マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) あるサイトで見つけた、チョット良い話。


【言葉探し】〜言葉の贈り物〜 と言うサイトより転載。


女が一人夜の空港で待っていた。
飛行機が出るまであと、数時間。
女は空港の売店で本をあさり、
クッキーをひと袋買って、腰をおろした。

夢中になって本を読んでいるうちに、ふと気づけば
横にいる男が、こともあろうに、二人の間に置いた
袋から、クッキーをつまんでいる。
女は騒ぎを起こすのがイヤだったから、知らんぷりを決め込んだ。

女は本を読み、クッキーをかじり、時計をみていたが、
呆れたクッキーどろぼうは、クッキーをどんどん食い荒らしてくれる。
刻々と時間がたつにつれ、女のいらいらはつのるばかり…
私がこんないい人でなきゃ、ぶんなぐってやるわ。

女がクッキーを一つとれば、男もまた一つ取る。
最後の一つが残ったけど、この男はいったいどうする気だろう?
男は、頬をゆるめ、わざとらしく笑うと、
最後のクッキーを手に取り、二つに割った。

その一つを女に差し出し、残りを男は食べた。
女は男からクッキーのかけらをひったくると、内心思った。
「ああ、なんてやつ。この厚かましき、この恥知らず、
一言のお礼も言わないなんて!」

こんなに腹が立ったのは、生まれて初めてだわ。
出発便が呼ばれたときには、ほっと安堵のため息が出る始末。
荷物をまとめて、ゲートに向かい、
「恩知らずのどろぼう」には目もくれずに立ち去った。

女は飛行機に乗り、座席に身を沈め、
やおら本を捜した、あともう少しで読み終わるわ。
荷物をまさぐった女は、驚いて息をのんだ。
なんと、自分の買ったクッキーがある!

「私のクッキーがここにあるなら…」うちのめされて彼女はうめいた。
「あれはあの人のだった、それを私に分けてくれた…」
謝ろうにも手遅れだと、女は悲しみに身もだえた。
自分こそ、恥知らずの、恩知らずの、どろぼうだった。


コレに似たような経験、私もあるなぁ・・・・・・。



2005年07月30日(土)


 (日記) 私が考え出した、傷付かずに自分の欠点を知る方法。


人は誰でも良い所と欠点とがあると思う。
そしてやはり、欠点を言い合えるようになってこそ、初めて、人と人は付き合い出したと言えるのではないかなぁ。
でも、欠点ばかりを闇雲に指摘されるのもきつい。それだとどうしても善意として受け止められず、傷付けられたような気がしてしまう。
かと言って自分でも気付かない欠点と言うのは、絶対に知りたいとも思う。
そこで私は良い方法を考えてみた。

自分の欠点を、解りやすく傷付けずに教えてくれそうな人に、手紙やメールを書いてみるのだ。

私は、私の性格を、人がどう見ているのか、今、真剣に知りたいと思っています。
なので、私の事で気付いた事を正直に優しく書いて欲しいのです。
コレは私に対する善意の意見と受け止めるので、遠慮はしないでください。

そこでアナタにお願いがあるのですが、私の良いと思える部分を先ず3つ誉めてください。そして、私のもっとこうしたらいいのでは? と思う部分や、絶対に直したほうが良いと思う部分を1つだけ書いてください。【どちらも出来るだけ具体的に】

アナタの意見を参考にさせて頂き、自己改善に努めたいと思います。


こんな文面はいかがだろうか?


いたずらでなければ、無記名でもかまわない。それに手紙やメールならば、面と向かって言うわけではないので、相手も書き易いだろうし、受け取った側も、先ずは3つも誉められた後なので、後の1つに多少辛い事が書かれていても、真摯に受け止める事が出来ると思う。
しかも、そういう文面を受け取れば、本当にその人の為を思った事を、心を鬼にしてでも書いてくれると思うので、ありがたく受け止める事が出来るわけだ。

自分でとっても良いアイデアだと思った。

出来るだけ失いたくはないと思っている沢山の人に送ってみると良いと思う。
その中にはきっと同じ意見が多いのではないだろうか? 平均を取れば自分の短所が自ずと良く見える。
そして自分でその部分を時間を掛けてゆっくり無理なく改善させて行けば良いと思う。

今日はこのアイデアに100点を付けてあげよう。(笑)

もしも、このアイデアに共感を持ってくれる人が居たら、お手数ですがエンピツフォームメールから、無記名でかまいませんので私への誉め言葉と意見を送ってみてくださいませんか?

あくまでも、誹謗中傷のようなものではなく、真剣なものを望みます。

私は人々のご意見をありがたく受け止め、改善させるべきだと感じた部分は出来る限り改善させようと思ってます。



2005年07月28日(木)


 (日記) 良い本、良い友人に出会う事の共通点


この所、人生哲学や、生き方を見出す本など40冊ほどの良書を毎日毎日読み漁っている。
特に中村天風・本田健・松浦英行は、図書館でありったけ借りて来て、殆ど読んだ。
可笑しな事に、松浦英行は本田健を師と敬い、本田健は、中村天風を師と敬い、こんな所でも繋がりやシンクロニシティが起こっているんだと感心する。

その他にも(M)チャンから借りた沢山の成功本、その本に関連する言葉遣いや口癖や、潜在意識に働きかける本等、色々直感に任せ、手当たり次第に読んで来たが、どの本も言わんとしている部分は大体共通している。

まずは自分を愛し受け入れ、自分の魂や直観力(スピリット)を信じ、自分の能力を誉め認め、宇宙エネルギーに身をゆだね・心を強く持ち・自分にも人にも前向きな言葉を使い・周りを愛し・周りに良き情報を与え分け合い、大好きな仕事を一生懸命にやり、人々を喜ばせ・人生を楽しみながら無邪気な魂を宿し、心身共に豊かさを身に着けて行く・・・。
と大まかに言えば、こんな所だろうか・・・・・・。
これは様々な宗教にも、通ずる事だと思う。

ただ宗教と少し違うのは、どの本も、欲を捨てろとは書いていない。
欲は有って当たり前と書かれている。
欲には出して嬉しい欲(気持ちの良い欲)と、苦しむ欲が有り、それに気付く事が大切だとは書かれているが・・・・・・。
そして書き手によって、その重みや厳格さは確かに違う。

元々生まれ育った環境が恵まれていた人が書いた、所謂、エリート的な著書、生死を彷徨いながら大変な修行をして得た、真の偉人が書いた哲学的な著書、医師が研究を元に書いた著書、一般の主婦が大きな成功を遂げて書いた著書、苦節の人生から這い上がった人が書いた著書、なり上がりが書いた著書、書き手によってその重厚度は違う。

誰が書いた本に関わらず、そんな本に出会うたび、私はそうだそうだと頷き、心にチクリと痛みを覚え、目からうろこを何枚もはがし、共感し、よし!! 自分も大丈夫だ!! 絶対にそっち側の人間になって見せる!! と言う意気込みは感じるのだが・・・・・・。

ただ、私は様々な本を読んでいて私なりの発見が有った。
人との出会いと、良書との出会いは、共通点が沢山あると・・・。

人が他人(友人)や助言者や多くの本を求めるのは、自分に無い何かを探し出す為なのではないかと思う。
他人の言動、行動や著書によって、自分と言うものを再確認し、この生き方ではだめだとか、この生き方で良かったのだという事を、再認識したいからではないかと思う。

本に出会うのも人に出会うのも、同じ願望からのような気がする。
自分に取り入れるべき何か、自分に役立つ何か、自分から排除すべき何かを、そこから見出したい・・・・・・。と願うからだと思う。

そして、本も人も。
気難しいものは気難しい。
乱暴なものは乱暴。
優しいものは優しい。
温かいものは温かい。
冷ややかなものは冷ややか。
解りやすいものは解りやすい。
謎めいたものはいくら理解しようと試みても謎めいてる。
意地悪なものは意地悪で、偏屈なものは偏屈で、又、軽すぎて不謹慎過ぎるものも余り参考にはならない。

そうやって、色々な著書や色々な人々と出会い、今現在の自分の魂レベルに合った物に寄り添い、又自分のレベルが少し上がれば、少し上のレベルの本や人々がそこに自然と寄り添うようになり、全ての人が自分に見合わないものを不本意ながらも置いてきぼりにし、又、新たに寄せ集め、互いに手を取りながら抜きつ抜かれつし、成長し合って行くものではないだろうか・・・・・・。

私がこの所で読んだ著書群は、それぞれが素晴らしく、取り入れたい事ばかりだが、今の私の魂レベルではとても恐れ多いものも多い。
それはもっと成長したときに魂レベルの頂点を目指せるようになれば目指すとしてだ・・・。
そんな中で、ついつい最近、図書館で何気なく手に取った一冊の本に、私は今のモヤモヤした部分の顕著な答えを見つける事が出来たのだ。

先日、良きアドバイサー達に囲まれ、意見を乞い、私は多少打ちのめされながらも、そこまで自分が駄目だとされる部分の答えを必死に探そうとしていた。
それでもまだ、10%の所に靄が掛かっていた私の心・・・。
そんな私の心境を知った神が、これが答えだ! と与えてくれたような、正に魂に染み込んだ一冊に出会えた。

著者:スティーブン・チャンドラー【なりたかった自分になるのに遅すぎることはない】
耳の痛い部分はもちろん沢山あったが、この本は、決して私を落ち込ませる本ではなかった。
なんだ、所詮私は全然変わっていないじゃないか! と落胆させるものでもなかった。
私の短所を思い知らせ、矯正させると言う類の本と言うよりは、これでいいのだ。今までのものでいいのだ。でもこれからはこうしていけばもっともっと良くなるのだと、抱きしめ勇気を奮い立たせてくれる類の本だった。

魂の琴線に触れた。


この本は買い求め、常に側に置いておきたい。


2005年07月26日(火)


 (日記) 無駄金を使ったもんだ・・・。


先日、店のノートパソコンのキーボードにコーヒーをこぼしてしまい、四苦八苦した話を日記に書いた。
そこで、早速ヤマダ電器にノート用のカバーを買いに行ったのだが、生憎パソコンメーカーの純正品が無く、切って使うというフリーサイズ用のを買ってきた。
キーボードにあわせたような凹凸も無ければ、単なる一枚のビニールシートのようなものだ。しかし、980円ほどしただろうか・・・・・・。

早速店に戻り、サイズを測り、ハサミでちょん切って、使い始めたのはいいのだが・・・。しかし、それが使い辛いったらありゃしない。
なぜか片面だけではなく両面がペタペタしている。
粘着性があるのはズレ防止なのだろうが、ペタペタは両面に必要なのだろうか?
フィンガーマウス(?)がイチイチ引っかかる。
そこだけハサミでくりぬこうとも思ったが、それじゃ、何かをこぼした時心配だ。
仕方なくマウスの枠までめくり上げて使っていたのだが、なんだかなぁ・・・。
しかも数日使っているうちに、その粘着力が薄れてきて、ズレるわ、むけるわ、はがれるわ・・・・・・。
『え〜い!! こんな厄介なものいらんわ!!』と、一週間でゴミ箱行きとなりました。

んで今現在、結局何がカバーの代わりになってると思います?
何と、サランラップなんですねぇ〜♪
コレが案外調子よく、指滑りは滑らかだし、多少光ってキーボードの文字が見えにくいのは難だけれど、そこんところはブラインドタッチ予備軍のアタシ・・・。【大ウソ!】

一昨日もジュースを3滴ほどこぼしましたが、全然への河童♪

あぁ・・・、こんな事なら最初からサランラップを使ってりゃ良かった。
サランラップなら、ただも同然。しわくちゃになったり破けたら、又とりかえりゃいいんだ物。
大きいサイズのサランラップを長めに切り、両横を挟み込むのですよ。
パソコンの重みで、しっかり固定されますよ。
あんな使い捨てのようなキーボードカバーに1000円近く掛けるなら、全然安上がりだ。

皆様、どうかお試しくださいな。調子良いですよ〜♪
ノートパソコンなら、大きなサランラップで十分全てのキーボードカバーの代用が出来ますから。


2005年07月25日(月)


 (日記) 又感が当たった


つい先日、飲み友達の【K】が大学の偉い先生を連れてきてくれた。
どうやら地質学の専門らしく、地震の話になったのだ。
地震恐怖症の私にとっては、とても怖いのだが、それだけに興味がある。

その時、『私って、何となく胸がザワザワして嫌な予感がすると、近未来に地震が来る場合が多いんですよね・・・』なんて言う話をした。
【K】は「オマエの前世はナマズか!」等と抜かしていたが、その時に『何だか一週間以内に又少し強めの地震が来る様な予感がするんですよ」と言ったら、本当に今日有ったので、自分でもびっくりした。

以前、日記の愛読者がBBSに、マキュキュが地震の事を書くと本当に地震が起こるから怖いと書かれた事を思い出した。

そして先日、久々に息子と電話で話したのだが、どうやら息子も地震の前触れは何となく解るらしい。私と同じように、やたら胸がザワザワすると言う。
親子で体質が似てるのだろうか?

今日など(K)に携帯から「この前来た時に、何だか一週間以内に地震が起きそうな予感がするって言ったの覚えてる? ホラ! やっぱり当たったでしょう・・・」と電話までしてしまった。

しかし、地震は本当に怖い!
松本あたりは何時大きな地震が来てもおかしくないと言う。
あっ、客だ!!






2005年07月23日(土)


 (日記) コレコレ! これじゃなきゃ!!


今、一月チョイ振りに、家で日記を書いている。
いつもの庭を眺め、山々の景色を眺め、手元には立ちたてのコーヒーが・・・。
やはり、これでなきゃ・・・・・・。

やっと最愛の相棒とネットが合体し、今朝から動き出してくれた。
こうして再び家で日記が書けている喜びはひとしおだ。
新しく何かが生まれ変わったという感じがする。
なので今日は、この日にちなんだ日記を書きたい。


先日のM氏の来松は、私にとって大変な日となった。
大変という文字は、大きく変わる・・・という意味だ。
今日の場合の大変は、決して否定語ではない。

私自身、大きく言えば2002年の4月・・・、この日記を書き始めた日から今の私になる為に、何かにスイッチが入り、少しずつ変化が起こり始めてきたのだと思う。
それ以前の過去の私は読者は何も知らない。
日記を書き始めてからの私・・・、要は人生と言う約80年の長い長〜い旅行中の後半に差し掛かった私を途中参加で知り始めた事になる。

なので、この日記を書き始めるまでの過去の私の事は、私が過去を書いた文章の、その部分だけでしか判らない訳だ。
勿論書いてない事も、書かなかった事も、書けない事も沢山ある。
読者の方々や、日記で私を知った人々にとっては、20002年4月。そこからが私との旅の道連れのスタートになるわけだ。

何故前置きにこんな事を書いたかと言うと、日記に書かれた部分だけで私の全てを把握して欲しくないという願望があるからだ。

読者の目から見れば、自分らの人生や考え方と比べ、未だ未だ私は全然なっちゃないのだろうが、これでも人生旅行のスタート地点から比べれば、私の旅行はずいぶんと軌道修正され、改善され、快適になりつつはあるのだ。

この日記を書き始めてからの3年と3ヶ月の間、【まだそんなモンだったんだ・・・】様々な出来事に打ちのめされ、様々な嬉しい出来事も同じくらいに起き、様々な人と知り合い、様々な人とすれ違い、様々な人を失い、めまぐるしい日々を過ごして来た。
それだけに、この3年と3ヶ月は、私の人生の大旅行の中でも最もエポックメイキングに通じる大切な時期なのだと言う予感がしている。
そんな正に荒波の途中でひょんな事から知り合ったM氏・・・・・・。

彼は最もコテンパンに打ちのめされていた当時から、耳にキンキン響く厳しい事を平気で言う・・・。いや、耳にと言うよりは魂にかもしれない。そして私の安っぽい自尊心にかも知れない。
でも、私がそんな彼に見放されぬよう、見放されぬよう、必死でしがみ付いて来たのには、一つの思いが有ったからだ。

当のM氏にも聞かれた。「わしの何がよくてケチョンケチョンに言われてもお前さんは着いて来るん?」と・・・・・・。

正直、何故だか私にも良く解らない・・・・・・。
でも、彼のエネルギーが天が彼を選び、彼の使命(役割)として降りて来た本物のエネルギーであると思う事と、彼の100の厳しさの中に、彼の笑顔と同じ・・・、100を超える温かさが宿っている事が私の魂が直感的に感じ取れたから・・・・・・!
冷酷さの中に、とてつもない温かみが有る人間なのだと私の直感が教えてくれたから・・・・・・!と、それしか言いようがないのだ。

何の修行も何の荒行事の経験もない彼に、突如その巨大なパワーが降り立つと言う事は、天(創造主?)が彼を選んだからなのだと思う。
彼は病に苦しむ人、心に苦しむ人、そんな人のところに出向き、笑いと和みを振りまき、その人の生きようとするアンテナに電波を注ぎ込み、活力を与え、教えを説き、去っていく、まるで、笑うセールスマンのような存在だ。
もしも、魂に邪悪を宿した人が居れば、しっぺ返しもちゃんと施す。

そんな彼に幾度となく見放されそうになりながらも、私はこの人を絶対に逃したくない!! 私の旅行においての添乗員(メンター)として、ずっと関わっていたいと思っている。
でも彼は、私が一人で歩けると思えば、また、安心して見放すだろうし、かと言って、あまりに面倒ばかりを掛けていれば、また、面倒くさくなって見放すだろうし、おちおちしていられない存在なのだ。

そんな彼が、私の店に来てくれた目的は、まだまだ危なっかしい私に、長旅の中の羅針盤として、外れ掛けた進路を軌道修正してくれる為と、私の定宿である【からくり箱】という店にパワーを注ぎ込んでくれる為と、私と何かで接点を持ち、個々の旅の途中の道連れ達に、エネルギーを注ぎ込んでくれる為だった。

しかも、あの日も、私にとっては最大の、大きな大きなシンクロニシティーが有ったのだ。
あの日は不思議な日だった・・・・・・。
今思えば、その前日から、シンクロニシティが始まっていた。

前日、私の松本に来たての頃からの友人である氣功の先生(I)達ご一行が来てくれた。
彼女は長い間勉強をして、いまや諏訪方面で氣功の先生として立派に活躍している人だ。
彼女はとても物腰が柔らかく、穏やかで、誰にでも優しさと温かさで包み込むようにして、いつもアドバイスをしてくれている。
本当の意味でひまわりのようなタイプの女性だ。

そして18日当日はフゥーリィー&(R)が手伝ってくれ、秀爺夫妻、(M)ちゃん、(R)一家、妹分(M)、(S)ちゃんなどなど、大勢の人々が来てくれた。
どうしてもM氏に会わせたかった人、M氏のパワーを体験してほしかった人、M氏との接点を持ってほしい人ばかりだ。

そうしたら、何と偶然にも、途中で例の横浜に住む私のもう一人の恩人でもあり、アドバイザーでもある(H)ちゃんが、いつもの仲間を連れて来てくれたのだ。
もの凄いメンバー達が一気に寄り集まってくれて、私は一時期ドギマギした。

前日来た(I)にしろ、M氏にしろ、(H)ちゃんにしろ、秀爺夫妻にしろ、この2日間で私の人生に関わりの深い、不思議な能力を持つ指導者達が、一人を抜かし、なんと全員、一気に勢揃いしてしまったのだ。
なので、色々なタイプ別のエネルギーが炸裂して、店は爆発しそうな勢いだった。正直、一時はどうなる事かと思った!!

それぞれのエネルギータイプは別々で、そのエネルギーを発する発し手の思いや性格も別々で、もしかしたら、そんなすべてのメンバーに教えを乞おうとしている私の事を八方美人で欲張りな人間だと思う人も居るかもしれない。
エネルギー同士の喧嘩になるのではないかと懸念をする人も居るかもしれない・・・・・・。

でも、一箇所にそんなメンバーが一気に集まったと言う事は、それはそれで私にとっては大きな意味が有ったからこそだと思う。

なぜならば、その誰も彼もが、偉大なスピリットの持ち主で、私が変わりたいと言う魂からの願いを、真剣にずっと応援し続けてくれた人ばかりだからだ。
誰も彼も、心からのアドバイスをくれ、耳の痛いことを言ってくれ、叱咤激励し続けて来てくれた人ばかりだ。
誰も彼も、本心から私を変えようと協力してくれている協力者達なのだ。
そして、その誰も彼もが私に足りない部分や、私が迷っている部分や、私の悪い部分に対する助言が皆、ほぼ同じものなのだ・・・・・・。

辛い思いや、苦しい思いをすると言う事は、外部からの物ではなく内部からの物・・・、そう、全て自分が蒔いた種なのだ・・・・・・。
それを皆がそれぞれの言い方や、やり方で教えてくれている。

きっと一人ずつに言われても、マダマダかたくなな部分を持つ私に、天がそれらの人々を一同に集結させる事で、今までに無い方法で、私に気付かせようとしてくれたのだと思う。

あの日私が流した涙は、決して悲しさや悔しさから出たものではない。
何とかして私に気付かせようとしてくれた天の慈悲を感じて流れた涙だ。

そんな事も含め、翌日M氏と(Y)と3人で再び店に寄り、色々な深い話を沢山した。

M氏は言う。
「過去のマキュは捨て去り、今日から生まれ変わるんだよ。マキュなら必ず出来る!!」と・・・・・・。
ある意味、大変だったあの日は、文字通り、大きく私を変えるきっかけとなってくれた日だと確信している。
あれだけのエネルギーを一気に浴びられた私は、絶対に生まれ変わらなければならない。
それでなきゃ、それぞれが私に浴びせてくれた崇高なエネルギーや思いが勿体無い。

18日の日、中には気分を害した人も居た。
でも、たった一つ言える事は、あの日集まってくれたメンバーは、個々に皆、今の私に必要な、人生旅行の良き指導者達であると言う事だ。
誰が一番必要とか、そんなレベルではなく、私に必要だからこそ天が与えてくれた、それぞれが羅針盤達なのだと私は思う。

私は過去から連れ添って来た良い部分だけを道連れにし、過去の心配性で悲観主義的な自分を全て捨て去り、気持ちを強く持ち、未来に向けて夢を描き、あの店を媒体に良い人生にする事のみを考えて、これからは自分の直観力を信じ自ら軌道修正をしながら快適な旅を続けて行けばいいのだ。


2005年07月22日(金)


 (日記) 価値観の相違


今日は暑かった。
暑いというよりも、酷暑だ。
外を歩いていても、髪の毛から煙が出てくるんじゃないかと思うくらいの暑さだった。
そんな中でマラソンをしている人なんかも居るのだから、感心してしまう。
彼はこの酷暑の中で自分を奮い起こし、鍛える事で、何かの価値を見出しているのだろう・・・。
アタシはまねが出来ないなぁ・・・。頭が下がる思いだ。チョット感動なんかもしちゃったりする。
6月や7月でこんなに暑いのだから、8月はみんなの頭がかちかち山になるかも知れない。


サテサテ・・・、今日一日で『それは価値観の相違』と言う言葉を2度も耳にした。
一度目はスーパーで・・・、年配のご夫婦が今夜のおかずらしい冷奴の薬味にミョウガを加えるか加えないかでかなり揉めていたのだが、だんな様は生姜・ミョウガ・鰹節・長ネギを薬味にするのが絶対的らしい。
そして奥様はミョウガなどを加えるのは、邪道だとの一点張り。
そこでだんな様から『それは価値観の相違だよ』と言う言葉が出たわけだ。

たかが冷奴にミョウガを入れるか入れないかで、『価値観の相違』と言う言葉が出てくるのも摩訶不思議な事なのだが、そのご夫婦にとっては結構大きな問題なのかもしれない。
ちょつと面白がりながら、店の仕入れが出来た。

そして2度目は、図書館に向かった際、玄関先で携帯電話で会話している女性の口から『それはただ単に価値観の相違じゃないの!? 違う?』と言う言葉が聞こえてきたのだ。
まさか、立ち止まって聞き耳を立てるわけにも行かないので、話の内容は解らないのだが、一日に2度も同じ言葉を聞くのも、妙だ。

そもそも良く使われるこの言葉。
耳タコ語のひとつに思う。

どうも『価値観の相違』って、相違している事がいけない事のように使われるらしい。
しかも、ほとんどの人が自分の価値観が一番価値があると思っているらしいのだ。

でも、価値観なんか、人それぞれで違っていて当たり前のように思う。
10人居たら10の価値観があり、10の思いがあり、100人居たら100の価値観があり、100の思いがあるのは当然ではないのかなぁ?

皆、同じ親から産まれ、同じDNAを持ち、同じ環境で同じような人生を歩んできた訳ではないのだから、皆違って当たり前だと思う。
皆が同じ価値観や思いだったら尚更気味が悪い。

自分の価値観と違う価値観を持った人を、人々はゾンビィでも見るような目つきで見るが、どうして自分の価値観に人の価値観までくっ付けようとするのだろう。
くっ付かなければ、くっ付かない人の方を異常だと思い込む。

他人の価値観の違いを参考にしたり、面白がったり、認めないまでも、コバカにしたりしなければ、世の中もっと平和になれそうなのになぁ・・・・・・。

追伸。
ようやく明日から家のネットが復活する。
又、庭やあの景色を見ながら日記が書けると思うと、ワクワクするよ。


2005年07月21日(木)


 (日記) 日記を書いてる暇が中々取れなかった。


今日は先ほど仕込も済み、今のところお客様が居ないので、少しの時間かもしれないけれど日記が書ける時間が出来た。
とは言っても店なので、いつお客様が入って来てくれるか解らない。
短い日記になったていたら、お客が入ったと思っていただきたい。

サテサテ、M氏を迎えた18・19日の二日間は、私に取って最高に意味のある日になり、自分を再認識する上でも、反省すべき点においても有意義で貴重な時間となった。
詳しくは家のパソコンがもう直ぐ繋がると思うので、落ち着いた気持ちで後日ゆっくり書きたいので、ここでは省く事にする。

昨日も日記を書き出したら、常連客が来てくれ、それからはその常連が中間達を呼んでくれ、大人数の団体となり、閉店時間過ぎまで盛り上がってくれた。

私はすこぶる元気で、店で張り切っています。
日記が途絶えても、心配しないでくださいね。

書きたいことはたくさん溜まっている。
なので、早く落ち着いて日記が書きたい。
もう少しだけ待っててね。


2005年07月20日(水)


 (日記) やっと相棒とご対面


愛しの相棒が無事に帰ってきた。
何にも変えがたい喜びだ。
ちゃんと印刷も出来る。

ウイルスにやられたわけでもないし、何ゆえの不具合だったか解らぬほど正常だったようで、パソコンティーチャーも首をかしげていた。
きっとやはり、一時的に何らかの磁場が働いたのかもしれない。

私のメンターの一人である(Y)さんが以前面白い事を言っていた。
彼女はとてつもない霊能力を持った人だ。
そんな彼女にちょっとした変化だ有ったそうだ。

彼女いわく「最近私が触るものが・・・、特に電気製品が尽く壊れるのよね・・・」と・・・・・・。
そして、そんな彼女が、最近私と電話で話をしていると、なぜか話している間中手の親指がジリジリ痺れるみたいだ。
なので、彼女は私からも何らかの波動が出ている事を感じるという。
ホンマカイナ・・・と思ったが、彼女はとてもクールな一面があり、お世辞や慰めや気休めを言う人ではないのできっと本当なのだろう。

私もパソコンをはじめ、TV、時計など、立て続けに壊れたので、ちょっと不気味に感じ、M氏にメール相談したばかりだった。

M氏に以前エネルギーが取り扱えるよう、その種を入れてもらい、身近な秀爺に再びその力を際立たせてもらった事で、少しエネルギーが強くなって体質が変わったのかもしれない。

とにもかくにも、私の命の次に大切な相棒が帰ってきてくれたことが嬉しくてならない。今日の朝、久々に対面した相棒のスイッチを入れ、ワードで童話の下書きを書いてみた。
私を待っていたかのようにすこぶる順調に、文字を画面に打ち出してくれる。
又庭を眺めながら、朝の一番良い時間帯に、落ち着いた気持ちで日記が書ける。

店と家の家賃・光熱費が先決なので、ネット料金が滞っていて今は通信がストップ状態で、ネットが出来ないのだが、今週中に貯まる。
来週開けに溜まった通信料を払い込めば直ぐにネットが復活する。

アハハ・・・、未だこんなんだが、毎日毎日、嬉しい事や楽しい事が沢山有って、とても充実できている。 
書く事も沢山貯まっている。
来週からは時間を気にせず、客足も気にせず、ゆっくりと自分の文章が書けそうだ。

そんなお気楽な毎日を愉しみながら過ごさせてもらえる事がありがたくて仕方が無い。

パソコンティーチャーの(G)ちゃん、ありがとうね★



2005年07月15日(金)


 (日記) 魔法使いがやってくる


18日の月曜日、恩師でもあり、頼もしきメンターでもある不思議な超人【M氏】別名【奇跡を起こす旅芸人とも言うww】がアタシの店にやってくる。
彼との経緯は以前に書いた日記【3日間にわたり掲載】魔法使いとの出会いを是非是非お読みください。

思えばアタシのシンクロニシティーは、あの少し前から始まっていたのだ。
彼とは不思議なめぐりあわせで出会い、その後ずっと見放されもせず、【何度か見放されかけたけど・・・】私の危なっかしげな日常生活の羅針盤になってくれている。
此処最近では、現に私が紹介した4人の友人全員が彼のエネルギーを受け、皆、それぞれに奇跡を感じ、又、奇跡を起こし、色々なことが改善され、とても喜ばれている。
ご参考までに、アタシが紹介した日記仲間、アサミンジャーの日記もご覧ください。夕雅にゆくっっ


今思えば、氏との出会いが有ったからこそ、自分自身を変えようと言う最初のきっかけになったのだ。
前向きとかポジティブという言葉に、一種の胡散臭さを感じ、こっ恥ずかしくて素直に受け入れられなかった昔のアタシ。
どちらかといえば揚げ足取りで、冷めた考えだった。
「前向きだぁ? ポジティブだぁ? はぁ”〜っ? そんな事で人生が良くなったら、不幸な人間なんて居ないんだよ!!」等とマイクはブン投げないまでも、心の隅ではコバカにしていた節もある。

でも、明るく前向きに楽天的に生きる事で、全ての夢が叶う。望んだとおりの人生が歩める。という事が本当だという事は、今のアタシは実践しながら確信している。

そんな人生最大の出会いとも言うべき氏が、再び松本に来てくれるのだ。

どこかの痛む人、長年の持病に苦しんでる人、自分の生き方に疑問を持つ人、ストレスをためている人・・・・・・、信じる信じないは別として、素直、素直じゃないも別として、効果がある効果が無いも別として、彼のような人間に出会ってみたいという無邪気な興味が有ったら、是非18日に【マキュキュのからくり箱】を覗いてください。当日、氏は無料でエネルギーのテストをしてくれるそうです。
奇跡を目の当たりに見つめて見ませんか? きっとびっくりするような事が起こります。

滅多に出会える人ではないです。このチャンスを信じる方は是非氏のHPダブルスネップをごらんの上、どうか気軽に【からくり箱】にお集まりください。



2005年07月14日(木)


 (日記) Mixiで流行ってる芸能人占い


昨夜はまたまた雨降りの月曜で、暇を見込んで居たのだけど、早い時間にフリー客が二人で来てくれた。
見れば親子ほど年の離れたカップル。
耳を少々ダンボ気味にして会話を聞いてると、同伴出勤のホステスと客だった。

アタシの店から歩いて30秒ほどの場所に、割と最近出来たという、結構立派な4階建ての雑居ビルがある。
そこは、ホストクラブやキャバクラ(クラブなのかな?)などが数店舗入ったビルなのだそうだ。

ホステスの女性はとぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っても美人で性格も優しい。
ホステスなんかにしとくのは勿体無いほど良い子なのだ。
年は25歳だという。
顔は、小柳るみ子を若くして、そして、もっともっと美しくした感じ。
それでお客さんの方は今年還暦を迎えたタクシーの運転手さんだという。
会社名を聞けば、アタシの店で何時も呼んでるタクシー会社だ。
アタシは覚えてないのだが、先日一度客を乗せに来た時に、アタシと二言三言会話を交わし、興味が沸いて来たみたいだ。

その運転手さんも、全然色気がなく、親子漫才のような会話を交わしてる。
若い頃は相当な遊び人だったと見える。
歌はとても上手だわ、初老のいやらしさなど微塵もなく、どちらかと言うと、もう遊びに悟りを開き、娘のようなホステス相手に人助けをしているという感じなんだろう。
俺はこのまま此処に居るからオマエ一人で行って来い、などとジョークを言って彼女に頭を叩かれてた。(笑)

二人でビール3本を飲み、焼酎のボトルを入れ、付きだし3点盛を食べ、オムレツを食べ、山芋の千切り梅たたき添えを食べ、私も混ぜて歌を数曲歌い、会計8200円のところ、めちゃくちゃ気に入ってくれたらしく、強引に10000円置いてってくれた。【ヤリィ♪】

いやぁ〜、近所のホステスとタクシーの運転手さんなんて、最強のお客に気に入ってもらえたもんだ。
なんてラッキーなのだろうか・・・・・・。
こんな安心で居心地の良い店だと解ったからには、これからはちょくちょく来てくれると言っていた。


そしてその二人が帰った後は、我が親友【KS】が来てくれ、二人でしこたま飲みながら色々な話をした。
そしてアタシ達がメンバーになってるmixiと言うコミニュサイトで、今流行ってる占いがあるから、マキュもやってみろと言われ、やってみた。
芸能界に入るとしたらどんなタレントになるか・・・と言うような占いらしい。
アタシは、小雪だとさ・・・。
【申し訳ないくらいだ】
小雪って、あの、生理用ナプキンのCMの人だよね?
アタシャもう、生理もないわいな・・・・・・。

まぁ、何はさておき、結果を載せてみよう。


マキュキュさんの占い結果です。

★マキュキュさんの魅力を芸能人に例えると?

マキュキュさんは芸能人に例えると小雪タイプです。
あなたはどこか知的で、大人の女性らしい落ち着いた雰囲気を持っている人でしょう。あなたのクールな魅力に憧れている人も多そうです。

★マキュキュさんの人気度は?

男性支持率50%

女性支持率70%
マキュキュさんを支持するのは20代の女性が中心です。
あなたのしっかりとした生き方に共感し、憧れを抱く女性達が多そうです。

★どんな芸能生活になる?

もしマキュキュさんが芸能人になったら、番組の司会者として活躍しそうです。
あなたはとても明るく頭の切れる人です。番組を上手く仕切りながら、絶妙なトークで盛り上げていくことが出来そうです。

★マキュキュさんが選ばれるのは?

・彼女にしたいタレント 34位

・お嫁さんにしたいタレント 20位

・抱きたいタレント 34位

・友達にしたいタレント 3位

・上司にしたいタレント 3位

実際の芸能人のランキングを見る


★マキュキュさんの芸能界適性度は?(各最大20ポイント)

グラフ 結果値
(単位:)
スター性    13
感性      17   
体力・忍耐力  14

★マキュキュさんの芸能界適性度は80%です。

あなたは、大勢の中にいてもぱっと人目を引く華やかさと、少々のことではへこたれない忍耐力があり、厳しい芸能界の中でも十分に活躍出来るだけの素質があります。

だ、そうです。
いよいよ食えなくなったら芸能界入りするかなぁ・・・・・・。
家政婦は見たとかのその他大勢か、湯煙殺人事件とかの旅館の掃除婦役くらいなら、使ってくれるかもしれない。

昨夜は2組しか来ないのに、【KS】のツケの分も入ったので、目標額の2万になった。
やれやれ、今日は店のソファーで寝てしまったため、又朝帰りだ。
今、朝の9時。
外はまだまだ土砂降りだ・・・。

サテと日記も書けた事だし、いったん家に帰るとするか・・・。




2005年07月12日(火)


 (日記) 土曜日はタイムマシーンに乗っていた


土曜は生憎の土砂降りだった。

金曜が結構忙しかったので、さして集客の期待はしていなかったのだが、早い時間に立ち寄ってくれたバイトの(R)と世間話をしていたら、(T)さんが前回のメンバーを連れて、再び店を訪れてくれたのだ。

(T)は母が経営していたエポックの頃からの常連で、私よりも3つばかり年上だ。
今は松本を離れ、東京の飯田橋で自分のオフィスを営んでいる。
彼は旧友達と熟年のコーラスグループを作り、月に2度ほどこちらに里帰りしては、実母の看病がてら、昔の中間達とコーラスの練習をしたり、その打ち上げでアタシの店に来てくれたりするようになったのだ。
来るのは今回で3度目。

土曜日も前回のメンバーと同じ、5人で来てくれた。
女性二人、男性3人。
彼らが来ると、直ぐに【かからくり箱】は、カラオケボックスへと化す。
バイトの(R)は出すものだけ出す間手伝ってくれると、その日は夕食作りをするため、自宅に帰っていった。

(T)達のメンバーは高校の同級生であったり、小中学の同級生であったり、マチマチらしいのだが、皆、当時に戻ったように和気藹々である。
なるべくそんなグループの邪魔をしないようにと、アタシはカウンターの中で一人手作業等をしながら、彼らの歌に合いの手を入れたり、タンバリンでリズムを取ったり、歌をハモったり、いつも混ざるともなく混ざっている。
さしてやる事も無いこういう時は何をしていたら良いのか、正直戸惑う。
「ママも一緒に混ざろうよ」と言われない限り、アタシはこれでも結構遠慮深いのだ。(笑)
でも、何時もアタシが物欲しげな顔をしてるのか、大抵は適当なところで混ざれるように誘ってくれる。(笑)

アタシよりも3つ上の彼らだが、歌う歌などは皆同じ世代なので、涙が出るほど懐かしいものばかりだ。
そして皆ポップス好き。そして結構マニアック。
山崎ハコやら、南らんぼうやら、カルメンマキやら、森田童子やら、忘れられかけてる懐かしい名アーティストの名前が次々に出て来る。
子供の頃に見ていたアニメやら番組の話になると、もう、とめどなくなる。
歌う歌も、グループサウンズやビートルズ、井上揚水・吉田たくろう・弘田三枝子、RCサクセションなど等たまらない・・・・・・。

【あっ!此処まで書いたらZが直った!! わ〜い♪わ〜い♪ キーボードが全て生き返った!!】

皆で順番に思い思いの歌を歌い、アタシにもリクエストが来たりして多いに盛り上がる。
途中(T)の物まねオンステージにナリ、店の中は大爆笑だ。
そんな中、(T)達が歌う、エメラルドの伝説や、花の首飾りや、銀河のロマンスを聞いていたら、思わず涙が沢山あふれてきた。

アタシが一番楽しく輝いていた思春期の歌だ。
(T)の旧友達のそんな愉しむ姿を見て、金曜同様、アタシも昔の仲間が恋しくなった。
タイガースやテンプターズやピンキーとキラーズ等を毎日口ずさみながら、旧友達と通った道を、当時の気持ちに戻って歩いてみたい。
3日間でいいから、あの頃に戻って見たい。
そんなことを考えてるうちに、涙が溢れて来たのだ。

歌って良いなぁ・・・・・・。
まるで一番大好きだった時代に、瞬間的に心を運んでくれるタイムマシーンみたいだ。

彼らはこれからも毎回、サークルのたびに此処に来てくれると言う。
実はアタシの事も仲間に入らないかと誘ってくれたのだ。
希望者が居たらどんどん仲間を増やし、おっちゃん&おばちゃんコーラス隊を大きくしていきたいらしい。
入ろうかなぁ〜♪ とても楽しそうだ。


2005年07月11日(月)


 (日記) あぁ・・・・・・良かった良かった!!


今、歯医者が終わり、ようやく溜まってしまった日記を書きに来たのは良いが、何と、座席につんのめってしまい、ノートパソコンのキーボードの一部分に、ほんの数的だが、コーヒーがこぼれてしまったのだ。
慌ててティッシュで吸い取り、乾かしたが、それからは急に文字が可笑しくなり、(あ)を打っても(し)を打っても、ヘンチクリンな文字になり、ああああああああああxxxxxxxxxxxxxxと、どんどん自動的に文字が出並ぶようになってしまった。
もうダメかと思ったよ・・・。
必死でぐうたら神に祈っていたら、今ようやく何とか反応するようになった。
いやはや・・・、一時はどうなる事かと思ったが、何とか日記は書けそうだ。
今(せ"っと)以外のキーボードは全て普通に動くようになった。
(せ"っと)だけが未だストライキ中だ。
でも、きっとその内動くようになってくれるだろう。
最悪(せ")←のような変換でも読めない事はないしね。(汗)
ノートのキーボードカバーを購入してこなきゃ・・・。


サテサテ・・・、金曜日は久々に華金になった。
木曽春秋の編集長が幼馴染を連れ、初めて店に立ち寄ってくれた。
「たっちゃん」「コウちゃん」と呼び合う70を過ぎたという長老の少年達が、味わい深い人生ドラマをかいま見せてくれ、幼馴染が居ない私にとって羨ましくもあり、とっても微笑ましかった。
彼らの昔話や武勇伝は、これからも聞き続けたい。


そして、フゥーリィーが会社の同僚達と久々に飲みに来てくれ、同僚達はアタシの手料理のファンらしく、一つの料理を出すたび、「これ、マジにめちゃ旨ぇ〜♪」を連発してくれた。
そうするとアタシはご機嫌にナリ、どんどん物が作りたくなってしまう。

そして、仲良しのみぃちゃん達や妹分(M)も来てくれ、久々にからくり箱は賑わってくれた。

(M)に「姉ちゃん、これ貯かってるよ♪」と、(N)チャンからの第4通目のお手紙を渡された。

店が終わり、フゥーリィーが待つ近所の屋台村の焼き鳥屋で夫と落ち会い、
そこでもフゥーリィーと旧友の経営者であるマスターとの思い出話で、益々アタシは郷愁に浸っていた。

アタシの幼馴染達は今頃何処でどうしているのだろうか・・・・・・。

飲みながら(N)チャンの手紙を開いて見ると、手紙の他に、今回は紙粘土で作ったと言う可愛らしいマスコットが3つも入っていた。
先日小学校で紙粘土の工作授業があり、その時に作ったと言う貴重なものだ。それをアタシにくれたのだ。
アタシは又泣いてしまい、フゥーリィーとマスターは苦笑していた。

そのマスコット作品は、りんご(?)Or桜(?)の木と、ト音記号と、愛くるしい熊さんの顔だった。
ト音記号にはご丁寧に紐が付いていて、吊るせる様になっていた。

(N)ちゃん、いつもいつもありがとうね〜☆
マキュキュはどれだけ(N)チャンの愛情レターになぐさめられている事か・・・。
あのマスコットは全部お店にかさ"らせてもらってるよ〜♪
それを見て、マキュキュはいつも頑張るからね。

そして(N)チャンへの童話のストーリーのテーマがほぼ決まりました。
もうすぐ書き始められると思うから、愉しみに待っててね。

そんな訳で、金曜日はとても嬉しい日になった。

皆さん、本当に楽しい時をありがとう。



2005年07月08日(金)


 (日記) 人生最強のメンターに出遭った。


アタシが最悪のダメ人間としてこの50年間、暗中模索の中、様々な波乱万丈にモミクチャニにされながら、人生の多くを失敗だらけで費やしてきた事は、この日記の愛読者の皆様なら良くご存知だろう・・・。
ぐうたら神にはどれだけいたぶられてきた事か・・・・・・。

ただ、一つだけアタシの良い所を自負するとしたら、へんてこりんでユニークな感性のお陰で、ちょっと良い事が有ると、さっきまで死にたいと思うほど落ち込んでいたのが、もう朗らかになっていると言う部分だ。
人生の仕組みとして、最高に良い状態の時も、最悪に酷い状態の時も、長続きしないのだと言う事はうすうす解っていた。と言うよりも、余りに色々有り過ぎる物だから、私の場合はどちらの状態にもあまり執着心がないと言った方が当たってるのかも・・・。
今度はそう来たか・・・、ハイハイ・・・、もう好き勝ってにしておくれよ・・・と言う具合で開き直ってしまった。
結構波乱を愉しんでる部分さえあるほどだ。

ただ喜怒哀楽は人一倍旺盛なので、感情面には至って正直だ。
だから何時も【今鳴いたカラスがもう笑った】だったり、【今笑ってたカラスがもう鳴いてる】なのだ。
もしかしたら素晴らしく素直で、順応性が有る人間なのかも知れない。
【別名、単細胞・忘れっぽい・性懲りが無いとも言うが】

基本が楽天的なので、アタシの人生の中で、普通の人ならば、その一つの出来事だけでも深く落ち込み、それだけでももう自殺してしまうほど、デリケートな人間も居るところを、私は何十個もの人生最大級のピンチと呼ばれるような事件に定期的に遭遇して来たにも関わらず、まだ鬱になった事も、精神を病んだ事も無いのかも知れない。

そんな人生の締めくくりである大きな出来事が6年前の癌だ。
そしてその数年後に訪れ、今尚引きずっている経済苦。

癌の時は一時的にもお金持ちになれたので、その気分を謳歌し、人生に初めて訪れたリッチな気分に思う存分浸りきった。
しかし、その後がいけなかった・・・・・・。
アタシの誤算で、元気になってしまったからだ・・・・・・。
アタシは人生最後のプレゼントとして、ぐうたら神が持参金付きの、休暇を与えてくれ、愉しみ切った頃に天に召されると思い、今か今かと待っていたのに、ぐうたら神は底意地が悪いので、アタシを元気にしてしまったのだ。
私を殺さず生かした事。これがアタシへの最大級の天罰だったみたいなものだ。
そして去年から今年に掛けて、もう、にっちもさっちも行かぬ状態になり、3度の飯よりも好きだった文章を書くことすら出来ない状態になった。

でも、癌から生還した後、苦しみにあえぎ始めた頃から物が書きたくなり、ずっと書いて来たお陰で、その窮地も救われ、今回、念願だった店を持てた。
そしてそれと共に、アタシは、この気持ちや魂を少しでも清く正しく朗らかに保つため、50を目前にして人生の勉強【自分改造】をし始めたのだ。

何しろ自分の人間性を磨き、感性を磨き、自分の残った余生を、少しでも気高く強く鍛えながら生き直したくなったのだ。

今考えてみると、やはり私は癌が人生の過渡期だったのだろう。
3行の作文しか書けなかったアタシがやたらに物を書きたくなったのは、天の指図かもしれない。
今考えるとそうとしか思えない。
きっと書く事が私の人生を支える最強のアイテムと言う事で、天が与えてくれた苦肉の策なのかもしれない。
「書いた物では未だ食えもしないくせに!」 と思う人も居るかもしれないが、ちゃんとお金になって今、確かに食えているではないか・・・・・・。
それが義捐金と言う形であれ、アタシからの物乞いであれ、お恵みであれ、同情であれ、アタシは自分の書いた物が元で自分の店の資金を手にする事が出来たのだ。
物を書いてなければ店を与えられるチャンスにも恵まれなかっただろう・・・。

そして好きでやり続けてきた事の全てが今、役立っている。
料理も歌も書く事もだ・・・・・・。

最悪の運命と最高の運命とを表裏一体で持ち合わせている自分は、本当につくずく面白い人生で幸せ物だと思う。
なので、ただで死んではいけないような気がするのだ。
どうせ死ぬなら、何かの役に立って、この世に恩返ししてから死ななきゃね・・・。
それこそ地獄に落ちてしまう。

そんなアタシの人生に、所々現れてくれる、良きメンターたちが居る。
本田健の著書に寄ると、人間、そうはメンターには出会えないみたいだ。
本当に究極まで頑張って、落ち込んで、この先が無いと魂が叫ばない限り、そう易々とは現れてはくれないそうだ。
そしてメンターは、絶妙なタイミングで、出会うべくして、出会う時期に、天から送られて来るそうだ。

今回アタシの人生で最強のメンターに出会えた。
秀爺からのプレゼントだ。
それは皆様ご存知の【中村天風】の著書【運命を拓く】だ。
メンターは生身の人間だけではなく、本でも、音楽でも何でも良いのだそうだ。
自分の人生観が変わるほどの、良い影響を与えてくれるものなら、全てがメンターになると言う。

最初この本を手にした時、【難しそうだけどアタシなんかに読めるかなぁ・・・】と少し不安になった。
しかし、読み進めるうち、涙が流れる部分が多くあり、又ゲラゲラ笑える部分もあり、師の講演の力強い音声まで聞こえてくるような気がした。
威厳があるだけではなく、とてもユーモラスでもあり、茶目っ気や人間味のあるお人なのだろう。

師の著書を読んでいて、あぁ、アタシの思って来たことが満更間違いではなかった・・・、アタシもそう思う・・・、と言う部分、アタシにはそんな立派に生きぬく自信が無いと言う部分様々だけれど、師の教えは本当に心の襞に入り込み、とても身に染みる。
凄い! これを少しでも多く実践して、少しでも理想の人間に近づいて行こう! と、素直にドギツク感動させられた。

今は亡き人なれど、師の著書に出会えた事、それすらが、私の人生はもう救われたのだと思う。
きっと出会えない人は生涯出会えない。
出会えたとしても、途中でホッタラカス人も居るだろう。

きっと師ほどの哲人。身体(抜け殻)はもうこの世に存在してなくとも、魂は時空を超え、私達の直ぐ傍に居るのだ。
なので、師の著書に出会えたと言う事は、それを素直にむさぼり読めると言う事は、師がアタシを受け入れ、説教をしに会いに来てくれたのだと思っている。

この本をプレゼントしてくれた秀爺、本当にありがとう。
あれから図書館に行って師の本を6冊も借りてきて、もう既に2冊読み終えた。

師の教えを魂に宿し、少しでもまともな人間になれるよう魂を磨き、アタシもこうして生き伸ばしてもらっている以上、人の為に少しでも役に立ちたいと心から思った。

嗚呼・・・、本当に素晴らしいメンターに出会えた。
こんな感動や衝撃は久々だ。

もしかしたら、ちょっと底意地が悪く、手厳しく、人間味あふれたアタシのぐうたら神は中村天風の化身かも。
【先生! ごめんなさい!!】

今年も七夕は金の棚ボタが落ちてきた♪


2005年07月07日(木)


 (日記) 反省文  


この一週間、少し色々な事に焦り過ぎていた気がしてならない。

BBSに貴重な意見をくれた(P)(I)(Y)。本当にありがとう。そして心配をお掛けした皆さん、本当にごめんね。
オマエは何を血迷っているのか!! とあるメンターにお説教もされた。

確かに私は本末転倒していた。

ポジティブに前向きに、出来そうな事は何にでも挑戦し続けて行きたいと言う気持ちは今も変わらない。
消極的な自分から、意欲的な自分に変わりつつある事も確かだ。
良いものはどんどん受け入れ、悪いものはスパスパ排除していくと言う心の態度も変わらない。

でも、私のダメなところは、何でも出来そうな気がして、後先を考えずに先ずは飛び込んでしまうと言うところに有るのかも知れない。
要するに、すぐにその気になってしまうと言う単純すぎる軽率さなのかもしれない。
(そういう部分が必要とされている書もあるには有るのだが・・・それは修行が足りている人にだけ通用するようだ)

私は自分が不可能だと思っていた夢を、過去いくつか叶えて来た。
強く願い、必死に願い、真剣に願う事で、極限状態になればなるほど、その願いは思いもよらぬ所から叶えられて来た。
それは、真に愛する人と巡り会いたいと言う願いであったり、お金であったり、本物の人脈や、師と呼べるような人生での助言者であったり、物を書いてみたいと言う願望であったり、息子との復縁であったり、店を持つ事であったり・・・・・・Etc

ただ、その願いが叶えられるためには、常に表裏一体の苦しさも経験した。
きっと私の人生の構図が、極限状態まで行き、それでもその事を諦められないのだと天に通じた時、ぐうたら神がようやく手を差し伸べてくれるように出来ているのだろう・・・・・・。

そうやってやっと手に入れた店が、3〜4ヶ月で、目覚しい利益が上がるまで軌道に乗せられないからと言って、返済の宛てを他で埋めようとした事が大きな間違いだった。
先ずは自分の店を早く軌道に乗せてから、次を考えるべきだった。
そもそも、起動に乗せられれば、他での収入など考えなくても良い事ではないか。

私の本来の目的・・・・・・。
美味しい食べ物と、楽しい会話と、聴き心地の良い歌を提供し、楽しい時間をお客様に持ってもらいながら徐々にお客を増やしていく事。
楽しく、面白く、極力良い物を書いて、エッセイストとして成功する事。
その二つだけを一生懸命やればいいじゃないか・・・・・・。
そんなに欲張ってはいけない。
この二つを懸命にやってさえ居たら、いつか必ずもっと大きな夢が叶うはずだ。

それなのに、或る出来事で動揺してしまい、意地になってその分を一気に返そうとした事が、折角良くなりつつある判断力や思考を低迷させてしまったようだ。

やはり、まだまだ自分の意思が弱すぎる。
折角強くなりつつあった信念なのに、ご破算に戻ってしまう。
不安材料を持ち込まれ、いちいち動揺してはいけないのだ。
今まで読んできた良書や、人々のアドバイスを無駄にしないよう、もう一度自分を仕切りなおそう。

事の真実や、私の真意は、ちゃんと天が知っている。
その天に恥じないように生きていけば良いじゃないか。
動揺し、意思が薄弱になった私に、天はおしおきをしたのだ。
それが不採用になった理由だと思う。
いや、マテヨ・・・。
不採用になったのは天のおしおきではなく、愛情だったのかもしれない。

どちらにせよ今回の苦い思いは、決して無駄ではない。
自分の心の叫びと、本当にやるべき事を再確認できたのだから・・・・・・。
苦い思いをしたと反省した事が既に無駄にはなっていない証拠だと信じよう。

私には私なりの信念があり、理想の未来がある。
それに忠実に、従って来て今の私があるのだから、そして少しずつでも以前よりは断然良くなっているのだから、途中は幾ら危なっかしくともそのまま真っ直ぐ行けばいいのだ。

邪念を振り払い、自分の魂の直感信じ、自分が選んできた人々のアドバイスを信じ、自分の歩む人生を信じて行こう。
他に何も無いじゃないか。
マイナスからのやり直しをしたんだから、これ以上減らすものも無い。
得を増やして行くしかない。


2005年07月06日(水)


 (日記) やはり保険会社は縁が無かったようだ


今日は、会社に入社する前の先ず最初のステップであるWスクールの最終日だったのだが、今まで迷っていたので、履歴書や、入社に当たっての意思に付いての書類等、正式な書類などはまだ記入していなかった。
しかし、金曜日にとある人間への借金返済の為、9月まではどうやっても頑張ってみるつもりになり、正式に書類に記入した訳なのだが、その段階で実は大きな引っ掛かりがあったのだ・・・。

その書類の項目に、賞罰の有無・重い病気の有無等が有り、賞罰を受けた事はないし、病気から6年も過ぎていると言う事で今回はその二つはなんら問題は無かったのだが、その次に破産・債務の有無と言う項目が有ったのだ。

私は嘘は付きたくないので、もしも私のリーダーが紹介者の【M】ならば、彼女とは親友だし、事情を全て知っているので、その段階で(どうすればいい?)と、質問も出来たのだが、私の担当リーダーは友人でもなんでもない赤の他人。その女性に私のプライベートを語る理由も無く、一先ずそこは無しと書いた物の、今日までずっと心に引っかかっていた。

そして今日は教育部長とか言う人との面接もあり、その点を面接の段階でも聞かれたのだ。(無論、会社側が知る由は無いのだが)
今、債務整理の申し立ての真っ只中である事はどうしても言う気にはなれなかった。

勿論「ありません」とは答えたものの、後ろめたさもあり、それを知って居ながら誘った【M】に対し、私に限らず他の人のためにも、人を誘う以上はもう少し事前に採用条件などを確認する配慮が必要ではないかと思ったので、帰宅後早速、彼女の入院先(腰痛で1日から入院中)の病院に電話したのだ。
彼女は親友でもあり、私が今20万と言うお金がどうしても欲しいと言う理由を知っていて、あくまでも好意で私に入社を勧めてくれたのだと言う事も解っている。
なので、彼女に苦言などを言う気持ちは毛頭無かった。

ただ、前回の癌から2年しか経過していないと言う理由もしかり、今回もしかり、こちら側は誘ってくれた以上、そのような事は問題が無いと思ってしまう。
悩んだ挙句、決心し、又、自分で決心した以上は一生懸命やろうとする訳なのだから・・・・・・。
でも、彼女はその事を知っていながら、全然忘れていたらしい。
何しろ良かれと思って誘ってくれたわけなのだ。

私は嘘を付いてまで入社するのは無論嫌だし、もしも今後、万が一成績が良くなってしまって、一生懸命やっていて、後々解った時は、今の数倍、心が痛むし、公文書偽造みたいで尚更辛い思いをする。
今こうなった事は、神の思し召しだ。

始めから迷いは有ったし、夜と両立させる自信も余り無かったので、一度は断ったものの、これも何かのチャンスなのだと思い、折角思い直してみたのだが・・・・・・。
そして私は保険のありがたみを誰よりも知っている以上、誠意と説得力を持って仕事が出来るとも思っていたのだ。
もしかしたら、結構向いていて、今後、店の傍らに楽しい仕事になるかもしれないと言う気持ちにもなり掛けていた。

ただ、4年前に一度アヤが付いたという事も有ったので、今回は正直言って余り乗り気ではなかった。
ただ何もしないでいるよりは、出来そうな事ならするべきだ! とも考えた。

しかし辞める理由が自分の怠けや甘え心からではないと言う物なので、返って気も楽になったし内心ホッとしている部分もある。
今は何事にも前向きに積極的になっている最中だ。

きっと、ぐうたら神が、店だけで収入を増やせるアイデアをくれると思う。
なので、店とランチだけに専念しよう。

彼女は大変申し訳ながり、結果的に再び私を傷付けるようになってしまった事を深く詫びてくれた。
でも、私は彼女に何の怒りも感じていない。
彼女はあくまでも私のために何とかして収入を持たせてくれようと必死になって誘ってくれたのだ。


2005年07月05日(火)


 (日記) 保険の勉強会に行き始めた


意を決して金曜から保険の勉強会に行き始めている。
これから習っていく事は、何度も勉強してきた事だし、内容はある程度把握しているので、全然苦痛ではない。
接客業の基本がもう一度習え、お昼まで食べさせてもらい、おまけにお給料が出るなんて、こんなにラッキーな事は無いと思って、愉しむ事にしよう。
トレーナーも以前のトレーナーと同じ方なので、私を見てとても懐かしがってくれている。

来週は午前中だけ、その後は3時までなので、多少はハードスケジュールだが、歯医者にも店にも一応支障は無い。
店に予約が入った日等は、調整してくれるそうだ。

何時まで続くか解らないし、会社には悪いが、9月までを目処として、取り合えず頑張ってみようと思う。
会社側も、余りに身体がきつければ、その後は考え直せば良いと言っている事だし・・・。
以前はそれしか仕事が無いと思っていたので、プレッシャーも強かったが、今度は店と言う私の本業があるので、もっともっと気楽に取り組める。
その仕事だけに固執し、ガツガツ契約を取ろうと躍起になるよりも、副業くらいの軽い気持ちで取り組んだ方が、かえって保険の仕事は物欲しげにならず、良いのかも知れないとも思う。

物を書く事も、店での接客も、保険の仕事も、人に喜んで貰えたら嬉しいと言う根本的な動機さえあれば、いつかは気持ちが通じ、実りの有るものだと思っている。

物事をやる前から諦めていた、以前のひ弱な私とは少し違って来ている。
何も恐れず、いろんな事に興味を持ち、挑戦し、ダメならダメで、又違う可能性に挑戦すれば良い。
そんな楽天的な考えで、店を基盤に、まだまだ出会うものには出来るだけ挑戦してみたい。


サテサテ、今日の日曜営業は、生憎の雨模様だけど、一人でもお客さんが来てくれれば開けた甲斐が有る♪

大丈夫!! きっとアタシに大きな運は巡ってくる!!
そんな自信に溢れた気持ちで日々を過ごそう。


2005年07月03日(日)


 (日記) 最近の細木先生に思う事


25年ほど前から私が細木数子の占いを羅針盤にしていた事は、何度か日記にも書いた。
こんなにも偉大な大先生になるとは夢にも思わずに、ただただ良く当たってるなぁ・・・と思い、初めて著書を読んだ後から、羅針盤にして来た。

最近は幾つもの番組まで持つ程に活躍が目覚しく、又、彼女が教えを説いてる事は、時に厳しく、時に温かく、ありがたく耳に入ってくるし、尤もな事ばかりだ。

今現在の人々の心の有り方にメスを入れ、警告するのも、彼女ならではの憎まれ役を買って出ているのだろう。

でも、何となく最近の細木数子を見ていると、本末転倒している部分が有るように感じてならない。
占いと言うものは本来、弱者を救うべきもので有るような気がする。
そういう人々に夢や希望を抱かせるべきものであり、失望させたり、怖がらせるもので有ってはいけないように思う。

そして、何十万も積める人だけにではなく、むしろ、明日を迎えるにも困難なほど、生きる事に悩んでる人々の為に、その能力を注いであげて欲しい。
今の彼女は、本来の人助けから、大きく反れ始めているように思えてならない。

勿論、どこかの団体や恵まれない人々に多額の寄付などはしているとは思うが、一生で使いきれぬほどの財産は、一定額だけ蓄えておけば、残りは弱者に全て分け与えたら、もっと彼女の本来の温かさが再確認されるのではないか?
無数に有る指輪やアクセサリーの一つで、一体どれくらいの人間の命が助かる事だろうか・・・。

ふとビデオを見ながらため息混じりに考え込んでしまった。



追伸。

地元でこの日記を読んでいる方にこの場を借りてお知らせです。

私の店【マキュキュのからくり箱】は、今月から、月の最初と最後の日曜日を営業する事になりました。
その代わり次の日の月曜日を休業とさせていただきます。
真ん中の日曜日は従来通り休業とさせていただきます。


2005年07月02日(土)

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