ジンジャーエール湖畔・於
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2004年09月26日(日) 左ぎっちょの少女





久しぶりの休みです。















(この行間で開放感をアピール)












弥生美術館でやってる「石原豪人展」を見に根津まで。
弥生へはこれで2度目。
こういうイベントとか展覧会とかって、どうしていつも
最終日ぎりぎりにならないと行かないんだろう。
仕事をはじめてからは、ぎりぎりに駆け込むことすらせず
「行かない」になってることがさみしいね。
今診たいのは
「人体の不思議展 第二弾」
「ピカソ展」(身体とエロスの方の・・・)
「兵馬俑がずらっとそろってるやつ」
「興福寺展」
全部名前うろおぼえだけど。絶対全部いかないな。
こんなに意識は行きたがってるのに。


石原豪人展は最強でした。黒岩涙香の「幽霊塔」の挿絵が特にすきで、
真っ赤な空を背景にして怪しげな洋館が描かれてて、
屋敷を下半分を覆うように美女の仮面が掲げられている
・・・という構図が絶妙の怪奇エロス。
ジョルジュ・フランジュの「顔のない眼」を思い出します。

あと、少年雑誌の特集の挿絵用に書いた、
天女と遮光器土偶が空を舞い、UFOに吸い込まれていく絵も見ててくらくらしました。

「ナスカの地上絵に描かれた文字は古代の日本語だった!!!」
という特集記事の挿絵として展示されてたけど
その記事内容も気になった。細かい字がみえないので断念したけど
「地上絵は宇宙人が書いたもの」「地上絵の文字は古代日本語」という
要素からその後の記事は、「我々日本人の祖先は宇宙人!」という論理展開になっていそうです。


今日は豪人にいやされ生き返った一日・・・。
また、そのほかに得たささいな夢は、ビームスでがいこつの髪留めを買ったこと。
松本零士のクイーンエメラルダスを想います。








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