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遅れて来た夏バテ     2002年08月31日(土)

食欲が無い(と言い切ると嘘になるけど)。
夕食の筍と帆立を入れた餃子は美味しかったけど、食べている内にムカムカしてきた。
涼しい涼しい(つーか寒い)夏を過ごしたせいでこの残暑についていけないようだ。

ああ、夏休みも終わってしまう。ガッコが始まるとめんどくさいな、色々と。
梅酒ソーダでも飲もう。結局そっちだ。


失格     2002年08月30日(金)

とあるネットマナー(ネチケットとは微妙に異なる)のサイトを見ていたら、ワシはやってはイケナイ事をいろいろやってしまっているのだなぁと少し凹む。
確信犯的なアラシさんが来てないだけでも良しとしなければならないのだろうけど、なんせケンカっぱやい……。反省反省。

っていうかROMの方どころか常連さんにとっても果たして魅力的なサイトなのか?否、という感じでまた凹む。いや、そんなに凹んでないけど。
Webの知識もなければそれほど面白い文章を書けるわけでもない。まったく自慰的に過ぎるのでは、と、よそ様のサイトを眺めては比較して凹む。腹は凹まないが。うるさい。

書きたい事は色々あるがなかなか形にならない。
ソレにつけてもソコの浅さよ。


夜です。また微かに頭痛。Mステ見てます。というかついています。凄い久し振り。
上戸彩ちゃんとBoAちゃんの2ショット……、目に爽やか♪
彩ちゃんと言えば金八、金八と言えばあのキッズウォーなんとかかんとかにも出ている男の子(誰だよ)。あの男の子(だから誰)最初は全然良くないと思っていたけど、ドラマ向きですねぇ。可愛い。
いくら顔が良くても物語や景色を感じさせない人もいるし、顔はそこそこなんだけど色々と想像力を掻き立てられる人もいる。
両方揃っているのが最高なんだけど、両方イマイチなのにTVに出まくっている人もいる。
それで女優、俳優面をされるとむずむずして来る。

歌もそうなんだよね。歌唱力と言う点では微妙でも訳もなく切なくなるような声の人がいる。例えば中島美嘉。顔が怖い。

うーん、『ガタカ』が見たい!!全然話しが繋がらない!!


ennui     2002年08月29日(木)

もやもやしている。ひたすらに。

私は黙っていると(どう言う意味だ)アンニュイな人に見えるらしい。小林麻美か(懐かしー)。
しかし実際はアンニュイとは正反対のタイプなので、そう言われると嬉しいような困ったような気分になる。
子供の頃は「怖そう」
若い頃は「しっかりしてそう、落ち着いている」
今は……?

フランス映画に出て来るようなアンニュイな雰囲気の女性に憧れている部分もある。反対にハリウッド映画のヒロインのようなテキパキとした陽性の女性にも憧れる。
どちらにもなりきれない私はいつも引け目を感じている。そして古い日本映画に出て来る女性のような慎ましさも持ち合わせてはいない……。

体調不良のせいでアンニュイな日々を過ごして実感。
ennuiとは家事を全てやってくれるお手伝いさんがいてはじめて成り立つものだ。散らかった部屋ではennuiもただのナマケモノだ。


激頭痛     2002年08月28日(水)

頭痛がおさまらない。夕べもかなり強い鎮痛剤を飲み、それでも効かずにもっかい(別のを)飲んでしまった(ナイショ)。
症状からして心配なものではなく、いわゆる緊張性頭痛だと思う。それにしても辛い。パソの使い過ぎかな?。ちょっと頑張って更新したから……。
まぁ昨日(というか今日)はイイ事があったので……、うふふふふ。

筋肉の緊張をやわらげる薬とやらを飲んだ。効いたー。頭はまだ重いけど。誰だ、頭(&顔)がデカイからだとか言ってるのは。

カウンタもようやく復活。なんの為のカウンタなんだ……。
少し寝る。

夜です。
死ぬほど寝た。まだ少し変。変なのはいつもか。明日は整体に行くかー。


何書いてるんだか(汗)     2002年08月27日(火)

昨日の日記は眼精疲労の句です。
すごく私って体調・気候に左右されやすいのね。あーヤダヤダ。

関係ないけど東京で蚯蚓ってほとんど見ませんね。
北海道では雨が上がると必ずと言っていいほど蚯蚓が見られます。
東京のより数倍立派な体躯(って言わないか)の。
土がないものねー、当たり前か。
娘の小学校の校庭が土じゃないのを見て吃驚した私。
私が通った小学校の校庭は、草もボーボーでサンダルで行った私はずぶずぶ埋まってえらい目にあいました。

色々考えていた事があって、まとめてみたいなと思っていたのに何を考えていたか忘れてしまった。こんなことでいいのか。

あ、先日日記のカウンタ(これも途中からつけたので意味があるのかないのか)1500を自分で踏んでしまった。空しい……。


五里霧中     2002年08月26日(月)

私は何処へ歩いて行くのか
何処から歩いて来たのか
薄く重なる雲はいつか晴れるのか

眼の奥で凝り固まり痛むのは
今日の雨だろうか
昨日の涙だろうか
明日の太陽だろうか


ショック     2002年08月25日(日)

いやね、ちょっとね。
オノレの分をわきまえようと思って。
何っちゅう訳じゃないんだけどさ。
ははははは。
嬉しいような悲しいような。
引っ込んどきます。
でわ。


老化現象……     2002年08月24日(土)

今日は動物園のハナシを書こうと思っていたのだが、たった今鏡を見てひどいショックを受けたのでそっちのハナシにする。

ついに私にもこの日がやって来た……。
白髪である。
先日来異様に頭が痒い。帰省時に家族から「白髪になるんだよ、きっと」なんて言われながらもまだまだ遠い先の事だと思っていた白髪。
ウチの家系は白髪が多い。母も、母の姉妹も30代で既に白髪染めを使っていた。
それにしても……。まあね、これだけ心労が多いんですから(周りの人間が)、白髪の一本や二本ない方がおかしい。十本くらい余裕であったが。
はぁ、今度からはおしゃれ染め(今どき誰も言わないか)ではなく、白髪染めを買うのか……。


おまけ     2002年08月23日(金)

今日は娘の検査(アレルギー値)の為病院へ。採血で大騒ぎ。
その後地下の食堂でお昼を食べる。
患者さんもドクタもナースも入り乱れて混んでいた。私は山菜そば。
山菜そば大好き♪メニューにあれば必ずと言っていいほど頼む。特にあったかいと最高。娘はカニクリームコロッケ定食。
私のそばの方が先に来ちゃった。っていうかものすごい早さ。子供の方が食べるの遅いのにねぇ。
混んでいる最中に一人食べ終わって悠々本を読んでいるというのもいくら子供を待つとはいえ落ち着かない。
なるべくゆっくりゆっくり食べたのだが、やはりのび気味のそばをいつまでもすすっていられるものではない。子供の皿にはまだ半分も残っている。
いやー、困ったなー、しょうがないからコーヒーでも頼もうかなー、なんて思っていたら後ろからスッと「よろしかったらどうぞ」とコーヒーが!!
ここ何回も来ているけどこんなの初めて。持って来てくれた店長って真田広之を小作りにしたようなイイ男なのよ。まぁ嬉しい。手持ち無沙汰にならないように気を使ってくれたのかしら……、なんて思ったけど、今冷静になって考えてみるとお昼時の混雑で「ホットじゃなくてアイス頼んだんですけど」なんて言われて引っ込めた所だったのかもねー。まぁいいや、得したんだから。


トラブルだす     2002年08月22日(木)

アクセスカウンターが吹っ飛んだ。大本のサイトが見つからなくなってる。
この前に使っていたカウンターもあまりにトラブルが続くのでこちらに変えて、デザインなどはシンプルで気に入っていたのに。
もともとサイト開設当初はカウンターはつけていなかったのだけど。つけるなって事か。あー、ショック。


帰京である     2002年08月21日(水)

ダルダルである。しかし暑くなくて助かったぁ。
北海道の寒さ(涼しさを通り越してたかんね)にやられ気味だった私は、東京の暑さがすごく不安だったのだ。天気予報では31℃とか言ってるし。
しかし台風が過ぎて行ったお陰かとても過ごしやすい。今午後9時、窓を開けると涼しい風が入って来る。

飛行機の中で泡坂妻夫「湖底のまつり」をサクサク読む。久々に途中をすっ飛ばして結末を知りたくなるミステリ。へへへ、これから続きを読むのだ。

私も子供もいなければ部屋は多少きれいになってるかと思えば……。言葉を失う。


お風呂で散財     2002年08月20日(火)

スーパー銭湯というのか健康ランドというのか、とにかくそういう所に行って来た。
前夜の、というか朝方まで続いた女同士の語りと酒のせいで体調は最悪。普段飲まない日本酒がきいた。
それで子供二人をワタシ一人で連れて行くのはきついよ、正直言って。おまけに風邪気味、おまけに今日の札幌はめちゃめちゃ寒い!!
まぁ、お風呂で汗をかけば酒も抜けるかと思ったのだが……。
まず第一弾入浴。新聞チラシの割引券効果(もちろん私も使った)かけっこう混んでいる。
ここは正規の入浴料が2000円。けっこう高いよなー。中でもお金を使う所がいっぱいあるし。なんにも持って行かなくていいけどね。
その割引券を持って行けば650円で入れる。行くでしょ、そりゃ。
下の子はお風呂がやや苦手なのでまず身体を洗うので一騒動。その後もなかなかじっくりお湯につかれない。ほどほどであがって食事を取る事にする。浴衣と言うかムームーと言うか、そういう服を貸してくれるのでそのカッコで2階の食堂でラーメンを食べる。中途半端にあったまったせいか頭がぐるぐるして来た。ラーメンに大量に酢を入れて食べ、ウーロン茶をがばがば飲み、少し落ち着いて来た。その後何故かゲームセンターもどきでUFOキャッチャーなどで散財してしまう。最近の私はUFOキャッチャーの鬼なのだが、ここおかしい!!あれじゃ絶対取れない。ふん、もっと良心的にやれよ。

下に降りてジュースなど飲んで休んでいると、マッサージ(これも高い)が目につく。長女が「ママ行って来ていいよ、二人で待ってるから」なんて可愛い事を言ってくれるが、そういう訳に行くかいな。
うう、母か伯母がいればなぁ。エステもあるでよ。うう。

もっかいお風呂に入り直してふらふらしながら帰りました。何しに行ったんだろう。かえって疲れた。


恩師を訪問     2002年08月19日(月)

高校時代の担任に会いに、また例の面子で出かけた。
このA先生は生徒に対しては割合淡々とした人で、特に何かエピソードがある訳ではないのだが、一番印象に残る先生というとA先生なのだ。ただ単に大学に行かなかった私にとっての最後の担任だから、という訳ではなく、A先生自体がユニークな人だからだと思う。
A先生は定年前に退職し、悠々自適(に見える)な一人暮らしをしていらっしゃる。訪れるのはニ度目になる先生のマンションは相変わらずものすごく綺麗に片付いているが殺風景ではない。う、羨ましすぎる。ちなみにA先生は女性である。

先生は数年前、大きな病気をされた。独身であるということ、女性であると言う事、既に退職しているということ。私だったら不安で押しつぶされてしまうのではないだろうか。病を乗り越えた先生は相変わらずつやつやとした頬で、元気に山登りや旅行を楽しんでらっしゃる。中国には何度も、それも長期で訪れていらっしゃるらしい。一人旅も多い様子。物静かで抑制のきいた話し方、少女っぽくさえ感じられる潔癖な雰囲気、そんな印象とは裏腹なその行動力、その多面性に私は惹かれているのだろうか。

高校生の頃、私が密かに(いや、大っぴらに)ファンだったKという先生がいた。その先生がアフリカを旅した時の写真を見せてもらったことがある。放課後、数人でわいわい言いながら小さなアルバムをめくっていると、A先生が教室にやって来て一緒に写真を眺めた。
アルバムの最後のポケットに、プライベートなメモと言おうか手紙が挟まっていた。K先生はきっとその存在すら忘れているのだろうが、見える範囲の文面からすると、同居している(た)女性へ宛てたのか、受け取ったのか、という感じ。ちょっと読むのがはばかられる。けれどそのメモに一番興味を露にしたのがA先生だった。
「見てみましょうよ」と声を弾ませて。あの一たらしの俗っぽさがまた、不思議に嫌らしくなかった、そんな人である。
いや、結局広げて読みましたけどね、メモ。K先生ごめんなさい。


ひたすら寝る     2002年08月18日(日)

もう最悪。ひどい頭痛と熱っぽさで起きていられない。
風邪薬を飲んでずーっと寝ていた。
帰京の日が近付いて来て、帰りたくないという心の叫びか。ずっといたらいたでまたイヤになっちゃうのだけどね。
私はもともと住む場所などにこだわりがないのだ。何処か根無し草的な所がある。いや、そういった部分が私の多くを占めている。
こだわりがないと言うより、一ケ所に留まる事が苦手、と言った方がいいかもしれない。結婚に向いている訳はないな。転勤族の夫だったとしても、人の都合で動くのならやはり不満を持つはずだ。
人に指図されるのも大っ嫌い。自分から指示を仰ぐのは全然苦じゃないのだけど。
要するに我がままなのだな。もっと早く、強く自覚するべきだった。
生まれ変わったら一生独身でいよう。


N公園     2002年08月17日(土)

いや、伏せ字にする事もないのだけど。
札幌市の都心に程近いN公園に、母と子供二人でバスと電車を乗り継いで行って参りました。
池に沢山鴨が泳いでいて、それに餌をやるのが楽しいんだと母が言うので。
しかし私は朝からひどい頭痛。頭割れそう。薬も全然効かない。それに何だか知らんがめちゃめちゃ歩いた。何かの訓練か。
渡辺淳一文学館を横目で見ながら、キタラ?とかなんとか言うコンサートホールを横目で見ながら。北海道は深刻な不況とか言いつつこんなリッパな建物を遊ばせているのか。謎だ。ホールの前に全音符を象ったらしいオブジェつーの?モニュメント?良く分からんけどすごいデカイ漬け物石みたいなのが鎮座ましましている。(その前ではサングラスの外国人が和んでいる)
悪口じゃないんだよ。
こういう訳分からんところも北海道の魅力だと思う。

私の記憶ではしょぼい遊園地みたいなのがあった気がするんだけど、「それは中ノ島だ」って伯母に言われた。そうかなー、違ったかなー、「海底探検」とかなんとかいうお化け屋敷みたいのがあったんだけど。夢か。
そのかわり児童会館と、それに附随して色々遊具があって、そこで子供を遊ばせた。すっごい可愛いハーフの男の子がいた。ヨメにウチの次女いかがですか、と売り込みたくなるほど、優しそうな外国人のパパとさらに優しそうな日本人のママ。 

ぐるぐる歩き回って、帰り際にめちゃめちゃ可愛いミニチュアダックス2匹と遭遇。そのうちの一匹が見た事のない毛色で本当に綺麗だった。クリームがかった茶色で、まだ成犬ではないので余計に愛らしい。見とれていたら、またあのハーフの男の子が。いや、チミも可愛すぎる。眼福。

その後も色々あったけど割愛。ついに熱っぽくなってしまったし。いいのか悪いのか分からない一日だったわん。

↓N公園の薔薇。昔は薔薇が好きだったなぁ。



どうなってるんだ!?     2002年08月16日(金)

なんなんだ、此の辺の本屋は。IN☆POCKETもないし、ジャネット・イヴァノヴィッチもない。うおーーーーー!!!
でもね、近所の生協(すごい立派で、大型スーパーって感じ)に、古本リサイクルコーナーがあって、程度は悪いし冊数は少ないけど一冊50円で売っている(?)のだ。売っていると言っても店員がいるわけでもなく、募金箱みたいなのにお金を入れるだけ。
たまーに掘り出し物がある。先日は懐かしの星新一を買ってしまった。小学生だか中学生の頃読んだのが懐かしくて。今日はね、ちょうどある方との話題に出た泡坂妻夫。残念ながら亜愛一郎シリーズではなかったが、本格〜の文字に惹かれて。
もう一冊、『ハムレット』。小学生の頃シェイクスピア(もちろん子供向けに手直しされたモノ)にハマったのだけど、ほとんど記憶に無い。それに多分これは読んでないな。内容は覚えてないけど喜劇はよく読んだ気がする。『真夏の夜の夢』『じゃじゃ馬ならし』『ベニスの商人』。
読書家のつもりでもまったくまともに本を読んでいない。恥ずかしい。
読めるときには古典を読もう。と一応思ってはいる。
さてもう一本ビールを飲むか。


ネット復帰     2002年08月15日(木)

久々ネットに接続できた……(バタッ)。

札幌に来るバスの中で岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』読了。うーん、上手い。闇に対して感じる原始的な恐怖の中に、夜中になると訳もなく笑いたくなるような躁状態が潜んでいる、あの感覚に近い。ああ、これ以上は感想文コーナーに書こう。笑わせることの次に難しいのが怖がらせることだろうか。笑いと恐怖とは表裏一体のようなところがあるからな。理性がないところには笑いも恐怖もない。泣く(悲しむ)というのはもっと生理的なものだろう。
文章で人を怖がらせ、人を笑わせることができる人は本当に尊敬に値する。


盆踊り     2002年08月14日(水)

美味しいと噂のラーメンを食べに行った。噂どおり美味しい。多分トンコツ醤油に魚系のだしも入ってそうな感じ。チャーシューも柔らかいし、やはり北海道はレベルが高い。
でも札幌に住んでいたときはラーメン屋に当たり外れが多いのでびっくりしたものよ。東京では当たりは本当にごく一部ではないだろうか。有名店ではないそこら辺のお店で本当に美味しいと思ったラーメンって無い。
午後は懐かしいマンガを読みふける。いくえみ綾の「エンゲージ」、小椋冬美「さよならなんていえない」、そして「パタリロ」。何度読んでも好き。
夜は北海道限定ビール『サッポロクラシック』。これ美味しいの!!自分へのお土産にしよう。
夕食後、盆踊り大会を見に行く。見知った顔は少ししかいない。私くらいが一番中途半端な年齢なのだろう。子供でもいなければ、わざわざ行くような催し物でもない。もっと歳をとれば抽選会を楽しみにできる。
地元に密着している同世代の人を見ると、こういう生き方もあったのだな、と思う。若い頃私の選択肢には地元に残るという考えはなかった。全てが嫌だった。
地元で就職し、結婚し、親のそばにいるという生き方を羨ましく思う気持ちが芽生えたのはつい最近のことだ。が、残っている人たちの顔ぶれを見ると、私が地元にいても結婚も出来ず、友達もいなかったのではないかと思う。やはりなるようにしかならないのだ。
二歳年上のハンサムだった上級生は相変わらずハンサムだったが髪型がまるで田宮二郎(顔もややそんなムードだし)。奥さんも美人だがレプリカントっぽい。あら、他の子供を連れた知り合いは夫婦連れはほとんどいなかったわ。
離婚している同級生に知らずに「誰と結婚したの」なんて聞いてしまった。だって知らなかったんだもん。ごめんね。

ああ、明日はようやくネット復帰できる。メールサーバはパンクしてないだろうか。どうせメルマガだけど。 


風邪引き不満     2002年08月13日(火)

色々あって札幌に戻る予定が延びてしまった。またネットから遠ざかる日々(涙)。
おまけに朝方鼻がぐずぐずし始め、起きると喉が痛い。風邪をひいてしまった。荷物は札幌に送ってしまって手元にはなにもないし、天気は相変わらず悪いし、散々である。
地元の診療所に行ったがまあ待たされること待たされること。大学病院並みだ。


旅     2002年08月12日(月)

ついに彼の家にお参りに行く。
遺影の彼が私の記憶より大人っぽく男前な事に少し衝撃を受ける。
ものすごくいい笑顔で、こちらまで笑いたくなる。生前の彼の人柄そのものだ。今にも写真から抜け出して歩いてきそうな気がする。
「なんかまだ死んだんでなくて旅に行ってるような気がする」と、彼のお母さんが言う。彼の家の向かいに住む同級生のお母さんもそう言っていたという。
若い人はあまり使わないだろうが、この辺の人は純粋な旅行の意味の他に遠方に住むことも「旅」と表現する。
今までは変な表現だな〜、くらいに思っていたのだが、今回彼のお母さんの口から出た時にはとてもいい言葉だと感じた。ある意味では残酷なのかもしれないが、救いになる言葉だと。

声を上げて泣きたかったが、来年は十三回忌になるというのに、お母さんの気持ちを想像するとそんなに単純に泣いていいものかどうかとためらってしまった。
お参りに行って母の言うように気持ちがすっきりしたかというと、答えは否である。余計に彼の存在が生々しく感じられた。

午後からは私の卒業した(彼もだ)小学校を見に行く。町の遺産だかなんだかに指定されたそうで、相変わらずの古めかしさ。私が入学したときで築4〜50年経っていたのではなかっただろうか。
木造も木造、外観も板張りで、長年の風雪に耐え忍んで色味もモノクロ映画のようになってしまっている。お盆で公開もお休みしているのか、施錠された中央玄関(他に西と東の計三つも玄関があるのだ)の中ではもちろん二宮金次郎が読書をしながら留守番をしている。
何故か鶏が一羽放し飼い(?)されていた。中が見られなかったのが残念。裸電球がついただけの石炭小屋は一見の価値がある。そこらへんのお化け屋敷より怖いんだから。
変形ロの字型の校舎に囲まれた中庭も見たかった。ここでダニに食われたことがある。

小学校の卒業アルバムを引っ張り出してみる。頭の悪そうな作文の数々に大笑い。
当時私の好きだった男の子は、見学旅行の思い出を作文に書いた。アルバム委員だった私は編集の都合で先に彼の作文を読んだのだが
「プラネタリウムはよかったが、となりのせきのS君がぼくの欠点をさわりよだれをたらしていた。」
という一文に涙が出るほど笑った。「欠点」はないだろう、ってことでアルバムでは「急所」に訂正されている。どっちもどっちか。今思い出してもおかしい。しかし欠点なのか。確かめる術がないのが残念だ。


The Naked Lunch     2002年08月11日(日)

出産で実家に戻っている友人の家に他二人と連れ立って遊びに行く。中学や高校のクラスメートで連絡を取って会うのはこのメンバだけ(The Naked Lunch参照)。もう一人は仕事で来られなかったが。
皆性格も環境もバラバラなのだけど、会うと非常に心地よく、お腹が痛くなるほど笑ってばかりいる。胸が痛くなるような真面目な話しも出来る。人と人の出会いは不思議なものだ。同じように出会ってもまったく口もきかなくなる人もいる。
しかし赤ちゃんは可愛い。でも(「でも」って失礼な)ご主人に似ている。まだ産まれて一ヶ月経っていないのだ。
友人宅を辞した後、帰る前に高校生の頃しょっちゅう行っていた店で食事。あの頃は物足りなく感じたのに今では一人前食べきることが出来ない。
でも懐かしい味。娘が食べたあんかけ焼きそばのあんの味も、北海道ならでは。うまく説明できないけど、東京で食べる味とは違う。

毎日頭痛がする。夜中に目が覚めると時計の音が気になって寝付けない。枕が高すぎるのか、ソコから派生して肩こりがひどくなっているのか。しょうがないのでビールをお休みにして安定剤を飲んで就眠。なんとか夜中には起きずに済んだ。
しかし、朝オットにモーニングコールをしなければならないのが気になって朝方から何度も目が覚める。ちっともくつろげない。30過ぎて一人で起きられないってどういう事?


闘病文学     2002年08月10日(土)

なんだか手違いがあって彼の仏前に参ることは出来なかった。12日か13日になるだろう。拍子抜けしてしまった。行くなということだろうか。でも行く。
そんなこんなで遠藤周作「満潮の時」、ケビン・クラインとヘイデン・クリステンセン主演の映画「海辺の家」のノベライズ本を読了。
どちらも自分では買いそうもない本(伯母からもらって来た)。だがどちらも面白かった。遠藤作品を読むのはこれが初めて。テーマも興味深いが、文章自体が読ませる。
とにかく最近は文章そのものの力、文体の魅力というのものが非常に気になる。私にはまだ手の届かない範疇の話し。ただひたすら何かを書きたい、表現したい欲求と共にあるだけ。
文章を書き、終わったかな〜という形にするので精一杯(と言うか終わってないし)。完成度うんぬんと言えるところではないのが辛い。
どちらも病に冒された人の物語。他人事ではなく、しかし……。


ナオキ     2002年08月09日(金)

天気予報から傘マークが外れたので、隣町へ買い物に行く。バスで30分程のその町は私の通った高校のある町。高校も建て直したり学科が分離したりして、すっかり変わってしまったらしい。制服もセーラー服からブレザーとプリーツスカートに変わってしまった。
見るのが怖いような気がする。町並みもかなり変わっている。ミスタードーナツがあるのには驚いた。過疎化がじわじわと進んでいるような町で、中央資本だけが多少元気なようだ。
どの店の人も感じがいい。従業員教育はどこも行き届いている感じがする。地元のホテルのフロントも、滑らかな発音に丁寧な言葉遣い、昨日電話したKDDIのサポートセンター(多分札幌支部)も、東京よりずっと有能そうで、感じも良かった。ホスピタリティという点では、やはり首都圏よりもこちらの方が上かもしれない。それでも不景気は止まらない。なんなんだ。

明日、ナオキのモデルにした男の子の家にお参りに行くことになった。伯母がこちらに来れば子供を見てもらって母と彼の家に行くつもりだったが、来られそうにないので私一人で行くことに。
彼が生きているときにもお邪魔したことが無いので非常に緊張している。彼が亡くなってもう10年以上になる。今更、という気もするが、このタイミングで私が口にしたのを母が気にしている。
母は霊感が強い(自称)。彼の家にアポイントメントの電話をかけたとき、落ちるはずの無いものが落ちて来たと言って不思議がっていた。私のところへ来ないで母に何かを訴えようとする訳もないと思うのだが。
私のところにだって会いに来る理由が無い。それほど思い入れがあるわけが無い。思いが強いのは私の方なのだ。
幽霊なんて生きているものが勝手に見る物に過ぎない。母は頭は悪くはないと思うのだがやはり頑固で考え方が旧弊だ。時々可笑しくなる。
もし彼が会いに来てくれたなら、そんな事実は私を自惚れさせるだけだろう。
多分明日、私は泣くと思う。そして例えほんの少しでも、私の中では何かが変わるかもしれない。

お盆特集号の某週刊誌を入手。T氏とT氏の対談は予想に反して面白かった。興味のあるテーマだったからかもしれないが。T氏(どっちかな)はやはり気配りの人なのだと実感。誌面にそれが表れないのが何よりの証拠のような気がする。


別れ際     2002年08月08日(木)

相変わらずの雨。子供の靴が壊れたので間に合わせにビーチサンダルを買ってくる(靴屋が開いてなかった)。250円だって。
なんだか商売を畳んだ店や開店休業状態の店が多くて、子供の頃はまだ景気が良かったのだな、とつくづく思う。

夕方スーパーに出掛ける。ここの長女も同級生。留学したり色々していたらしいが、実家に戻って商売を手伝うことになったらしい。
3年前、バスで偶然見かけたときは随分変わっていて驚いたのだが、今日また久し振りに会うと昔のままのように見えた。
誰しも30にもなれば多少なりとも様々な事情を抱えて生きていくことになる。忸怩たる思い、人に言えない悩み、秘めたままの恋(ごめんなさい、見栄を張りました)。
楽しい事も増えていくが陰の部分も段々と肥大していくのだろう。
20代の頃は帰省の度に向き合わざるを得ない負の感情に対峙するのが耐えがたかった。今は諦めともに、少し甘い感傷だと思い楽しんでいる部分もあるかもしれない。いいのか悪いのかわからないが。
諸般の事情により長期滞在は最後になるかもしれない故郷の町。目に焼き付けようにも、余りにも淋しすぎる風景。別れる時は振られた方が傷が塞がりやすいんだけどね。


狂い咲き     2002年08月07日(水)

近くのホテル(という名が妥当なのかどうか)に入浴に行く。温泉というほどでもないけれど、大きなお風呂は子供が喜ぶ。
前は海が見える露天風呂があったのだが。今はそこは囲われていてトロン温泉なるものになっていた。お湯が熱くて浸かれない。子供か。
行きも帰りもぶらぶらと歩く。ホテルは海のすぐそばだ。秋には鮭が登る川もすぐ隣を流れる。鴎が群れをなしていた。曇り空の下でも白さが目に痛い。
家々の庭や道端には既にコスモスや桔梗が咲いていたり、ススキが生えていたり。
その一方でタンポポも紫陽花も向日葵もラヴェンダーもまだ顔を覗かせる。百合、ポピー、アザミ、マリーゴールド、グラジオラス。
まさに北海道の短い夏、狂い咲きである。

実家近くの商店にお菓子を買いに行く。ここの長男は同級生で(跡を継ぐような気配は無いが)、おばさんは話し好きの面白い人。
同級生達の幾人かはぽつぽつと故郷に戻ってきているらしい。数人の名を挙げて『結婚どころか彼女もいないような連中が慰めあって集まってる』と評していた。
結婚して子供が二人もいる私なのに、何故かこちらが浮き足立った生活をしているような、気恥ずかしいような気持ちになってしまった。
もちろん羨ましさも少し。メンバーのせいかもしれない。


僻地さ     2002年08月06日(火)

どうやら最悪の事態、今時考えられないがここはAir-H"圏外らしい(大汗)。『全国どこでも』ってここは日本じゃないんかい(怒)。

そのド田舎へやってくるにはバスで札幌から日本海沿岸を北上してくる。この日の海はもうめたくたに日本海。年代モノの、砂糖が表面に浮いてきた抹茶羊羹のような色をしている。
三年経つともう浦島太郎状態。札幌もこの辺も途中の道中もまったく様変わりしている。
昔は鉄道を利用して、札幌に着くまで4時間以上かかっていたのだ。今は2時間強。
バスが通る道も、昔はものすごいカーブの連続で、よっぽどのことが無ければ通れなかった。今はいくつものトンネルが連なるほとんど真っ直ぐな道路となった。
相変わらず人気の少ない故郷に帰ると、いつも少しだけ感傷的になる。

北海道では大抵のところに『お子様ラーメン』がある。東京では見たことが無いね。それだけ北海道の人はラーメンを食べる機会が多いのだろうか。
しかし実家から徒歩2分程の所にローソンが出来ていてびっくり。男女別トイレに大型駐車場、酒・タバコ類ももちろん販売されている。東京の自宅よりずっと便利じゃん。
ネットに繋げないお陰で「私にしか出来ない職業」読了。すごくのめり込んで読んでしまった。


勉強     2002年08月04日(日)

帰省中に語学の勉強(せめて耳慣らし)でもしようとCDやら本やらを持ってきたけどまったく手付かず。忙しいわけではないのだけど、なかなかねえ……。
今初めてCDを聞いている。けど自宅のMacと違ってこのノートPCは音が悪い。音が割れて何を言っているのか普段の二倍掛けでわからん。いい言い訳が出来た。

夜は近所でお祭りと花火大会があったので子供を連れて見に行ってきた。自宅の近所のお祭り(かなり小規模)を想像していたらとんでもない、ものすごい人出だった。ヤンキー率が高いよー、怖いよー(号泣)
花火を見るなんて久し振り。人ごみが苦手で、おまけに小さい子供を連れて東京の花火大会なんて見に行く気がしない。今日のは人出があるとは言っても花火が始まる頃には広い敷地に人が分散されて、都心の花火大会とは訳が違う。
期待していなかったけれどなかなか立派な花火だった。
花火とか桜とか、日本人は美しく咲いてぱっと散り行くものが好きなのだと改めて思う。私のように典型的日本人の悪いところばかりを凝縮したような人間(熱しやすく冷めやすい、惚れっぽく飽きやすい女)は特に……。
花火は本当に切ない。「冬の花火」とは誰の作品だっけ?冬の黒々とした空、澄み切った空気の中で見る花火はそれは美しいだろう。それなのに夏の風物詩でしか有り得ない所が、惚れた男がありながら意に染まぬ相手の元へ嫁いでゆく女のようで妙に色っぽいではないか。ってワシはオヤジか。


引かないでね     2002年08月03日(土)

「USOジャパン」を久々に見た。きゃーーー、みんな髪形が変わってる。
念願の斗真ちゃんも見られました。でも髪の毛切っちゃったのね!!顔はどんどん好みになっていってるのだ。でも、というかだから、というか髪は長い方がいいなー。なんかなー、北海道チックな髪型(笑)。
しかしあんなに若いのにどんどんタレ目化が進むとは。痩せちゃったからなのね。鼻筋も通っていて、ホントいい男になりました。ありがとう。ごちそうさま(食べたのか)。

こんな事を書いているのも実は某氏の体調が心配だからです(ホントか)。病院に行ってくださいね。


自律     2002年08月02日(金)

人が定めた秩序の中に身を置くのは非常に楽。
自由と自律はけっしてイコールではないが、お互いがお互いを含んでいる。
規則で縛られていれば思考は限定される。しかし自分で結論を出さない、何事も決定しないのはとても安易な、そして楽な道。
自律し、自立したところにこそ真の自由とイマジネーションの広がりがある。
私は社会的に何の力も持たない、己の存在意義を見失いがちな小さな人間である。私が私だと思えるのはただ思考することにおいてのみである。稚拙な思考を繰り返し、駄文を書き綴る。それが私の中心部分を占めている。
それを取り除けば私の他には散らかった部屋しか残らない。


楽しみ楽しみ     2002年08月01日(木)

何が楽しみって、この周りには自宅の近くにはない大型スーパーがある!!
便利だわー。食料品も衣料品も豊富で安い。子供がいるとこういうところが必要よね。今日も行くぞー。






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