しそ摘み日記
akajiso



 プリンターとの関係

 我が家に来るパソコンは、
比較的素朴でいいやつで、
初代プリンターも、
何か特別なことはできないけれど、
なかなか彼は
素直で働き者であった。
 が、パソコンを買い換えて
新しいパソコンに接続できない規格の
初代プリンターは引退。

 二代目プリンターは、
夫の勤めるパソコンスクールから
下取りしてきたもの。

 こいつが大変な気難し屋で、
すねてインクをドカ食いしたり、
いじけてずれた印刷をしてみたり、
いくらメンテナンスをしても
全然言うことを聞いてくれないのだった。
 
「この馬鹿プリンター!」

と、私が毒づくと、
彼女は(このプリンターは絶対女だっ!)
突然、紙送りのネジを一個、
びーーーーーん、と
飛ばして反撃してきた。

 そのくせ、
気分のいいときや
自分が気が乗っているときは、
ぐんぐん調子よく印刷するのだ。

 おまけに、
スイッチを入れたとたんに、
物凄く轟音を発し、
スイッチを切るまで、
必要以上にうるさく
グイーンガチャングイーンガチャン
とわめき散らす。

 どうでもいいときには働くくせに、
大事なときはエスケープ。

 いい加減にしろいっ!

 私は彼女に見切りをつけ、
今度は新品のプリンターを購入。
 なけなしの金で購入した!

 しかし、まだ怖くてスイッチを入れることができないでいる。

 私と小鳥とすずと・・・プリンター

 みんなちがってみんな・・・いいのか?
 


2003年10月30日(木)



 疲れが二日後に出る

おとといのバザーでの肉体労働は、
(風邪っぴきで半病人だったのに
人一倍働いた)
なぜか翌日には「体調良好」を呼び、
父のおごりで一緒にラーメン屋に行ったり、
ずっと寝込んでいてできなかった掃除をしたり、
と、体がバリバリ動く幸せにひたっていたのだが、
今朝は・・・・・・!

起きられないーーー(ToT)

 毎朝6時に基礎体温を測っているのだけれど、
目覚まし時計が鳴っていても
音が遠くて全然聞こえなくて、
無意識に測ったものの、体温を記録しないで
体温計振っちゃって、
体温わからなくなっちゃったりして・・・

 ずっと妙な夢をだらだら見ていて、
ひたすら疲れた・・・

 子供らに朝食食べさせて、
学校に送り出したら、
もう廃人のようになってしまった・・・

 疲れが二日目に出るようになって
久しいけれど、
翌日になぜか「調子のいい日」が
挟まるから、その落差に驚く。

 あーあ、なんか、下痢っぽくなってきたし・・・
もう一回布団に入るか。
 

2003年10月27日(月)



 バザーで働く

 学校の役員をやっているので、
今日の学校のバザーでは、
模擬でたこやきを販売することに。
 6個いり150円、200パック、数分で完売!

元ヤクルトレディーの私は、
難しい計算は苦手なくせに、
小銭の計算については体が覚えていて、
とんとん拍子に販売できた。

 そこまではよかったのだが、
自転車で遠くの店まで
大量のケチャップを買い出しに行ったり、
テントを畳んだり、
体育館の事務机を何台も運んだり、
3階の教室から机を何台も下ろしたり上げたり、
死にそうにキツイ作業が目白押し。

 あーあ・・・
あたしゃまだ
風邪の治りきっていない
半病人だどっ!
「やりすぎ?」
ってほど働いてしまったぞ!

 ああ・・・
おしゃべりに興じて
要領よく仕事をさぼっている人たちも
たくさんいるというのに、
私はなぜか貧乏性で、
体が勝手に働いてしまうのだ・・・

 このエネルギーを
もっと日々の家の掃除に
生かしたらいいのにねえ・・・

2003年10月25日(土)



 小児病棟?

 食事後、
私は、四人の息子たち全員に
喘息の薬やらアトピーの薬やらを
配布し、服用させている。
 確かに秋はアレルギー発作の季節だけど・・・
今年は全員かよっ!

おまけに私も夫も
風邪でゲホゲホ(-_-;)

老人が老人を介護する 
「老老介護」が問題になってるけど、
病人が病人を看護する
「病病看護」もきっついわー(ToT)

 薬代が月数万円也というのも、
きっついわーっ!!!

2003年10月22日(水)



 来年の家計簿を買う

新しい家計簿を買って、
11月から記録を始めることにした。
 結婚してからずっと、
ものすごく細かく家計簿をつけていたが、
あるとき突然やんなってしまい、
「やめた!」
とペンを置いてからは、
「封筒仕分け式」で
物凄く大雑把にやってきた。
 
 いつ、どんな経緯で入った収入なのか、
どういう経緯で出て行った金なのか、
全然把握しないまま
貯金が増えたり減ったりしている。

 だって・・・

 もう・・・

 金のことばっかり考えていきていくのが
いやんなっちゃったんだものーっ!!

でもそろそろ、このボロ家を
建て直す準備を始めないと
大変なことになるので
(築25年で、ローン残り23年、
という衝撃の事実に、
はたと気付いたのだ!
=ローンが終わる頃には
家は築48年ということになる(/_;)
安普請の家だもの・・・
もう家として終わってるっつーの)
あと9年の間に900万円貯める、
という目標を設定!

あと9年、つまり、
夫50歳のあかつきには、
ローン残額を一括返済!

そして、今までローンを払っていた分を、
4〜5年バリバリに貯金して
新築費用を作る!

これだっ!

しかし・・・
現在貯金どころか
その日暮らしもいいところなので、
4年後、
私がフルタイムで働くことを想定して、
これから3年間は
チリのようにうっすらとした貯金をする、
あるいは、せめて貯金を切り崩さない、
というまったりした方針に決定。

 その間に
また出産を数回計画しているという、
おそるべき計算・・・

 親に言ったら
絶対ぶん殴られるだろうなあ・・・
 


2003年10月20日(月)



 金魚が我が家にやってきた

 飼うのが面倒で、
ずっと禁止してきた金魚すくいを
今日のまつりで解禁してしまった。
 
 突然やってきた9匹の小さい金魚。

 ホームセンターで
金魚鉢やらエアポンプ、
水草やらカルキ抜き剤やら
えさやらも買い込んで、
えらい出費だった。

 しかし・・・

 金魚鉢をセットして
居間のテレビの横で泳ぐ金魚に
しばし時を忘れて見入ってしまう。
 
 そういえば、
子供の頃ずっと金魚を飼っていたっけ。
 ひまさえあれば
金魚鉢を覗き込んで、
名前も付けて可愛がっていたよなあ。
 何年も生きて、
みんな鯉みたいに大きくなっちゃって、
最後まで生き残った金魚が
死んでしまったときは、
いつも強気の母までが
しゅんとしていたなあ。

 死にそうになっている金魚に
「こうなりゃショック療法よ!」
と言って両手のひらで
金魚に塩を揉み込んで、
とどめさしてたのも母だった・・・

 ああ・・・
いつも必ず落ちがある、
私の思い出たちよ、万歳(ToT)

2003年10月19日(日)



 鬼のカクラン

 むちむち太って健康な次男、
風邪から喘息に発展!
 あーあ、
喘息四兄弟の中で、
たったひとり体力があって
症状の出ていなかった君も
とうとう気管支拡張剤を服用し、
吸入する日が来たのだね・・・

 あー、秋は喘息アトピーの季節。

 秋になってから、
我が家のアレルギーに関する医療費は数万円!

 ばっきゃーろー、
アレルギーの・・・
ばっっっっっっきゃーろーーーう!

 泣いてどうなることでなし、
さあさあ、涙を拭いて、
明日は町内会の芋ほり大会よ!
 一家そろってげほげほしながら
芋堀りまくりなのよーーーうっ!!!

 わーーーーーーーーおっ!!
(もうやけくそだよ、こんちくしょうめい!)

2003年10月17日(金)



 痰痰たたん

 いやー、風邪が治りかけてきたら、
恐ろしいほど痰が出る出る。
 アレルギー体質なので、
常に痰やら鼻汁にねっとり
苦しめられているわけだけど、
咳してもくしゃみしても息してるだけでも、
痰が出る出る!
気持ちよいほどいくらでも出る。

 一体どれだけ私の中には痰が内蔵されているんじゃー!
この鼻や喉や気管のどこに
これだけの量の粘液が入っているというのじゃー!

 ひとの体の80パーセントは水分というけれど、
もしや私の体の80パーセントは、
このねばねばの粘液なんじゃあなかろうねえ!

いやーん。
 ねばねば体質ぅーーー(>_<) 


2003年10月16日(木)



 寝込む

いやあ、久しぶりに寝込みました。
 風邪をひいていたのに
家族でショッピングセンターに出かけ、
土砂降りの中駐車場から店まで走り、
その後寒い店内で冷やされたのが原因かと・・・

 でも、ただひたすら眠るだけで
治るものなんだなあ!

かつて私は、
髄膜炎を自宅で寝て治したことがあり、
とにかく寝るのが一番だと思うわけです。

 それにしても、
今回は、家族の性格がよくわかった。
 
 寝込んでいる間、
3歳児はひとりで静かにしていてくれたし、
じじばばはご飯の差し入れをしてくれ、
次男はまめに様子をうかがいにくるし、
長男と三男はゲームや喧嘩三昧・・・

 そして夫は・・・
静かに皿洗いと朝ごはんの仕込みをしていました・・・

2003年10月14日(火)



 ムートン様ご来訪

 夫のパソコンスクールの生徒さんで、
世界中を仕事で回っているおじさんがいて、
モンゴルだかのお土産だと言って
ムートンの敷物を二枚、もらって帰ってきた。
 
 うちみたいな築25年の
ぼろい和式古家に
そのような素晴らしげな素材のものを敷くスペースなど
どこにもなく、
また、個人的には「毛皮反対派」なので、
しばらくゴミ袋に詰め込んだまま
部屋の隅に転がしていたら、
遊びに来た子供の友達が
部屋にのさばるゴミ袋を見て
「ゴミ屋敷だ」と言う。

 仕方なく袋を開けて
ムートン様を広げてみると、
意外と小ぶり。
 座椅子にちょうどかぶさるくらいの大きさのものが二枚。

 狭い和室にも意外とフィット。
 子供ら頬摺り寄せておおはしゃぎ。
 私のケツは暖か。

 ごめんよ、ムートン・・・
 お大臣の家に行ったら
かっちょよく決められたのに、
男児ばかりガチャガチャいる家に来たばかりに、
よだれ鼻水おしっこにウンチを
塗りつけられる運命なのね・・・

 
 

2003年10月10日(金)



 うまーいうまーいうまーい

「京都の老舗の和菓子屋のヨウカン」
をもらった。

 一口食べると、
なんと「おはぎ」の香り。
 よく見ると、
中にもち米が
つぶつぶと入っているではないか。
 
 満足できる甘さなのに、
後味は至極さっぱり。
 
 もち米も、炊き立ての風味のまま、
やわらかなあずきの中に浮かんでいる。

 うま――――――――――――――い!!!

食べたくなったでしょ?

私もまた食べたくなった!!

2003年10月08日(水)



 脱力初体験?

土曜は結婚式、
日曜は地区運動会で
へろへろに疲れ、
月曜の気分は最悪・・・

 楽しいイベントの後の疲れと、
その後の日常に戻るだるさ・・・

 学校に行きたくないとごねる子供たちに、
「今日はあんまりがんばらなくていいから適当にやってきな」
と言うと、
「学校で勉強しなくていいの?」
と言う。
 
「いや、やることはやる。
 でも、いつも100のやる気だとしたら、
今日は60か70でいい」

 そう言った自分も
今日は30が限界だと思っている。

 で・・・結局、
洗濯も掃除も炊事もやった。
 やる気なしで。

 でも、気を張って頑張ってやったときとそう変わりない現状。
ということは、普段無駄に頑張っているのかもしれない。

 いつも100のやる気で頑張りまくり、
疲れ果てて気力も枯れ果てて、
しばらく0になってしまうという
今までの暮らしの効率の悪さ。

 いい加減な気持ちで
ちんたらやって、
それでもやることはやっとくか、
というスタンスの方が、
よっぽど日常がうまく回るとは・・・。

 スポーツなどは脱力できていないと
実力が発揮できないというように、
実生活も脱力しないと
ちゃんと回せないのか・・・

 今頃気づく37歳。
 遅いわ!

 でも、今気付けたから
よかった。
 
 脱力初体験・・・
 シーツを噛む37歳の乙女。
 

2003年10月07日(火)



 町内会の運動会に出席する

ああ・・・
昨日都内某高級ホテルの結婚式に出席して物凄く疲れているのに、今日は地区の運動会に出席。

 年間3600円の自治会費を各家庭から徴収しているだけあって、運動会の予算は超リッチらしく、入場行進に出るだけで箱のティッシュをくれたり、何か競技に出るだけで菓子やら家庭用品をもらいたい放題。
  
 ビールやジュースも飲み放題。
 お菓子もフルーツも
いくらでもゲットできる。
 ほかほかの幕の内弁当ももらえた。
 
 こうして考えると、今まで
「かったるくてそんなの出られるか!」
と欠席していたが、
参加している人たちに
いろいろおごってやっていたようなものだったのだ。

 ちなみに・・・
今夜の夫の夕飯は・・・
子供たちが残した弁当の詰め合わせ!
 メインのおかずはないが、
サラダやシバ漬けがやたら多い!

 それでも喜んで食べている夫よ・・・
 そういう態度を見たときと、
黙って排水口を掃除してくれるところ・・・
大好きよん^m^
 
 

2003年10月05日(日)



 結婚式に出席する

いとこの結婚式・・・
今回はとても感慨深いものがあった。

 いとこの中で
一番最初に結婚した私の結婚式には、
今は亡きおじいちゃん・おばあちゃん、
おじさんたちも元気で笑顔で来てくれて、
親族控え室はギューギューで、
みんなのおしゃべりで
収拾がつかないくらい大騒ぎだった。

 ところが、昨日の結婚式では、
じいちゃんばあちゃん、
おじさんふたりが亡くなっており、
(ふたりとも盛り上げ役だった)
おばさんふたりは病欠。
(親戚の主軸になっているふたりだ)

 おまけに花嫁の母方の親族は
相続関係でもめて断絶状態ということで
物凄く少人数でシーンとしている。

 なんだかこの十年の間に
いろんなことが変わってしまったなあ・・・

 世代交代、ということばが
ずしーん、と肩に来た。


2003年10月04日(土)



 明日は、○○ホテ〜ルでございまっす(~o~) 

 明日、父方のいとこの結婚式で、
某有名高級ホテルにお呼ばれしている。
 母は高血圧のため欠席。

 と、いうことは、
私と、私の宿敵・父とで
4人の息子たちを都内の会場まで引率することになる。

 いや、子供らの引率は大丈夫だ。

 問題は、父がどこかに行くときには必ず
「行き」で
異常にテンパッテしまうことと、
「帰り」で
異常に酔っ払ってしまうことなのだ。

 行きは、物凄く神経質に
「時間」とか「段取り」とかについて
キーキーキーキー家族にガナリたてるし、
目的地に到着した途端に、
突然弛緩して、おおはしゃぎし、
帰りは酒の飲みすぎで正体を無くしている、
というのが、いつものオヤジのパターン。

 母が一緒なら
物凄く強い母が、
父をドツキドツキ引きずって
連れ帰ることができるのだが、
私ひとりで
小さい子供たち四人と
ダフダフになっているオヤジを
家まで連れ帰れるだろうか。

 うーん、ちきしょうめ!

 こうなったら私が先に酔っちまえ!
 先制攻撃だ!
 私がべろべろになって正体を無くしたら、
酔っ払いを家まで連れ帰る苦労を
父(ヤツ)は初めて知ることになるだろう。

 よし、
明日はショッパナから飛ばすぞ!

 空腹で酒がぶ飲みだ!

2003年10月03日(金)



 サントラ盤大好き

 私は映画が好きなのですが、
もっと好きなのは
映画のサントラ盤を聞くことです。
 好きなシーンを思い浮かべながら聞くことができるし、
(蛇足的なシーンを自分の中で勝手にカットできる)
普通のアーティストのアルバムを聞くよりも
ストーリー性があるというか。

 今、ずっと聞いているのは
「SISTER ACT 2 ―BACK IN HABIT―」
というCDです。
 これは邦題では
「天使にラブソングを 2」
という大変メジャーな映画のサントラ盤です。

 この映画の好きなところは、
実力があるのに自信のない黒人少年が
歌うこと、みんなに温かく見守られることで
少しづつ自信をつけていき、
発表会のソロを歌っているときに
彼の魂がスパークし、
物凄いボーイソプラノのゴスペルを歌う、
というシーンです。

 このシーンを見るといつも、
おうおう号泣してしまうのですが、
サントラでもちょっとやばいです。

 この映画をまだ観ていない方、
ぜひこのシーンを見て欲しいです。

 あ、そうそう、
トップのシーンの
「マッチョのポストマン」
も最高です。
 あんなポストマンがうちにきたら、
絶対に家に上げます。
 上がってもらいます!

2003年10月02日(木)



 ハワイアンキルトにハマる

ここのところ、
ネット生活を離れ、
ずっっっっっっっっっっと
布に埋もれて生きています。
 ハワイアンキルトに
ハマりまくりです。

 最初は、本を見ながら
基本のパターンをひたすら縫って
練習していましたが、
これからは、
自分でデザインしたものを手がけたい!

子供の頃から続く
手芸魂に火がついてしまって、
どんどんスピードがついていっています。

 ほんと、
「手仕事」をすると、
精神が安定します。
 やっぱり職人の血筋なんでしょうか?
母もおばも、いとこのhanaも、
誰も号令をかけていないというのに、
みんな手仕事をしています。

 手仕事中、頭が真っ白になる幸せ。

 好きなことが仕事になって、
子供が養えるようになれたら
理想だと思いますね。 

2003年10月01日(水)
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