は予備軍である事は間違いないけど別段心配するほどの事ではないらしく、適度な運動をしなさいと言われた。
「ガンマGTPが幾分高めなのは、職業柄仕方が無いですねぇ・・・。でも、コレに付いても接待の多いサラリーマン程度のものなので今のところ心配ないでしょう」と言う事だ。
肝臓はいたって丈夫みたいだ。
1日3杯のコーヒーのお陰じゃろうか・・・。

で、シンマシンの方も大したジンマシンじゃなく、いつもの稀に出るジンマシンのようで、飲み薬と塗り薬が出た程度で、様子を見てくださいと言う事だった。

アタシの場合、ジンマシンは数年も十数年も出ないと思うと、突如出だし、いったん出ると暫くの間、毎日続く。時間帯もほぼ一緒。
寒暖の差が激しい場所に出たり入ったりすると、突然星をちりばめた様な小さな発疹が手や足に出、痒くて掻くと大陸になるといったパターンだ。
酷い時は顔や全身にも及ぶ。

原因はやはり体調自体が危うくなっている所に、行く末の心配や、心労が重なり、ピークに達した時に出るようだ。
別に貧乏なのは以前から変わらず、もう慢性化したストレスなので、ストレスとも思ってさえいなかったのだが、やはり今回のように主人が長く仕事を休んだりすると、アタシ達来月まで生きてられるかなぁ・・・と言う不安に駆られる。
そんな不安感と自分自身の風邪気味がいまだ続いていた為、出たらしい。

昨日は朝目覚めたら久々に腰が痛くて全然動けず、トイレも我慢しずっと夕方まで飲まず食わずのままベッドで転寝をしていた。
目が覚めちゃ眠り、少し眠っては又目覚めの繰り返し。
あまりの痛さにお腹も空かないほどだった。

時計を見ればもう夕方の4時。
薬が効いているのかジンマシンは出ていない。
「店・・・どうしよう・・・・・・。痛たたたっ!!」
寝返りを打つのも辛いほどだ。
でも、二日も休んじゃったし、そうそう休んでも居られないしなぁ・・・・・・。

温めてみようと風呂場まで這いずるように行き、お湯を貯め、ゆっくりと風呂に浸かったらある程度痛みが取れ、シップをし、コルセットをし、完全装備で化粧をし、止める旦那を振りほどき、そっと車に乗り込みやっとの思いで少な目の仕入れをし、店に辿り着いた。

(こういう風に気持ちを振り絞って来た時に限って誰も来なかったりしたら凹みが数倍になるなぁ・・・・・)と、いつもの予感が過ぎる。
後はぐうたら神との勝負だ。彼のご機嫌に身を委ねようではないか・・・・・・。

そんな気持ちで餃子のタネをほぼ完成間近まで仕込だ所で、わが妹コマキが現れ、な、な、なんと・・・!!コマキも餃子のタネを仕込んだらしく、袋に入れて持ってきてくれたではないか・・・・・・。
(・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!)
なんたるシンクロニシティ・・・・・・。
なんで今日に限って差し入れが餃子のタネよ・・・・・・。
(わらえるぅ〜〜〜〜〜〜〜〜)
そして庭で取れたという柿を山ほど持ってきてくれた。

コマキが帰った後、アタシャ朝から何も食べてない事に気付き、その柿を4個ほど剥いて食事代わりに食べてみたら、コレが信じられないほど甘くて旨かった・・・・・・。
柿をこんなに旨いと思ったのは生まれて初めてかもしれない。

柿をつまみながら退屈なのでゲームでもしようと思ったら、じょーじんちゃんが若手のお仲間、(Mちゃんと(Y)ちゃんを連れて来てくれ、しばし話や歌で盛り上がり、その後タカチンが・・・・・・。
その後(O)からメールが入り、これから来るとの事。
今日は長期戦の予感・・・・・・。

じょーじんちゃんたちが帰り、タカチンも待ってられないと帰り、しかしいくら待っても待っても一向に(O)たちは現れず、最初のメールから2時間経った1時半ごろ、ようやく(O)(A)ぽいずんの三人組が現れた。
そしてしばらくすると、またもや(S)が・・・・・・。
怒涛の5連荘。

(S)は本当に行く店が無いんだなぁ・・・・・・。
あんなにボロクソに言われても尚来ると言う事は、余程お気に入りらしい・・・・・・。

(O)(A)の事はしばしぽいずんに任せ、アタシャ(S)と説教を交えながらも色々な話をしてた。そしたら母の代の頃に散々仲良くしていたお客の息子の悪友だッたと言うではないか・・・・・・。
やはり松本は狭い。

やがてぽいずんの代行が到着し、まだ飲み足りなさそうな(S)を「もう3時だから帰りなさい!!」と追い帰し、(O)と(A)としばし話し、アタシの代行が来たのが朝の4時。
やはりまだ話したり無さそうな彼らと涙の別れを交わし、家に辿り着いたのが4時半。

ヤレヤレ・・・、身体はしんどかったが、思いの外楽しい日だった。

珍しくぐうたら神の機嫌が良く、(あんな思いをしてでも開けて良かった・・・)と言う日になった。

今週はせいぜい餃子を食べに来ちくりや・・・。
コマキ餃子とマキュキュ餃子のセットは如何?
餃子投げ売り週間じゃ!!


2008年11月13日(木)


 (日記) 年食ってくるとNHKも好きになるもんなんだなぁ・・・・・・。


アタシはどちらかと言うと不良一家に生まれ育ったので、NHKで子供の頃に印象があった番組と言ったら、相撲(おばあちゃんが好きで見ていた)と、それは私です。くらいかなぁ・・・・・・。(古!!)
日真名氏飛び出す(ひまなしとびだす)とか言うNHK初のテレビドラマには、アタシの母が準レギュラーで出てたらしいので、幼少のアタシもきっと見ていたのだろうが、全く記憶に無い。

小学校の頃からイレブンPMを見て育ったようなアタシは、それから大人になってもNHKには無縁の存在で、NHKの番組は気詰まり・堅苦しい・つまらないと言う印象しかなかった。
ただ、24時間やっててくれるので、他局が終わった後、仕方無しに眠気誘いのためにつけている事はあったのだが・・・・・・。

それでも最近、心に残る番組を二つ見た。
一つはホームレスを支援する団体の番組で、もう一つは、やはりホームレスや身寄りのないお年寄りなど行き場の無い人が人生の最期を迎える為のホスピスの番組だ。

どちらもお金も仕事も住処も無い赤の他人の人々を放置できず、誰かが立ち上がり、それに賛同する人々が有志者を募り、そのような団体を作りあげ、善意だけで成り立っている小さな施設である。
そしてそれに関わっている人達は、決して裕福な人々ばかりではないだろう。
例えばそれらに協賛し、融資している会社が有るなら、それこそ本物のセレブな人なんだろうなぁ・・・・・・。
誰も見返りや利益なんか求めようともしない人達ばかりだ。
国が放置しているような人々でも彼らは見放す事が出来ず、何とか彼らにも人間らしさを取り戻してもらいたいと言う願いだけで運営されている。
そんな事に携わっている人々のご苦労を見ると、本当に皆偉いなぁ・・・。生き神様だなぁ・・・と心からそう思う。
政治家達もこういう番組を沢山見れば良いのに・・・・・・。

結構NHKって良い番組も多いんだなぁ・・・・・・。
眼からうろこだった。


2008年11月11日(火)


 (日記) 緊急休業報告


昨日の昼過ぎ辺りから二十年ぶりくらいでジンマシンが出てしまい、昨日は太ももから足に掛けてだけだったんだけど、今日はお腹から背中から全身出ていて店を開けられそうも無い。
別にどこか痛いわけでもないし、微熱があるだけなので出ようと思えば出られない事もないが、只でさえビジュアル的にコレなのに、その上ジンマシンじゃぁ、お客も逃げるだろう・・・。(苦笑)

土曜も別段ジンマシンが出るようなものは食べていないし、体調不良も無かったのだが、もしかしたらこのところ飲み過ぎの傾向があったので肝臓か腎臓が警告を出しているのやも・・・。
昨日は一滴もお酒を飲まないで居たのになぁ・・・・・・。
明日病院に言ってきて原因を調べてもらおうと思う。

そんな訳で今日一日様子を見るためお休みします。


2008年11月10日(月)


 (日記) 怒涛の4連荘


5日の日に大喧嘩をして出入り禁止にした例の40男の(S)。
アタシにあれほどクソミソに言われ、あれほどの嫌われ様だったにも関わらず、又、本人も「二度と来るか!!このババア!!」などと啖呵を切っておきながら、翌日照れ臭そうに謝りに来、その日もアタシにクドクド説教をされながらも飲んで行き、なんと昨日まで4連荘で飲みに来ている。

よほどからくり箱を気に入ってしまったようだ・・・・・・。(苦悩)

昨日は昔経営していたエポックの頃、バイトをしてくれていた(N)ちゃんと言う女の子が友達を連れて来てくれ、三年ぶりほどの再会だったので大いに話しや歌や酒で盛り上がり、その子達の帰り際、ぷあぞんが入れ替わりに入って来た。

その後、コマキが来、後にたかちんが来、そして又もや(S)が・・・・・・。

(S)はよほど愛情欠落で育って来たのか、人の温もりが欲しいのか、本気で叱ってくれる人が居なかったのかは知らぬけど、アタシをアネゴかオフクロのように感じてしまったらしい。
アタシの手を握り、膝に手を置き「触るな!!このたこぉ〜!!穢れるわ!!」なんて叱られながら「ごめん、ママ、ゴメンね」と手を引っ込める割にはまた又直ぐに手を握ってきたりする。
「手を縛って隔離するぞ!!」なんて言われても、嬉しそうにヘラヘラ笑っている。
アタシばかりではなく、ぷあぞんやコマキにも馴れ馴れしいと言うかなんと言うか、ちょっと目を離すと常にスキンシップを求める。

アタシャ、(コイツは単にどうしようもないヤンチャな甘えん坊なだけなのだ・・・。)と言う結論に達した。

アタシにボロクソに説教され、ぷあぞんに「この店に来たければこの店のルールってものが有るのね・・・・・・あのね・・・・・・・・・」などと幼稚園生を諭すように教えられ、「ハイ、解りました」「ハイ、すいません」などとしおらしくしている割には誰かが歌いだすと「ハイハイハイハイ♪」とか「イャホイ♪」などと下種(ゲス)な合いの手を入れたりなんかして、その度に又アタシ達に「此処はドヤガイの飯場じゃないんだからさぁ・・・、品良く飲みなさいよ、品良くぅ・・・・・・。人が歌ってる時は黙って聞いてろ!!」などと説教されて、「ハイすいません」と嬉しそうに笑っている。

お前はアホか!!

なにしろ、性懲りが無いと言うか、聞き訳が無いと言うか、いくら怒っても怒られる直ぐ側から、同じ事を繰り返す。

(S)を見てるとどこか憎めず、案外本当は寂しがり屋の可愛いヤツなのかも知れないと言う思いも有るのだが、ちょっと目を離すと直ぐに隣の客などに話し掛けたりチョッカイを出すので、まだまだ野放しにはしておけないのだ。

お隣さんだった(S)の親方である(E)さんも「コイツは口も悪いしバカなやつなんだけど、決して悪い人間じゃないからママ、そう起こらないでやってくれよ・・・」なんて苦笑してたが、まだまだウチの店の常連と認めるには厳しい保護観察付である。



ヤレヤレ・・・・・・。とんだ迷い猫が住み着いちゃったものだ・・・・・・。


2008年11月09日(日)


 (日記) イワシの稚魚で鯛を釣ろう・・・ってか・・・・・・


麻生総理の施政方針演説をTVで見た時は、少し世の中を変えてくれるかも知れない・・・と、多少期待した部分もあったけど、やはりお坊ちゃま上がりのあの人は、貧富の差や苦しい人たちの現状を何一つ把握してないなぁ・・・とガックラした。

国民一人一人に1万チョイほどのはした金をばら撒き、その後消費税を上げさせてもらうですって? おふざけじゃないですよ!!
エビで鯛を釣るって諺が有るけど・・・・・・。
一万チョイじゃエビでもないわ・・・、イワシの稚魚にもなりゃしない・・・・・・。

なんだか、やり方があまりに汚すぎて、コレじゃ益々貧富の差や格差が広がるばかりだろうなぁ・・・と、暗澹たる気持ちになった。
どんな家庭を基準に物事を組み立ててるのかは知らないけど、多分平均的な暮らしをしている家庭だろう、でも今は平均以下の暮らしをしている人が如何に増えているのかもっとあの△お目々を見開いて、つぶさに観察するべきだと思う。

国の官僚やお偉いさんたちがずるい事や無駄な事して作った借金を、何故アタシ達貧乏人が埋めなきゃならないのよ・・・・・・。
アタシャ自分の頭のハエさえもまだ追えないってのに、国の面倒なんて見られるか!!ってんだ!!!!!

弱者の為にもっと必死になってくれるような人になら多少心も動くだろうが、カップヌードル一個の値段も知らず、日々高級バーで酒を飲んでるような総理の言う事になんか、耳を傾けたくも無い。

この先も、益々貧乏人はより貧乏に、金持ちはより金持ちになる世の中になって行くんだろうなぁ・・・と思うと、侘しさだけが心を占める。


2008年11月08日(土)


 (日記) アタシの安定剤。


一昨日は久々にとある事でブチ切れて、2度目と言うお客と大喧嘩して出入り禁止にしてしまった。

「金要らないからさっさと帰ってくれ!!」と言いたい所だったが、貧乏なので、「金置いてさっさと帰ってくれ!!もう二度と来るな!!」と言う事になった。
滅多に切れたりしないアタシも切れると女ヤクザみたいだなぁ・・・・・・。
我ながら、ヤレヤレだ・・・・・・。

その経緯や理由は思い出したくも無いし、2度目とは言え、仮にもお客サマ。書かれた人を傷つける事になるので書かないけれど、からくり箱はアタシと常連達の安らぎの城なので、そこを汚すような人には絶対に来て欲しくないし、あまりに場をわきまえないような人や尖った人間もしかりなのだ。
からくり箱の唯一の誇りは、いつだって優しく、楽しく、気の良い、お行儀を弁えたのんべぇ達だけで運営されてきたと言う事なのだもの・・・・・・。

気取っているとか客を選んでいる場合か? と言う人も居るかも知れないけれど、ダメなものはダメで、アタシのポリシーで、それゆえの貧乏ならば自業自得なので仕方ない、と諦めている。
こよなく平和と和を愛するアタシは、そういう仲間達だけで良いのだ。

昨日はその他にもちょっとした事が有り、すごく気分がへこんでしまったので、今朝は今アタシが一番好きな曲をずっと聴いていたら落ち着きが出てきた。

ちょっと疲れた時や、静けさに浸りたい時にアタシの安定剤の役目を果たしてくれている素晴らしい曲だ。
恋の悩みに泣いている人たちにも、人生に疲れている人にも安らぎを与えてくれる事でしょう。

「風のガーデン」の挿入歌。
平原綾香の「ノクターン」

今この曲を覚えて、一日も早く店で歌いたいなぁ・・・なんて思っている。
でも、英語だし・・・難しいしそうだし・・・・・・。

http://jp.youtube.com/watch?v=vwYl9osuQbs



2008年11月07日(金)


 (日記) 小室さんを見ていて感じた事


これはあくまでもアタシが思うところであり、空想に過ぎないのだが・・・・・・。

アタシは小室さんのファンだった訳でもなく、彼の音楽に特別な思い入れも無かったんだけれど、エポックと言う店を経営していた頃は、正に小室ファミリーの全盛期で、常連のお客さんやバイトの子たちがこぞって彼の楽曲を歌っていた。彼の曲を聞かない日は無かったほどだ。
なのでこんな年のアタシでも、歌うレパートリーの中にほんの少しだけ彼の曲が入っている。

お金の力と言うのは恐ろしいもので、あれだけ稼ぐと(持つと)やはり完全に感覚がマヒしてしまうんだろうなぁ・・・・・・。
音楽や芸能に携わる人は、皆一種独特な感性の持ち主が多く、それは裏を返せば何がしかのコンプレックスに裏打ちされている場合が多いような気がするのだ。
特に突出した才能の持ち主は、芸能界でも物書きでも変わり者が多い。
有名になり、金を稼ぎ、そのコンプレックスである要因に自ずからケリを付ける。
そんな反骨精神のようなものをバネにのし上がって行くものだと思う。

そしてある日夢が叶い、急激に財産や、地位や、名誉などを手に入れた時、本当は、そこからが人生の大きな分かれ道になるんだろうなぁ。

彼の場合、ケチではなさそうだし、特別物質欲が強かった訳でもなかった気がする。
本当は人からきちんと評価されたいと言う気持ちの方が強かったと思うのだ。結構孤独な人だったのではないだろうか・・・・・・。

彼が贅沢を極めたのは、多分自分は此処まで稼げるようになったんだと言う自己確認の為もあり、人に認めて欲しいと言う願望もあり、本当は大して欲どうしい人間ではなく、だからこそ全盛期には母校だかに10億円をポンと寄付してしまうような太っ腹な部分も持っていたんだと言う。

ただ、お金で人が集まってくるのか、本当に自分を好きで集まって来てくれてるのか彼自身も解らず、お金なんかより人の愛情が恋しいはずなのに、きっと仕舞いには物で人を釣るしか術が無くなっちゃったんだろうなぁ・・・・・・。

その人気や地位や、財産が無くなって来て、周りから人も居なくなって、自分自身の己への評価も危うくなってきた時、彼は相当な焦りや不安や恐怖感を感じたと思う。
そしてやはり自分自身にではなく、持っているものへの評価しか無かったんだと言う事を目の当たりに知ったのだと思う。

もしも彼のお金の使い方が、人を見返す為ではなく、人の為に綺麗に役立つものだったとしたら、あんな末路にはならなかったと思う。

少し可哀想な気もするけど、自業自得なんだろうなぁ・・・・・・。


2008年11月05日(水)


 (日記) とても心配だ。


夫のフゥーリィー、大昔のバイク事故が原因で、それ以来定期的に膝に水をため、たまれば一週間ほど動けなくなると言う発作には見舞われ続けててきたのだが、今回はひじがおかしいのだ。

先週の火曜日辺りに仕事中、突然右ひじが痛くなったそうで、そしたらアタシの風邪の熱と共に彼も高熱を出し、あの看病に付いて割に合わないと言うボヤキ日記になった訳なのだが・・・・・・。
あれ以来ずっとその痛みが続いており、腫れも引かず、昨日など手の指までがパンパンに腫れ上がってしまって、又高熱を出した。
いつもの関節炎や、単なる風邪等とは違うみたいで、とても心配である。

「だから先週の水曜日に今の内に医者に行けと行ったじゃない。あの時はまだお金が少し余っていたのにぃ・・・・・・。今更言われてももうお金無いし・・・・・・」

仕方ないので、今日も仕事を休ませ後で病院に連れては行くのだが、月末に諸々の支払いを済ませた後なので、今は財布の中身が空っぽに近い。

別に遊んで暮らしている訳でもなく、人生をサボっている訳でもなく。互いに仕事を持っており、しかし互いに身体があまり丈夫でない為、ちょっと仕事が出来ないといつもこんな風にギリギリか少し足りないくらいの生活をずっと続けているアタシ等夫婦は、多少具合が悪くとも医者にもおいそれとは行けず、又、仕事を休む訳にも行かず、医者に行けないから病気が長引く、きっちり治すだけの余裕が無いから又発作が出る、と言う悪循環がどうしても続いて行ってしまう。
検査やレントゲンも毎回結構高いのだ。

こういう風に長引けば長引くだけ、仕事も多く休まなければならず、結局は即来月が又困る訳で・・・・・・。

そんな折、国から生活補助金が出ると言うありがたいニュースを聞いたが。年間2000万も3000万も稼ぐ人も、アタシ等夫婦のように医者にも行けぬ人も同じ金額をもらうと言うのは何か違うのではないかと解せない気分だ。
何の為の生活支援金なのやら・・・・・・。
もっとギリギリの人々を助けて欲しいと思う。

3万強のお金を貰っても、焼け石に水の世帯もあれば、3万強のお金を貰った所で、有っても無くても同じだと言う余裕のある世帯もあるだろう。
ならば、そんなはした金別に要らないわ、と言う人達は辞退してくれ、徐々に貧乏人に譲り回してくれたらいかがなものかと思う・・・。

だめ?(^▽^;)


2008年11月04日(火)


 (日記) ドラマ「風のガーデン」が素晴らしく良い。


緒形拳の遺作になったドラマ「風のガーデン」を毎週欠かさず見ているが、あのドラマが素晴らしく良い。

倉本聡さんの名前を初めて知ったのは、確か「キミは海を見たか」と言うフジTVのドラマでだったと思う。もう何十年も昔の事だ。
アタシの従姉妹の元旦那さんであった杉田さんhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E7%94%B0%E6%88%90%E9%81%93がそのドラマの演出を勤め、年賀状に番組の宣伝が書いてあり「僕の手掛けたドラマなので是非見てね」と書いてあったので、亡き母と見るようになったのだ。

それ以来、「ライスカレー」や「北の国から」などなど、倉本聡さんと杉田さんがコンビの作品は極力欠かさず見て来た。

親戚筋が関わっているからひいき目に見ている訳ではなく、かえってアラを探すように見てしまうひねくれたアタシ達親子でさえも、倉本聡さんが描く人間達の人間味のようなものがアタシは大好きになり、人間が持つ情けなさや、哀しさや、仕方なさや、優しさや、本来の人間らしい情緒的なものがとても自然体でいながら鋭く描かれていて、これほど人間の心の機微やヒダをどうしてこんなに上手に表わせるのだろうか・・・と、常々感動させられてきた。

奇麗事や絵空事を描くのは簡単だけど、人間なんてそんなもんじゃないだろう・・・と言う部分が、実に正直に繊細に描かれていると思うのだ。

「風のガーデン」はまだ次が4回目だが、益々引き込まれている。
何だか見るのが勿体無いほど素晴らしいドラマだと思う。
友人に聴いた話だがこの作品が氏のテレビドラマを手掛ける最後の作品になるらしい。

最近はアイドルや売れてる芸人をただただ視聴率の為にだけ使ったような、学芸会のような陳腐なドラマばかりが主体で、ドラマの質がかなり低下していると思うのだ。
氏もそういう業界でドラマを書き続ける意欲はもう失せてしまったらしい。
それはとても残念な事であり、とても虚しい様な気がする。
そう言った本物の人たちにやる気を起こさせなくなるTV業界にしてはいけないと思うのだが・・・・・・。

上質な役者や女優や俳優が、徐々に居なくなって来ると同時に、上質なTVドラマもどんどん無くなってしまう事がとても残念で寂しい。
氏のTVドラマがもう見れなくなると思うと、一際「風のガーデン」を胸に焼き付けておきたい。

こんな事を日記に書くアタシも、古い人間なんでござんしょうが、長生きをすると言う事は、毎年毎年一枚ずつ虚しさを纏うだけだ・・・なんて思い始めている年代に差し掛かって来た。

上っ面の人間ではなく、上っ面の出来事ばかりではなく、もっと人間の心の奥に潜む人間らしさを巧妙に描いてくれるようなドラマを、若い人々に書いて欲しいなぁ・・・。
たやすく売れるものではなく人を感動させる良い物を・・・・・・。

TVドラマ、あんなに好きだったのに、最近は2個くらいしか見たいものがなくなってきた。


2008年11月02日(日)


 (日記) きゃ〜くよ来い♪ は〜やく来い♪&料理


なぁんて歌いながら侘しく日記書いてるアタシだす。
昨日もずっと誰も来ず、11時から客が来はじめ、結構賑わい、閉店は2時。
営業時間大幅に変えようかなァ・・・・・・。

今日は連休の中日なので返って暇なのだろうか・・・・・・。

じょーじんちゃんに昨日スーパーで偶然出くわした時、今日来るって言ってたのになぁ・・・・・・。

今日の昼間、夫婦二人ともまだ風邪が抜け切らないので、少しにんにくを利かせた温かスープ(果たしてスープと呼ぶのじゃろうか?)とウナギの親子丼のようなものを食べた。
お陰でアタシは元気モリモリになったのに、まだお客ゼロだぁ・・・。
寂しいなぁや・・・・・・。

んで退屈なのでレシピなど書き記そう・・・。

まずは
【肉ニラにんにく豆腐スープ】

【材料】2人前

豆腐(絹でも木綿でもよい) 小さめのもの1パック
にんにく          一欠け
豚バラ肉          3枚ほど【バラ肉だけに3枚なんて・・・w)
ニラ            半束
塩             適量
醤油            適量
ごま油           数滴
カエンペッパー       適量


【作り方】

☆鍋に適当な量の湯を沸かし、にんにくを摩り下ろしたものを直接入れる。
☆豚バラを3センチ幅に切り、それも鍋にぶっ込む。
☆アクが浮いてきたら丁寧にすくい、塩、醤油、カエンペッパーで味を調える。
☆豆腐は食べやすい大きさに切って入れ、少し味が馴染むまで煮る。
☆最期に3センチほどの長さに切ったニラを加え、ニラに火が通ったらごま油少々を垂らしてアッという間に出来上がり。

備考 ピリ辛で簡単な割にはとても美味しいスープなのだが、カエンペッパーが無い場合はラー油でも良い。

お次は
【ウナギの親子丼もどき】

【材料】2人前
ウナギの蒲焼   一匹分
三つ葉      少々
卵        3個
山椒       少々
(だし汁)
酒        少々
みりん      少々
塩        少々
砂糖       少々
醤油       少々
出汁の素     少々

【作り方】

☆ 平べったいフライパンに水少々を入れ、酒、みりん、塩、砂糖、醤油、出汁の素を適当に入れ、好みの味付けにする。
☆ だし汁の味が調ったら、一口大に切ったウナギを適当に並べ入れ、グツグツしてきたら卵をさっと溶いて回し入れ、蓋が有ったら蓋をし、卵が半熟になったらフライ返しですくってご飯の上に盛り付けて、三つ葉を散らして出来上がり。
好みでサンショをふって召し上がれ。

うちは貧乏なので、ウナギを食べたくても一匹しか買えない時はコレでごまかしている。
中々栄養が付いた気がする。


あぁ〜ぁ・・・。
そろそろ客来てくんないかなァ・・・・・・。(涙)
誰も来てくんなきゃ飲みにいっちゃうぞォ〜。
っても・・・金無いしなぁ・・・・・・。

たみてぃ〜なぁ・・・。(さみしいなのアタシ語)


2008年11月01日(土)

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