言葉の杜 Diary

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                          琴 音


2004年06月30日(水) 愚痴の効用

会社で研修があった。

一昨年、この手の研修の講師(というか、まー、本編はビデオを見せられるだけでその前座にしゃべるって感じ?)は小人で、これがまた大層失礼な人で、何のための研修なんだと思っていた。

去年は小人が転勤になって別の人がしゃべったのだが、この時しゃべったことは非常に私達従業員のためを思っているようなことだったので「へ〜、小人とは偉い違いだ!」と感心したのだ。
でも、ちょっとしてそれは口先だけのことだったとわかりがっかり。
だったらそういう期待を持たせない方がマシ、正直者小人の方が良かった?なんて思ったほど。

そして今年の研修はまた講師が変わっていた。
・・・でもビデオは去年と同じものってどうなの?

今年の講師は、今までの講師の中で一番まともだった。
う〜む、これが見せ掛けだけでなく、ここでしゃべったことが本心であって欲しいよ。

そのなかで、メンタルヘルスについての話があった。
これが爆笑もの。

「皆さん、仕事でかなりのストレスうがたまることと思いますが、それに押し潰されないようにしてください。それにはどうしたら良いかというと、日ごろの不平不満は周囲にぶちまけることです。上司や同僚に『まったく〜やってらんねぇよ!』とバンバン言って下さい」

そうか、そうか。
どんどん愚痴を言って良いってことだな。

ここで毎日毎日文句ばっかり言っているようでちょっと気が引けていたのだけれど、それはストレスにつぶされないようにするためのだったのね〜。
だったら遠慮なく言わせてもらうわ<何かが違う(笑)

冗談はさておき、この言い分はなかなか正しいと思う。
どうにもならないような愚痴ばっかり言うのは確かに見苦しいかもしれない。
でも、その全てを自分の中で昇華できるほど人間はよく出来てはいないと思う。
無理に自分のうちに閉じ込めておけば、それは内部から自分自身を蝕むのではないだろうか。

確かに愚痴やら文句ばっかり言っていることはウツクシクはないかも。
でもね、どんなに美しく生きていても、それが自分の身を削ってだったら・・・。
こう言っては何だが、たぶん、愚痴なんて他人は適当に聞き流しているのだ。
だったらいいじゃん!
自分を守るためだから。

ま、限度って言うものがあるのを忘れてはいけないとは思うけどね。


2004年06月24日(木) 長い一日

今日は朝から忙しい。
何しろ、大宮に行ってそれから千葉に行くのだ。
そのためにこの木・金は連休なのだ。
・・・早めの夏休み?そうかも(笑)。

まずは2時にHちゃんと大宮駅西口で待ち合わせをしている。
なぜ西口なのか、それはアルシェがあるから。
なぜアルシェなのか、それは何年も何年もラジオでCMを聞き続けて一度は行ってみたいと思っていたから。

しかし、この私が行った事のない大宮に無事に行けるのか?
罠はないのか?

行き先をいろいろ検索した結果、渋谷から埼京線を使うことにした。
湘南ラインでも良いんだけどね。
京浜東北でだらだらという手もあったけれど、これが私にとっては一番確実な方法だけれど、あまりにも気が遠くなりそうな時間がかかるので断念した<当たり前だ(笑)

2時ってことは家は12時くらいに出たら余裕ね〜<そんなにかかるのか?
だったらその前にビーズが出来るかも、と思っていたが、意外に支度に手間取り(娘と一泊するから、当たり前だ)けっこうぎりぎりになってしまった。
というか、ビーズでもやろう〜と余裕をもって時間の設定をしていなかったら間に合わないところだった。

それにしても今日は暑い。
どうしよう〜?
どんな格好で行くか。
・・・ノースリーブでも良いですか?腕太いけど、暑いんだよ。

ようやく準備が出来て、荷物の一部を母に預けて出発だ<大げさ
千葉には娘と母と3人で行くのだ。
でも私はその前に大宮に行くので、娘は母に託すのだ・・・ダメ?

慌てて駅まで小走りになっていたら、保育園の同級生のおばあちゃんに会ってしまった。
ひゃ〜、困ったね。
何しろこの格好・・・ノースリだし、スカートは膝丈の裾が不ぞろいのカットのだし、髪はアップにしているし。
自慢じゃないがこんな格好で保育園の送り迎えには行った事がないよ。
実は派手なお母さんなんだなと思われたか?
普段地味っていうわけでもないんだよ、会社は寒いからね、特に夏場はスカート厳禁なんだよ。

さて、渋谷。
埼京線のホームは遠い。

なんだかトイレに行きたいんですけど。
顔も汗でひりひりしてるんですけど・・・ということは化粧は落ちたんだな(笑)。

なんと埼京線のホームにはトイレがあったよ、そしてそのトイレには冷房がついていた、しかも家庭用クーラー。
生き返るかも〜。
ゆっくりお化粧直してもいい?
髪も結いなおしてもいい?

そんなことをやっていたら、もうちょっとでせっかく来た埼京線に乗り遅れるところだった。

近いんだか遠いんだかわからないけれど、とにかく大宮に着く。

で、西口ってどこ?
ここは北口って書いてあるよ。
え?新幹線改札?
そうか、大宮は新幹線も通っているんだね。

西口改札なんてないよ〜。
Hちゃ〜ん、どうするんだ?
で、でも一番大きな改札はここだよね。
ここを出てから西口と東口に分かれるらしいよ。
仕方ない、ここで待つか。

と、すぐにHちゃんが来た!
私より一本後の湘南ラインで来たらしい。
あー、会えて良かったよ。

さて、これからどうする?
とりあえず西口に出てみよう。

駅から出るとやけにお巡りさんが多い。
なぜ?
昨日渋谷駅に拳銃男が出たから警戒している?
それにしても尋常じゃないねぇ。

え?誰か来るの?
ほお〜、純ちゃんか。
そう言えば選挙の公示日だった。
ここで演説するんだ。
3時半からか。

そんなことよりもBカメラに行ってもいい?
携帯の液晶を保護するシートとデジカメの電池を買いたいのよ。
こんなところで買わなくても?
本当は行きに横浜とか渋谷で買いたかったんだけど時間がなくて、大宮でも大丈夫かなって。
案の定ちゃんと同じBカメラがあって目的は果たしたよー。

次はアルシェね。
さー、行ってみよう。
きっとアルシェはシアルだよね?

・・・と思ったら全然違った。
アルシェ、シアルじゃなくて109だよ。
見るとこないよ。
とりあえず、どういう意味があるのか本人達にも良くわからないけれど、Nack5のスタジオだけ外から見て早々に退散。

次はお昼ね。
遅めのお昼を食べるんだよね。
アルシェには飲食店がほとんどないので、ルミネに行く。
ぐるっと飲食街を回ってみて「なんだかどこもお得な感じだねぇ」と喜ぶ二人。
ここまで食べ歩きに来たのかい(笑)。

結局、全然おしゃれでも若者らしくもなく、鰻やさんで鰻の混ぜご飯の湯葉あんかけを食べる。
美味しかった〜。

そして「ちょうどいい時間じゃん?」と、とりあえず純ちゃんを見ることにした。
純ちゃん、今までの人たちよりはある意味いけてると思うけど、彼に必要なのはそういう「いけてる」じゃないでしょう?
私は面食いだけど、それだけじゃないのよ〜<本当か?
そういう意味ではちょっと好みなのはソラマメだったかも知れない。
(ソラマメ=大学時代に友達が時の首相につけた名)
まぁ、見てもこっちが減るわけじゃないので、物見遊山。

出るぞ、出るぞ、と言うわりにはなかなか出てこない。
まず、県知事とか市長とかそういう人がしゃべる。
純ちゃんも来ないけど、肝心の候補者もしゃべってないじゃん。
聞いたところで私はここの市民じゃないから投票の参考にはならないけどね。

ようやく候補者ご本人が登場〜。
そして一生懸命演説をしている途中に純ちゃんが来た!
もうみんな候補者の演説そっちのけで純ちゃんに集中(笑)。

純ちゃんのファンでも何でもないけど、新しいカメラ付き携帯だし撮影禁止じゃないから一応写真を撮ってみたりして。
小さくてよくわからない。
それにどうせ撮るならもっとステキな被写体が良い<失礼だよ

でも、見ちゃったら興味がなくなって(演説を聞くわけじゃないのか?)、早々にお茶に行く。

ファミレスでコンサートの話とかベストテンの話で盛り上がる。
・・・そう、どこにも書いていなかったけど、大宮に来た目的はコンサート(笑)。
私はベストテン世代だけどHちゃんは若いのであまりこの手の歌番組の記憶がないらしい。

「毎週出てたって本当ですか?」
「ホントホント。なぜかアイドル並みに年間3枚とか4枚とかシングルを出していたから、ほとんど切れ間なく出ていたよ。しかもあの頃は『バンドはベストテン番組に出ない』っていうのが流行だったけど、お構い無しだったよ。『たかだか3分じゃ何も伝えられない、っていう人がいるけれど、3分で伝えられないものが3時間で伝えられるか!』とか言って出てたんだよ」

そして時間になって会場に行く。

あ〜、コバトンがいる。
(コバトンは埼玉国体のマスコットこれ
愛想がいいねぇ。
ステージにも上がるかなぁ。
スーパーアリーナの時は来なかったけど、今日は来て欲しいかも。
テーマ曲を歌うなら来るよね!?

ロビーでは、国体の開会式の席を売っていたり、特番のお知らせを配っていたり、すっかり国体で盛り上がっていた。
多分埼玉県の職員の人だと思うけど、とっても親切に「ステージはこの方向だから、この席を買うとよく見えるよ!」と教えてくれていた。
そう、国体の開会式で歌うんだよ。
私の予想通りね(笑)。

ステージは関東地方での公演の最終日ということで盛り上がっていた。
そしてコバトン自体は出てこなかったけど、コバトンのぬいぐるみを抱えてきた。
その時のコメント。

「上田県知事が楽屋に来てくれまして、じきじきにこのコバトンをいただきました」

わはは〜、それってついで?
だって、さっき選挙の応援演説を駅前でしていたもんね。
その目と鼻の先に国体のテーマ曲を頼んじゃった人がいたら寄らない訳にはいかないってこと?

「いや〜、偉い人にお会いしたので緊張しちゃって」

そうかなぁ?
あんまり年は変わらないのでは?
と思って調べてみたら、ちょっと年上だった。
この人

さらに、途中のMCで、たまたまベストテンの話をしたのでびっくり!
重ねて「3分で伝えられないものは3時間やっても伝えられない」と言ったのでまたびっくり。
予知能力?

そんなこんなで、10時ちょっと前にコンサートは終わる。

さーて、ここからまた忙しい。
この後は舞浜に行く〜。
今日はなんと舞浜のシェラトンに泊まるのだ・・・宿泊券を頂いたので。
こんなことはもうないよ(笑)。
そして明日はTDLだ。

行き着けるかどうか心配だったので、いろいろ経路を調べていったけど、京浜東北が止まったり、果ては東海道が止まったりしたのでダイヤが乱れていてあまり役に立たなかった。
それでも何とか乗り継いで舞浜に着く。

あの〜、リゾートライン終電なんですけど。
あまり人が乗ってないんですけど。
この時間に女一人で乗るだけでも浮いているのに、さらにこの格好は全然TDLにふさわしくないんですけど。
それでも終電を逃さなかっただけマシ?
ホテルのある駅に着いたら、今度は直通バスがあるはずだったのに、こちらはもう終わっているのでホテルまで歩くように言われた。
ホンのちょっとの距離だけど、悲しかった。

日付が変わるかという頃にやっと部屋に到着!
実は平日で空いているからという理由で?子どもが喜びそうな、そしてちょっと豪華なオーシャンドリームという部屋になっていた。
だったらチェックインできる一番早い時間に来て、部屋を満喫すれば良かった?
そんなことは思いませんとも!

こうして、私の長い長い一日は終わったのであった。
・・・って、明日はTDLだよ〜(笑)。


2004年06月23日(水) うそ、ほんと

お友達のサイトで子どもの言葉についての記述があったので、私もちょっと――。

我が家は(私だけだが)言葉にはけっこううるさい。
特に人に不快感を与える言葉は厳しく取り締まっている(笑)。

保育園の同級生で補助の先生に向かって「ばばあ!」という女の子がいた。
それが本気なのか、ちょっと言ってみたいだけなのか、怒られるのが面白いのかはわからなかったが、周りで聞いていてもいい気はしなかった。
言われていた先生も「まあ、そんな失礼なことは言うもんじゃありませんよ」と軽くたしなめていたが、あまり効果がなかったようだ。

その子の行いの全てが粗暴とかそういうわけではなかったのだが、そんな言葉遣い一つでいい印象を持たれないこともあるんだよ、と思ったものだった。
お里が知れると言うか・・・。

娘はものの言い方によっては「それは失礼だから止めなさい」などとしょっちゅう言われるものだから、少なくとも人に向かって明らかに失礼なことはあまり言わないと思うのだが、小学校に入ってからはどうなのだろう。

ところで小学校と言えば、私が小学生時代に言われたことでとても印象に残っていることがある。

その頃の流行語(?)で「えー、うっそー」というのがあったのだ。
今は何かを聞き返したりちょっとびっくりした時に「うそ〜」って返すことが当たり前のようになっているような気がしなくもないけれど、当時は「うっそー」というのが目新しかったのだ。

が、担任の先生はその表現が耳障りだったらしい。
そして私達に「何にでも『うそ』と返すのは止めなさい。相槌のように使っているのかもしれないけれど、「うそ」と言うっていうことは相手の言ったことを否定したことになります。相手の言ったことを信じていないっていうことになってそれは失礼だと思いますよ」というような意味のことをおっしゃった。
「うそ〜」という返答に含まれる意味は、おそらくそこまで大げさなものではなかっただろう。
でも先生の言うこが私の中にはストーンと入ってきた。

続けて先生は「もし『うそ〜』って言うのなら『ほんと?』と聞き返しなさい。その方がずっと感じが良いから」と言った。

以来、私の中には「うそ」という返答は存在しない。
そういう場面では、すでに無意識のうちに「ほんと?」と言っているのだ。

それが絶対に良いから全ての人にそうしてよ、というわけではもちろんない。
しかし、ほんの少しだけ言葉に気をつけるとぐっとステキになれるのではと思うのである。


2004年06月14日(月) 石橋湛山

仕事でちょっと面倒なオヤジの相手をしなくてはいけない羽目になった。
本題は別にあるのだが(いや、その本題自体もあるのだかないのだかなかんじだったが)前置きの雑談が長い長い。

面倒オヤジの持ってきた地図に道路があったことから始まったのだが、その道路の部分は「ワンマン道路」と呼ばれているらしい。
私は知らなかったのでそう言うと得意になって解説してくれた。
何でも時の首相であった吉田茂が国会から自宅に車で帰る際に渋滞してしょうがない道があったので、そこを迂回させて道を作らせたのだ、と。

「は〜、そうなんですか。権力があったんですね」
「今の小泉なんかはそんなことできないね。そんなことしたら大問題だよ」
「そうですねー」
(いや、彼は家に帰る横横というあまり混まない高速を使えば良いかと・・・)
「まぁ、こんな雑学はあまり立たないな。じゃあ、石橋湛山って知っているか?」
「えーと、確か総理大臣ですよね。社会党でしたっけ?」
「違うよ。あんた適当に俺に話を合わせているな!」
「いいえ、そんなことはないですけど」
(その通りだよ、こんな雑談は良いから早く本題に行ってよ・・・)
「政治家じゃありませんでした?」
「ブリヂストンの社長だよ」
(そうだっけ?)
「あー、そうでしたか・・・。石橋だからブリッジとストーンでっていうのは聞いたことあります」
「けっ」
(なんだよ、感じ悪い)
「全く適当なんだから。じゃ、さよりって知ってるか?」
(なんだ、今度は人じゃないんかー)
「えぇ、魚ですよね」
「どんな魚だ?」
「細長い魚ってことくらいしかわかりませんけど」
「細くてきれいな魚なんだよ。じゃ、このさよりの腹を割くとどんな色か知ってるか?」
「さぁ・・・わかりません」
「真っ黒だよ。だから腹黒いっていうんだよ。『サヨリみたいな女』って言ったら腹黒い女ってことなんだよ」
「それって私のことですか!?」
(さっきの『適当に話をあわせているな』を根に持っていたのでついつい暴言)
「い、いや、違うよ。あんたの同僚にもいるだろう、そういう腹黒い奴が」
「いえ、今のところは」
(本当にいないよ。良い人ばかりではもちろんないけど、みんな単純だから、良い人は良い人で、しょーもない奴は外面からしてしょーもないんだよ、うちの職場)

でもさ、やっぱり石橋湛山は政治家では?
間借りなりにも日本史で大学受験してるんだよ、私。

家に帰って官邸のサイトを見る。
ほら〜、やっぱり石橋湛山は総理大臣じゃないか〜。
社会党じゃなかったけどね。
(官邸のサイトにはなぜかリンクが貼れなかったのでこちらを見てくださいね。許可がないと政府のサイトにはリンクできないのかしら?それとも私のテクニックの問題?)

吉田茂も石橋湛山も良く知らないなぁ、私の知っている首相といえば佐藤栄作からだし・・・と思っていたけど、それもそのはず。
2人とも私が生まれる前の首相だよ<そういうことでは・・・

ちなみにブリヂストンの創始者はこの石橋さん

く〜、今度来たらまた勝負してやる!<そういう仕事じゃないだろう(笑)


2004年06月09日(水) 誤解・・・

つまらないことだけれど、25年くらい誤解していたことがある。

『関白宣言』という歌の歌詞。

歌詞をそのまま引用することは避けるけれど、仕事も出来ないのに家を守れるはずがない(大意)というくだりがある。
それを長い間『仕事も出来ないし、家庭も守れない』ダメの2乗だと思っていたのだ。
そんなダメダメなくせによくもまぁ亭主関白を宣言できるものだ、だいたいどんな慈愛に満ち溢れた女がそんな男と結婚するんだか・・・と。

でも、ふとした拍子に気づいたのだ。
これって
『仕事も出来ないくせに家庭を守るなんて言っている奴はろくなモンじゃないぞ。とりあえず俺は仕事に生きるからな。男は仕事をしてなんぼだぜ。だから家のことはよろしく!』
という意味だったのではないか!?

だったら意味はわかるよ。
それが良いかとかそういう男と結婚したいかとかは別としてもね。
仕事も家庭もダメダメの男に比べたら、家庭は顧みないけど(そうは言ってないか?)とりあえず仕事はちゃんとする男の方が数段良い。

ずーっとずーっと、自分の情けなさを棚に上げて威張っている変な男の歌と誤解していたよ。
私の読解力が足りませんでした、ごめんなさい。


2004年06月08日(火) ネットショッピング

衝動買いっていうわけではないが、即決でネットで買い物をした。
前々から欲しかったのだ。
その辺のお店でさんざん探していたけれど、どうにも見つからなかったのだ。
いっそのことネットで検索したら通販してくれないかな、と思っていたらタウン紙(新聞だからあえてこの「紙」だよ)に商品とそれを扱うサイトのアドレスが載っていた。
これはもう私に買えと言っているわね。
今ならサービス期間で送料無料だし、嫌いなカード決済をしなくても代引きで送ってくれるし。

そしてその商品が今日届いた。
不在票が入っていて、すぐにそれだとわかったけれど夕方からまた出かけて帰りは夜だよ〜と電話すると「今すぐ持って行くから待ってて」と言われる。
明日でも良いけどやっぱりすぐ欲しいので待って受け取った。

さーて、期待通りの効果があるかしら。

そうそう、重要なその商品とはこれの生ゴミ用
ついでに冷蔵庫用も買ってみた。


2004年06月07日(月) 勝ち組・負け組

小学校3年生の時に転校した。
転校先の学校でちょっと驚くようなことがあった。
今で言うところの「いじめ」だ。
と言っても、そんなに陰湿な物でもなかったのかも知れないけれど。

クラスにすご〜くお金持ちの家の子がいた。
彼女は家がお金持ちであることをとても自慢にしていた。

もう一人は貧乏というほどでもなかったと思うけれど、欲しいものを簡単に買ってもらえるような家ではない感じの子。

何かと言うとお金持ちの子がそうでない子を家来のように扱っていた。

いじめられっ子がりかちゃん人形を持っていた。
いじめっ子もりかちゃんを持っていたらしい。
ある時、お金持ちの子が言った。
「あんたは何でも私の真似をするのね。私のりかちゃんの靴がなくなったの。だからあなたもその人形の靴をなくしなさい」

いじめられっ子は今思うといじめっ子のことをそうとは思っていなかったのかもしれない。
何となく、ぼーっと流していたような気がする。

その2人が成長してどうなったか。

いじめられっ子は結婚し、3人の子どもをもうけ、地域に根ざして肝っ玉母さんとなり幸せに暮らしている。
子ども達はまっすぐで礼儀正しく正義感が強い良い子達だ。

いじめっ子も結婚した。
一児をもうけ自分の両親と同居していたが、金銭的にも親としてもあまりに両親に依存しているからと、母親に家を追い出されたと聞いた。

もちろん、どちらが幸せになったのかは、幸せの基準は本人の中にあるものだから、誰にも測れないものだからわからない。

ただ小学生の時の力関係なんてほんの一時期のことかも。
将来まで大きく左右することは少ないのではないだろうか。

ふとそんなことを思った今日この頃。

*****

ちなみに転校生であった私も当然理不尽なことを言われたわけだが、「それはあなた達が間違っている!」で全てを押し通していた<私の辞書には『折り合う』という言葉がなかったのだ
先生やら何やらには「いじめられている」と思われていたようだが、私は「わけのわからない連中と毎日喧嘩している」という意識だった。
「また今日も文句があるんかい、受けて立ってやろうじゃないか」みたいな・・・。

それじゃ今と大差ない?


2004年06月03日(木) 在庫

一昨日娘に
「おかーさん、お花紙ある?図工で使うんだよね」
と言われた。

「え〜?お花紙ってさ、学校で用意してくれるんじゃないの?」
「違うよ、家から持って行くんだよ」
「そうなの?ま、良いんだけど、赤とピンクならあるよ」<なぜある?
「あのね、黄色と青が良いんだよ」
「じゃあ、明日おばあちゃんと買っておきなよ」

そして昨日は遊び呆けてすっかりお花紙のことを忘れた娘。

「あーあ、お花紙買うの忘れちゃったよ」
「それじゃうちにある赤とピンクで我慢しなよ」
「うん、そうするよ」

・・・お花紙の在庫があるような家で良かったね(笑)。

そして今日、黄色とオレンジと青のお花紙を仕入れておいた。

・・・いったいどんな商売をしている家なのか(笑)。


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