言葉の杜 Diary

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                          琴 音


2002年12月31日(火) 良いお年を

もうあとほんの何分かで今年も終わりだ。
年とともに、どんどん一年が早くなっていくような気がしなくもない。

何もしないうちに一年が経ってしまったような気がする、とも思うが、けっこういろいろなことがあった一年だった気もする。

非常にプライベートな所では、今年の初頭に立てた大きな目標が達成できなかった事、それによって周囲に相変わらず迷惑のかけ続けた事があって、「何やってんだか〜」とも思うのだが、それはそれだ。
来年こそは何とかするよ!と、決意も新たにするのである。

ネット上では、最大の出来事といえば、日記とBBSだけ(あ、更新が滞っているPhotoもあるけど)ではあるが、自分で発信できるページを作ってみたことがある。
これはかなり自分でもびっくりしている。

普段は、このページを訪ねてくれる方々を思い浮かべたり、すっかり自分だけの世界に没頭したりして書いているのだが、よくよく考えてみると、全世界につたない文章を発信しているのだ。
これはやはりすごい事だと思う。

今年、とても楽しくこのページを続けてこられたのも、一重に思いやりある読者の皆さまに支えられての事と非常に感謝している。

お会いして一緒に楽しい時間を過ごす事ができた皆様、BBSやメールで直接お話できた皆様、そしてこのようなひっそりとしたページを見つけ出してくださって読んで頂いているまだ私の知らない読者の皆様、本当にどうもありがとうございます。
明年も、大した事は発信できないこととは思いますが、温かい目で見守っていただければと思います。

皆様にとりまして、2003年が今年以上に希望に満ちた年でありますようお祈りいたします。


2002年12月30日(月) 今年の私

今年も残すところあと2日になってしまった。
何だかすごく「濃い」一年だった。

仕事では異動があったし、保育園では役員だし、ビーズも本格的に?始めたし、ネット生活も私なりにものすごく進んだし、携帯をいろいろ利用するようにもなったし、コンサートに行ったりCDを買ったりもしたし・・・。

ある意味、子育てが一段落してきたというのがあるのかも知れないけれど、実は違うのだ。
娘が大きくなってきたというのがきっかけになったことは確かだけれど、ここに来て、私は、もうずーっと長い間忘れていた事を思い出したのだ。

やらなくてはいけない事と、やりたい事、のどっちを先にやるのか――。

長い間、何があってもやらなくてはいけない事、やるべき事の全てをやり終えてからでなければ、自分のやりたい事などやってはいけない、というスタンスで過ごしてきたような気がする。
そして、どういう結果になるかというと、これをしなくてはいけないということに忙殺されて、自分のやりたい事がちっともできない。
それを繰り返しているうちに、自分のやりたい事、やっていて楽しい事が何なのかわからなくなってすらいたような気がする。

娘は違うのだ。
それはもしかして、子ども特有の、とにかくやりたいと思ったらすぐにやってしまわなければ気が済まないということもあるかも知れないけれど、それを割り引いても明らかに私とはスタンスが違う。
それを見ていて、心から楽しそうにしている娘を見るにつけ、私もちょっとやりたい事を先にやってもいい?という気になったのだ。

もちろん、のべつ幕なしにやりたい事だけをやっているわけではない。
悩みなんて何もない、能天気な生活なわけではない。
でも、怒涛のように押し寄せてくるあれこれのやらなければならないことや山積している解決しなければならない問題から、ちょっと離れて楽しんでみても罰は当たらないだろう、という発想が持てるようになったのだ。

客観的に見てそれがどうなのかはわからない。
でも、私の人生だから、それを評価するのはあくまでも私の主観しかないだろう。

それは娘も含めた周りに迷惑のかけまくりだったかもしれない。
でも、楽しかったよ。
充実していたよ。
そしてとっても元気だったよ。

この一年、迷惑をかけてしまった人にお詫びを、そして支えてくれた人に感謝を。

どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

※でも、明日の日記もあります(笑)。


2002年12月29日(日) 映画

朝起きた途端に
「わー、風邪じゃないよ!ハムちゃんに行けるよ!」
と大はしゃぎな娘。
昨日の席取りのときも寒かったし、お正月寝込まれても困るので
「ちょっとでも風邪だったらハムちゃんには行かないからね」
と言い渡してあったのだ。
何だかよくわからないけれど、マニキュア・香りのジェル・リップクリーム(どれもお菓子についていた子供用のおもちゃ)をつけて、すっかりめかしこむ。
さらにペディキュアまでして、靴下はくのにー、と笑ってしまった。

去年は最初からハムちゃんだけ、と決めていて、先に上映されるハムちゃんが終ると早々に退出したのだが、今年はちょっとゴジラも見てみたいよね、と思う私。
・・・若干動機が不純だけど(笑)。
前回のハムちゃんやポケモンはお友達といったのだが、今回は一家で行く事にした。
そうしたら、少なくとも大人のどっちかはゴジラが見られると思って。
しかも「じゃ、途中で出たい言っていったらお父さんが連れて出てよね」と約束させる私。

さて、MMである。
座席発行のカウンターはすごい列。
よりによって上映時間のギリギリに到着した私達(しかも駅から走った・・・バカ!?)だったが、席は取ってあるので余裕だ〜。
長蛇の列を横目にポップコーンと飲み物を買って、さっさと館内に入る。

きゃー、ホントにいい席だわ。
相撲で言うと桝席?、コンサートだったら関係者席?、競馬で言うとロイヤルボックス?競馬はよく知らないけどさ。
階段状になっている部分の一番前のど真ん中。
だからスクリーンよりはちょっと距離があるが、遮る物が何もなく見やすい。
前に手すりがあって、それは自分達の目線よりも低いので、コートもかけられる感じだし、何より途中で出たくなったら余り迷惑をかけないで出られる席だ。
寒い中席を取りに来た甲斐があるというものだわ。

いろんな予告モノがあった後、待望のハムちゃんが始まる。
う、うーん、どうかなぁ。
娘的には面白かったらしいけど、私は去年の方が良かったかも。
そして、そこまで思い入れなくても良いんだけど、主人公・・・はハムちゃんか、えーと、今回のメインキャラが何だかなー。
一言で言うと「やな女!」。
何だかすっきりしないうちに終ってしまった。

こんな後味が悪いんだったら、やっぱりゴジラを見るしかない、と、とりあえずこの時点では退出しなかった。
でも、周りのゴジラファンには迷惑をかけてはいけない。
ちょっとでもうるさくするようだったら出なくては・・・と思いつつ見はじめる。
なかなか順調かも。
怖いシーンもあったけれど、メカコジラをどうしても見ておきたい、という娘。
最初は寝たりしていたけれど、だんだんストーリーに引き込まれてくる父。
どこまで見られるんだろう?最後まで見たいよー、とドキドキの母。

が、結局は、半分くらい見て、メカゴジラも登場して、目標を達成した娘が出たいと言い出す。
そして途中からはこうなるんじゃないかと予想がついたが、すっかり夢中になっているお父さんは退出する気ナシ。
やはり私か・・・。

ただでさえ小さいんだけど、しゃがみながら歩いてスクリーンを後にした。
それでもやっぱりゴジラファンには迷惑をかけてしまっただろうか。
申し訳ありません――。

外でハムちゃんグッズやパンフを買って、お父さんを待つ。
やっと出てきたお父さん、かなり満足げ。
「いや〜、久々に映画見ちゃったよ」とご機嫌だ。

私が見たいって言ったのにずるくない?
約束が違うじゃん!
でもまぁ、あとから続きのストーリー聞けるから、と諦める母。

そして予想外にグッズを買ってもらえて大満足の娘。
さらに劇場から出たところで昨日もらった「ゴジハムちゃん」3体を渡すと嬉しさ倍増。

多少の不満はあったものの、おおむね大満足の映画鑑賞だった。


2002年12月28日(土) 席取り

今日から休みに入った。
そして、何となくダラダラしてしまう私。

しかし、今日はどうしても行かなくてはいけないところがある。
MMの映画館だ。
明日、ハムちゃん&ゴジラを見に行こうと決めたので(この寒いのに出かけるにはかなりの決意がいる我が家)席を取るのだ。
あまり知られていないかもしれないけれど、MMの映画館、全席指定だが、前日に席取りができる。

もちろん朝一に行けば当日の席を取れるけれど、8時頃に行っても並んでいる事も多く、しかも明日は冬休み最初の日曜日だし、油断ならない。
みんなが見たいのはきっとハリーとかピーターパンだと思うけど、席を出すカウンターはいっせいに並ばなくてはならないからので、満席で見たい時間に見られなくなることはないにしても、早く行かないと並んでいるうちに始まっちゃうなんてこともあるし・・・。

用意周到なのか単なる怠け者なのかわからないけれど、全権大使として席を取りにいく。

MM地区に地区に着いたのがすでに5時過ぎ。
暗い。
寒い。
周りはカップルだらけ〜。

だいたいMMって海に面しているわけだから、海風で寒くないわけがない。
冬場は来たくないなー。
車っていう手もあるけど、一個一個の建物?ブロック?がちょっと離れていて、次に行きたい時にはちょっと歩くか、車を止めなおすか、けっこう不便だと思うんだけど。

さっさと駅前から「汽車道」なる歩道を通って映画館に向かう。
電飾で花火なんかが作ってあって、とってもきれい!
写真を撮る人がいっぱい!
でも、なぜかそれって中年のおじさんが多い。
それからやっぱりカップル。
寒いのにみんな偉い!
・・・私達は「愛があっても寒いものは寒い」というカップルだったので、こんな時期に海辺に来た事がない(笑)。

映画館に入ると上映時間とずれているためか、人影がまばらだった。
ラッキー。

早速前売りを座席指定券に変えてもらう。
なんと、階段席になっている一番前のど真ん中。
これ以上いい席はないだろう、という席になった。
嬉しいー。
前日に席取りに来た甲斐があるというものだ。

更に「おまけ」であるゴジハムちゃんももらった。
前売りを買うとくれると思っていて、前売りは実は公開の前日に慌てて買ったために、何ももらえなかったのはギリギリだったからもうないんだねー、と諦めていたので、嬉しさ倍増。
しかもその場で買い足した分まで「おまけ」がついてきた。

準備万端。
あとは娘が急に熱でも出さない事を祈るのみだ。


2002年12月27日(金) 意外

今日はめでたく仕事納めだ。

「こんな日はきっと開店休業」と高を括っていたら、かなり大変だった。
普段だったらどうっていうことない仕事量だったけど、全然そういう覚悟がなかっただけに、ヘロヘロになってしまった。
やはり「気構え」は大切と言う事だ。

そして、大発見をした。

今まで、「若くて線が細くて頼りなげで、なんだかボーっとした人だよ」と思っていたTさん、実は全然違うらしい。
大きなくくりでは同じ部署とはいえ、ちょっと離れた場所で仕事をしているので気づかなかったんだけど、実は「熱い人」というか「受けて立つ」タイプだった。

ちょっとしたトラブルというか、苦情があって、でもここでは受けられないような事だったので、さっさと自分の持分だけを完璧にして(?)次に回してしまったのだが、一応苦情報告ということでTさんに顛末を話すと「何?どんな文句があったわけ?」というような展開になった。
関わり合いになりたくなかったし(だって変な人だったんだもん)、ここで解決して欲しいというよりは「とりあえずどこかに当り散らしたい」という感じだったから、Tさんに振らなかったのだが、その内容と結果が非常に気になったらしい。

「僕のところに回してくれればよかったのに」と言われた。
うーん、そうか?
でも、大抵こういうケースは本人同士を対決させても泥沼になってしまい、あまりいいことがない。
誠意がないとかそういうことではなくて、同じ解決策を取るにも本人ではなくちょっと上の立場の人に出てもらって、お詫びかたがた善後策、の方がはるかに効率も相手の気分も良いと私は思うのだ。

ま、それは置いておいて、何かトラブルになっても、面倒なことは回さないで!という人が多いんだよ、うちって。
でも、彼は違ったらしい。
おとなしそうなので、できる限りそういうことに巻き込まれたくないのだろうと勝手に決めていたが、自分のやったことに責任と誇りを持っているらしく、何かあった場合は最後まで見届けるタイプだったらしい。
しかも、自分の仕事のやり方に信念もあるようだし。

これって「普通の事」なんだけど、周りにあまりにできていない人が多いので、ちょっと感動してしまった。


2002年12月26日(木) 耳から入る歌

♪くーりすますきゃのんが、なーがーれーるころには〜、きみとぼくのすべてがいっしょになるだろう♪

とは何だろう?
いや、どこかで聴いたことがあるのだが、若干違うような合っているような。

娘がお風呂で唐突に歌いだしたフレーズである。

そう、原曲?は、あの有名な、でも年代物のクリスマスソングだ。
家にはそんなCDもなく(ってクリスマスソング自体かけてないじゃないか!)不思議に思って聞くと、テレビで流れていたらしい。
そんなCMやっていたかな?
全然記憶にない。
しかももう「クリスマス」じゃないから確認のしようがない(笑)。

最近の娘は、けっこういろんな歌を覚えるようだ。
保育園で習った歌などは、音程(いや、移調されている場合もきっとあると思うけど、聞いている私に絶対音感がないので不明)も歌詞もかなり正確。
「教えて〜」というと、しっかり教えてくれる。

すごいなー、耳からどんどん覚えられる時期なんだなー。
かなり羨ましい。

それにひきかえ、私ってばいつから覚えられなくなったんだろう。
歌ってー、と言われても、ほとんどの歌がうろ覚えなんだよね。
ちゃんと歌える歌は、昔覚えた歌(でも歌詞があやしくなっている)か、ちゃんと譜面とか歌詞を見てかなり真剣に覚えた歌(結婚式の余興とかで)しかないんだよ・・・。


2002年12月25日(水) 仕上げはお母さん!

昨日遅く、というか本日未明に、サンタさんはやって来た。
娘ご所望の「ハムちゃんのビーズデザイナー」を携えて・・・。

比較的細かいビーズも通るとみて、それを推したのだが、読みがちょっと甘かったか?

ビーズを通す「紐」にはテグスを使うのだ。
という事は、ビーズをなさる方ならお気づきの事と思うが、娘の年齢では、テグスの処理ができない。
つまり仕上げはお母さんなのである。

テグスの処理、自分の作品でさえ、この作業にかなり時間のかかる私。
「八犬伝」になるのが嫌だと思うためだけど、それが子どもの作品となれば、自分の物より粗雑に扱われる事は想像に難くないため、より慎重な処理が必要なんでは?

しかも、ビーズメーカーで作られる作品は、ただただテグスに丸大よりもちょっと大き目のビーズを通していくだけ、なので処理がしにくい。
結局最終的には、私の材料の中からボールチップやらカシメ玉を使ってやるのがいいのか?
それは何だか大事だ。
たかが子どものビーズだよ・・・。

テグスに通していく作業を代行してくれると言っても、一個一個ビーズを歯車のような所に落とし、ダイヤルをくるくる回してビーズを移動させ、曲がった針に順番に通っていき、針の先に通したテグスに収まるのだ。
非常に時間がかかる。
だったらじかにテグスに通していく方が何倍速いか。

私的には大失敗だったかも。

しかし、娘、変な所で手間を惜しまないようだ。
丸小だって自分でテグスに通せるくせに、このビーズデザイナーのまどろっこしい作業が甚く気に入った様子。
かしゃかしゃビーズを落として、くるくる回して、非常に楽しそうだ。

あー、良かったよ。
お母さんは楽しめないけれど、あなたは楽しいんだね。
お母さんのプレゼントじゃないから、大人が楽しめるレベルのものではなくてもいいんだね。

飽きずにずっとやってくれるのなら、多少の仕上げの手間は惜しまない事にしようと心に決めた母だった。


2002年12月24日(火) 甘美なイブ

毎年毎年、クリスマスイブに大したイベントがない。
この場合の「大したイベント」というのは、私にとってであって、娘にとってという意味ではない。

だいたい私、生まれてこの方クリスマスにデートをしたことがないのだ。
バブルの申し子のような年齢なのにどうして?
クリスマスにお付き合いしている人がいても、デートはなかったと思う。

なぜかと言うと、クリスマスにいつも働いていたからだ。
ケーキ屋でバイトっていう訳ではないのだけど、学生時代のバイトは、クリスマスの夜にも平気で通常どおりの仕事があった。
そして、それを「クリスマスでデートだから」なんていう理由ではとてもとても休めなかった。
さらに、バイトは午後から夜にかけてなのである。
・・・イブに早朝デートでもないだろう。
しかも、25日からは、朝の8時ごろからバイトのシフトが組まれているのだった。

学生時代の最後の年からお付き合いした方は(ってダンナなんだけど)クリスマスも年末年始も仕事だったから、社会人になってもイブにデートはなかった。
そして、未だにそうなのだ。
今更、子どもを置いてクリスマスに二人でデートもないけどね(笑)。

そう言えば娘が生まれる前の年に、一度だけ、せっかくのクリスマスだからごちそうだよ!と思って、当時勤めていた近くにあった美味しいお魚屋さんで手巻き寿司セットを作ってもらい、意気揚揚と帰ってきたことがあった。
・・・だけど朝まで帰ってこなかった人がいるんだよー。
イブにむなしく一人で手巻き寿司を食べる図ってどうなわけ!? 

というわけで、全然クリスマスにそれっぽい思い出がないのだ。

私の青春を返してよー、と思わなくもない。
バブルが崩壊して、一億総不景気!みたいな時代になっても、若者達はクリスマスに盛り上がっているらしいと聞くと、余計そう思ったりする。

さて、今年のクリスマスイブだけれど、娘にとって非常に重要なのはサンタが来るか来ないか。
ダンナは新春早々行われる展示会でクリスマスどころではない状態。
では私は今年はサンタが来なくてもいいからちょっと外出させてもらってもいい?と、イブにホームパーティーもせず、出かけさせていただいた。
もちろん、サンタタイムにはしっかりご帰宅の母ではあったけれど、勝手に楽しませていただきました。

そして、パーティーは明日なのである。


2002年12月23日(月) 買い物

連休中にやろうと思っていたこと、というより、先週も先々週も週末に何も出来ていないので、もうたまりにたまりまくった用事を片づける事にする。

まず、美容院。
明日はイブだからきっと混んでいるだろう、と覚悟をして行ったら、ガラガラ。
なぜ?
みんな明日のデートのために美容院に行くんじゃないの?
・・・発想がバブルの申し子でしょうか、私?

それから「東京」へ行く。
電車がこれまたガラガラだった。
大丈夫か?
みんなどこへ行っているんだ?

そして戻ってきて服を買いに走る。
えーい、もう全然買い物に行けなかったんだから、金に糸目はつけないよ!という息込みだったのだが、何だか欲しい服がない。
夏にスーツやワンピースを買った店をチェックするが、心惹かれるものがない。

仕方がないので、学生時代によく買っていたところにも行ってみる。
学生時代って何年前?
今更着たいようなデザインがある?
しかもたとえあったとしても着られる体型なのか?

が、予想に反して「これはどう?」と思えるようなスカートを発見。
問題はサイズよね。
学生時代にはこの店で試着をして買うことはほとんどなかったような気がする。
サイズだけ見て、「ご試着なさいますか?」と聞かれても「いいです、買います」って買ってたよね。
それが今では試着しないで買うなんてそんな危険な事はできないという状態。
試着をちゃんと申し出られるようになったというのは進歩なのだけど、そうせざるを得なくなった、というのがホントの所(笑)。

ドキドキしながら試着すると、まー悪くはない、変ではない。
もちろんもっとスタイルが良くなって、違うサイズを買いたいところだけど仕方がない。
着られただけでもよしとしなくては。

レジで預かってもらってさらに店内を見る。
今度はジャンスカ(だと思うんですけど、少なくとも私は下に何か着ますけど、実はこの時期だけどノースリーブのワンピースなのか?)を発見。
これなら妊婦には間違えられないよね、と思いつつまた試着する。
これもとりあえず大丈夫そうだ。

さらにセーターのようなカットソーのようなものも一枚持ってきてお会計をしてもらう。
上衣は定価だったけど、スカート二枚が安かったので、ほとんど買おうと思っていた一着分の値段で3品買ってしまった。
全然「金に糸目をつけず」じゃないよ。

余った予算で向かいのお店に行き、セーター?の下に着るものを買ってみた。
うまく説明できないんだけど、Tシャツのようなばばシャツのような、何でも新製品の防寒下着らしい。
た、高い、スカートと同じくらいの値段。
どれほどの価値があるのか見せてもらおうじゃないか!と思ってしまった。

最後に化粧品を買う。
新しい口紅を物色していたのだ。
さらに勢い余ってマニキュアも買った。

でもね、合計で福引8回分だったんだよ・・・。
もしかして、バシより低価格?
私の「金に糸目をつけない買い物」ってこの程度?


2002年12月22日(日) かぼちゃ

今日は冬至だ。
冬至といえば柚子湯とかぼちゃの煮物だ。

冬至のかぼちゃ――それは娘が初めて口にした固形物だ。

9月末に生まれた娘は、3ヶ月のことの時に、初めて固形物(でもすりつぶしたと言うか、もうクリームみたい感じだけど)ってこのくらいでいいんだっけ?

実は我が家には育児書がない。
私がルールだ・・・ウソ(笑)。
「育児書通りにいかないと言ってノイローゼになってしまう人の話」を山ほど聞いていしまったため、すっかり買う気になれなかったというか買うのが怖くなったと言うか・・・逆効果ここにきわまれりという感じだ。

だからこの時期にかぼちゃの煮物を与える事が良かったのかどうかはわからないけれど、特に変わった様子にもならなかったので大丈夫だったのだろう。(ただし、うちの娘の場合である)

以来、かぼちゃは娘のかなりお気に入りの野菜として、長い間君臨していた。
そしてそれは次第にブロッコリーやらにんじんやらに取って代わられていく。
・・・非常に緑黄色野菜好きだったりするのだ。


2002年12月21日(土) 熱の経過

昨日の熱は、あっという間に7度台になったものの、そこからが下がらない。
先々週末に出た時は、意外に早く下がったのに、しかも同じ扁桃腺だと言うのに。

連休はハムちゃんでも見に行こうかと言っていた以外はこれと言って予定もなかったので、徹底的に寝ていてもらうことにしよう。
寝ていれば治るという物でもないけど、やはり体力の温存じゃないかと思って。
その横で、私も心置きなく昼寝をさせてもらおう(笑)。

ところで、先日私が熱を出した時には、何をおいても「オレンジジュース」だったのだが(何だか妊娠したら嗜好が変わって、それまではほとんど飲まなかった100%果汁のオレンジがかなりのお気に入りになった)、娘は「コーンスープ」だ。
これさえ飲んでいれば安心らしい。
普段から好物なのだが、具合が悪く、取り分け喉が痛い日には必須らしい。

調子のいいときには、コーンの缶詰と生クリームで作ったものを飲んだりもするが、病気の時に愛用しているのはスジャータのコーンスープ。
牛乳パックのような物に入っていて、1000ミリで200円台だと思う。
これをスーパーで買ってきて、コップにあけて、レンジで温めて飲む。
かなり美味しいらしい。
それに加えて、昨日は妙に病人ぶって「カステラ」まで買った。
食べやすくてそこそこ栄養があるからいいのか?

それから、咳で筋肉痛になって腹筋?が痛いらしい。
とてもかわいそうだと思うんだけど、この年で筋肉痛って・・・。


2002年12月20日(金) 熱!早退!!

久々に保育園から呼び出される。
「熱が9度2分ありますー」。

ちょうどお昼に電話が携帯にかかってきたのだが(庶務は冷たく「1時になってから掛けなおしてください」と言ったらしい)取る物もとりあえず、帰る支度をする。
本来なら1時になって、みんなが戻ってきてから一応でも仕事の引継をして、早退届を出して帰るところではあるが、9度2分ってあまりにも高い気がして、ちょっと動転していたかも。
12時45分頃電話を受けて、50分には外に出ていた。

できることなら帰りに病院に寄りたいと思って電話をしてみたのだが、思ったとおり午前の診療時間は終っていて、午後は3時半からしか受け付けないと言われた。
さすがに小児科だけあって(?)9度の熱くらいじゃ焦ったりはしないのかも。

園につくと昼寝をしていたようだった。
ソーっと部屋に入っていくと、おでこに冷えぴたを貼られ、ちょっと赤い顔をして寝ていた。
しかも、大親友のMちゃんも同じように冷えぴた&赤い顔。
ちょっと笑ってしまった。
いくら仲良しでもそこまで一緒じゃなくても・・・。

私を見つけると、ふらふら起き上がってくる。
今起きてもすぐに病院にも行けないからもうちょっと寝ていれば?と言うと、先生も、お母さんも横で寝てもいいですよ、と言ってくれたので、ちょっと横になる。
でも「帰りたいよー」と娘が騒ぐので、帰りの支度をする。

先日熱を出した時は、もうちょっとぐったりした感じだったのが、今日は熱のわりにはそうでもなさそう。
というか、触った感じでももう9度はない感じ。

コンビニで大好きなコーンスープを買い、とりあえず帰ってくる。
スープとパンを食べて、解熱剤を飲んで、ちょっと支度をしているうちに3時になり病院へ行く。
かなり混んでいたが、4時前には診てもらい、また扁桃腺が腫れていると言われる。
・・・仕方ないな、私もそうだったから。

薬をもらって(またこの調剤薬局が時間がかかる)コーンスープを買って(具合が悪い時はこれに限ると本人が決めているようだ)帰ってきたら5時だった。
1時前に早退した甲斐はどこにあったんだろう!?

でも、娘は私が早くに迎えに来てくれたということがかなり嬉しいようだった。
だからといってしょっちゅう病気になられてはお互いに辛いのだけど、こんな日があっても良いか、と思うのだった。

さて、連休明け、どう早退の処理をするんだろう?
だって、20日までに年内の休暇予定を出せ、って言われて、「24日早退!以上!」みたいなことを午前中に出したばかりなんだよね(笑)。


2002年12月19日(木) 書くということ

高校生の時に教わった言葉に「書は言を尽くさず、言は意を尽くさず」というのがある。
いや、正確な言葉は忘れてしまったんだけど、文章っていうのは言いたい言葉の全てを表現できるわけではなく、また言葉も思っていることの全てを伝えられるわけではない、という意味。

これって古文とか漢文に出てきそうなことだけれど、授業で習ったわけではない。
先輩に言われたのだ。
そもそも何かの引用なのかもしれないけれど、その原典を私は知らない。

今もあるのかもしれないけれど、当時はどこの部室にもノートが置いてあって、自由にいろいろ書き込めることになっていた。
そして、とにかく書くことが大好きだった私は遠慮なくいろいろ書いたのだが、ホントに日常のつまらないことから、批判的なことから、とりとめのないことなど書き倒していたものだから、とうとう説教されたのである。
頭ごなしに叱られるとかそういうことではなくて、多分、そんなにいろいろ書いているうちにいつか自分に刃を向ける結果になるのでは、と心配してくれたのだ。

さらには、「一度外に出した物(書いてしまった物)は、すでに自分(書き手)の物ではない。読み手のものだからどう解釈されようと取り返しはつかない」というような主旨のことも言われた。
だから人に書いたものをさらす時には慎重になりなさい、という風に続いていたと思う。

なるほどなー、とひどく感心したものだった。
その後、自分の発言に徹底的に責任を持つようになったかというと、それは甚だ疑問で、無責任なことを言ってしまい猛省する事がないとも言えないのであるが、それでも多少は慎重にするように心がけている。

なぜ急にこんな事を言い出したかというと、適当にあちこちのホームページを見ていたら、「このサイトの紹介」というようなコーナーに、びっくりするほどきちんとしたコンセプトっていうのか、そのページについての姿勢のようなものが書いてあったのだ。
内容自体も趣味のサイトとは思えないほど充実しているサイトだったが、しかも内容としては涙流して笑っちゃうような夢の話とか、妙な(すみませんー)創作コーナーとかあるんだけど、サイト運営に対する姿勢がとても真摯だった。
そのギャップもすごいと言えばすごいんだけど、笑わせつつも、何かあればちゃんと責任をとるということなんだろう。
ちなみにはっきりとは書いていないんだけれど、内容からして多分同世代だと思われる。

それにひきかえ、私ってば、高校時代と変わらない、言いたいことの垂れ流し状態じゃない?なんて思ってしまった。
しかも、部室内だけに飽き足らず、全世界に向かってこの言いたい放題って・・・。

色々思い出して、考えさせられる出来事だった。


2002年12月18日(水) 家庭教育

今日は保育園で大掃除があると張り切って登園する娘。
なんでそんな事で張り切れるんだー。
子どもの頃ってそうだったかな?

連絡帳には
「雑巾の絞り方が上手で、丁寧に拭き掃除もしてくれました。
 おうちでよくお手伝いをしているのかな?」
と書いてあった。

娘に「えー?雑巾なんてやったことないじゃん〜」と言うと
「そんな事ないよ、前にやったことあるよ」と答える。

そうだったかなー?
我が家で雑巾が登場すると言えば、それは娘が廊下なんかでおしっこを漏らしたときで、そんな時は娘はさっさとお風呂場へ連行されているから、本人が拭いたりしないんだけどな(笑)。
それに、実は私、箸の持ち方にはうるさいけれど、雑巾の絞り方は変なのだ。
普通は竹刀を持つようにして絞るらしいんだけど(つまり両手が縦に並ぶということだよね!?)私は両手が横に並んでいる。
これも直さないといけないのかな、と思いつつも、正しい絞り方がやりにくいのでそのままである。
・・・漢字の書き順ならさっさと直すんだけど(笑)。

誉められているんだからよしとしよう、と思いつつも、家ではやっていない事をあたかも練習していたかのように言われて、ちょっと複雑な気分だったりする。

そう言えば先日、芋づるのクリスマスリースを作った時もそうだった。
ちょっと説明を聞いただけでさっさと作品に取り掛かった娘に先生が
「すごいねー」
と言うと
「だって、お母さんと一緒に作った事があるもん!」
と自身満々に答えたと言うのだ。

そんな覚えはございません。
だいたいうちには手作りのリースどころか、クリスマスリースなんてないじゃないか。

確かに去年、ツリーはやった。
百円均一で「木」「玉」「モール」「人形」「リンゴ」を買ってきて、娘に適当に飾らせたのだ。(だからうちのツリーは500円!)
が、これをリースと勘違いしているわけはさすがにないだろう。

いったい何を勘違いしているんだろう。
それともあまりに何もしない母を慮って「見栄」を張ってくれたのだろうか?

いずれにせよ、「子どもの事を考えていろいろと教育的なことをしているお母さん」と思われている部分があるらしい。
申しわけないー、子どものことは考えていない事もないんだけど、ほとんど自主性に任せてるんですよ。
絵本の読み聞かせも滅多にやらないし、苦手な「絵画造形」分野は勝手に子どもが絵を描いたりしているだけで、材料すらあまり用意してなかったりするんですよ。


2002年12月17日(火) 追加入力

昨日と言うか今朝、実は3時過ぎまで働いてしまった。
そして、6時過ぎに起きて今度は外でお仕事。

でも、これには秘密があって、実は8時半頃から「仮眠」をしていたのだ。
「何だか喉が痛いー、お母さんと一緒に寝るー」攻撃を仕掛けてきた娘と、早々に寝てしまったのだ。
そして、喉が渇いて11時半頃に起きてみると、妙な期待感が襲ってきたー。
「これから入力やるよね?ね!?ね!」という無言の圧力。

仕方なくパソコンの前に座り、しかしとてもしらふじゃ出来ないよ!とCDとオレンジジュースを持ってくる(笑)。
大音響でCDをかけ、オレンジジュースを飲みがなら入力する。

ところが伝票を起こすペースよりも入力のほうが断然速いので(最初にPCに入れ始めた時はフォームが出来ていなかったりトラブったりがあったのだが、もう去年のベースに入れるだけだから・・・それに私だって進歩してるのよー)だんだん入力も途切れがちになる。
しかし伝票起こしをサボる人がいるので、PCの前で「待ってるんだから早くしてよ!」という姿勢を崩すわけにはいかない。

そこで、やらなきゃいけないと思いつつもずっと目を背けてきたアンケートや名簿の作成に取りかかる。
面倒そうで、原稿を作っては入力をためらってきたのであるが、暇つぶしにはいいんじゃないと始めたところ、はかどるかはどる。
今までは怠けていただけ、と証明するかのような短い時間で出来てしまった。

そしてまた次の伝票が来て、入力が終るとメールを書いたり、ネットで遊んだりして待って・・・くりかえてしているうちに3時になり、本日の作業は終了となった。
ずっと聞けなかったCDもずいぶん聞けたし、気になっていた保育園関係の仕事も片付いちゃったし、ちょっとラッキーかも。

寝たのは3時半頃だけど、トータルすると6時間は寝ている。
ただ、病み上がりだからそれが辛いんだけど。
それに年だから(!)この状態を何日も続けろと言われても出来ないんだけど。

だから今日はもうやらないで早く寝ちゃうよ〜。


2002年12月16日(月) 漢字

仕事上、お客さんからお聞きした事をその場で書き取る事が多い。
そこではやはり恥をかきたくないと思うのだが、なかなか漢字が思い浮かばなくて焦る場合もある。

わかっていてもなかなか出てこない漢字、それは「店舗」の”舗”とか、「廃棄物」の”棄”、「金融」の”融”、それから「厨房」の"厨”など。
難しい言葉は平易な言葉に置き換えて書いてもいいのだが、これってどれをとってもかなり一般的だし、あまり置き換えるのにかっこいい言葉も思い浮かばない(「お店」とか「いらない物」とかなんかにはなるかもしれないけど、書き言葉としてどう?)ので、躊躇してしまう。
出てくるたびに「あー、そうそう、そういう字だったよ」と思うのだが、一向に覚えられない。
記憶力が低下しているのかも。

今日は、「ジッソーとかソーニューとか・・中略・・それからシンチョクの管理です」と言われた。
実装・挿入・進捗、と書いていったら、手元を見て「よく書けますねー、さすがですね」と誉められ(?)ちょっと嬉しかった。
ちなみにソーニューは、業界的には「装入」かもしれない、と、後で辞書をひいて思った。
・・・「進捗」が書けたのは、りつこさんのおかげかも知れない(笑)。

今日のお客さんは普通だったけど、金曜日にびっくりするような言葉を使う方がいらした。
「いや、それにはコウデイしませんけど」とおっしゃったのだ。
ぱっと字面が浮かんで、意味も一秒後くらいにわかったんだけど、こんな言葉しゃべる時にも使うんだー、と思った。
見たことはある。
でも、漢字の読みの問題集か何かだったように思う。
生きて使われている言葉としてはあまりお目にかかった覚えがない。

それを使ってしゃべるということは、その言葉をしっかりモノにしているという事だろう。
すごいな。
この先、少なくとも私は会話の中では使うことはないと思うよ・・・。

*拘泥(こうでい)・・・こだわること


2002年12月15日(日) 決算

昨日、法事の帰りにスーパーに寄って買い物をしている途中から、どんどん寒気がしてきた。
そもそも寒かったからそのせい?と思ってみたけど、そうでもないようで、早々に買い物も終わりにし、クスリを買い込み、さっさと帰って、軽く食事をしてさっさと布団にもぐる。

実はこの週末に「決算」をやらなくてはならないのだった。
父が家内制手工業(笑)を営んでいるので、時々その手伝いをする私。
もちろん父のように技術があるわけではないので、もっぱらPCを使っての事務仕事。
請求書を作ったり、原稿を入力したり・・・。
そして、この時期は決算の入力をする。
もっとも決算自体は会計事務所にお願いしているので、うちでやるのは伝票起こしと帳簿つけで、私の担当は帳簿つけ、というか帳簿代わりにエクセルで月ごとに伝票を入力していくことだ。
ちゃんとした経理ソフトを使えばいいのかもしれないけれど、そもそも会計事務所に持っていく資料を作るだけのようなものだからと、ずっとこれ。

一通りエクセルで作って、FDに入れて、会計事務所にそれをもっていく。
そこでは何をどうしているのか知らないけれど、勘定項目ごとにまとめられて、それらしい決算書になって戻ってくる。

最初にPCで入力した時はものすごい時間がかかって、とにかくヘロヘロになった覚えがある。
確か、一番最初はロータス1−2−3で、いつの間にかPCがマックに変っていて、クラリスになり、数年してエクセルになった。
一昨年はエクセルの調子が悪く、ノートパソコンで入力して、デスクトップに移して印刷、しかもノートとデスクトップのエクセルのバージョンが違っている、なんて感じでやりにくかった。
去年はプリンタの調子が悪かった。

今年もそれなりの覚悟をしていたのだが、何だかあっという間に終ってしまった。
これから追加の伝票が山ほど出て来るんだろうけど、何だか入力も印刷も順調だなー。

不調なのは私の体調だ。
何しろ昨日の夜は38.3度も熱が出た。
水分補給とビタミンだと、オレンジジュースをがぶがぶ飲んではトイレに行く生活(笑)。
夜中に何度も起きて、熱いけど寒い状態で、朝になっても熱は37.5度くらいにしか下がっていなかった。
こんなんで入力作業が出来るのか?と思ったが、メールチェックをしていると早速仕事にかかる体勢だと思われたようで、伝票が届いた。
・・・まだもう一回寝てから作業しようと思ったんだけど。

普段ならシーンとしたところでひたすら入力なんだけど、どうも調子が悪いので(?)CDを聞きながら入力することにした。
特に頭を使うこともない(フォームは去年のをコピーしているから本当に入れるだけだし)ので、大丈夫だろうとかなり大きな音を出しての作業。
「こいつ本当にちゃんと入力しているんだろうな?遊んでいるだけじゃないのか?」
と思われているかも。
そして、入力の合間にはネットで遊んでるし。

でも、やっぱり不調なので、2時間くらい作業して、とりあえず寝る。
熱が相変わらずある。
2時間くらい寝て、また入力。
また寝る。
3回繰り返して今に至る(笑)。

もう、今日は新たな伝票が来ないらしい。

去年に比べてかなり少ない気がするんですけど、良いんでしょうか?
追加、入力(私)は大変ではないんだけど、伝票を並べる人(母)が面倒なんだよー。
わかっている? >父

「早くしないと知らないからね」と言うと
「いいよ、後は自分で入力する」。
・・・やめてください、あなたがやるとファイルが壊れるかもしれません。
なんか想像を絶するような事をするんだもん。

やるなと言っても私がいない隙に勝手にいじりそうな気がしてならないので、こっそり別な場所にバックアップファイルを作っておく私なのである。


2002年12月14日(土) 法事とお葬式

都内のお寺で法事。

実家が檀家となっているお寺さんは、都内でも多分、かなり大きな有名なお寺だ。
全然名家ではないんだけど、そのお寺の近くに家があったから檀家になっているのだろう。

大きなお寺さんなので、有名な人がお葬式をすることもある。

で、今日も、私はどなたか存じ上げないが、ものすごい大掛かりなお葬式が営まれていた。
何百人という参列の人。
その参列者もかなり偉いらしくて、ハイヤーでぞくぞく詰め掛けるといった風情。
そして、どこだかの大学の方のようで、学生が大量にいるし、出棺の音楽をブラスバンドが生演奏(これも学生だけど)するらしくて、楽器を持って待機してる。

いやー、世の中にはこういう方もいらっしゃるのね。

それはそれなんだけど、そのおかげで私達が帰れなくなるとは思ってもみなかった。

お供え物とかお花とか荷物がけっこうあるので、車で行ったのだけど、まず、いつもなら広い境内のどこに止めてもいいのだけど、なぜか、盛大なお葬式の案内係の人に止める場所を誘導されてしまう。
けっこう奥の方になっちゃったのでいやな予感がしたんだけど、法事を終えて出てきてみると、周りにぎっちりハイヤーが止まっていて、出るに出られない。

ここで無理矢理出してもらうのも何だし、どうせ近所で精進おとしをするつもりだったから、このまま止めて行っちゃえ〜、と境内に車を置きっ放しにして食事に行く。
そして帰ってきたら、もうちょっとで出棺というところだった。
当然、出られない。(出口は一つしかなくて、そこに「お車」が止まっている)

ま、これも仕方ないよね、と思い、「お見送り」が済むまでお待ちする事にした。

立派なご挨拶と生演奏(皇族のお葬式以外ではこの「生演奏」って初めて見ました!)に送られて無事にご出棺。
本当に生前はご活躍の方だったのね。
もしかしてけっこう若くして?働き盛りに?ご逝去されたのかしら。

無事にご出棺も済み、さーて、私達も帰るわよ!と思ったのだが、「オエライさん」達のハイヤーがなかなか出て行ってくれない。
参道で車を止めて窓を開けて延々とお話になっている・・・。

う〜、早く帰りたい。

結局、お寺を出られたのは法事が済んでから2時間くらい経ってからになってしまったのであった。


2002年12月13日(金) 映画

昨日、重い腰をやっと上げて、MMの映画館にハムちゃん映画の前売り券を買いに行ってきた。

この映画館、全席指定なのだが、前日から席を確保することができる。
ハムちゃんにどの程度の人が来るのかわからないけど、ハリポタと公開期間もかぶっているから、明日からはすごい人出だろう。
(小さな劇場がたくさんあるつくりの今流行りの映画館で、でも受け付けは一つなので、どの映画を見るにも一度同じ窓口に並ばなくてはならない)

それに、もしかして2本立てのうち一本は見ないかもしれないのに、真っ当に払うと2700円。
前作の時は、急遽見に行くことになったので、前日に席取りに行った時にその金額を払った。
そして、結局ハムちゃんだけを見て、一時間ぐらいで退散した。
子どもは楽しかったらしいけど、やっぱり一時間に3000円近くを払うって、何だか・・・けち!?

昨日は前売りのしかも親子ペア券を買ったので、二人で2000円だった。
これなら一本だけ見て出てきても、まぁ許せる?
でも、前売りを買うにはすっかり出遅れていたので、前売り特典のグッズはもらえなかった。
私的には「ゴ○ラとハム○郎を合体させるってどうよ?」と思っているので、もらえなくてもいいんだけど。
もっと言えば、どうしてこの二本がカップリングされているんだか・・・。

絶対に見たい層が違うと思うんだけど。

ゴ○ラが好きなのって、多分30代から40代くらい男の人ではないのかしら?
それと小学校高学年から中学生くらいの男の子。
一方、ハムちゃんは幼稚園から小学校の女の子だよね。
30〜40代のお父さんに連れられて、幼稚園の女の子が見に来るという予想・・・ってことはあまり考えられないし。

去年、あのカップリングは大失敗だったと思ったんだけど、東○にご意見が殺到したと思ったんだけど、でも今年もこの組み合わせだ。
ちゃんとマーケティングしているのだろうか?

ゴ○ラを見に来て、仕方ないからハムちゃんも見ちゃうっていうのはそこそこありかもしれないけど(でもそれを見たからって、その人たちがこれからハムちゃんのファンになるとも思えないし、グッズも売れないだろう)、ハムちゃんが見たい小さい女の子は、戦闘シーンに号泣かもよ。
うちはそれを恐れて去年は途中退出。
同じように考える人がたくさんいた。
逆に「ハムちゃんなんか、けっ!」という年代の男の子は、その時に入ってきた。
2本の間に入れ替えがあるわけではないのに、多くの人の出入りがあったのだ。
そして、どちらの映画も、指定席で満杯のはずなのに、実際には1/3くらいは空席だった。

もしかして、人口密度を低くして快適な空間で鑑賞していただこう、というねらいがあるの?
・・・そんなわけないよね(笑)。


2002年12月12日(木) 苦手

こんな事を書くと非難囂々(←ホントにこの字なのか?)になりそうだが、実は私、オ○コースが苦手なのだ。

○田さんのあの声がいやだとか、歌詞が軟弱だとか、メロディが嫌いとか、そういう人もいるようだけど、そういうわけでもない。
(あ、もちろん小○さんは私好みの美形、ではないけどさ)

いやな思い出があるのだ。

私自身がいやな目に遭ったわけではないのだが、身近で起きた「三角関係のもつれ」の聞き役をしていて、もう、相手の女の子から自分が攻撃されているような気持ちになってしまい、憂鬱な日々を送ったことがある。
若かったこともあって、今だったらもうちょっと距離を置いて、自分のこととは切り離して考えられたのかもしれないけれど、当時は私までおかしくなりそうだった。
話を聞いていてこれだから、直接攻撃されたら本当に辛い事この上なかっただろう。

その時、頻繁に流れていたのが、オフ○ースだったのだ。
というか、この中心となる(?)男の子が、彼らが大好きで、部室に流しっぱなしにしていたのだ。

だから、オフコ○スを聞くと連想ゲームのように一連の出来事を思い出して、今でもいたたまれない気持ちになってしまう。

もちろん、その後はそれぞれにいろんな展開があって、誰もが別々の人生を歩んでいて(大袈裟!)、まー、あれは若気の至りよね、ってことなのかもしれないけど、なぜか第三者の私の中には消えない傷を残す出来事だったのである。

いっそ、もっとマイナーなバンドで、一発屋みたいなグループだったらこんな事もなかったんだろうけど、私達の世代にはきっと切り離せないグループなんだと思うし、小○さん、今もご活躍だもんね。
だいだい、こんな事を書いているのだって、○田さんのCDをMDに落として、と言われたから。
そして、聞いてしまって、くら〜くなった私なのだ。

これって、オ○コースの皆さんにとっては非常に迷惑な話よね・・・。


2002年12月11日(水) トイレ

事務所のトイレは、お客様用と自分達用に分かれているのだが、女性が多いわりには、自分達の女子トイレ、個室が一つしかない。
内側に押して開けるドアがあって、入ると鏡と洗面台、その右側にドアがあり個室があるという造りだ。
だいたい2畳くらいなんだけど、ちょっと角がかけているという形。

で、今年になってからなのだが、一枚目の扉をノックする人がいるのだ。
(個室の扉ではなく言うなれば洗面所のドア)

これって、洗面所にいる時は別に入ってきてもらっても構わないし、もう手を洗っている段階だったら、どうぞトイレに入ってくださいって感じだ。
あまり意味がないような気もしなくもない。
そして、個室に入っている時はどう?
個室のドアを叩き返しても、多分外にいる人には聞こえないだろう。
では大きな声で「入ってますよー!」と叫ぶ?
そんな人いないよ、だって通路に響き渡る声で言わなきゃないらないんだから。

洗面所の前に人が立っていたり、今まさに出てこようとしている場合の事も考慮して、そーっとほんの少し外の扉を開けて中の様子を見ればいいのでは?と思うのだ。
ほんのちょっと開ければ、個室がしまっているかどうか見えるからね。

要するに、外の扉を叩かれた時に個室の中で「どうしたらいいんだー」となってしまうのがいやだってことなんだけど・・・。

外の扉を叩くのは、やはり気配りなんでしょうか?


2002年12月10日(火) 発見、PGおじさん(笑)

ぼけぼけ・・・昨日の夜中と言うか、今日の明け方に日記をアップしたので、今、日記を書こうとしたら、すでに書いてあってびっくりした。
慌てて昨日の所にコピペした私(笑)。

そうそう、書いていない部分は気が向いたらアップしますー。
ごめんなさい!

**********

今日はうちの職場にもスーパーおじさん(?)がいる事を発見した。
この間、エクセルの集計表を全部文字列指定にしてしまい、どうやっても計算しないよー、とボケていたときに救いの手を差し伸べてくれたIさん(別フロアでお仕事)だ。

今までもパソコンに詳しいとは聞いていたが、今日はびっくりした。

Iさん、今まで技術職だったわけでは全然なくて、いわゆる大手企業の管理職だったらしいのだが(そしてそれは定年退職だから、今65歳前後か)、素晴らしい〜。
いろいろと気が利くというか、お仕事に積極的に取り組んでいる方で、彼の作った資料をもとに日常業務を進めている私たち。
今日は、なんと「判定用ソフト」を作って来たのだった。
詳しくは書けないけど、あるデータを入れると、どこに分類されるか、とか何が必要かとかがクリック一発で出てくるというもの。
使い方はきわめてシンプルなんだけど、これを手で?調べてやろうとするとかなり時間がかかって不評だった仕事の対策なのだ。

Iさん、プログラムが組めるんだ〜。

「いやー、これはエクセルでちょこっとやるだけだよ」
「で、でもマクロとか使うんですよね?」
「あー、そうそう。でもね、エクセルのマクロとVBが使えたらけっこういろいろ出来ちゃうんだよ」
・・・っていうことはVBも使えるんだね。
「そこまでできないと、やっぱり『エクセル使えます』って書いちゃ(履歴書とかに)いけないってことですねー」
「いやいや、琴音さんも使ってるじゃない。どこで覚えたの?」
「とんでもありませんー。私は表に入力して、合計とか平均とが、言われた計算式を入れるだけです。習った事もありませんし」
「そういうもんだよ。業務の中で覚えるのが一番だよね。それでデータの分析とかやっていくといろいろ出来るようになるんだよ」

はあぁ、素晴らしいよ。
この職場にはもったいないよ。
しかも、このプログラムを誰に言われたわけでもなく、自分の仕事がしやすいようにって家でこつこつ(いやさらっとか!?)書いて来たらしい。

今度またいろいろ教えてあげるよ、と明るく去っていくIさん。
Iさんの下で修行をして、立派なエクセルの使い手になりたいものだわ〜。
そしてIさんにはS社のシステム導入に立ち会ってもらえばいいのにー。
そうすれば言いなりでわけわかんないプログラムにされちゃう事もないのにな・・・。
そんな給料はもらってないよ、って言われそうだけど(笑)。


2002年12月09日(月) あのねぇ

最近、あまり天気予報を気にしていなかったのだが、気づけば雪だった。
しかも後から後から降って来る!

そもそも今日は通院日なので休みなのだ。
午前中は娘の病院、午後は自分の病院の予約がある。
予定としては、午前中娘を病院に連れて行った後、保育園に直行し、一度家に帰って少しでも仕事をしてから(保育園がらみじゃなく、純粋に仕事。決算のエクセル入力があるのだ)今度は自分の病院に、ということだったんだけど、どうしようもない。

扁桃腺を腫らして発熱した娘だったが、2〜3日は熱が下がらないという診断に反して一日で回復。
でも、月曜か火曜にはもう一度連れてくるようにと言われていたので、そもそも休みにしていた今日、予約したのだった。

あー、こんな雪の日に外出したらまたぶり返すんじゃないの?だったら今日は外出しないで二人で家に篭っている?と思わなくもなかったけど、意を決して出かけた。

さすがにちょっと空いていて、時間よりかなり前に到着したけれどすぐに診てもらえた。
そして保育園には「なるべく早く迎えにくるので」と伝え、今度は自分の病院へ向かう。

そもそも予約はもっと遅い時間なのだが、事情を受付に言うと「じゃ、いいですよ。ちょっと待っててね」と言われる。
ところが突然「あ!○○先生の予約ね。だったらダメ!今先生いないもん。1時過ぎになりますねっ」。
書いているとあまり伝わらないけれど、ものすごくきつい言い方をされる。

先生がいなくて午後からになってしまうのは、こっちが勝手に来たんだから構わないんだけど、なにもそんな言い方じゃなくても・・・。
「わかりました、じゃ、食事でもして一時にまた来ます」と言ったら、またごちゃごちゃ言っていた。

何だよ何だよ、こっちは患者であなたは看護婦だよー。
いたわりの気持ちとかないのかい?
私なんかすでに患者とは言いがたいような感じだけどさ。

私が待合室に入った時も外線を受けていて「えっ?だからここでごちゃごちゃ言っていても仕方ないんだから、いらして下さいっ!そんなんじゃ埒があきませんからねっ!えっ?一緒に来てくれる人がいないって?そんなのあなた一人で来られるでしょうっ!私に言われても困るんですよっ!えっ?何?転院したいの?それはそれでいいんですけど、一度こちらに来ていただかないとねっ!」とかなんとかやっていたのだ。
うーん、こんな応対されたら転院したくなっちゃうよね。
だいたいこの雪の中で、かなり具合の悪い人だったら付き添いもなしに来られるわけがないよ。

ま、この人、前々からこんな調子なんだけど・・・。

何だか今日は特にむっときてしまったので、ぱーっと豪勢に?お昼でも食べてくることにした。
・・・やけ食いか!?
近所のフレンチでビーフシチューを食べてしまったよ、しかも一人で(笑)。

そして12時40分頃戻ってきた。
受付には「食事中」と出ていたが、先生はもう来ていた。
でもね、受付が来てないから診察が始まらないらしい。

50分ぐらいになってお昼から戻ってきた彼女が先生に話し掛ける声「●●さん(←私の事)が来てるんですけどねっ!どうしますか?予約の人の後に入れとけばいいですかっ!」とわめいているのが聞こえた。
そして、予約の人の後、というか二人ほど待たされて「●●さんっ!どうぞっ!!」と言われる。

先生には「どうしたのー?」と聞かれ「子どもの調子が悪いのでどうしてもこの時間しか来られなかった」と言うと、とても同情して頂いた。
嘘でも良いからこういう接し方が嬉しいんだよ〜。

短時間で診察が済み、次回の予約の確認を受付ですると
「今日はたまたま混んでいたので先生早く診察を始めましたけどねっ!えーと、次回はこの日で大丈夫なのねっ!?」(この次こんなことしたら許さないと言いたげ)
「はいー、今日はたまたま子どもが具合が悪くて・・・」
「次はちゃんと来られるのねっ!?」
「はぁ、でも子どもはいつ具合悪くなるかわかりませんからねぇ・・・」
「だから、この日なら来られるのねっ!?」
「・・・」

あんたバカかい!?
誰が好き好んで熱出すんだよ?
え?
子どもなんだから、いや大人だって急に具合悪くなるじゃないか。
どうしてわかんないんだ?
わざとじゃないんだよ。
それを責められても困るよ。

威張る事でもないけど、私は病人、子どもも病気、あなたは看護婦。

そりゃ、突然来て悪かったよ。
でもそこまで嫌み言われる事ないと思うんだけど。

あまりの怒りでぶちきれそうになってしまった。

当然ながら、私に対しても、子どもに対しても「お大事に」の一言もなかったよっ!

そうそう、参考までに、かなり待つ事を覚悟できるのなら、予約がなくても一応診察をするということにはなってるんですよ・・・。


琴音MailpastwillBBS