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No-Mark Stall *




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説明。 | 2005年07月29日(金)
彼女は悪戯っぽく笑って荒野を指差した。
「あの地平線の向こうまで行くと、深い谷があるわ。雨季には川になるのだけど、乾季の今のうちならこれ以上ない道になるから。それを北に遡ってしばらく行くと、今度は雲を突き抜けるような高い崖があるの。――その頂上が"竜の都"」
「物凄い大雑把な説明だな、おい」
「正確な距離なんて測ったことないから。でもそうね、竜に乗って朝から夕方まで走ったなら七泊くらいで川の道に辿り着くと思う。そこからは二泊程度で崖の下まで行けるから」
崖、と聞いて彼は首を傾げた。
「なあ、どうやって崖登ればいいのさ?」
「飛べばいいじゃない」
あっさりと彼女は言い切るが、彼にはさっぱり意味が分からなかった。
「誰が、何で、どうやって」
「あなたが、竜で」
「普通竜は飛べないぞ?」
「……そっか、そうよね、都のひとじゃないものね、あなた」
ぱちぱちと瞬いた彼女は柔らかい春の光のような微笑を浮かべて竜の鱗を撫でた。
「名前を呼んであげれば良いだけよ、正確に」
「?」
「主と決めた人間にちゃんと名前を呼んでもらえたら、その竜は空を飛べるようになるの」
謎かけのような答えに、彼はあからさまに顔をしかめた。
「意味分かんねぇ」
「呼べたら分かるわ。――いってらっしゃい」

******

意味不明でごめんなさい。
ふたりの聖女。 [ ver.2 ] | 2005年07月23日(土)
「中央の方か?」
愛らしい美少女には似合わない硬質な声に、セスは戸惑ってエナヴィアに目をやった。
彼女はにっこりと笑って背中に負った巨大な包みを指差した。
「神剣をお預かりしています、エナヴィアと申します。こちらの下僕はセスという名前ですがどうぞ下僕と呼んでやって下さいませ」
一瞬目を見開いた彼女は、次の瞬間にこりと相好を崩してしなやかな腕で招き入れるような仕草をした。
「大地の御方であったか。これは失礼した、どうぞ中へ。我はゴゥエルが剣を預かるリンイェンと申す」
顔立ちは可愛らしいものの赤く染めたまなじりのせいか凛とした気配の強い彼女だが、嬉しそうに目を細めるその表情は外見相応の少女のものだった。
ほのぼのとした気分になってセスも頬が緩む。
すかさずエナヴィアが爆弾を投下する。

「そういえば南炎の御方は先日、二十五になられたのでしたっけ。おめでとうございます。ゴゥエルの輝かしき守護が常に御身にありますよう」
セスの顔が強張る。
そんな下僕の様子には気付かず、うむ、と幼女は尊大な調子で頷いた。
「そうだな、もうそのくらいになるか。そちらはこの秋で二十一であったかな。大地の豊かな実りが常に御身を潤すことを」
「ありがとうございます」
ぱくぱくと無意味に口を開閉する青年を置いて、ふたりは和やかに互いの誕生を祝いあう。
「ちょ、ちょ、え……っと、南炎の御方はどうみてもまだ……」
困惑げな表情の彼に、エナヴィアは呆れたような視線を向けた。
「アンタ知らないの?」
リンイェンが笑いながら彼女の言葉を補足する。
「我らゴゥエルの大剣の守護を任されたものはその年齢で時が止まるのだ。戦を好まれるかの方の御剣の守りに年老いて体力の衰えた者はふさわしくない故」
「でもそれにしても若くないですか?」
エナヴィアの目に多少の軽蔑の色が混じる。
「アンタ遠慮ないわねぇ」
「あまり咎め立てなさらずとも結構だ、大地の御方。――我はそう、予定より何年も早く前任者が逝去された故、このような肉体の年齢のまま時を過ごしている。幼い少女の姿で頼りなくて申し訳ないが、我にもどうしようもないこと故にどうか許して頂きたい」
「許すも何も、僕にそんな資格はありませんよ」
わたわたと手を振るセスの首に腕をかけると、エナヴィアはリンイェンに微笑みかける。
「本ッ当にすいません、下僕の躾も飼い主の仕事のうちですのに。このような無礼なことを申し上げるような真似を許してしまって面目次第もございませんわ」
「何、気にすることはない。御身の下僕殿は無礼なうちには入らぬよ。露骨に嫌悪や侮蔑を表す神父など幾らでも転がっている。単純に驚かれても我はどうとも思わぬ――というかむしろ愉快であるかな」
くすくすと笑いあうふたりの横で、ぎりぎりと締め上げられて半分意識を飛ばしている若い神父は掠れた声で呟いた。
「……お願いですから下僕と呼ぶのは勘弁してくれませんか」

******

ななつの剣他の聖女さま編。
短編連作形式ですがどうそれぞれを絡めていこうか思案中。
家系図。 | 2005年07月17日(日)
自分の名前を指の腹でなぞる。
その上部から伸びている線を追うと、幾つかの線と途中で結合したそれは更にその先でふたつに分かれて彼女の両親の名前の横で途切れていた。更に其処から祖父母の名を辿り、曽祖父母の名へ。

血と時をずっと遡っていけば、いずれ行き着くのは貴き王の血筋。

二百年前まで先祖を辿るのは、彼女のような上流貴族の人間にとっては容易いことだ。
王家に至っては、国家開闢以来四百五十年の来歴が記された家系図が国立図書館に残されている。
借り受けたそれを広げ、二百年前の己の先祖の名を探し出す。
母親を違えた兄弟を幾人も抱えた彼は、結局その頭に王冠を戴くことはなかった。
同じ父親から発生した別の線を辿る。
――彼の、異母兄弟たち。
慈しみ溢れる愛しき国王と、若くして亡くなった彼の後を継ぎ、歴代の王の内でも一、二を争う素晴らしい采配で最盛期を維持した賢き弟。

弟ふたりの血筋は今も侯爵家、そして王家の嫡流として栄えているが、長兄の子孫はとうの昔に絶えている。

娘ひとりを残して崩御した王の名を人差し指がゆっくりと撫でる。

「……もし、この血筋が絶えていなかったとしたら」
今、王の頭上に輝いている冠はその子孫に渡されるべきものだろうか?

*

「二百五十年前に絶えたはずの王の血脈が、今も続いていたと?」
「――と、乱の首謀者は言ってるらしいよ」
白なのか銀なのか見分け難い色の髪をした友人は、ほらこれ、と新聞のとある記事を指して微笑んだ。
「慈愛王の末裔」
「ばかばかしいにも程があるってものですわよ。やっと落ち着いた生活を取り戻せたと思ったのに。そんな信憑性の乏しいお話で世間を騒がせられちゃたまりませんわ全く」
「長く美しい銀髪、榛色の瞳に整った顔立ち、それでもって理知的な言動、というわけで世間の皆さまはこの傾いた大国に救世主が現れたと大喜びのようですけど」
ふん、と彼女は鼻を鳴らした。ぷいと顔をそらした拍子に肩口で揃えられた黒髪がさらりと揺れる。
「外見が似ているだけで先祖は誰だった、などと言えるものでしたら世の中の白っぽい髪に黄色っぽい目の人間は皆慈愛王陛下の末裔になれましてよ!」
「まあそうだねえ。――生まれ変わりとか言い出したらどうしよう」
「この上そんな有り得ないことを自称かの陛下の末裔とやらがほざかれるようでしたら、このわたくしが直々に縊り殺してやりますわ」
ほほほほほ、と低い声で不気味に笑う友人を銀髪の彼女は呆れたように見やった。
「落ち着こうよ、ちょっとは。まあ慈愛王の弟君の血を引いてる君が怒るのは分かるけど」
「これは国家に――王家に対する反逆罪ですわよ。あなたも少しは憤ったらいかがですの?」
「別に私関係ないし。まあ一応国民だけど、大規模な反乱にでもならない限りどうでもいいよ」
「醒めてますわね……」
「クリスが過剰反応なだけだと思うけど」
むう、と黒髪の娘が顔を歪める。

「わたくしの初恋の相手だったのですもの、しょうがないでしょう?」
「……歴史上の人物が初恋の相手……」
「初恋もしたことないような人間に言われたくありませんわ。ちなみにふたつめの恋の相手はあなたでしてよ、シア」
「……次は同性……」
「女の子だと知ってどんなにわたくしが悔しかったことか! あなた今からでよろしいから男にならない?」
親友からの告白を受けても動じなかった彼女だが、この言葉にはさすがに眉をひそめた。
「恋人いるくせに無茶言わないでよ」
「シアが男になるんだったらわたくしあの男捨てても構いませんわよ」
「……うわぁ、愛されてると喜ぶべきかあのひとに同情するか迷うなあ、それ」
ふふん、とクリスが何故だか勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「それはもう、このわたくしに思われているのですから喜んでもらわなくては」

******

後半部分暴走。ていうかここらへんの話は以前も屋台に放り込んだような(ぇ)(書き易いので何パターンも出来上がります……)(マテ)。
しかしこの話まで辿りつくのはいつのことだろうか(遠い目)。

あ、レズじゃありませんよちょっと際どい感じですが!
(ていうか私の話は女の子同士でいちゃついてるのが多い気がする……orz)
執事おどろく。 | 2005年07月16日(土)
ベルトランはその瞬間、自分の目が落ちないのが不思議だと思うほどにかっと目を見開いてその場に立ち尽くした。
「…………」

ぐつぐつことこと、とんとん。

妙に郷愁をかき立てる音に、更に彼の心は動揺した。
滅多に出ない冷や汗が額をつうと撫で、鋼の平常心を誇っていた心臓は今やばくばくびくびくと不整脈を起こしかけている。その上ひゃっくりが出そうになって咄嗟に口を押さえた。

これはこのまま立ち去るべきか、と踵を返しかけたところで問題の人物がくるりとこちらを振り向いた。
「……何だ、ベルトランか」
「…………えぇと、その、だ、旦那さま……?」
声の乱れを何とか抑えようと試みたが、最後の最後で母音がひっくり返ってしまった。
嗚呼、と天を仰ぎかけた彼は、くすりと笑うロジェの視線を受けて凍りついた。
「何に怯えているのかは知らぬが、用があるならさっさと済ませて貰おうか。料理の邪魔になる」
「いや、その。朝食を作らなくてはと思いまし、て」
五年振りの仕事に、寝坊してしまったのは執事としては最大級の失態だった。
ふむ、と彼の主はひとつ頷いてくるりと厨房に向き直る。
野菜を刻む仕草は慣れたもので、どうみても主夫のそれだった。
「ここのところ、朝に料理をしないと落ち着かぬのでな」
「……」
「どうも最近楽しくて困る。この調味料の微妙な匙加減のひとつで味が大分変わるのは非常に興味深い。あいつもあいつで舌が肥えているのかすぐに見破るあたり、食わせ甲斐がある娘だとは思わぬか?」
くくく、と笑う様子は悪役そのものだが、服装が服装なので格好がついていないとベルトランの思考はおかしな方向に逃げた。
そう、その前掛けは何と言うのだったか。
「……」
「だから気にせず寝ているが良い。もしくはニネットの水遣りでも手伝って来るのだな」
思い出すのを拒んでいるのか、それともあまりの衝撃に記憶の貯蔵庫が一部吹き飛んだか。
意を決して彼は主人に問いかけることにした。

「その、旦那さま」
「何だ?」
「お召しになっているその前掛けは何処で手に入れられたのでしょうか?」
真白いその裾を掴み上げ、彼は何処だったかなと呟いた。
「そう、確か私が料理に凝っていると勘違いしたジェルメルーヌがいつだか持ってきたものだな。遥か東の人間が料理をするときに着るものだとか。これなら胴だけでなく袖も汚れぬし中々重宝している。便利なものだな、」
前に落ちかけてきた揃いの三角巾を縛り直しながら、彼はトドメの一言を放った。

「この、割烹着というものは」

******

ロジェおっかさん疑惑。
夫婦喧嘩仲裁中。 | 2005年07月10日(日)
彼の目は綺麗な琥珀色をしている。
透明な湖のようなその色は、奥まで覗けるようで底が知れない。
「しかも怒ると色変わるし」
今日も夫婦喧嘩の挙句に飛び出してきたエメリアを部屋に招き入れた彼女は、愚痴なのか惚気なのか分からない家出妻のお喋りに付き合っていた。
「え、そうなんですか?」
「怒ると、というよりは頭に血が上ると、の方が近いと思うんだけど」
そのときだけ、澄んだ瞳は透明感を失う代わりにとろけるような赤味を帯びた黄昏の黄金色に。
「だからまあ、色が濃くなったら要注意ってことなのよ」
「うちのひともちょっと目の色濃くなりますね。海の綺麗な蒼色がちょっとだけ緑の入った紺色みたいになります」
泣きじゃくり、真っ赤になった目と同じくらい頬を染めながら、エメリアは口元を緩ませる。どうやら機嫌は完全に良くなったらしい。
「……私てっきり殿下がそうなのは色が薄いからだと思ってたんだけど、もともとそういう血筋なのかしら?」
「さあ、そういう話は他のひととは致しませんし……イーハァさんか皇太后さまにでもお尋ねしてみましょうか、今度」
甘くて美味しい、と出された紅茶を褒める義妹の笑顔につられて自分のカップに口をつけ、「蜂蜜入れすぎた」と彼女は気付かれないように眉をひそめた。どうやらエメリアは甘党らしい。
「多分まともな返答は得られないと思うけど、面白そうといえば面白そう」
「イーハァさんは真っ赤になって口ごもりそうですよね」
女性があまり表に出ない国の出身であるもうひとりの義妹を思い浮かべ、確かに、と彼女は頷いた。こういう方面の話題が出ると、大抵彼女は貝のように口を閉ざして固まる。

「――それにしても、遅いと思いません?」
ひゅお、と外の吹雪が室内まで吹き込んだかのような冷気を感じ、彼女は思わず腕をさすった。
「……まあ、雪だし。立ち往生してるだけかもしれないじゃない?」
話に間を作ったのが悪かったのか、エメリアの思考はいつまで経っても迎えに来ない夫への恨みに向かってしまったらしい。
「私だったら馬車を乗り捨てて歩いてでも迎えに行くのに」
ぎゅ、とカップを握りしめる手が白くなっている。
「……あの、ね。うん、分かったから、落ち着いて」
「私、こんなに不安なのに。あのひと全然分かってくれないんです」
「今回の喧嘩の原因も?」
義姉の一言で、先ほどまでふわふわと柔らかい光を放っていた目は、凍えるような冷たさと静けさに支配された。
「……浮気、ですよ。十四回目」
「……」
しまった地雷踏んだ。
頭を抱える彼女の横で、エメリアは指折り女性の名前を挙げていく。
「今回は、最初の相手の従姉の方で、マリーさん」
「……覚えてるの、全員」
「ええ、勿論。忘れるわけがないじゃないですか」
「……」
自分は浮気されたらどうするだろうか、と他愛もないことを考えて、彼女はあっさり思考を放棄した。まず夫の浮気というものの想像がつかない。
「おねえさまが羨ましい」
ふう、とエメリアが寂しげな溜息を付く。
「あー……まあうちは多分浮気はされないだろうけど、でもそれってエメリアが想像してるような理由じゃないと思うのよね……」
正直なところ、自分たちの間に恋はというものがあったかどうか疑わしい。
「でも、おねえさまひとりを見てくれてるってことに変わりはありませんよね?」
多分自分が相手に選ばれた理由は「自分の邪魔をしないから」とか「面倒が少ない」からだと思う、と言おうとして彼女は口を噤んだ。可愛い義妹の夢を壊すこともあるまい。

「……愛されてない、って思ってる?」
「気持ちが全くないとは思っていません。けど、私は私だけを見てほしい」
公然と複数の妻を持てるのは王だけだが、妾を囲っている貴族は少なくない。
その中であって、エメリアの考えはおそらく異端に属するものだろう。
「あのひとは、自分の嫌いなひとは絶対に傍に寄せないから」
ふ、と一瞬だけ浮かんだ微笑に浮かぶのは僅かな優越感と自嘲。
「分かってるんです、あのひとは私に似てるから。浮気相手の共通点、分かります?」
「いやさっぱり」
毎回聞いてはいるのだが、覚えていることはといえば、この可愛らしい顔立ちの義妹がしでかした復讐の凄まじさぐらいのものだ。女は怖い、と自身のことを忘れて彼女は軽く身震いした。
「年上」
「……あー……」
かける言葉が見つからずに彼女は呻いた。エメリアはちょっとだけ首を傾げて自分の膝に視線を落とす。

「多分、あのひとは私のことを信頼してくれてないんです」
ぽたり、と紅茶に滴が落ちて波紋が広がる。
数瞬の沈黙ののち、彼女は義妹の金髪を撫でながら穏やかに微笑った。
「まずあなたが彼のことを信頼したらどう?」
「……」
「不安や不満を溜め込まないで、一度全部ぶつけてご覧なさいな。甘えたがりがそういうところで甘えなくてどうするの」
「だ、って。あのひと甘えられるのは嫌いだって」
しゃくりあげる彼女を緩く抱き締め、宥めるように背を叩く。

「――本当に、あのひとに甘えてみても、大丈夫だと思いますか?」
「ああいう人間は頼られると案外強いわ」
「……でも、嫌われたらどうしよう」
嫌われるのはもう厭なんです、と彼女は肩口に額を押し付けてくる。
「大丈夫よ。迎えに来てくれるんでしょう?」
「……私が正妻だから仕方なくなんです」
小さな女の子のように口を尖らせるエメリアに、母か姉のような笑顔を贈って、彼女はその耳に囁く。
「拗ねないで。嫌いな人間は傍に寄せ付けないひとだって言ったのはあなたでしょう。その彼がわざわざ自分で迎えに来るんだから、少しは自信を持って」
義妹が顔を上げた瞬間、外から来客を告げる声がした。
不安げに瞳が揺れる。
「本当に、本当に大丈夫だと思いますか?」
「それで嫌われても、諦める気はないんでしょう。だったら大丈夫よ。理解のある妻のふりして浮気相手のところに行かせる妻なんて役はあなたには似合わないわ。思い切りだだこねてあげなさい。ついでに甘やかしてあげれば完璧だわ」
「……頑張ります」
甘えて、甘やかす。
物騒な顔つきでふたつの言葉をぶつぶつと呟くエメリアの背を押して、彼女はもう一度微笑んだ。

******

いつの間にか長くなってる……(ばたり)。
書き直しもこのくらいの速度で進めば良いのになあ(虚ろ)(何故かこのふたり凄く書きやすくて筆が進みます)。

やっぱり私はくっつく過程が1番苦手のようです(痛)。
夫婦とか既にくっついちゃってるカップルはさほど悩むこともないのですが。うー。

義妹という単語、旦那の弟のお嫁さんまで指していいのかどうか疑問に思いながら書いてたんですがどこまで入れてもいいんだろうか。
↓のめも補足(自己満足)。 | 2005年07月02日(土)
この前の魔法整理メモ補足。
ていうかちょっと心配だったのでおとぎばなし(略)を魔法の記述部分のみ読み返した(他の部分はとてもではないけど無理です)(吐血)結果やっぱりアイタタタだったので色々設定つけたし(いかにいい加減かがばればれですね!)(激痛)(しかもそれで更に墓穴掘りそうな予感)。
※ 屋台で書かれてることは管理人の思考の海からほいっと取り出してみたものなので正式にサイトに作品挙げたときと設定が変わっていても気にしないで下さい(必死)。

・ぐだぐだな前置きは置いておいて、えーと変態魔法使いの世界(……)。
基本的に図形ですが組み立てた陣は「式」と呼んでる(イメージは数式を図形化したような)(1+1は2になるんだよというのを△で表すとかそんな感じ)(どんなだ)。
・符を千切って発動させるのが普通のやりかたですが、禁術の精神干渉系の魔法(図形は式で発動させた結果が魔法)(我ながらわけわからん)(まぁ呪文と魔法ですハイ)は符を描いた符術師しか使えない。
・やり方としては符を飲ませたところで、連動して発動するよう描かれた式を千切る。才能の無い符術師はもし符を描けても使えません。難しいので。
・ついでに相手が飲んでないと干渉できない上に、寝てるとか動揺してるとかで精神的な壁が崩れ気味でないと効果が発揮されません。ハードル高い。
・ちなみにツィレルくんはやろうと思えば別に符を飲ませなくても相手の皮膚にちょちょいと図を描ければそれで出来ます(接触は絶対条件)。
・魔法使いの塔は式の塊なので図を描かなくても移動出来たりとかしちゃいます(主人限定)。

えーとこれで補完出来ましたかね(しかしこれ、どうみても完璧な自己満足ですね……orz)(切腹)。
無駄な設定に時間費やしてないで他の話書いてきます……。
written by MitukiHome
since 2002.03.30