『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年09月29日(木) あいつ




もうぜんぶやめてしまいたいというゆうわくがどんどんつよくなるから


ときどきあたしはそれにとてもこまらされたりする



ほうほうはぜんぶかんがえついてしまった




いまやるかあしたやるかそれとも

いちねんごにやるかくらいの


ちがい、ぐらいしかここにはなくて


あきらかすぎるからなみだがでない






2005年09月28日(水) a will ?

じしょうこういそのほかのないようを、ふくみます
ごめんなさい
自己せきにんのうちに、およみください。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あの日もたぶん、くもっていた
あの日もきっと、秋だった
なにもかもに興味がなくて
いつもならとてもかわいいと感じる赤いスカートを
あたしがいらないと、言った

うちへかえったら、そのひの夜に、あたしは死ぬから
だからもうあたらしいおようふくはいらないのだと、
こころにきまっていた。

どうしてそうなってしまうんだろう。よくわからない。

そうして二年、、、なのかな。あたしは生きてきて
それなりに自分を傷つけひとを傷つけなにかをこわしながら
たくさん笑いもした、あまり泣かないかわりに笑った。

このあいだね、
電池が切れたの。
いっしょうけんめいあなたについていってたくさんの空を歩いた日
ぷちんと、フィラメントがまぶしく光って、きれた。
それはまるで必死に働いていたあのころにかぜをひいて
目をさましたらぷつりと何かが終わっていたように
電池が切れたの。いくらがんばっても、つかないの。

心配されていることは知っているよ
生きていろとおもわれていることも
知っているよ。
サトルくんが私を待っていないことも
きっとなにもかわらないことも。

誰の言葉も聞こえない。届かない。

くりかえしてこびりついたイメージを繰り返されるこのイメージを
実現に移せと誰かが言うの。その誰かは私の中に住み着いた誰かで
ぜったいに、あなたが、きっかけになったわけじゃないと、、、、
言いたいけど伝わらないかもしれない。

音を聞きたくなかった
明日を拒否した
守って欲しかった
隔離されたいくらいに

キスは遠くて、抱擁も遠くて
もらったこともないパパやママのそれは
愛撫というより、恐怖だった
でていっておねがいあたしをひとりにして
そうして、ただありふれたこどもにかえして
お酒と傷と罵倒の犠牲者じゃなく
ただ、誕生日のケーキを喜べるような
こどもに

もうもどれない

みんな遠い

遠いこともそのうちわからなくなるだろうか

たくさんの刃物でみずからをきり
止まらない血がぼたぼたと床にたれた
ころがっていた薬袋からざらざらととりだして
片端からのんではみたが
ただ、頭痛が残っただけだった
50や60ではたりないのだということを、まなんだ

くりかえしたらそれでも意味は生まれるのかな

それまであんまり待てそうになかった

待てなかったらごめん
ほんとうにごめん
いきていたかったひとへ
いきろといったひとへ
あたしをすてていったひとへ
みんな、ごめん

うまれてきてて、ごめん
こわれたあたしのままで、ごめん


どうにかなりたかったよ

寒いです

寒い。


次に目がさめるまで眠ろうとおもいます。
やわらかくてあたたかかった寝床
目がさめたら、そうしたら
さいごのしごとをするのだ。


また、戦闘機の音が耳鳴りみたいに聞こえる。





2005年09月27日(火) 迷子

やらなくちゃいけないことがある

散乱する部屋も

まるであたしを責めているようだから

その隙間で小さくなって眠った、そのままがよかった

おくすりを、ざらざらとのんでみる

なみだ目になりながらのんでみる

こういうときだけ、数時間しかきいてくれない意地悪な化学物質を


あなたにはいくところがあるみたい

しあわせになるほうほうがあるみたい

あたしは

忠実すぎた猫で

誰も待っていないあのうちに帰ろうとするしか

本能がなかった


お守りがまるごと消えてしまう

どれだけ依存していたかを、知る

知ったときは遅すぎたから

ただ「大人」ってもののふるまいに自分を当てはめて

いやだと泣き叫ぶこともできないで

だいじょうぶなふりを、ひたすらつづけている

ほんとうはほしかったものを

思いつけないで


恋人からメールが届きいつものような無邪気なざんこくさで
あたしはそれをよむことができなかった
なにもわかっていないひとに、たくさんのことばをつくして
説明をすることに、つかれてしまったとこのあいだこぼしたきり
彼はすこやかに眠ってしまい、あたしは夜の中でなきながら
血を舐めた

どうしてこうなっちゃったんだろう

いくところがない

眠ることくらいしか

思いつけないおろかさで

ひたすら逃げていく、、、、、、ほんとうはそのまんま

目を開かなくてよかったんだけど


臨時で病院にいこうかなと思った
そとはつめたいくもり
灰色のくもは嫌いじゃないけど
きらいじゃない、というだけで
すき、という心境はどうさがしても見つからなくて

ひろいあげてくれる腕をさがしていた

それではなんにもならないし

しあわせになれるのともちがうけれど

でも

あたたかく包んでくれる腕を、さがしていた


・・・・・・もう、つかれた、って

いっても、いいですか

そばに誰もいてくれないのは

感じ取ることができないのは

あなたがたのせいではなくてひたすら、あたしが培ってきた

これまでの堆積物で


あなたはちっともわるくなんてないのに


見渡したらぞっとするほど沢山の知らない顔がある
なにもみつけられない、したしみぶかい
あたしにとって、たいせつな顔は


ごめんなさい




2005年09月26日(月) 流赤

注:自傷行為そのほかの内容をふくみます、閲覧はじこはんだんのうちに、おねがいいたします


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




今日は、なんにちだろう
きょうは、何曜日だろう
よくわからない
外は暗いから夜だろう
そして秋だ
くるまっても寒いからこれいからどんどん
wからなくなる


キチキチと音を立ててあたらしい文房具

ちらりと舐めてみた、なんの味もしなかった

力を込めるのはかんたんだったので

ああこんなものかと

納得した。


さらさらとながれてあたたかくない。
ぼたりという感触だけ変にリアルで
ぼたりぼたりぼたりと
・・・・・・血のしずくの容積は水よりも重たいのですか


その気、になったとしてもこの程度だということ

それをせせらわらい

そしてまた

そのさきにいっても、止める人はきっといないんだということも

あたし知ってる。

本当の意味で止めてくれる人がいないんだということを

あたし知ってる。


・・・・・・だって、あたしが
だれのことも聞いていないんだもの
聞こえないんだもの届かないんだもの
ごめんね
ごめんなさい
こんなになっちゃって
ごめんなさい


いくらはなしても、はなしても
ことばをかえしてくれた気がしなかったひとのこと。

この毎日から手を引いてゆこう。
ゆけばいい。ゆけば?


「それでも朝が来る」


こなくていいのに。

こなかったらすくなくとも、
生きていられるかもしれないのに。


三本足になった動物がまだあるくすべをしらないように
グロテスクなかたちのいきものが床の上でうごめくように

大好きだと思っていた
あのひとともさよならって
言った方がいいのかもしれない
あんまりしずかな嵐のなかで
まぼろしみたいな
現実をみて、そして
実行してしまいそうな時間がずっとずっと
地平線までにつづいているのが

あなたにはしんじられないかもしれない
ばかだって、怒るかもしれない

でもなんにもかんじられない

苦しい、けど

なにがくるしいのか
わからない

うったえることばが喉元で凝り固まって石になった


ぼくはキミの不在。

ぼくはキミの不在。


すくなくとも、今は、夜。



2005年09月25日(日) 強風注意報

どんどん、風がつよくなっていく

みしみしと、窓がなる

勝手に開くドア、がちゃりと音を立てて

しんぞうをわめきならして


耳にいたい、からだにいたい、こころにいたい

不安が膨れていく、際限ないみたいに

あたしより巨きくなってそれでもたりないと


あした、あたしはここにいるだろうか


ごめん


ごめん


うそもつけなかった


お別れもいえないでただ寒くてふきさらす風で

いくところ。

ないね

ないんだね。



2005年09月23日(金) カフェオレ



ただまるで10年も前にあったことのように

すでにすぎさり終わったことのように

しずかに

今ここにあるものごとについて話せたならよかった。



あたしと、あなたと、あのあいだに

浮遊して生きたまま昇天してゆきそうな

あいまいなぬくもりのことについて。




シャワーをあびながら

真夜中に目をさましながら

矢野顕子の音をききながら

しずかともいえない泣き方で

ひとつつず葬り去ろう。


さようならのかわりに。


あしたまでをどうやって生きて行ったらわからなくて
皆目わからなくて、崩れ落ちてあるいは崩れていて
雨の降り出したそとをみながら、牛乳の泡だったカップを手につつんで
ただだまって、そのはじける泡をみながら
もういますぐおしまいになってもいいのにと心から思っていた
破りとってぶちまけるスティックひとつぶんのグラニュー糖
いくらあまくてもいくらあたたかくても
なにひとつあかるさを思いつけなくてただ
一秒の半分ずつ、途方にくれていくばかりで


苦しかったんだよと
笑顔で
きみを出迎えて

いつかしらないところで
汚れた涙


9月23日、朝



2005年09月21日(水) ひがんばなのあかをみにゆこう

ことばをかく余力とかスキマのようなものに
乾いた砂が詰め込まれてひしめいているので
ぼくは、ただっぽろくひろがる砂辺へいって
このみみをつめたいざらりとした肺につけようと思う
かさこそとなにものかがはいってくるだろう
それいじょうになにかが
こぼれだして消えてくれることを祈りながら

あかがほしいあかがほしいと
きみはいったけれど
ぼくはそうではないらしい
つきやぶり流れ出す色は邪魔であった
これ以上汚すのならば
なくてもよかった、ただしずかに夜にまぎれる
数多くの些細な秘密

すきだよ、とか
だいじだよ、とか
いきていてよ、とか
そんな労わりに似たような言葉がうちがわにとどかず
頬の上を滑って地面におちたのに
ぼくは拾い上げなければとかがみこんでみるけれど
君の口から転び出た言葉はもうかたちがなく
ただ
憎まれたような思いだけが残った

やわらかいものを希求した
そのぼくをまるでおかしなものでもみるように
遠巻きにしながら声をかけなかった
少しずつ痩せてゆくのは何を言いたいのだろう
たずねてみてもぼくのからだはなにも言わない
まるできみが何もいわないのと
同じくらいに、寡黙に

灰色の砂浜にあなたと立とうか
そしてそのさまを銀板にやきうつしてみようか
色をなくしたくらいの太陽と水気のない砂浜
笑い声なんてそんなにせものはいらないから
ただ忠実なくらいにうつしとれる
まなことペンと、容赦のない紙をもって

うけとりそこねた林檎の香りがまだ鼻先に残っている
紺色のびろうどの上着からあなたはそれをとりだして
ただ真顔でわたしに差し出したのだ
ああ、うけとりそこねた赤い実だったのだ
外では銀色のすすきがはてしなく揺れて
まるでもう、雪をふらした野原のようだった

あのとききみのてからぼくは赤い実をうけとりたかった
そしてきっとどこまでもどこまでも
ゆけるきっぷを手に入れたかった
誰かの夢であっても

存在を支えながら
もうだめだと
ぽつりと言って
みずにしずんでゆく



9月21日、深夜



2005年09月19日(月) bitter taste

正直
ちょっと
しんぞい、ぞ、、、

とおもいながら無言でバスタオルにくるまっている

ほかのひとの書いたものが読めないこと

ごはんが食べられないこと

ちょっと食べると吐き気がすること

ヨーグルトとパンと果物で、いきてる
あときゅうり、とか

かきむしりたい腕、きりきざみたいイメージ
あかい血

判断力の低下

誰かのこえが聞きたい

でもきっとあたしはなんにも返事ができなくて

声をかけることばも思いつかない


午後10時



2005年09月18日(日) 注意

注意

掃き溜めです
読まずに、、、どうぞ。






・・・・・・・・・・



まよなかにひとりでいるときに

ふと、となりをみたら

あんまり、無防備に

カッターナイフがつきささっているのをみたとき


選択肢なんていくらもあるだろうに。


あたしはなにがしたいのだろう
あたしはどこはゆきたいのだろう
あたしはだれに抱かれたいのだろう


曖昧模糊としてわからないのに
血は、あざやかにあかるいあかの色

さびしいという思いだけが
どんどんと深まっていて
もうまるであたしなんかちっぽけすぎて
そのなかに喰らわれてしまいそうだ

もっともっと
これだけじゃ足りない
もっともっと
傷を血を

そんなこえがきこえる


はやくぜんぶをみえなくしてしまおう


週末のひとり
スケジュールのない
ひとり



2005年09月16日(金) 不信心者の述懐

がんばれと

あなたがいうけれど

そんな笑顔で言われたら
うそでも

うんあたしがんばるよと答えるしか能がなく
ほかのことを知らなかった

がんばれないとなきくずれてもよかったのに

あたしはそうしない



おふとんと浴槽のくりかえし
枕元にオクスリ、軟膏

やりかけた針仕事は針が刺さったままいつ仕上がるんだろう
刃、包丁、ナイフ、縄、それらの危険物
その気になればほとんどなんでもが凶器にかわってしまうのね

よろこびがみえない
わたしは
なにかをこわしたのかな
知らないうちに

誰も助けてはくれない
という根深すぎるこの信念だけがどこからかやってきて
腰を首を頭を手首を
がんじがらめに縛り上げるのだ

だれもたすけてはくれないだれもみなわたしをすてる
だから牙を剥こう最後の信頼はゆずりわたさずに
あなたはわたしのなんなのだという不審者である
わたしはあなたのなんなのだという

。。。。。。医者さま、いわく
長くかかるだろうとのことです
かなり根深きものを
抱えているだろうとのことです
それを取り除くためにはこれからいったい
どれくらいの時間とどれくらいのお金とどれくらいの涙が
ひつようになるのでしょうか

とりあえず今
摂取したり補完しているものを
かぞえたら、、、たぶん12種類をこえたみたい
おくすり漬けですね
ごめんなさい



2005年09月15日(木) mu


書けません。

ときおりやってくるしにたいびょう、

ああ、おくすりをいただきましょう。


おやすみなさい

ひるまだけど、、、
おやすみ。


あなたがこいしかった。

あなたはもういらない。

あたしをもういらない。



涼しいをとおりこして、もう、あたし、

寒いのです


13・58



2005年09月14日(水) その後

オクスリと睡眠とスキンケアとごはんで
毎日が構成されています
なんのために維持してるんじゃろ。

……考えない練習。

いきなりかなりの量のオクスリを摂取しているからか
やたらとよくねむり前後不覚になりあちこちにぶつかります
ものを落っことしたり忘れたりします
炎天下なのに日傘を忘れてないています、、、しくしくしく。

つよくいきよう。
せめて。

いろいろあまりすすみません、ゆえに
文章を書くことまでが面倒の範疇に
入ってしまいました
モノカキ魂がなくなあ、、、

安心したのか、なんなのか
疲労困憊ぶりがふきでているようで
自分でじぶんをみて
わらってしまうようですよ
ミスタッチ多すぎてイライラするし。

Garlandの新作をがんばって見に行きました
クリスマス。素敵なものがたくさんあるようでした。
でも同行した相棒に気をつかいすぎて十分に見られなかった私は
翌日から、あああたしのばかばかばか、と思ってやめられません。

しにたくは、ありません。
きえたくは、あります。
残念ながら。

ふらふらであぶないので
同行者つきでないと
外にほとんど出してもらえない、のは
それなりに、きつい、ことですね

ナニモノともつかないが病でないとはいえない
あんまりに妙なラインにたたされて足元を見てます。


9月14日、夜



2005年09月08日(木) 通院再開

電話帳から病院探して行ってきました。
あたらしい病院
まえと違って広い待合室にしずかな音楽です
(それも少し耳に痛かったけれど、、、)
鉢植えの観葉植物のある待合室、、、

気に入ったらまたきてくださいとお医者さんは言いました。
気軽な感じの人でした。
わたしは
しゃべるのがどうにもだめで
要領を得ないことばかり言ってしまいました。

診断はやはりつけられないそうです。
うつ病と言われたかった自分を感じて
少しだけ脱力しました。
抗鬱剤をのんだらなんとかなれるカテゴリ、というのに
本当は「分類されて安心したかった」のだと
思います、、、でもやっぱりわたしはどこのカテゴリにも入らず。
ふらりん、と風に揺れるのだった。(やっぱり性格が悪いのかな)

とても強い不安、と
そういう言葉をもらった。
安心や信頼を持っていないこと。
とても根深くてたぶん
時間がかかるだろう、という、、、

思春期危機をやりすごして過剰適応したツケだろうか。
アダルトチルドレンみたい、苦笑。

おくすり、どさりともらいました。
そんなに飲む必要があるのかと恐れをなしたら
それくらい飲まないと効かないと思うよと言われました。
そなんですか、、、?
抗鬱剤一日のMAX量やん。(涙)
その物量がたのもしいようなかなしいような。
でも頼れるものがあるのは
きっと、いいことで。

あしたからはあたらしいお薬と一緒に移動してまわるでしょう。
おなじみのやつばかりだけど、、、また、飲んでて、ごめんね。

たずねられないと、何も思い浮かばないので
要領を得ないふらふらな時間だと感じながら
なにをしているんだろうなにをしているんだろう
笑えるのに取り繕えるのに
なにをしているんだろうと相変わらず自問していて

でも、まっすぐに歩けなくてのどが詰まって吐き気がして
眠れなくていろいろなことが気持ち悪く生活音がからだに痛く
そんなのは、、、自分にとってだけは本当で。
こわれてしまえばいいのにとよく思い浮かぶ。
笑いながら、吐き気がして、すうっと電池が切れる。

・・・・・・・・・・

週末不在予定につき
薬局を出たあとにてくてくとあるいて
投票をしてきました、不在者投票。
すごくたくさん人が来ていてびっくりした。
あんなにたくさんの人が一度に投票所にいるところ
私はみたことがなかったから。

緊張感と疲労であるけなくなって道端でピルケース広げる。
なるほどたしかに
こうみると
行動は、健康に問題ない人のそれ、とは
大幅に違っていることはたしかだ。

でもみんながいうほど大変なのかは今でもよくわからない。
あたしなんてたいしたことなくて甘えたに大げさに
喚いているだけのような気がして、しかたない。

……そんな所感。


9月8日、夜



2005年09月06日(火) ない

どうしてあたしはこんなにやさしくないんだろう。


顔が見えるようでいて、見えない
知っているようでいて、知らない

なのに知ってしまっている

つまらない
おもしろくない
狭まる心は
文字通り自分が狭量なことをしめすだけだろう

無邪気に笑って
ゆくてをふさがないで
謝ればなんでも
許してもらえると
信じられていますか
信じさせていますか

あたし、

あたしのキャパシティはそんなに広くなかった
残念だけど広くなかった
ひろくないんだよ

……ごめんなさい。

誰も手にいれられる範囲はちがっている
だから妬んじゃいけない
あなたから一方的に積まれていく知識が
あたし、今、少しつらい
自分を重ねるたび、世界をねめつけそうで

キタナイものは排除すると
すればきっとあたしが
自分の手でどうにか
片をつけるしかないのだろう
それがどんな意味でもっても

・・・・・・・・・・

台風はきっと逸れたのだろうと思う
きっとここにはこないのだろうと思う
たちのぼる水気だけれど
体の中からは炎が引いていくから
嵐はきっと、道を逸れたのだろうと
夕方に、思う。

助けてというのがいいことだとも思えない
助けてといって
助けてもらえるならきっと

「こんなかたちになってはいなくて」

ゆがんでて
ごめん
素直でなくて
ごめん


9月6日、夜


・・・・・・ほら、やっぱり
だあれもたすけて、くれないじゃない
ないても
さけんでも
だあれもだあれも
届かないんだ
きこえてくれないんだ

オナカガイタイ

23:33



2005年09月04日(日) memo + rain has come

雨が走ってくるなあと思っていたら
すごい勢いで雷が鳴り
鳴り、というより、落ち
ごろごろぴかぴかというよりバリバリだと思いながら
パソコンの電源を落としてモジュラーを引っこ抜いた
夜だった。

以前に地域一帯のADSLモデムが
電話線を伝った落雷で全滅した、という
そんな過去があるのです、我が家近辺。
電話も通じなくなったんだけど……
近くのコンビニまでてくてく傘を差して
電話をかけに行ったりしました。
文明の利器はおそろしく便利で不便です。

ここ数日間のこと。

土曜日は通院、
待合室に人があふれていてびっくり
10時過ぎに受け付けてもらったけれど
診察室にたどり着いたのは午後2時ごろで
診察を受けるのもひとくろうだなとしみじみと思った。
あいかわらず寝てもすぐに目がさめるので常時ぼんやりしていて
待合室でおふとんがほしいにゃーと頭がぼけていた。

おくすりがひとつ増えた。
処方箋をみたら懐かしい名前のオクスリだった。
ヘロウ、アゲイン。
ずっと前に一ヶ月くらいお世話になっていたような気もします
あのころは発売したてのお薬だったと思う
睡眠導入剤。

あいかわらずこまぎれています。

あいかわらず腫れ上がっています。

あいかわらず、、、変な衝動と不安です。

「でもだいじょうぶ」

残暑お見舞いにとどいた箱のなかには
詰め物にうずまった木製の猫のオブジェ。
吉本ばななのアムリタで
「ビクターの犬」をもらった朔ちゃんみたいな気分がして
ぼんやりとしていた。

そういえばこの間パソコンをXPにしました。
正確には、してもらいました。
あらゆるバグが解消されたみたいで
プリンタもつなげるし処理速度も速い。
今までほったらかしていてごめんよと思う。
変なウイルスにやられないでください。

病院の候補はひとつあがっている
基本的にその意味ではイナカなので
あまり数がない。
電車に乗っていって三つくらいの市には
あるような気がしなくもないけれど……
ヒトリで通える自信がまったくない。
お医者さんに聞いてみたら同じところの名前を言っていた
でもどんな人がやっているのかは知らないそうだ。
行ってみないとわからないということ。
頭がぐちゃぐちゃで名前を覚えられなかったが
駅前雑居ビルの何階かにあるようなところ。

からだのなかみもあたまのなかみも
ぼろぼろとこぼれていくだけのような気がする
したいことはずっと眠っていることかもしれない
あとにはなんにも残らない

ハリケーンで被害の出た
隣あたりの州に
相棒(女の子)が行っているので
心配なのです
ちゃんとかえってきてね

来週はどこかへゆけるでしょうか。

……わからない。

あたたかいお茶でも手のひらに包みましょう。



9月4日、夜



2005年09月03日(土) 黒い影

ねむるのがこわい。

うまく眠れていないせいもあるのだと思うけど
おかしな夢ばかりたくさたんたくさんみて
悲鳴で目がさめたりするので

今もまた
目をさました

じたばた暴れる金魚だった

あたしはいつ本当に目をさましたんだろう

夢の中と外はかぎりなくよく似ている
どっちがどっちかわからないくらいに

からだがこわばって動かなかったのは
ほんとうでしょうか夢でしょうか
あの部屋から物音と話し声を聞いたのは
ほんとうでしょうか夢でしょうか
起き抜けに本を手に取ろうとしたのは
本当でしょうかうそでしょうか

ただそのくりかえしの最後に
目をさましたら天井から
膨大な量の蟻がぞろぞろと降りてきて
壁をいくすじもまっくろに埋めているので
いくらなんだってこれは夢だこれは夢だと
そろぞろと続くその群れとまだ白く見える壁のあたりから
目をそらそうと必死になるのだけど

夢からは目がそらせなかった

小さくて黒いものを大量に見る
夢でなければ幻覚であると
自分に言い聞かせてた、おかしな夢

目をさます

こわごわと重たい腕を、あげる

生き返るのに
時間がかかり

からだのいたみがもどってきた

夢じゃない。

夢じゃない。


9月3日、深夜



2005年09月01日(木) いま

目を覚ましています

座るのがつらいです

眠りたいです


たくさんの誘惑と

たくさんの破壊的イメージ

でもかたちには変えていない、あれやこれや


よい病院をみつけられたら

病院へ行こうかと、、、、、、

舞い戻る。わからない。


おおよそもう8年間つづけてきた
「孤軍奮闘」の状態にすこし
風穴があけられはしまいかと

期待して、、、、、、

あたしをたすけられるひとはだれもいない、
凝り固まったこの底辺をつきくずさないことには。

なにもいわないでわらって
エックスデイをきめてさようならと
言えてしまいそうで怖いんだった

自分では、自分を、守ってあげられそうにない。


 < キノウ  もくじ  あさって >


真火 [MAIL]

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