しそ摘み日記
akajiso



 子に過ぎたる宝なし

100円均一の店で
「子に過ぎたる宝なし」
と書いてある垂れ幕(和式タペストリー?)が売っていたのを見て、
思わず衝動買いしてしまった。

 テレビの上に飾ってみた。

 テレビを見るたびに目に入る
「子に過ぎたる宝なし」
の文字。

 いくら言っても言うことをきかない子供にイラついたとき、
子供がらみの雑用の多さに呆然としたとき、
目に入る
「子に過ぎたる宝なし」
の文字。

 そのたび、スッと心が静かになる。

 誰かがそう思って言ったのだろう。
 「子に過ぎたる宝なし」
と。

 私が、自分を鎮めるために、強引に考え出したウラ技キーワードではない。
 誰かよその人がそう言ったんだ。

 だから、きっと私のひとりよがりな考えではないはずだ。
 一理あるに違いない。

 「子に過ぎたる宝なし」
   ↓
 「子供よりすごい宝物は無いのさ!」

 宝物を大事にしようっと!
 宝物を持てた自分の幸運をかみ締めようっと。
 
 ああ、これは、価値ある100円だったぞよ。

2006年10月31日(火)



 アレルゲンテスト

長女のアレルギーの血液検査をしたら、
ミルクとダニと埃に高めの数値が出た。
卵は意外にも低かったなあ・・・
お腹の中から気をつけていたからなあ・・・

これから2年は、乳製品バイバイだねえ・・・

でも、埃とダニは・・・

オカアチャンも掃除頑張るけど、
ふと気づくと、埃が・・・

で、アカンボが埃を旨そうに食ってることもよくあるし〜(>_<) 

気をつけます<(_ _)>
気をつけます<(_ _)>
気をつけます<(_ _)>

2006年10月27日(金)



 バザー疲れた

ああ、学校のPTA主催のバザー、疲れた!
はっきり言って、苦手〜〜〜(>_<)

お祭り気分で働いて、準備から楽しめるけど、
後片付けが苦手〜〜〜(>_<)

なんでもかんでも、
後始末が苦手なのよ〜〜〜(>_<)

何で〜〜〜(>_<)
昔っからそうなんだよ〜〜〜\(◎o◎)/!

2006年10月23日(月)



 ゴミ持参登校

部活の朝練にでかける長男に、
「ちょっと不燃ごみの収集場所に壊れた傘10本捨てといて」
と頼んだ。
その日の夜、部活を終わった長男が、
その傘を持ち帰ってきたので理由を聞くと、
「傘出すに忘れて学校に持って行っちゃった」
とのこと。

おいおい・・・

で、先日、また、登校する長男に、
「ついでに、燃えるゴミを出して行って」
と頼んだら、また、学校までゴミを持って行ってしまったらしい。

友達に
「何持ってきたの?」
と聞かれて、自分が通学バッグを持たずに生ゴミを持って登校していて、びっくりしたという。

気づけよ〜〜〜途中で〜〜〜!!
持ってて違和感あるだろ〜〜〜!!

ちなみに、私は、
かばんを持たずに登校するのは日常茶飯事、
パジャマのまま気づかずに外出ちゃったこともあるし、
歯磨きの泡をすすぎ忘れて登校したこともあった・・・

変なとこ似るな!

2006年10月20日(金)



 オンオフ

学校の役員をしていると、
学校に行くときは「仕事の顔」をして、
すすんで見知らぬ顔でも
「おはようございます!」
「おつかれさまです!」
と声をかけるけど、
普段、スーパーや道端で子供を叱り叱り歩いているときは、
完全に社会的地位のスイッチがオフになっているから、
いきなり役員仲間に会うと、
物凄く戸惑ってしまう。

子供を叱っている最中に会うと、
いきなりニコニコと「どうも〜」みたいなテンションになれなくて、
思わず気づかぬフリをしてしまうことも・・・

それを「無視された」と、相手が思わないか、
と、後で気にしたり・・・

器用なタイプじゃなくて、うまくオンオフできないから、
その辺の切り替えが難しい。

おもての「ニコニコ保護者」という顔と
裏の「熱血しつけ母」という顔、
あまりにも違いすぎるからなあ〜(^_^;)

自分の中では、二重人格じゃなくて、つじつま合ってるんだけどなあ〜。


2006年10月18日(水)



 半々

父と母の会話の間に入ると、
つくづく私には、彼らの血が半々に入っているのだ、と実感する。

父の気持ちと性質、母の気持ちと性質が、
どっちも同じくらいわかるし、同じくらい反発を感じる。

 完全にフィフティフィフティの血の混じり具合。
 カフェオレ並みよ!

どっちもどっちの変人夫婦、
それがわが両親。

で、私は、なぜか、道徳を重んじる性格。

なんでこんな環境で、こんな性格に生まれたのか不思議だが、きっと、前世が修行僧か何かだったのかもしれない・・・

山賊みたいな夫婦に生まれ、
それでも人の道をきちんと歩めるか、
そういうことを試されているのではないか、
とさえ思ってしまう。

つーか、そうとしか、思えん!

 これがうわさの「里の行」というやつなのか?!

 ともかく、この決して相容れることの無い性格・性質を、
50%50%持って生まれてきた私は、
生まれついての矛盾を抱えて生を受け、
人生を通して、それを統合していく作業をする、という仕事をせねばならない。

 これが今世の私の課題なんだろう。
 キッツイワ〜(>_<)

2006年10月17日(火)



 1ヶ月手を洗わないと・・・

どうなるか〜?

包帯の隙間から、のぞいてみると〜〜〜

古い角質が黄色くなってひび割れて〜〜〜

ぽそぽそになって、触ると、ぽろぽろ落ちてくる〜〜〜

もう、くさくも無いのね〜〜〜

もう、湿りッケもないのね〜〜〜

死んだ組織がぽろぽろ落ちて〜〜〜

手がゲンコツのまま固まってるね〜〜〜

もう、かゆくもないのね〜〜〜

もう、他人の手みたいなのね〜〜〜

逆に包帯取るのが怖いのよね〜〜〜〜〜 

2006年10月16日(月)



 ああ、晴れた!

15年選手の洗濯乾燥機がついにぶっ壊れた。
ここ数日の雨で、我が家の洗濯は、大パニックだった。

ところで、メーカーに聞いたら、
もう乾燥機だけって、新しく作ってないんだって!

みんな洗濯機と合体しちゃってるんだって!

そんなんありかよ〜う!

だって、洗濯機は濡らすもので、
乾燥機は乾かすものでしょう?

それが同じところに入ったら、壊れやすいでしょうに〜!
どっちかの機能が壊れただけで全とっかえなのは、納得がいかないなあ!

おまけに、洗濯乾燥機はみんな5キロとか、小容量ばかり目立って、8キロとかになると、あんまり見かけないか、凄く高いか・・・

と、いうわけで、うちの結論としては、
取り寄せしてまでも、乾燥機単体を買う!

だって、洗濯機買ったばっかりだもん!
5〜6年前に・・・
きっとまだ10年くらいもっちゃうよ・・・(^_^;)    

2006年10月12日(木)



 解けた!

友達のならやんに
「言いたがらない人から無理やり聞きだすのは、欲求にまかせて要求を通していることだ」ということを教えてもらった。

ホントだ、それ!

スペインがそういう考え方だというが、
きっとその他の欧米でも、他の国でも、
そういう考えが当たり前なんだと思う。

 でも、日本は、
セマッ苦しいところにたくさんの人間が肩擦りあって生活しているから、昔から、村八分になったら生きていけなかった。

「生きていくためにみんなとの和を保つ」
というのが、脳の奥に染み付いている。

 だから、事実が「白」でも、みんが「黒」と言っていたら、生きていくために仲良くしなくちゃいけないから、「黒です」と言わなければいけない、という土壌があったんだ。

 それが当然の権利であったとしても、
和を崩す言動は、「和を乱す悪」とみなされて
無理やり口をふさがれてきたんだ。

 そういう風潮によって、
私自身も、
子供の頃からみんなに干されたり、
社会人になってからもあらぬ追及を受けてきて、
散々いやな目に遭ってきたんじゃないか。

 無茶な要求や、
ありえないイジメに対しても、
「逆らうと場の空気を濁す」
と思って、
「人とうまくやれない自分ができそこないなんだ」
と信じきっていて、
ウツになって病院に通ったんじゃないか。

 これって、
「人の当然の権利」を「揉め事になるから引っ込めろ」という日本の悪い風潮なんじゃないか?

 そのせいで、私はずっと苦しんでいたし、
日本の社会が、病んできてしまったんじゃないか?

 権利を主張することや、
自分を大事にすることを、
「個人主義」とか「欧米か!」とか言ってないで、
日本の病気を治す為に、
家庭の中からちゃんとやっていかなくちゃいけないんだ!!!

 自分を大事にできない人間が、人を大事にできるもんか!
 自分の権利を守ってもらえなかった人間が、人の権利を守れるか!

 私は、子供を産んで、育てている。
 私は、腐っても「親」なんだ。

 私個人の性格は、ひと癖もふた癖もあるけれど、
それはそれとして、
子供にとっては、
「私の言動」=「教育」なんだ。

 解けたぞ。解けてきた。
 見えたぞ。見えてきた。
 病んだこの社会を編みなおす糸口が!

 「家庭の中に、人権を」
 「親の存在自体が、教育だ」

 やっぱり、根っこは、家庭にあったか!

 危うく私も間違うところだった。
 悪の片棒担ぐところだった。

 ありがとう、ならやん〜!
 教えてくれて、ありがとう〜!
 心の友よ〜〜〜!

 
 
 
 
 


  

2006年10月11日(水)



 金魚の晩年

うちの2匹の金魚のうち、一匹が、死にそうだ。
だんだん色も薄くなってきたし、ひれもたたみがち。

 先日などは、横になって浮いていたので、
「あ! ついに逝ったか!」
と思い、水槽に近づいたら、動き出した。

 ああ、最期の時せまる。

 できるだけのことをしてあげたい。
 
 今まで手入れを怠りがちだった水槽を洗ったり、
ヒーターを入れて温度を細かく管理したり、
エサを適度に与えたり・・・

 すると、なんと、金魚が持ち直してきたではないか?

 長くはないかもしれないが、
ちゃんとした最期を迎えさせてあげたい。

 お祭りで子供がすくってきてから約5年くらいか?

 いつもだれかの視線を感じて振り向くと、
金魚が私を見ていた。
 時には、
「オカアサ〜ン、お腹空いたよぅ」
という声が、頭の中で聞こえた。

 不思議だなあ・・・

 
 

2006年10月05日(木)



 基本は、生活

この夏、
「基本は、日常生活。家庭の中のこと」
という謎の啓示を受け、
もんのすごく肩の力が抜けて、
目からウロコがゴーゴー落ちた私。

 どんなに社会に羽ばたこうとしても、
どんなに聞こえのいい肩書きを得ようとしても、
家の中のことが一番の基礎部分。
 基礎がぐずぐずじゃあ、上に何も乗らないよ。

 ・・・という突然の耳打ちに、
「何が何でも外で働かなくちゃ」
「何か、ヒトカドノコトをしなくちゃ」
と、意気込んで憂鬱になっていた自分に気づく。

 まずは、生活。
 どんなお大臣も、セレブも、世のため人のため働く人も、
一日一日の生活の上に、プラスアルファが乗っかっているんだ。

 一足飛びを狙わないで、
まずは、足場を固めなくちゃ。
 一歩一歩。
 下がらないで牛歩でもいいから、一歩一歩。

 1ミリづつ、積み上げていこう。

2006年10月03日(火)
初日 最新 目次 HOME