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| 2005年03月31日(木) ■ |
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| 誕生日のケーキ |
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実家で気を使い、寝不足もあって疲れ果ててたところにお酒を飲んだので、今日はぐったり。でも今日もまた、アポロ13号の会社の人の送別会がある。その前に、洋子先生の誕生日もある。でも、昨日より遅くていいかと思い、のんびりお風呂に入っていたら、「来ないの?」と催促のメールが入ってしまった。はいはい、行きますよ〜だ。
どん底に着いたら、ちょうど皆がケーキを食べてるところで、「待ってたのに〜!」と言われたが、甘党でない私は、全然残念じゃない。むしろ、食べさせられなくてよかったと、内心ほっとした。
ところが、ケーキはもうひとつあるという。学さんが名入りのケーキ(ホール)を用意してくれてたそうな。うげげ〜!でも、ありがとう!宮下君とよねちゃんからもバラの花をもらった。ありがとう!ていうか、皆さん、私の誕生日は昨日だったんですがぁ・・・。
一度に食べても仕方がないので、あとで送別会で食べればいいじゃんってことになり、これで私の分が減ったと、再び内心ほっとする。そのあと、二階の八木橋君がワインをプレゼントしてくれた。「いつもお世話になってるんで」と言われたが、なんかお世話したっけか?芝居を観に行ってあげたからかな?義理堅い子だ。お世話しても、ごちそうしても、何のお礼もない子もいるっていうのに。
で、アポロ13号の会社の送別会だけど、どん底に来るというので待っていたのに、電話が入って、当の本人が帰っちゃったから来ないという。ぢ、ぢゃあ、ケーキはどうすんの?ここで食べなきゃいけないの?と青くなる。とりあえず、お持ち帰りで、家で食べますと言ってもらってきた。
ちなみに、アポロ13号はいちごのケーキが大好き。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『狼の時 (下)』/ロバート・R・マキャモン (著), 嶋田 洋一 文庫: 484 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042661033 ; 下 巻 (1993/12) 内容(「BOOK」データベースより) 英国軍少佐として特別な指命をうけたガラティンは人狼だった。ロシアに生まれたガラティンは、革命の嵐の中、幼少にして天涯孤独の身となる。少年は、狼と人間の血を引いた人狼に拾われる。細菌に冒され、脳の中の野性が目覚め、肉体までもが変容する人狼。少年は過酷な試練に耐え、彼らに全てを学び、イギリスに渡った…。
※画像は原書 『The Wolf's Hour』/Robert R. McCammon
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| 2005年03月30日(水) ■ |
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| My Birthday |
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今日は、弟がよその病院に診療に行くので、まれに見る早起きをした。いつもなら、それから寝る時間だ。その後、母が退院するので、病院までタクシーで迎えに行った。
早起きするから早寝できるかというと、これが絶対そうはできないというところが困る。早く寝ようと思って、寝酒など飲んでみたが、量が増えていくばかりで、ちっとも眠くならない。前夜寝不足であるにも関わらずだ。
で、それがたたったのか、寝不足のせいか、車に乗っていて、気持ちが悪くなった。ようやく母を乗せて家路についたはいいが、運転も下手くそだし、一瞬たりとも黙っていない運転手だったので、気持ちの悪さはエスカレートするばかり。それに、あの芳香剤。あれ入れるの、マジでやめて欲しい。
そんなわけで、どこで車を止めてもらおうかと、そればかり考えていたのだが、なんとか家まで持ちこたえた。車から降りたら目が回って血の気が引き、吐きそうになったので、急いで家に入り、横になる。これじゃ、どっちが退院してきた病人かわかりゃしない。
それにひきかえ母は元気そうだったので、場合によってはもう一泊しないといけないかなと思っていたのだが、今日のうちに帰ることにした。なんとなく気分はすぐれないものの、なんたって今日は私の誕生日。母には黙っていたが、パーティの予定があるのだ。
夕方、無事に東京に着き(湘南新宿ラインは混雑していて、やっぱり座れなかった)、疲れたと思う間もなく、店に行き、シャンペンを2本もらったので、くいくいと飲んでいるうちに、前後不覚。倒れないうちにと帰ったのが、なんと10時半頃だったらしい。嘘みたい!でも、ここでも吐くような失態をおかさずにすんで、安堵。
〓〓〓 BOOK
◆マーケットプレイス
『ハードシェル ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション』/ディーン・R・クーンツ、エドワード・ブライアント、ロバート・R・マキャモン (著), 大久保 寛 (翻訳) 定価: ¥840 ユーズド価格 : ¥335+送料¥340=¥675(allegory) 文庫: 476 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150405735 ; (1990/03) 内容(「BOOK」データベースより) 英米ではホラー・アンソロジーがブームだが、中でも〈ナイトヴィジョン〉シリーズは独自の編纂で知られる。つまり、3人の作家がそれぞれ250枚の中短篇を各巻に書き下ろすことで、一作家一短篇に限られた従来のアンソロジーにつきまとう物たりなさを解消したのである。本巻には、ベストセラー作家ディーン・R・クーンツ、SF界の実力派エドワード・ブライアント、クーンツをしのぐ人気作家ロバート・R・マキャモンの3人を収録する。
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| 2005年03月29日(火) ■ |
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| 母の手術 |
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午前中に、弟が母を病院まで送って行った。あれやこれや手術前の準備をし、実際に始まるのは午後も半ばで、夕方病院を訪れた上の弟によると、5時過ぎまでかかったらしい。
たいした手術でもないから、さほど心配もしていなかったが、母から電話があったときは、無事に済んでよかったと胸をなでおろす。だって、何かあったら、東京に帰れなくなる。いざという時には仕方がないが、とにかく、今は困るよ、と。
実際、母がいなくなったら、どうするんだろう、この天邪鬼の弟は。他の人では面倒見きれないだろうなと思う。口では立派なことを言うくせに、意外に小心者で、精神的に自立できていないのだ。姉は容赦なく捨てますよ。覚えておきなさい!
昼間、暇だったので、マラマッドの研究社小英文叢書のほうをざっと読み終える。実家の座卓が合わず、背中が痛くなった。うちの台所のテーブルも似たり寄ったりだが、少なくとも椅子なので、足が痺れることはない。座卓では、背中は痛いし、肩は凝るし、足は痺れるしで、落ち着いてじっくりやっていられない。
この先、もっともっと机にかじりつかなくてはならなくなる予定だが、うちのテーブルも何とかしないと、正しい姿勢がとれず、背中が折れてしまうかも。これじゃ体が持たない。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『マラマッド短編集 研究社小英文叢書 (201)』/マラマッド (著), 酒本 雅之 −: 130 p ; 出版社: 研究社出版 ; ISBN: 4327012017 ; ※NHKラジオ「原書で読む世界の名作」(4月─7月)テキスト
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| 2005年03月28日(月) ■ |
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| 実家に帰省 |
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母が手術をするため、実家に帰省。といっても、1日入院すればいいだけの簡単なものだから、何もわざわざ娘が帰らなくてもいいようなものだけど、なんたって、常に家の中に医者がいる状態で、よその病院に入院なんかしたことがないわけだから、とにかく心細いらしい。
私は定期的に病院に通い、入院経験もあり、救急車で運ばれること数知れず、病人としては、母親の上をいっているのだが、とにかくうちは、母親がいないと家の中がまわらないようで(弟の甘え)、母親代わりに姉が帰省するというわけだ。
で、久々に電車に乗って帰ったわけだが、最近実家のほうに帰る路線が変わり、「湘南新宿ライン」というのができたため、新宿始発という電車がなくなってしまった。ということは、いつ乗っても混雑していて座れないってこと。大荷物を抱えての混雑した電車は、考えただけでうんざり。
便利になるのもいいけど、それが迷惑な場合もあるんだよね。無理をしてでも、車の運転は続けているべきであったと後悔している始末。折りしも、免許の更新をしなくてはならず、乗ってないのになあ・・・と、これまた気が重い。
出掛けに、Amazonからマラマッドの本(NHKラジオ講座「原書で読む世界の名作」のテキストの1冊)が届いた。手触り悪い。表紙も硬くて開きにくい。中の紙質もエンピツが引っかかるような粗悪なもので良くない。どうせなら、手触りもいいし、価格も安い 「Farrar Straus & Giroux 版」 にしてくれればよかったのに。。。と思うが、仕方がない。これを急いで荷物に詰め込んで、出かけた。
〓〓〓 BOOK
◆Amazon
『The Magic Barrel』/Bernard Malamud ¥1327 ペーパーバック: 224 p ; 出版社: Vintage ; ISBN: 0099436981 ; (2002/06/06) 内容説明 NHKラジオ第2放送「原書で読む世界の名作」(2005年4月〜7月放送)番組内で取りあげられる短編4編のうち、3編を収録。マラマッドの都会的なリアリズムと東欧ユダヤ系イディッシュ語の言い回しが織りなす、迫力と魅惑に満ちた珠玉の短編集。
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| 2005年03月27日(日) ■ |
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| ヨーグルトダイエットは嘘? |
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昨日病院に行ったので、先生とダイエットの話をし、「ヨーグルトがいいらしいんですよ。2週間でウェストが11センチ細くなったとか・・・」などと話したところ、「そりゃ、ヨーグルトで下痢したからじゃないの?一時的なものだよ、痩せるわけないよ」と言われた。
「でも、スキムミルクを入れるので、脂肪分はそんなにないんですよ」と言ったら、「そんなことまでして、精神衛生上良くないよ。普通の量を普通に食べたほうがいい」ってことだった。たしかに、ヨーグルトを大量に食べると、お腹は脂汗が出るほどキューっと痛くなるし、下痢もする。あんまり健康的なやり方ではないなと思っていたのは事実。出かける前なんかには、絶対に食べられない。
ヨーグルトそのものというか、善玉菌を増やすことは健康に繋がるけど、1日に400mlという量は、牛乳でお腹を下してしまう私には過酷だ。それに、甘みのないプレーンヨーグルトで、というのも辛い。たまには我慢してもいいが、これが毎日となったら、やっぱり無理。食事制限は、おいしく食べられるものでないと続かない。
で、先生のお薦めはというと、「きのこ鍋ダイエット」だそうだ。きのこと、しらたきかこんにゃくを味付けしたお鍋。そこに豆腐を入れてもいいよと。きのこを毎日食べていたら癌にもならないし、こんにゃく類はカロリーゼロで、腸のお掃除もしてくれる。豆腐は高たんぱく質だし、お肌にもいいというわけ。
しばらく、きのこ鍋にしてみようっと!
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『狼の時 (上)』/ロバート・R・マキャモン (著), 嶋田 洋一 文庫: 367 p ; 出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042661025 ; 上 巻 (1993/12)
出版社/著者からの内容紹介 細菌に冒され、脳の中の野性が目覚め、肉体までもが変容する人狼。英国軍少佐ガラティンは人狼だった! ナチスの陰謀に異能の狼男が挑む。ついにホラー小説が、冒険小説を越境した!!(風間賢二)
内容(「BOOK」データベースより) 砂嵐が吹き荒れる灼熱の大地。砂漠の狐ロンメルはヒトラーの望んだ戦利品・スエズ運河をめざしていた。勝利は目前だった。ところが、テントでの作戦会議を終えた将校たちは、緑色の眼をした黒い狼に襲われる。ほとばしる野性と冷徹な知性をあわせもつ獣はナチスの機密書類を奪い砂塵の彼方へ消えた…。ホラー小説を越えた新境地を切り開く異色長編。
※画像は原書 『The Wolf's Hour』/Robert R. McCammon
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| 2005年03月26日(土) ■ |
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| GOGAKU |
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◆英語リスニング学習ツール
三洋電機 「GOGAKU」 ・日本人はなぜ生きた英語がしゃべれない? ・リスニングが受験必須科目に ・耳からしみこませる英語でリスニング能力を開発
この商品、大学受験用から中学生用までという学習用ツールなのだが、なぜ気になったかというと、リスニングソフトのところにこんなものがあったからだ。
●ジェームス・M・バーダマン(早稲田大学文学部教授) 「英語リスニング実力養成」
え!バーダマン先生じゃん!と思って、じっくり見てしまった。編纂なので、バーダマン先生がしゃべっているわけではなさそうだが、そういえば、結構英語の参考書類も出版しているバーダマン先生だし、これもけして不思議なことではないか。ちなみに、広告にはこう書いてある。
「リスニング能力を高めるには、どうすればいいのか。日本で20年以上にわたり英語を教えている早稲田大学、バーダマン教授は「英米人の英語の発音を、通常の速さだけでなく、スロースピード、ハイスピードで聴く習慣」を身につけることを奨励している」
で、なぜこのツールなのかというと、
「ノーマルスピードで聞き取れない言葉をスロースピードで理解し、ハイスピードで耳を慣らしていく。この相互の繰り返しが相乗効果を発揮し、耳からしみこんでいくように英語感覚が身につく。そのためには、「瞬時」に速度が切り替えられる語学学習機器が必要となる」
ということらしい。ふうん・・・。 リスニングの力をつけるには、早いうちからやったほうがいい。人間は、子どもの頃に聞いた音しか発音できないそうだから。ってことは、もう今さら遅い?
早いうちからやったほうがいいよ、と子どものいる人に言うと、「日本語もわからないのに、英語なんて」という人も多い。うちの弟なんかもそうだったから、姪は今頃になって、アルファベットの小文字が覚えられない始末。それこそ日本語もしゃべれない幼児の時には、素晴らしい発音をしていたのに。
そもそも、「日本語」、「英語」と分けて考えているから、日本人はいつまでたってもしゃべれないんじゃないかと思う。人間の脳は、コンピュータなんかよりずっと大容量なのだし、何ヶ国語だって収容可能なはず。耳や脳が柔軟なうちに、可能な限り習得しておいたほうがいいだろう。
日本で育った子どもが、日本人同士でしゃべっているときに、わざわざ違う言葉をしゃべるなんて心配は、ほとんどないだろう。脳は、人間自身が考えているよりも、はるかにお利口だし、子どもも、大人が考えているよりもはるかに柔軟だと思う。
私がこの学習機器を買う可能性はあまりないが、近くの子どもや、甥や姪の入学祝にどうですか?って、べつに三洋電機のまわし者ではないけれど、個人的には、いいかも・・・と思っている。
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| 2005年03月25日(金) ■ |
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| マキャモンの狼男 |
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あ”ーっ!ダメダメいけません!と思いつつ、またしてもマキャモンに手を伸ばしてしまった。マラマッドで苦労しているので(マラマッドを読む上での知識を得るために、それに付随したノンフィクションを読むのが面倒)、その他は読みたいものを読めばいいのよ!
というわけで、 『狼の時 (上)』 を読み始めたのだが、これが「細菌に冒され、脳の中の野性が目覚め、肉体までもが変容する人狼。英国軍少佐ガラティンは人狼だった! ナチスの陰謀に異能の狼男が挑む」といった内容。 『奴らは渇いている』 は吸血鬼だったが、今度はついに狼男が出たか!という感じ。あとは人造人間か。DNA操作の話とか、今後あり得るかも。でも「脱ホラー宣言」をしてしまったし、どうなんでしょう? ※画像は原書 『The Wolf's Hour』
これまで読んだものは、ほとんどアメリカが舞台だったのだが、今度はガラリと変わって、ヨーロッパとかロシアが舞台。そういう意味では珍しい作品と言える。ヒトラーも登場するし、もしかしてDMXのみのやん好みかも。
先日読み終えた 『スティンガー』 もそうだったのだが、かなり導入部分が長い。それまでの作品(初期の)と比較すると、いきなり話が展開するのではなく、周囲から徐々に固めていく感じだ。このあたりから、最新刊 『魔女は夜ささやく』 のような書き方に繋がってくるのかなと思った。私は単純だから、初期の作品のほうがストレートで好きだと思うが、それはそれ、これはこれという感じ。
マキャモンをどんどん読むのは楽しいのだが、作品が残り少なくなってくるのが寂しい。まだ新しい本は出ないのかなあ?ていうか、『魔女・・・』は文庫にならないんだろうか?文庫になったら、コレクションに加えるために買おうと思っているのに。
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| 2005年03月24日(木) ■ |
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| ボロミアの朗読CD |
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マキャモンの『スティンガー』を読み終える。かなり気持ちの悪い宇宙人の描写もあったが、最後はすがすがしく終わっている。映画の「インディペンデンス・デイ」を思わせる、自己犠牲の精神に涙するって感じだが、内容説明にあるように、「怖くて面白くてハラハラドキドキさせて、カッコよく泣かせる」というのがぴったり。巻末の解説には、こう書いてあった。
「マキャモンは、人間のうちなる善を信じている。「<悪い人>っていうのは、たんに救いの手立てが見つからないだけなんだ。たぶんこんな考え方はナイーブなんだろうけど、でもロマンティックじゃないか、そう思いたいね」とは彼の弁」
マキャモンって、やっぱりいい人なんだ!ちなみに、リックとコディは引き分け。どちらも立派な男になるだろうなと予感させて、幕が閉じる。反面、こういう何かを「命がけで守る」男ってなかなかいないよね、とため息も出る。たとえ些細なことでも、目の前で尻尾まかれた日には、その人のことは死ぬまで尊敬できない。むしろ人間として軽蔑する。
でも、本はとにかく面白かった。マキャモンは「おあずけ」のつもりだったけど、こうなったら読みたいだけ読んじゃおう!なんて。。。(^^;
ところで、ショーン・ビーン(映画「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア役)が朗読しているオーディオブック『King Arthur and the Knights of the Round Table』を買ってみた。以前からどうしようかと迷っていたのだが、「LOTR」のDVDの特典映像を観ていて、なかなかいい声だなと思ったため、思い切って購入。中身も「アーサー王と円卓の騎士」の話だし、ボロミアの朗読も素敵。
ヴィゴ・モーテンセンの朗読なんてのも聴いてみたいけど、ヴィゴの声は鼻にかかった声だし、特徴がありすぎて朗読には向かないかも。ショーン・ビーンの声は、すっきりしていて聞きやすい。個人的には、たとえ朗読向きじゃなくても、ヴィゴに耳元で囁いて欲しいけど。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『スティンガー〈下〉』/白石 朗 (翻訳) 文庫: 469 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594006973 ; 下 巻 (1991/03) 内容(「BOOK」データベースより) 地球に不時着した逃亡者"ダウフィン"の引き渡しを迫る"スティンガー"は町の人間を一人ずつ殺しはじめる。日ごろ抗争をつづける白人系とメキシコ系、二つの不良少年グループは"スティンガー"に敢然と立ち向かうが―。異星生物の弱点とはなにか?人間たちと"ダウフィン"に勝ち目はあるのか?まるでハリウッド映画の面白さをすべて詰め込んだような、究極のホラー&サスペンス。「怖くて面白くてハラハラドキドキさせて、カッコよく泣かせる」モダンホラーの最新傑作がやってきた。
※画像は原書 『Stinger』/Robert McCammon
◆Amazon
『The Fellowship of the Ring (Lord of the Rings (Paperback))』/J. R. R. Tolkien (著) ¥877 マスマーケット: 458 p ; 出版社: Ballantine Books (Mm) ; ISBN: 0345339703 ; Reissue 版 (2001/10)
『指輪物語 (10) 新版 追補編』 評論社文庫/J.R.R.トールキン (著), 瀬田 貞二, 田中 明子 ¥945 文庫: 426 p ; サイズ(cm): 15 出版社: 評論社 ; ISBN: 4566023737 ; 新版 版 10 巻 (2003/12) 出版社/著者からの内容紹介 壮大な『指輪物語』の世界を、より深く知り、より広く楽しむためにー。本編では描かれなかった事実や、指輪の仲間たちのその後、アラゴルンの先祖たちの物語、『指輪物語』以前の歴史に関する記述、その年表などを収録。巻末に〈固有名詞便覧〉を掲載。
●CD(Audio Book)
『King Arthur and the Knights of the Round Table (Classic Literature With Classical Music. Junior Classics)』/Benedict Flynn (著), Sean Bean (朗読) ¥1490 CD: 出版社: Naxos Audio Books ; ISBN: 9626341386 ; Unabridged 版 (1997/07/01)
※「アーサー王と円卓の騎士」を、俳優ショーン・ビーン(映画「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア)が朗読
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| 2005年03月23日(水) ■ |
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| マキャモン 『スティンガー』 |
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マキャモンを読み始めたら他はどうでもよくなってしまうので、マラマッド・プロジェクトもあるし、ユダヤ関連の本も読まなくてはならないしで、ここしばらくは「おあずけ」と思っていたのだが、つい魔が差して、手にとってしまった・・・やっぱりマキャモンは面白い!
どんなとんでもない不良でも、マキャモンの手にかかると、いつの間にかヒーローになっている。敵対する不良グループのリーダー、リックとコディ。どちらも実はいい奴で、自分を犠牲にしても、誰かを守り抜くタイプ。これって、どちらがヒーローになるんだろう?どちらもヒーローの資格がある。下巻ももうすぐ読み終えそうなのだが、結末がどうなるかわくわくして、どんどん進んでいく。
状況設定がキングの 『Dreamcatcher』 に似ていないこともないのだけど、それよりはるかに展開がスピーディだし、はるかに品がある。キングのは、もう勘弁してよというくらい場面が汚かった(言葉だけでなくあらゆる意味で)。マキャモンのほうは、たしかに汚い言葉も頻繁に出てくるのだが、その後に必ず、「そんな言葉はダメよ」という旨の発言がある。そういうところが、いつもマキャモンらしいと思う。キャラクターの設定上、そういう言葉を使わざるを得ないから仕方がないのだが、一応注意は促してあるという次第。
最近、面白くて、ドキドキして、途中でやめられないという本にお目にかかっていなかったのだが、久々にそういう本に会ったという感じ。お風呂の中で読んでいると、いつの間にかお湯が冷たくなっている。長風呂になる原因はマキャモンだったのだ。
マキャモンの描くヒーローは、けして偉ぶったりしないし、特に見かけがカッコイイわけでもない。時にはヨレヨレのおじさんだったり、死にかけている中年男だったりするのだが、だいたいが心の優しい人間で、自分がヒーローになるなどとは思ってもいないのだけれど、結局そういう人間が人を救うのだ。そういうところに、いつもぐっとくる。これは個人の好みもあるだろうが、マキャモンの描くキャラクターは、私の感覚にストレートに入り込んでくる。
まだ読んでいない作品もあるので、全部が全部そうだとは言えないし、これまで読んだ中で、共感できない主人公もいるにはいた。それでも、毎回マキャモンっていい人なんだなあと思わずにいられない。ホラー小説なのに、読後がすがすがしく、暖かい気持ちにさせる作家なんて、今のところ他には見当たらない。作品=作家ではないとは言うけれど、フィクションの場合、ある程度は作家の性格は現れると思う。
さて、ヒーローはリックなのか、それともコディなのか?
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『スティンガー〈上〉』/白石 朗 (翻訳), ロバート・R・マキャモン (著) 文庫: 460 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594006965 ; 上 巻 (1991/03) 内容(「BOOK」データベースより) テキサスのさびれた鉱山の町インフェルノの郊外に空から巨大な黒いピラミッド状の物体が落下した。その異様な物体は紫の光を発し、町を外部から遮断する。内部から出現したのは"スティンガー"(刺あるもの)―この町に逃げ込んだ逃亡者"ダウフィン"を追って現れた第二のエイリアンだった。"スティンガー"は人間そっくりの分身をあやつり、"ダウフィン"の引き渡しを迫る。対決か、降伏か。閉鎖空間に展開する二十四時間の人間ドラマ。これこそモダンホラーの新時代を拓くマキャモンが放つ絶対の自信作だ。
※画像は原書 『Stinger』/Robert McCammon ※ロバート・R・マキャモンのコーナー
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| 2005年03月22日(火) ■ |
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| デイヴ・リー・ロスとサミー・ヘイガー |
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先日購入した、 ヴァン・ヘイレン と サミー・ヘイガー のCDを聴いているのだが、やっぱりヴァン・ヘイレンてすごい。サミーはヴァン・ヘイレンのボーカルで(一度脱退して、最近また復活した)、そのつもりでソロアルバムを買ったわけなのだが、ギターが違う!ドラムが違う!(違うバンドなのだから当たり前だが)という感じで、やっぱりギターはエディ・ヴァン・ヘイレンでないとダメだし、ドラムもアレックス・ヴァン・ヘイレンでないとダメなのだ。サミーだけでは迫力がない。
それもそのはずで、エディ・ヴァン・ヘイレンといえば、世界的に有名なギター・プレイヤーなのだから、このバックがあるとないとでは、全然違う。エディのギターになれてしまっているので、サミーのソロアルバムのへなちょこギターは、てんで幼稚って感じ。
ヴァン・ヘイレンは、サミー・ヘイガーの前に デイヴ・リー・ロス がボーカルだったのだが、キャラ的にデイヴ・リー・ロスのほうが好き。で、これもまたそのつもりでソロアルバムを買ったことがあるのだけれど、やっぱりエディがいなきゃダメでしょうと思う。それでも、まだデイヴ・リー・ロスのほうがいい。彼は一人でも十分迫力があるし、カリスマ的な魅力があるから。
音楽的にはサミ・ヘイガーのほうが繊細だと思うんだけど、たまたま購入したアルバムが若い頃のもので、声も若いし、精神的にも若い。深みがないのかなあ。ま、嫌いではないので、聴いてるうちになんとかなるだろう。
でも、サミー・ヘイガーって、モントレー生まれらしい。ヴァン・ヘイレンもデイヴ・リー・ロスもみなカリフォルニア出身なのだが、モントレー生まれというと、ちょっと違う。お金持ちのぼんぼん。モントレーにはお金持ちしか住めないんだから。あの、サミー・ヘイガーがねえ・・・へええ〜って感じだ。
しかし、彼らももう60歳近い。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーなんかもそうだけど、あの人たちって、すごいパワーだなあと思う。今の若者には真似できないんじゃないかと。常に体を鍛えているんだろうけど、よくまあ、歌いながらあんなに動けるよねえと感心。 「マツケンサンバ�供� どころじゃないって。 ※DVD「マツケンサンバ�供廚呂海舛� (^^;
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| 2005年03月21日(月) ■ |
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| 原書で読む世界の名作 (2005/4〜7) |
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やっとNHKの「原書で読む世界の名作」のテキストが買えるようになった。アメリカの作家だし、てっきりアメリカの Farrar Straus & Giroux 社版 かと思ったら(紀伊国屋ではたしかそう言っていた)、わざわざUK版を使うなんて。。。書店で買うと1500円くらいするし、Skysoftには Farrar Straus & Giroux 社のものしかないし、しょうがないからAmazonで買うしかない。
今回テキストを2冊使用するというのは、いくら考えてもアホらしい。面倒だから 『The Complete Stories』 にすればいいのに。そのほうがずっと安くすむし、あとでまた使えるだろうに。マジでアホらしい。それに、研究社の小英文叢書は増刷していないから、買おうと思っても入手できるかどうか。ここからは1編しかやらないのだから、ほんとにもったいない。洋書の Vintage 版だって、急遽増刷してくれたからいいようなものの、普通に入手できるものにしてほしい。
たぶん2冊とも講師の指定なんだろうけど、「これはもう買えませんよ」となぜ言えないんだろう?やっぱり視聴者無視なのね、NHKって。
◆NHKラジオ第2放送「原書で読む世界の名作」(2005年4月〜7月放送)テキスト(2冊使用)
『The Magic Barrel (Vintage Classics)』/Bernard Malamud (著) U.K. 価格: 6.99ポンド 価格: ¥1,327 (税込) OFF: ¥148 (10%) ペーパーバック: 224 p ; 出版社: Vintage ; ISBN: 0099436981 ; (2002/06/06) ※画像は Amazon.co.uk のもので割引率が違います。
内容説明 NHKラジオ第2放送「原書で読む世界の名作」(2005年4月〜7月放送)番組内で取りあげられる短編4編のうち、3編を収録。マラマッドの都会的なリアリズムと東欧ユダヤ系イディッシュ語の言い回しが織りなす、迫力と魅惑に満ちた珠玉の短編集。
Book Description Many of Malamud’s characters are Jewish (the title story, for example, is about a rabbinical student trying to find a wife through a very peculiar marriage broker) but through his gentle and haunting exploration of their predicaments he illuminates a region that is common to every man’s world.
From the Publisher The Magic Barrel was chosen out of all the American fiction of its year to receive the National Book Award of 1959 – an honour which had only once before been accorded to a book of short stories, those of William Faulkner.Malamud’s great gifts as a writer are his humour, his profound concern for all human life and his ability to transmute common things and people into a strange poetry – as the New York Herald Tribune said ‘He is master of an alchemy whereby the grossest reality is converted to the most imaginative uses. He transcribes everyday life and yet the result glows with lights never seen on land or sea.’
About the Author Malamud wrote seven novels. His many awards include two National Book Awards, the Pulitzer Prize and the Gold Medal of the American Academy and Institute of Arts and Letters. He served as president of the PEN American Center from 1979 to 1981, and taught for many years at Bennington College. He died in 1986.
◆もう1冊はこちら
『マラマッド短編集 研究社小英文叢書 (201)』/マラマッド (著), 酒本 雅之 価格: ¥1,365 (税込) 130 p ; 出版社: 研究社出版 ; ISBN: 4327012017 ;
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| 2005年03月20日(日) ■ |
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| 代役ホビット希望 |
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DVD+オーディオブック+PBの3本立てで『指輪物語』に浸っていると、やっぱりファンタジーはこれしかない!という気になってきて、今読んでいる「バーティミアス」など、全然比較にもならないといった感じ。比べること事態、無意味。
私はこの本は5回目だが、普通の本なら5回も読めば飽きるだろうが、『指輪物語』だけは飽きないのだ。映画の脚本を書いた人とか、サルマン役のクリストファー・リーなどは、毎年読み返しているというのだから、もう何十回も読んでいるのだろう。それでも、読みたびに新しい発見があるのだから、すごい本だなと思う。
DVD(part one)の特典映像を、製作もものすごく大変だったんだなと思いながら見ていたが、本編ではなくて、特典映像でも泣けてしまった。製作者や出演者が皆、原作の『指輪物語』に惚れていて、それに参加できるというだけで誇りに思っているということがわかるからだ。そんな本は、他にないだろうし、そんな仕事ができてうらやましいと思った。ちなみに製作者では、WETA社のディレクター、 リチャード・テイラー が、ビル・Gっぽくて好き。頭はものすごくいいんだろうけど、しゃべり方が変なのも気にいっている。
私も代役のホビットあたりで出演したかったなあ・・・なんて思っていたら、身長120センチでなくてはダメらしい。体型は合ってると思うのだが、いかんせん身長が高すぎる!!!身長が高くて残念!なんて思ったのは、生まれてこの方、これ一度きりだろう。宇宙飛行士になるには、2センチ低かったし。(^^;
さて、「指輪」にもはまっているが、吸血鬼にもはまった。トム・ホランドの『渇きの女王』は、なかなか面白かった。これから感想を書き、そこで吸血鬼の正体を暴く!
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『渇きの女王―ヴァンパイア奇譚』/トム・ホランド 文庫: 585 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150408572 ; (1997/11) 内容(「BOOK」データベースより) 血液学を研究する医師エリオットは、吸血鬼伝説が囁かれるインド国境で、身の毛もよだつ体験をしたあと帰英した。ロンドンで診療所を開いたが、悪夢は故国までも追ってきた。親友の一人が血を抜かれてテムズ川に浮かび、もう一人が失踪したのだ。友の行方を追うエリオットは劇場支配人ブラム・ストーカーと知りあい、二人はヴィクトリア朝ロンドンを跳梁する吸血鬼の正体をさぐっていく。
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| 2005年03月19日(土) ■ |
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| アラゴルンの夢 |
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ひと月も前に届いていた 『ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOX セット』 をやっと見始める。本編もコレクターズ・エディションとは違うのだが、とりあえず特典映像から見ようかなと。ところが、これがまた長い〜!アポロ13号がいる休日に見ると、全部まとめて見れなくて、無情にもぶつ切りにされてしまう。食べ物や飲み物を用意して、一歩も動かずにというわけにいかないので、面白さも半減。好きなものは、やはり平日に一人で見たほうがいい。
ぶつ切りとはいえ、夢中で見ていたので、映像が頭に残っていたのだろうか、最初に 『指輪物語』 を読んで以来、念願だったアラゴルンの夢を見た。当時、「アラゴルン教」という独自の宗教を作ってしまうくらい崇拝していた高潔なアラゴルン様(ヴィゴではない)なので、一度は夢に現れてほしいと、切に願ってきたのだが、自分なりのイメージはあるものの、なかなか実像として浮かんでこなかった。それが映像化されたことで、ヴィゴ・モーテンセンの姿を借りて、やっと夢に登場してくれたというわけだ。アラゴルン役がヴィゴでよかった!
その夢というのが、アラゴルンと一緒に馬を走らせ(馬に乗るのも夢だった!)、居酒屋で飲むという(なぜもっとおしゃれな場所に行かないかなあ?)、バカバカしい夢だったのだが、どういうわけか夢とわかっているので、神様、できるだけ長くこの夢を見させてくださいと思いながら見ていた。耳元で囁くアラゴルンの声(もちろんヴィゴの声)ったら!ああ、夢って、ほんとに夢みたいなんだな・・・。<お馬鹿!(^^;
ちなみに、日本語だったのか、英語だったのか、はたまたエルフ語だったのか・・・って、何を言っていたのか全然覚えていないのが悲しい〜。ところで、ヴィゴの息子のヘンリーって、全然ヴィゴに似ていない。だけど、お父さんがアラゴルン役をやるなんて、なんて幸せな子どもなんだろう。お父さんを誇れるって、とても素晴らしいことだ。
ところで、アルウェン役のリブ・タイラーだけど、お父さんがエアロ・スミスのボーカルって、どういう感じなんだろう?なんか、想像もできないんだけど、質問する機会があったら、それを第一に聞いてみたい。
ところで現在、少しずつだがオーディオ・ブックも聴いている。 『The Fellowship of the Ring: Book One of the Lord of the Rings (Lord of the Rings / J.R.R. Tolkien (Audio)) アメリカ版』 で、現在発売されているオーディオ・ブックの中で、唯一のUnabridged版。アメリカ版だが、朗読はイギリス版と同じロブ・イングリス。シェイクスピア劇や、『オリヴァー・トゥイスト』のミスター・バンブルなどを演じている俳優。たくさんの声を使い分けられるのがすごい。ガンダルフがなかなか良い。まだアラゴルン登場までいかないのだが、どんな風になるのか楽しみ!
このオーディオ・ブックを聴きながら、原書も同時に読んでいる。初めは全1冊のコンプリート本で読んでいたが、寝転んだ体勢では重たすぎるので(ぐうたら!)、マスマーケット版に変更した。少々高いが、Unabridged版にこだわったのは、本を確認しながら同時進行できるから。どこが抜けたのかわからないのでは、やはり「指輪」ファンとしては気持ちが悪いし、中途半端。
◆Amazon(Music CD)
The Best of Both Worlds (Digi-Pak) [BEST OF] [FROM US] [IMPORT]/Van Halen ¥3008 CD (2004/07/20) オリジナル盤発売日: 2004/07/20 ディスク枚数: 2 Warner - ASIN: B000286S8S このCDについて ヴァン・ヘイレン究極の2枚組ベスト盤。新曲3曲にライヴ音源3曲も収録。
The Essential Red Collection [BEST OF] [FROM US] [IMPORT]/Sammy Hagar ¥1684 CD (2004/08/10) オリジナル盤発売日: 2004/08/10 ディスク枚数: 1 Hip-O - ASIN: B0002KQOG2
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| 2005年03月18日(金) ■ |
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| ヴァンパイア奇譚 |
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また血に飢えた時期がやってきた。というわけで、読書中のものは全部放って、トム・ホランドの 『渇きの女王―ヴァンパイア奇譚』 を読み始める。変に生々しいとは思うが、この時期に読むヴァンパイアものは、それだけにリアリティがあるってものだ。またこの時期は、小難しいものを読んでも、どうせ頭に入らないし。。。内容は、
血液学を研究する医師エリオットは、吸血鬼伝説が囁かれるインド国境で、身の毛もよだつ体験をしたあと帰英した。ロンドンで診療所を開いたが、悪夢は故国までも追ってきた。親友の一人が血を抜かれてテムズ川に浮かび、もう一人が失踪したのだ。友の行方を追うエリオットは劇場支配人ブラム・ストーカーと知りあい、二人はヴィクトリア朝ロンドンを跳梁する吸血鬼の正体をさぐっていく。
というもので、インド生まれの吸血鬼がロンドンで暗躍するという話。とはいえ、これは病気だと考えられていて、主人公である医師エリオットは、なんとかその原因をつきとめ、治療法を見つけようとするのだが・・・。
スタイルは、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』と同じようなもので、エリオットの日記と、周囲の人間の手紙、さらにブラム・ストーカー(のちに『ドラキュラ』を書く)の手記といったもので構成されているのだが、ドラキュラのようなカリスマ的な魔人が登場するわけではなく、今いち迫力に欠ける。この話の吸血鬼の親玉は、インドの女神破壊神カーリーってことになるのだろうか?絶世の美女が何人も登場して男を誘惑していくのだが、そのあたりがお手軽すぎるという感じもする。ま、ドラキュラも似たようなものか。
しかし、先述のブラム・ストーカーや、オスカー・ワイルドなど、実在の人物も登場し、また本書の登場人物の大部分が、『ドラキュラ』の登場人物の焼き直しといった感じで、そのあたりはキム・ニューマンのヴァンパイアものにも通じる面白さがある。600ページ近い大部の本だが、今日から読み始めて、すでに半分以上読んだ。
『ドラキュラ』を読んだときは、怖い!怖い!と思ったが、これは全然怖くない。謎めいた心霊的な描写がないせいか?たしかに死んだはずの人間が生き返るのは同じなのだが、いつの間にか生き返っていたというわけで、実際に棺おけからは出てこない。心臓を狙って殺せば、すぐに死ぬ。インド出身の吸血鬼というのも、イメージ的にピンとこないのかも。
あれこれ言えばきりがないのだが、ともあれ面白いので、どんどん進んでいくから、イライラも解消できる。
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| 2005年03月17日(木) ■ |
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| 「バーティミアス」 |
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『The Amulet of Samarkand (The Bartimaeus Trilogy, 1)』 をお風呂の中で読んでいるのだが、やっぱり「magician」のジンクスは破れないみたいだ。ファンタジーといっても、いろいろなジャンルがあるから、全部自分の好みに合うというわけではない。これはどうも私の好みではないみたいだ。ちょっと前に読み始めて、面白くないので中断してしまった、T.A.バロンの<マーリン・シリーズ>に似ているかもしれない。てことは、これもまた中断か?
基本的に、ヒーローが登場する正統派の冒険活劇みたいなものが好きだから、登場人物の中にヒーローの素質がある人物がいない話は、どうにも興味が持てないのだ。少なくとも4分の1の時点で、「バーティミアス」にはそのような人物はいない。それに、魔法使いといえば、マーリンやガンダルフ、ダンブルドアといった、偉大な魔法使いに登場して欲しいものだが、なんだかちんけなマジシャン(一応魔法使いだが)しか出てこないので、なんかね・・・。
物語の中で、バーティミアス本人がさまざまな生き物に姿を変えて動き回るのだが、そのため状況説明が多く、ストーリーには直接関係のない余計なことも多いので、話の展開も遅い。それがだるいので、飛ばし読みしたりしているのだが、それでもなかなか話が展開しない。つまり、面白くない。文章そのものが面白いわけでもないし。
たぶん日本語で読んでも、そういう部分は飛ばし読みするだろう。作者の注釈もあちこちに入ってくるので、しばしば話が中断。またか!みたいな感じで、結構うんざりでもある。それだけ作者としては、思い入れが強いのだろうし、本文に書ききれなかった思いが、あふれ出てしまったという感じでもある。
しかし、本文がわくわくするほど面白いなら、その注釈も漏らさず読もうと思いもするが、本文さえも退屈だと感じている次第だから、いちいち注釈まで読んでいられない。
とはいえ、こういった雰囲気の物語が好きという人もいるはずだから、一概に面白くないとは言えないのだが、私の好みではないというのは間違いないと思う。やめたいなあ、これ。(--;
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| 2005年03月16日(水) ■ |
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| ニート (NEET) |
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ゴールデン街でバイトしている、教育学部(今年7年生)の土田君が、今話題になっている「ニート」としてインタビューされ、「spa」に掲載されたという。最初「ニート」とは「neat」のことで、「きれいな、こぎれいな、手際のいい、器用な、適切な」という、良い意味の言葉かと思っていたところ、実は 「Not in Employment, Education or Training」 の略語なのだそうだ。
●ニートとは?
でも、土田君は一応まだ学生だし、バイトをして働いているし、作家になりたいという希望があるため就職をする気はないらしいが、執筆はしているらしい。だから、学術的・行政的定義である「学生でもなく、就業者でもなく、求職「活動」もしておらず、主婦(主夫)でもないという者をさす」ということには、微妙に当てはまらないような気がする。
実際、土田君はインタビュアーに、自分のやりたいことを熱く語ったらしいのだが、いざ雑誌が出版されてみると、出版社が欲しかった部分だけが抜き出されて、天声人語くらいの分量に削減されていたとか。
私は本人を知っているから、「働くという意味での社会参加に対する意欲を喪失し、または奪われている」といった定義には当てはまらない人物であると理解しているし、土田君をニートと言うなら、私もニートだろうと思ってしまう。ところが、私は給料もらえなくても、一応主婦という職があるので、ニートには含まれずにすんでいるだけの話だ。
土田君は、おしゃれなスキンヘッドとは程遠い、単なる坊主頭の素っ頓狂な子で、しかしながら、作家になりたいという意欲は強く持っている。たぶん雑誌に載せるのに、絵的に「ニート」っぽかっただけなんじゃないの?と思う。定義からして、彼が「ニート」とは全く思えないし。
ちなみに「ニートの4つの型」とは、
�汽筌鵐�ー型 反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ �兇劼�こもり型 社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ �稽�ちすくみ型 就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ �犬弔泙困�型 いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ
となっているのだが、就職するしない以前の問題として、「希望するものがない・何をしたいのか分からない」という人が多いように思う。私の周りにも、そういう人は結構いる。人がやっていることを見て、「あなたはやることがあって楽しそうでいいですね、私には何もないので、生きがいもありません」などという人も。
「ニート」の話からは外れてしまうが、楽しみや生きがいなど、わざわざ他人が与えてくれるものではないから、自分で探すしかない。そんなことを言う人だって、必ず何かしら、これがしたいと思っていることはあるはずだ。何でもいいから、とりあえずそれをしたらいいじゃないかと思う。
それがすぐにはできないような難しいことならば、それを実現させるために、考えたり行動したりすることが、生きがいになってくるのではないかと思う。愚痴々々いってる間に、やりたいことの方向に向かっていったほうがいいんじゃないかと。
問題は、そんな単純なことで解決されることではないのかもしれないが、「何もやりたいことがないなあ」と考えられるほど暇だってことも言える。生きることに必死でいたら、きっとそんなことは考えもしないだろう。ともあれ、そういう人は、ある程度恵まれた環境の中で、「誰か」が「何か」を与えてくれるのを待っている、後ろ向きの人たちじゃないかと私は思う。
しかし、「ニート」とは、とどのつまりが前向きになれない人ということなんだろうか?だとしたら、土田君は全然「ニート」じゃない。
●参考資料
『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』/玄田 有史 (著), 曲沼 美恵 (著) 単行本: 271 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 幻冬舎 ; ISBN: 4344006380 ; (2004/07) 内容(「MARC」データベースより) 少子化が進む中、日本経済にも根深い影響を与え始めた、働くことにも学ぶことにも踏み出せない「ニート」と呼ばれる若者たち。やるべきことがわからず、社会の入り口で立ち止まる彼らの声なき声に耳を傾け、その背景を探る。
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| 2005年03月15日(火) ■ |
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| 『158ポンドの結婚』 |
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アーヴィングの『158ポンドの結婚』を読み終えた。これはゆっくりでいいとは思うものの、どうしても気になってしまって、ほかの本に行けないので、夕べ夜中に進めておいた。
これを読みながら、元レスラーのセイヴァリンに、ガープやオウェンといったアーヴィング作品の主人公たちが重なってきて、このあたりがアーヴィングの原点なのかなと思ったりした。一方、語り手である「僕」は、ガープやオウェンといった特殊な人物の傍らにいて、それを見守り、読者に語っている人物、例えば 『オウエンのために祈りを』 のジョンといった感じに受け取れた。
アーヴィングも、元レスラー(プロレスじゃないよ!)なので、スポーツとしてのレスリングに関する記述はプロなみだが、レスリングってなんとなくエロチックだと思っていたら、やっぱりそういうところを捉えていたんだなと。
アーヴィング独特の「奇怪な世界」というのが、あまり見えていないような気もしたのだが、そもそもスワッピングという四角関係の題材自体が、「奇怪な世界」とも言えるだろう。そして「僕」の妻であるウチの数奇な育ちというのも、「奇怪な世界」の一種だろうと思う。
あとがきを柴田元幸氏が書いているのだが、その中で気になった部分を書いておく。
●人はたいてい、「日常」とは、それこそ日常的な出来事が無限にくり返される安定した退屈な世界であると考える。「日常」は波乱にみちた「物語」とは無縁であり、そのような「物語」などは虚構にすぎないというわけだ。だがアーヴィングからしてみれば、何も起こらない日常という考えこそが絵空事であり虚構なのだ。アーヴィングはしばしば、誰もが物語の解体をとなえる現代にあってかたくなに物語の復権をめざす作家であるといわれる。たぶんその通りだが、彼は「日常」から逸脱したところに「物語」を見出しているのではない。「日常」そのものが偶然と危険にみちた「物語」なのだ。
●「僕」の父親は、本を終りまで読み通すことができない人間である。「どんな本でも終りにくるとたまらなく悲しくなってな」というのである。「僕」の父親はけして肯定的に書かれた人物ではない。けれどこの一言だけは、たぶん、作者自身の思いを伝えている。
本の終りが悲しいのは、それが人生の終りに重ね合されているからだ(事実、「僕」の父親が死んだとき「僕」は「親父がやっと何かをし終えた」という)。アーヴィングの小説の結末もまた、どんな肯定的な終り方であれ、つねにどこか哀しさを帯びている。それは、逸脱しつづける「日常」の延長線上に確実に控えている死の影が、物語を浸しているからだ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
158ポンドの結婚/ジョン・アーヴィング (著), 斎藤 数衛 (翻訳) 単行本: 327 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: サンリオ ; ISBN: 4387892099 ; (1989/08) カバーより 本書は、ジョン・アーヴィングの三冊目の長編小説である。また、処女作『熊を放つ』と大ベストセラー『ガープの世界』をつなぐターニング・ポイントとも言うべき内容を蔵している。
歴史小説家である「僕」と、元レスラーのセイヴァリンは、あの青春小説の秀作『熊を放つ』の主人公であったグラフとジギーのもうひとつの姿である。ただし、彼らはもはや青春のヒーローではない。結婚もし、子どももいる。
「僕」には、ウィーンで数奇な育ちをしたウチという妻がいる。元々ウィーンに生まれ育ったセイヴァリンは、ヤンキー娘のイーディスと結婚し、今は大学でドイツ語を教えるかたわら、レスリングのコーチをしている。
「僕」とウチ、セイヴァリンとイーディス、この二組の夫婦の成り立ち、夫婦交換の物語を通して、後に「アーヴィングの世界」として定着するすべての現代的なテーマの萌芽が描かれる。ここには、あの『ガープの世界』の一章がある。
※画像は原書 『The 158-Pound Marriage』/John Irving
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| 2005年03月14日(月) ■ |
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| 魔法使いと魔術師 |
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紀伊国屋のバーゲンで新しい本が増えたので、本棚の入れ替えをしている。限られたスペースに効率よく並べるためには、単に古い本と新しい本を入れ替えればいいということでもないし、結構パズルみたいで楽しい。色、大きさ、作家、ジャンルなど、あれこれ考えていると、本当にパズルそのものだ。
そんな中で、サイズが特殊で、色も他と合わないといった本がたまにある。実際に並べてみないとわからない程度の違いだったりもするのだが、そういう本は、結局なんとなく邪魔になって、あちらこちらに置かれた結果、さっさと読む決心をするか、うんざりして箱の中にしまわれるか、どちらかだ。
逆に、そういうデコボコがなく、実にきれいに並んだときには、もったいなくてそのレイアウトが崩せず、結局読めないという本末転倒な話になったりもする。
というわけで、今回邪魔っけになっている本が 『The Amulet of Samarkand (The Bartimaeus Trilogy, 1)』 なのである。というより、これは「パリパリ本」なので、夜中などに読めない(これでも結構気を使っているのだ)。でも、読めないからといってそのまま置いておくと、結局読まずに終わってしまうのがわかっているので、今回は「先に読んでしまおう、そのかわり誰にも迷惑のかからないお風呂の中で!」となった次第。言い換えれば、お風呂の中でしか読めないということだ。だから、進み具合も少しずつでしかない。
本に出てくる「バーティミアス」とは、大魔神ならぬ魔神の名前なのだが、こいつがどうやら曲者らしい。そのバーティミアスが、ナサニエルという少年の命令で、魔術師サイモン・ラブレースのところへ、タイトルにもあるサマルカンドのお守り(アミュレット)を、奪いに行くという出だし。
そこで、この魔術師(magician)だが、魔法使いという意味もあるけれど、イメージとしては手品師というイメージが強い(あくまでも個人的に)。もちろんこの本の中では、いわゆる魔法使いのようなのだが、なぜ「wizard」ではないのか?どっちだっていいやとも思うんだけれども、「magician」が出てくる話は乗れないというジンクスがあって、それが手品師だろうが、魔法使いだろうが、「magician」ではなぜかダメなのだ。
このジンクスが当たりませんように!
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| 2005年03月13日(日) ■ |
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| 紀伊国屋洋書バーゲン(2) |
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土日は、どうせ洋書バーゲンには行けないなと思っていたのだが、アポロ13号がゴルフに行ったので、これ幸いと行ってきた。混んでいるだろうと覚悟していたところ、予想外に空いていた。土日に洋書のバーゲンに行くなんてのも無粋なんだろうが、私にとっては一番の娯楽。読むより買うほうが好きなんだな、やっぱり。(^^;
プロパーでもだいぶ安くなったから、以前に比べると、お得感は少なくなったものの、やっぱりマスマーケット420円均一とかっていうのは、それに囲まれているだけで嬉しい。また一年待たなきゃならないかと思うと、ついつい買い込んでしまう。家に帰って買って来た本を積み上げ、それを眺めるのも楽しい。
今日は、Jackie Collins とか、Barbara Taylor Bradford とか、ちょっと久々の懐かしい作家のものがあって、嬉しかった。懐かしいというのは、昔の作家ということではなく、洋書を読み始めた頃に、わざわざアメリカで買って読んだ(日本では今と比較して洋書は高かった)という、個人的に懐かしい作家。
ちょっと不安なのが、Sheila O'Flanagan と Janet Evanovich だ。というのも、それぞれすでに何冊か持っているのだが(Janet Evanovich は<FULLシリーズ>を第一作から全部揃えてある)、どちらも1冊も読んだことがない。果たしてこんなに買い集めるほど面白いのかどうか?というわけ。こんなところでコレクター魂を発揮してもしょうがないのだが。
「バーティミアス」は、図書館あたりで借りて、翻訳で読んでしまったほうがいいかなと思ったのだが、翻訳は金原瑞人氏だったなと思い、原書で読むことにした。でも、家に帰って再度開いてみたら、めくると音のする「パリパリ本」だったことがわかり、がっかり。これじゃ夜中に読めない。これだけ分厚い本で「パリパリ本」ていうのも珍しいんだけど。
今日買った本を全部並べて、アポロ13号に「表紙を見て、最初に読むとしたらどれが読みたい?」と聞いたところ(彼にこれらの作家に関する知識は全くない)、よりにもよってノーラ・ロバーツを選んだ。内心大笑い!そういえば、以前の洋書バーゲンで、カウボーイハットをかぶった大柄なアメリカ人男性が、ノーラ・ロバーツの本を買っていたっけと思い出した。ノーラ・ロバーツを男が読んじゃいけないって法はないし、別にいいんだけど、結構笑う。
でも、そのノーラの本は、アメリカ南部(ニューオーリンズ)の話。だから私も買って来たわけなんだけど、内容を見ると、なんだかアン・ライスの 『Witching Hour』 っぽいなと。ノーラの本は、毎回探しているものがある。3部作の第1作目で、2作目は<ムーン・コレクション>に入れるために、すでにこれまでのバーゲンで買ってあり、その続きの3作目もやはりバーゲンでゲットしてある。しかし、どうしても1作目が出てこないのだ。3部作で1作目がないなんて、間抜けだ。それを探すためにバーゲンに行っていると言っても過言じゃない。定価ではどうしても買う気にならないから。
さて、どれを読もうかな。ていうか、今読んでる本はどうする?アーヴィングは内容をすぐに忘れてしまうような本じゃないから、間をあけてもだいじょうぶだし、うさぎのスリッパの本は、まだ冒頭だからやめても差し支えないだろう・・・なんて、早くも気持ちはすっかり新しい本のほうに移っている。とにかく、読みたい本を読めばいいのよ!
どれを読むかと考えているときが、感想のことなんかも考えずにいられるから、一番楽しい時間。でも、今年は感想を書いている時間がないので、あまり書かなくなるだろうと思う。わざわざ公言することでもないけれど、そんなつもりでいる。もっとも、本を読む時間もだいぶ減っているので、感想を書く機会も自然に減るだろうけど。
〓〓〓 BOOK
◆紀伊国屋洋書バーゲン(2)
『God Is A Bullet』/Boston Teran ¥922→¥420 マスマーケット: 370 p ; 出版社: Fawcett Books ; ISBN: 0345439880 ; (2002/03/26) 内容(「BOOK」データベースより) 憤怒―それを糧に、ボブは追う。別れた妻を惨殺し、娘を連れ去った残虐なカルト集団を。やつらが生み出した地獄から生還した女を友に、憎悪と銃弾を手に…。鮮烈にして苛烈な文体が描き出す銃撃と復讐の宴。神なき荒野で正義を追い求めるふたつの魂の疾走。発表と同時に作家・評論家の絶賛を受けた、イギリス推理作家協会最優秀新人賞受賞作。
『Midnight Bayou』/Nora Roberts ¥1054→¥420 マスマーケット: 368 p ; 出版社: Jove Pubns ; ISBN: 0515133973 ; Reissue 版 (2002/12/01) 内容(「BOOK」データベースより) ルイジアナ州。南部の豊かな時代の面影を残す館、マネ・ホール。ボストンで弁護士をし、裕福な家庭に育ったデクランは、学生時代に入りこんだときの魅力が忘れられず、ついに屋敷を購入して移り住んできた。建物修復の魅力にとりつかれただけでなく、違う力で強く惹きつけられてもいた。だが実際に住みはじめると、育みはじめた愛のゆくえを飲みこみながら、20世紀初頭の亡霊たちが、過去の世界にデクランを引きこんでいった。
『Shifting Calder Wind』/Janet Dailey ¥1048→¥420 マスマーケット: 384 p ; 出版社: Zebra Books (Mass Market) ; ISBN: 0821772236 ; (2004/05/01)
『Emma's Secret』/Barbara Taylor Bradford ¥1323→¥420 マスマーケット: 560 p ; 出版社: St Martins Mass Market Paper ; ISBN: 0312985738 ; (2004/11/02) ※実際に購入したのは こちら(UK版)
『Lethal Seduction』/Jackie Collins ¥989→¥420 マスマーケット: 564 p ; 出版社: Pocket Books (Mm) ; ISBN: 067102096X ; (2001/05/22)
『Dreaming Of A Stranger』/Sheila O'Flanagan ¥1460→¥420 ペーパーバック: 630 p ; 出版社: Headline ; ISBN: 074726564X ; (2004/01/19)
『Bet Me』/Jennifer Crusie ¥960→¥420 マスマーケット: 388 p ; 出版社: St Martins Mass Market Paper ; ISBN: 0312987854 ; (2004/08/01)
『Full Blast』/Janet Evanovich ¥1029→¥420 ペーパーバック: 352 p ; 出版社: Headline ; ISBN: 0755301986 ; (2004/04) ※『Full House』『Full Tilt』『Full Speed』に次ぐ<FULLシリーズ>4作目。
『The Mystery Of Ireta』/Anne MaCaffrey ¥989→¥420 マスマーケット: 480 p ; 出版社: Del Rey ; ISBN: 0345467213 ; (2003/12/30)
『Whispering To Witches』/Anna Dale ¥1365→¥550 ペーパーバック:出版社: Bloomsbury ; ISBN: 0747573328 ; (2004/09/06) ※クリスマス本
『The Amulet Of Samarkand』(The Bartimaeus Trilogy, 1)/Jonathan Stroud ¥998→¥550 ペーパーバック: 464 p ; 出版社: Disney Pr (Juv Pap) ; ISBN: 0786852550 ; Reprint 版 (2004/05/22) Amazon.co.jp ナサニエル少年は魔術師の卵。5歳のとき、実の両親によって政府に売り飛ばされ、ある師匠の下に弟子入りさせられた。有力な魔術師たちがイギリスとその領土を支配し、ナサニエルは、彼自身が、ある「崇高なる運命」のための「最高のいけにえ」なのだ、と教えられている。両親と別れ、過去の暮らしを捨てるのはまだ我慢できるとしても、国家保安省の役人でもある師匠アーサー・アンダーウッドは、非情で残忍で恩着せがましい中流の魔術師だ。ナサニエルの唯一の救いは、師匠の夫人マーサ・アンダーウッド。夫人はナサニエルに心からの愛情を示し、彼もひたむきな献身でそれに報いている。何年ものあいだ、アンダーウッド家でどうにかうまくやってきたナサニエルだが、12歳を目前にした夏、すべてが一変する。冷酷な魔術師サイモン・ラヴレースに人前で恥をかかされ、おまけに師匠にも裏切られてしまう――臆病者のアンダーウッドは自分の弟子をかばおうともしないのだ。
復讐を誓うナサニエル。全知全能を望んで悪魔に魂を売り渡したファウストを思わせる熱意で、魔術の教本をむさぼり読みひたすら腕を磨きながら、一方では努めて従順な弟子を装う。強力なサマルカンドのお守り(アミュレット)をラヴレースから盗んで恨みを晴らそうと、力を振り絞って、よわい5000歳の妖霊バーティミアスを呼び出すとき、少年魔術師ナサニエルは、自らの想像を絶するほど危険きわまりない状況に身を投じてしまう――。
このすばらしい小説『The Amulet of Samarkand』(邦題 『バーティミアス〜サマルカンドの秘宝』)は、イギリスの作家ジョナサン・ストラウドの「バーティミアス3部作」の1作目にあたるもので、バーティミアスの1人称の視点とナサニエルをめぐる3人称の語りを交互に繰り返すかたちでストーリーが進んでいく。このバーティミアスが傑作で、はじけるウィットで大いに笑わせてくれる。本文に収まりきれず脚注にまであふれ出した彼の辛辣で不遜な独白も、まともな読者なら決して読み飛ばしはしないだろう。おしゃれでサスペンスたっぷりの、じつに良くできたすこぶる愉快な1冊。続きを読むのがきっと待ち遠しくなる。(対象年齢:12歳以上)(Karin Snelson, Amazon.com)
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| 2005年03月12日(土) ■ |
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| 『Good Grief』 |
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先月から読んでいる、ジョン・アーヴィングの 『158ポンドの結婚』 が、全然進まない。もちろん、一気に読める本ばかりが面白い本というわけでもないから、少しずつでも先に進んでいればいいとは思うのだが、他にいろいろと気が散って、じっくり集中できないというのが現在の状況。こういう時には軽めの本のほうがいいのかも。 ※画像は原書 『The 158-Pound Marriage』
アーヴィングの本はけして軽くはないので、やはり時間をかけて読みたいと思うから、べつに無理に進めなくてもいいやとは思うものの、これが読み終わらないと、なかなか次の本にも行けないというもどかしさもある。
とりあえず先日、併読していたオリヴィア・ゴールドスミスの軽めの本を読み終えたので、紀伊国屋の洋書バーゲンで買ってきた本に手を伸ばしてみた。Lolly Winston の 『Good Grief』 だ。これは内容というよりも、表紙のピンクのうさぎのスリッパに惹かれて買ってしまったものなのだが、結婚して3年で夫が癌で死んでしまった未亡人の話らしい。げ!表紙のイメージと全然違うじゃない!って感じ。しかも、未亡人になった当初はおとなしくしていたのだが、突然切れて、突拍子もない行動に走るという、もしかして怖い話じゃないのか?って感じなのだが、それがホラーではなく、コミカルに描かれているらしい。とはいえ、やっぱりその状況は怖い。3年で逝かれちゃったら・・・と、主人公の気持ちもわからないわけではないだけに、やっぱり怖い。
で、冒頭をちらっと読んでみたところ、一応話は普通に進んでいるし、たしかにユーモアもあるのだが、この人のユーモアって、私にはダメな感覚かもと感じた。どこがどういうふうにとはっきり言えないのがもどかしいが、夫の死でさえ、コミカルに表現してしまうところがあって、本心では非常に悲しんでいるのだろうけど、そういう表現はあまり好きではないので、共感できない部分がある。
あんまり悲しい、悲しいというのも閉口してしまうが、例えばダニエル・スティールの本のように、悲しいものは悲しいとストレートに書かれていたほうが、なぜかすんなり受け止められる。私自身がそれだけ単純なのだろうけど。愛する人の死を、ユーモアを交えてコミカルに話すなんてことは、たぶん私にはできそうにもないし、そういう性格でもない。
ちなみに、タイトルの「Good Grief」だが、英語でみると「Good」がついているし、いい意味のように感じてしまうが、日本語の意味は「なんてこった!」みたいな意味になる。うさぎのスリッパの表紙から、何かほんわかした話のようなイメージを持ってしまったけれど、実は大変な人生が描かれているようだ。
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| 2005年03月11日(金) ■ |
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| 研究社の小英文叢書 |
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現在、バーナード・マラマッドの 『The Complete Stories』 を、少しずつ丹念に読んでいるのだが、先日購入した4月からのNHKラジオ講座「原書で読む世界の名作」のテキストである 『マラマッド短編集』 を、講座の予習も兼ねて、先に読むことにした。今回はしっかり予習して、あらかじめ疑問に思うところをピックアップしておき、その部分は漏らさず聞かなくてはと思っている。
とはいえ、「全短編集」を読むつもりでいるのだから、ちょっと順番が変わるだけの話。しかし、この研究社の小英文叢書というのは、どういうわけかやる気をそがれる本なのだ。
というのも、以前から何度もトライしている ジョン・チーヴァーの短編集 がこのシリーズで(こちらも原書の短編集『The Stories of John Cheever』 を持ってはいるのだが、先に研究社のほうを買ったので、そちらを先に読まないとという変な思い込みがある)、いつまでたっても一向に終わる気配がない。何度も、今度こそ読了しようと思うのだが、本の装丁のせいか、作りのせいか、小説を読むというよりも、いかにも勉強しているという雰囲気になってしまい、途中で嫌になってしまう。うしろにある注釈も、本来は便利なものなんだろうけど、ここを読んでいると、逆にうんざりしてしまうのだ。
ごく薄い本にもかかわらず、本を平らに開けないというのもイライラする原因のひとつ。日本の本の作りは、頑丈といえば聞こえはいいが、けして読みやすい作りではない。背の糊がしつこくつきすぎなのだ。本から手を離してノートでもとろうとすると、まずおとなしく同じ状態で留まってくれない。
しかし、今回のマラマッドは目的があるので、そんなことをものともせず、全部読まなくてはならない(この本を全部講座でやるわけではないが)とは思っているのだが、とにかく研究社の小英文叢書は、私には鬼門って感じ。これが絶版になるのは、大いに頷ける。
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| 2005年03月10日(木) ■ |
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| NYみやげ「ハリポタ」のブックマーク |
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できる限り、洋書バーゲンに行こうと思っていたのだが、早くもくじける。というか、今日は夕飯を作らなくていいから、夕方出かけて、そのまま遊びに行こう!なんて思っていたら、いつの間にか遅くなってしまったので、タカシマヤには行かず、直接遊びに行ってしまった。
久々に大ちゃんに会ったので、「竹内文書」のことやら何やらバカ話をして盛り上がった(大ちゃんの弟は不思議系で、UFOも呼べるらしい)。さらにこれまた久々に、電通の平舘さんにも会った。平舘さんは慶應出身で、翻訳家の真野さん(同級生)とか、雄弁会の岡田君にも通じていて、どこでどう繋がるか、世間て狭いなと思わせる人。さすがに平舘さんには、「竹内文書」のことは話せなかった。(^^;
夜遅く、牛肉とキャベツを炒めて(ソース味)ライスにのせた「林さんのライス」(林さんとは越路吹雪のマネージャーだった人で、その人のための特製ライス)を食べていたら、2階のテツに「こんな時間にずいぶんヘビーなもの食べてますね」と言われる。たぶんそのあとに、だから痩せないんだよという無言の非難が含まれていたに違いない。
テツといえば、先月末にニューヨークに行っていたのだが、行く前におみやげを頼んでおいたところ、期待しないでねと言いつつも、ちゃんと買ってきてくれた。それが、左の「ハリー・ポッター」のブックマークだ。これは以前サンフランシスコで買ってきた「ロード・オブ・ザ・リング」のブックマークを同じ種類のもので、ふさの付け根にチャームがついている。例えばフクロウとかバックビークとかゴブレットとかドラゴンの卵とか。。。これは日本では売っておらず、ハリポタグッズマニアとしては、去年の9月から思い焦がれていたものなので、非常に嬉しい。ブックマークとしては、チャームが重すぎて使いづらいという難点があるのだが。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
Bad Boy/Olivia Goldsmith (著) マスマーケット: 432 p ; 出版社: Signet ; ISBN: 0451204956 ; Reissue 版 (2002/01/01) <内容紹介> マリナーズがあって、コーヒーがおいしい。「全米で一番住みたい都会」といわれる街、シアトル。主人公の女性新聞記者トレイシー・ヒギンズは、毎週カフェで、地元IT企業に勤めるオタク系青年の親友(恋人じゃない)ジョンとのお互いの恋愛下手を告白する日常だ。そのジョンを「マイ・フェア・レディ」よろしくワイルドでカッコいいバッド・ボーイに返信させたトレイシーだったが・・・!意地の張り合い、すれ違い、迷走するロマンスの結末は?トレンディ&クールなノンストップ恋愛コメディ。
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| 2005年03月09日(水) ■ |
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| 紀伊国屋洋書バーゲン&ラジオ講座テキスト |
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タカシマヤで今日から開催されている、紀伊国屋の洋書バーゲンに行った。だんだん回数が少なくなってきて、今では年に一度になってしまい、寂しい限りなのだが、そのせいか、結構混雑していた。
今までだったら、また次のバーゲンで買おうと思ってやめておくようなものも、年に一度だからと無理に買い込んだり。せめて2回くらいはやってほしいなあ。おととい池袋のジュンク堂でもバーゲンをやっていたが、紀伊国屋と比べて高いし、出ている本の点数も全然少ない。
今日は、先日購入したばかりの、オースターとダイアナ・ガバルドンの本が、両方とも¥420になっていたのがショックだったが、こればかりは仕方がない。よくあることなので、見なかったことに・・・。
ちなみに今日バーゲンで買った本だが、気づいてみれば、サマセット・モームとファンタジー以外は、全て女性作家の本だった。これは、女性作家が好きってこととは違う。バーゲンだから、定価なら買わない本も、この機会に買ってみようということの結果がこれ。この中で好きなのは、アリス・ホフマンくらいのものだから。
とはいえ男性作家で、これ!というのが見当たらなかったのも事実。男性作家はミステリが多く、かといって、お決まりのジェームス・パタースンとかスチュアート・ウッズなんかは、もう嫌というほどため込んでいるし、キングなんかはしばらくいらないって感じだし、他に読みたいと思う作家もいない。ジョナサン・レセムを買おうかどうしようかと迷ったが、どうも読みそうにもないので、やめた。
ところで、NHKラジオ講座「原書で読む世界の名作」4月〜7月のテキストだが、今回はバーナード・マラマッドで、その短編集の中から4作をやる予定。しかし、今回は2冊使用するらしい。もう1冊(『The Magic Barrel』Farrar Straus & Giroux社版)は現在出版社(アメリカ)にて増刷中のため未入荷とのこと(とはいえ、同じ出版社でも何冊かあるので、どの版か不明)。
また、この研究社の本はすでに絶版(?)。しかも増刷予定なしとのことなので、必要な方はお早めに!というか、なんでそんな本を使うんだろう?NHKのこの講座で取り上げると、あっという間に売れてしまうのに。それに、2冊使うくらいなら、「全短編集」を使ったほうが安い。
あるいは、1冊の本の中から作品を選べばいいのに。絶版の本を指定しても無理がある。講師も講師だが、NHKも機転がきかない。使用する4作をまとめて、新たにテキストとして出すってわけにいかないのだろうか?絶版では仕方がないと、ぎりぎりそうなったりしたら、せっかく買ったのに嫌だなあ。。。
私はまさにプロジェクト推進中の「全短編集」を持っているのだから、買う必要もないとは思うけど、先生が「何ページの何行目」と指示したときに、違う本だと分かりにくいし、それをさがしている間に他の説明にうつってしまい、結局まともに聞けなくなるから、指定のテキストを買うのだが、今回みたいなのは、非常に困る。
〓〓〓 BOOK
◆紀伊国屋プロパー
『マラマッド短編集 研究社小英文叢書 (201)』/マラマッド (著), 酒本 雅之 (解説注釈) ¥1365 −: 130 p ; 出版社: 研究社出版 ; ISBN: 4327012017 ;
※NHKラジオ講座「原書で読む世界の名作」4月〜7月のテキスト。
◆紀伊国屋洋書バーゲン(1)
『All He Ever Wanted』/Anita Shreve ¥1022→¥420 ペーパーバック: 10 p ; 出版社: Back Bay Books ; ISBN: 0316735736 ; (2004/01/20)
『The Probable Future』/Alice Hoffman ¥1090→¥420 ペーパーバック: 336 p ; 出版社: Ballantine Books (P) ; ISBN: 0345455916 ; (2004/06/01)
『Good Grief』/Lolly Winston ¥1022→¥420 ペーパーバック: 368 p ; 出版社: Warner Books Inc ; ISBN: 0446694843 ; (2005/04/04) From Publishers Weekly 「悲しみはもう動きだしている。悲しみは早起きで、べたつく両腕を私の首に巻きつけ、熱くて臭い息を私の耳に吹きかけながら待っている」。ソフィー・スタントンは、未亡人になるにはあまりに若すぎると感じている。結婚後わずか3年で、最愛の夫イーサンを癌で亡くしてしまったのだ。彼女の苦しみも知らずに世界は回り続ける。彼女にとって唯一賢明と思える行動は、家に閉じこもり、真夜中に人目を忍んでコンビニへ行き、そこで買えるものだけで生活することだった。何もかもがつらい。イーサンにかかってくる勧誘の電話、イーサン宛の手紙、いまもイーサンの匂いがするシャツ。
初めのうちは優しく憂いに沈んだ「良い」未亡人のソフィーだが、ある日ガレージの扉を車で突き破ってしまい、それから何かプツンと切れる。バスローブ姿で職場に現れたり、店のディスプレイの下に隠れたり…。上司に休みを取るよう勧められた彼女は、家を売却し、親友ルースと暮らしながら再出発するためにオレゴン州アッシュランドに移り住む。悲しみも彼女についてくる。しかし、ボランティア仲介所から放火癖のある10代の問題児の世話を任されたり、魅力的な男優につきまとわれたり、地元のレストランでデザート作りの仕事を始めたことで、ソフィーはこれまで自分に取り付いて離れなかった苦悩について深く考えざるを得なくなる。
喪失を悲しくも見事に描いた作品。著者ウィンストンが全編にわたってヒロインと物語に染み込ませた優美さ、ほろ苦いユーモア、鮮烈な迫真性は、読む者の心をがっちりとつかんで放さない。ソフィーはひどく傷ついてはいるが、ひょうきんで、新鮮で、じつに説得力がある。一瞬たりとも陳腐なところがない、ウィンストンのすばらしいデビュー作。 Copyright c Reed Business Information, a division of Reed Elsevier Inc. All rights reserved.
『The Devil Wears Prada』/Lauren Weisberger ¥1102→¥420 ペーパーバック: 320 p ; 出版社: Broadway Books ; ISBN: 0767914767 ; (2004/04/01) 内容(「MARC」データベースより) ファッション誌の編集長アシスタントの職を得たアンドレア。でも、女編集長ミランダのわがままに翻弄されて、もう気が狂いそう! 生き馬の目を抜くファッション界に飛び込んだアンドレアの奮闘ぶりを辛口ユーモアで描く。
『Lots of Love』/Fiona Walker ¥1323→¥420 ペーパーバック: 662 p ; 出版社: Coronet Books ; ISBN: 0340836814 ; (2004/05) ※画像とリンクは Amazon.co.uk
『The Dreaming Stones』/Sarah Harrison ¥1480→¥420 ペーパーバック: 592 p ; 出版社: Flame ; ISBN: 0340767588 ; (2003/07/21)
『He's Got To Go』/Sheila O'Flanagan ¥1480→¥420 ペーパーバック: 608 p ; 出版社: Headline ; ISBN: 0747266360 ; (2003/05/27)
『In A German Pension』/Katherine Mansfield ¥1516→¥730 ペーパーバック: 112 p ; 出版社: Hesperus Pr ; ISBN: 1843910411 ; (2003/04/01)
『Lois The Witch』/Elizabeth Gaskell ¥1580→¥730 ペーパーバック: 112 p ; 出版社: Hesperus Pr ; ISBN: 1843910497 ; (2003/07/01)
『Of Human Bondage』/W. Somerset Maugham ¥1577→¥730 ペーパーバック: 640 p ; 出版社: Penguin USA (P) ; ISBN: 0140185224 ; Reprint 版 (1992/02/01) 内容(「BOOK」データベースより) 自分は読者を楽しませる一介のストーリー・テラーだと言って憚らなかったモームが、唯一自分自身のために書いた精神的半自伝小説。不自由な足ゆえに劣等感に苛まれ続けるフィリップに、自らの精神形成を託して描いた人生遍歴の物語。
『The Spook's Apprentice』/Joseph Delaney ¥1943→¥950 ハードカバー: 324 p ; 出版社: Bodley Head Children's Books ; ISBN: 0370328264 ; (2004/07/01) ※画像は Amazon.co.uk
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| 2005年03月08日(火) ■ |
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| 月の住民を記す古史古伝の登場 |
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ユダヤ関連の本を検索していて、これはどうしても読まなきゃ!とわくわくしてしまったのが、今日読了した『竹内文書と月の先住宇宙人』だ。そもそも不思議な古文書「竹内文書(たけのうちもんじょ)」の存在は知っていたものの、一体どんなものなのかまるでわからず、常々内容を知りたいと切望していたのだ。
しかし、たとえ目の前にあったとしても、たぶん全然読めないだろう。なぜなら「神代文字」というハングル文字にも似た文字で書かれているからで、だからこそ偽書であるという汚名を着せられたりしているのだが、今回の本で、だいたいの内容はわかった。
古事記と日本書紀(合わせて記紀)は、神武天皇を始まりとする日本の国史がえがかれている(ということになっている)のだが、「竹内文書」は、さらにそれ以前、天照大神を祖とする神々が、宇宙開闢を行うところから書かれているのだ。ところが、「竹内文書」が世に公開されたのは、明治になってからで、これは詐欺であるとして裁判まで開かれた。それはなぜか?といったことが、あれやこれや書いてあるのがこの本だ。
で、これがどうしてユダヤに関係してるわけ?と思うのだが、目次には次のような項目もある。
「天照大神とイエスは「光」でつながる」 「血統的ユダヤ人と日本人のルーツは同じ!?」 「聖書と日本の古史古伝の驚くべき共通性」 「神道、天皇、そしてイスラエル」 「「籠神社」と『旧約聖書』をつなぐ謎」
などなど・・・。とにかく、日本人とユダヤ人は祖先が一緒ってことらしく、ユダヤ教=神道みたいな?で、神の国と地球の間(つまり月)には、超文明をもった本物の日本人が住んでるらしいってわけなんだな。だから宇宙人はモンゴロイドなんだって!ぢ、ぢゃあ、今ここにいる日本人は何者?(^^;
たしかにアポロ宇宙船によるUFOの写真なども多々あって、月に住んでいるというか、月を基地にしているであろう宇宙人はいるかもねと思ったりもするけど、それがまさか日本人だったとはねえ〜!人類に文明を授けた神はプレデターだったというのと同じくらいに笑える。
それに、「竹内文書」によれば、天照大神も神武天皇も、仁徳天皇も聖徳太子も、イエス・キリストも、全部同一人物だったらしいよ〜。それは、名前に同じ字が入っているからという理由なのだが、じゃ、私と同じ字が入っている名前の人は、みな同一人物なのか?ってことになっちゃいますよねえ。
「竹内文書」と月の宇宙人という組み合わせは良かったが、月にいるという宇宙人(日本人)の情報が少ないし、説得力に欠ける。でも、久々に「月空洞説」を見た。つまり、住むとすれば月の内部に住んでいるってことになるのだが、月が空洞だってことは、月震などから判断して、私もそうじゃないかとは思っているのだが、その中に「日本人」が住んでいるとは思わなかったなあ。
で、アメリカのロズウェルに墜落したUFOに載っていた宇宙人が、調べてみたらモンゴロイドだったので、モンゴロイドを軽蔑しているアメリカ人は、自分たちよりもモンゴロイドのほうが文明が進んでいるとは認めたくなくて、証拠を隠蔽しているらしいよ。しかし、なにしろ「竹内文書」では、日本が世界の中心らしいから、いくら隠蔽しても、いずれは・・・。
というか、キリスト=天照大神だから、キリストの再臨の時に、天照大神も現れるってわけで(多次元同時存在の法則というのがあるらしい)、そのとき初めて、世界の中心は日本であるということが明かされるわけ。
とにかく、このところ読書が遅々として進まずにいるのだが、久々に夢中になって読んだ。かなり笑わせてもらいました。でも、こういう本て大好き。古代の神々の名前を読むのが、かなりしんどかったけど。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『竹内文書と月の先住宇宙人 超知ライブラリー (007)』/飛鳥 昭雄 (著) 単行本: 339 p ; サイズ(cm): 20 出版社: 徳間書店 ; ISBN: 4198619492 ; (2004/11/20) 出版社 / 著者からの内容紹介 竹内文書に記された超古代情報が最先端宇宙人情報から証明されるという驚くべき事態を伝える衝撃の書。
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| 2005年03月07日(月) ■ |
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| 「カロン」 |
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お付き合いの一環で、日本映画「カロン」を観に行くことになった。もともと日本映画にはあまり興味がないのと、レイトショーしかない(しかも池袋だし)という時間的なものとで、全然気が進まなかったのだが、チケットも買わされたことだし、行くと約束もしてしまったので、なんとか重い腰を上げて観に行った。
映画はさておき、この「カロン」とは、冥王星の衛星の名前である。映画の主人公の名がカロン(もちろん偽名)というのだが、その由来を説明するところで、「ニュー・ホライズン計画」というのが出てきた。
これは2006年に始まる冥王星探査のミッションの名前で、このミッションでは、冥王星とその衛星であるカロン、さらにはその先のカイパー・ベルトまでを調査する予定。人類が一度も見たことのない惑星と衛星に旅立つわけだ。
ここで、なぜこれに注目しているかというと、このミッションが始まるまでにNASAに名前を登録すると、自分の名前がCDに記録され、冥王星まで運ばれるというオプションがあるからだ。自分はたぶん宇宙には行けないが、自分の名前は太陽系の果てまで飛んでいくということだ。まさに大宇宙のロマン。
私も早速登録して、その証明書をもらった。なんか、わくわくする。興味のある人は、以下のURLから登録できるので、やってみてください。ちなみに無料です。証明書は自分でプリントアウトすること。
http://pluto.jhuapl.edu/ecard/sendName_ecard_content.html
〓〓〓 BOOK
◆Amazon
『竹内文書と月の先住宇宙人 超知ライブラリー (007)』/飛鳥 昭雄 (著) ¥1680 単行本: 339 p ; サイズ(cm): 20 出版社: 徳間書店 ; ISBN: 4198619492 ; (2004/11/20) 出版社 / 著者からの内容紹介 竹内文書に記された超古代情報が最先端宇宙人情報から証明されるという驚くべき事態を伝える衝撃の書。
◆マーケットプレイス
『ユダヤを知る事典』/滝川 義人 (著) 定価: ¥2625 ユーズド価格 : ¥1380+送料¥340=¥1720(BOOKS yurie) 単行本: 291 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 東京堂出版 ; ISBN: 4490103638 ; (1994/05) 内容(「MARC」データベースより) 世界史のなかで精神文化や芸術・科学に多大な貢献をしながら、さまざまな差別を受けてきたユダヤ人。その民族の2000年の流浪と迫害の歴史、ユダヤ教とユダヤ人、現代のイスラエルについて語る。
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| 2005年03月06日(日) ■ |
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| シャーロック・ホームズ |
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現在 【BOOK CLUB】 で、「シャーロック・ホームズ特集」をやっているので、持っている 『シャーロック・ホームズ大全』 から、短編集『シャーロック・ホームズの冒険』を読み始め、以下の4作を読んだところ。 ・「ボヘミア家の艶聞」 ・「赤毛クラブ」 ・「花婿の行方」 ・「ボスコム谷の謎」
どれも面白かった。短編なので、依頼人が事件の捜査を依頼したと思ったら、次の展開では、もう解決しているといったスピーディなものなのだが、それでもホームズが事件を依頼された時点で、一体どうやって謎を解くのだろうかと、まるで見当もつかないのに、ホームズの見事な観察眼により、あっという間に一件落着となる。
ホームズの謎解きは一点の曇りもなく、まるで数学の問題でも解いているかのようだ。あるいはパズルか。そういう思考は大好きなので、ホームズにはこのままはまるだろう。
かのジョージ・オーウェルも、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズものは、「B級ではあるが間違いなく面白い小説」と評している。たしかに純文学からすればB級なのかもしれないが、何も純文学にこだわっているわけでもなし、面白ければいいじゃないかと思う。
角川の「BOOK PLUS」から出ている小説(タイトル失念)にも、この「ホームズ全集」にはまって、すっかり推理小説ファンになり、挙句の果てに父親を殺すことを思いつき、実際に殺してしまったという話があった。きっかけはホームズだったのだ。
最近は、「ミステリ」という言葉ばかり使っていたので、今自分で「推理小説」という言葉を書いた途端、そうか、これは「推理小説」なのかと思い当たった次第。シャーロック・ホームズに関しては、日本語で言ったほうがぴったりくるなあと。
しかしホームズの場合は「推理」であって、けして「推測」ではない。上に書いたように、数学の問題を解くように、はっきりと答えが出る。そんなところが非常に気持ちがいい。余計なことも言わない(推測はしないからだ)。
白黒はっきりしたのが好きな私としては、こういう話の結末は、かなり好み。爽快な気分になる。まだまだシャーロッキアンにはほど遠いが、近いうちにそうなるかも。平凡な日常に退屈している人には、シャーロック・ホームズはお薦め。夜更かし間違いなし。
〓〓〓 BOOK
◆マーケットプレイス
『聖書時代史―旧約篇』 岩波現代文庫/山我 哲雄 (著) 定価: ¥1,155 ユーズド価格 : ¥550+送料¥340=¥890(古書苑にしき) 文庫: 305 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 岩波書店 ; ISBN: 4006000987 ; 旧約篇 巻 (2003/02) 内容(「BOOK」データベースより) 旧約聖書はイスラエル・ユダヤ民族の波瀾万丈の歴史を記すが、そこで描かれるのはあくまで、後の時代に「信じられた」歴史である。本書は最新の歴史的・考古学的研究の成果を盛り込み、イスラエル人のパレスチナ定着からローマのユダヤ征服に至るまでの聖書の記述の背後に、どのような「もう一つの」真実の歴史があったのかを明らかにする。
※早稲田の講座「古代イスラエルの歴史」で使用するテキスト
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| 2005年03月05日(土) ■ |
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| 古代イスラエルの歴史 |
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早稲田に再び電話をして相談した上で、結局「古代イスラエルの歴史」を取ることにした。「アラブとイスラエル」も、一応キャンセルを待って、もしキャンセルがあったら、その時点で取り替えてもらうということになった。とはいえ、キャンセルがそんなに出るとは思えないので、ほぼ確実に「古代イスラエルの歴史」を取るとこになるだろうと思う。両方とも前期だけなので、後期は出遅れないように心がけておこう。
テキストの 『聖書時代史―旧約篇』 も普通なら学校で直接買うのだが、その前にマーケットプレイスで安くなっているのを見つけてあったので(新品らしい)、そちらにオーダーしてしまった。たとえ万一不要になっても、旧約聖書に関する本なので、「アラブとイスラエル」の講座でも、資料として使えるだろう。
で、「古代イスラエルの歴史」は、「総合英語」と同じ曜日の同じ時間なので、英語のほうは必然的に取れなくなったというわけ。「来年もよろしく!」とおっしゃっていた横山先生を裏切ることになるけれど、ま、しょうがない。できれば両方取りたいのだが・・・なんて、はなから無理だとわかっているから言えること。
にしても、自分がイスラエルやユダヤ関連の勉強をするとは考えてもいなかった。なんで、あんなに戦争ばかりしているんだろう?とか、なんでテロなんかするんだろう?とか、なんで?なんで?という疑問は常に持っていたのだが、古代のイスラエルから勉強するなんて、自分のことながら驚き。
でも本を検索していて、古代の日本とユダヤには密接な関係があるとか、ユダヤから来た日本の妖怪とか、どうしてもそういうほうに目が行ってしまって、本当に真面目にやれるのかどうかが心配というのもある。(^^;
ああ、そうだ!古代イスラエルのほうは、聖書も用意するんだった。それで、「旧約ですか新約ですか」と聞いたところ、センターの人は「たぶん旧約でしょう」と言うのだが、私は新約だと思う。ミッションスクールだったから、新約聖書は持ってるからいいけど、旧約だったら探さなきゃならない。「旧約聖書」って形になってるものを見たことがないんだから。
どうしてか?と言えば、「旧約聖書は、一冊の本ではない。39書の正典と、外典(続編、カトリックのみ採用)からなっていて、「旧約全書」と考えたほうがよい」というわけだからだ。「旧約聖書」を用意しなさいと言われたら、大変なのだ。
●旧約聖書とは
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| 2005年03月04日(金) ■ |
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| Malamud Year |
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雪。関東地方にも大雪予報が出て、テレビでも大騒ぎだったが、実際はそれほどでもなかった。これくらいなら、そんなに騒ぐ事態じゃないでしょうに、という感じだが、それでも交通機関が乱れるなど、東京って自然に弱い。早稲田も午前中休講とかで、だったら去年の台風の時にも休講にしてほしかったよねえって感じ。あの時のほうが被害は大きかったぞ!<個人的に
ところで、早稲田の講座「アラブとイスラエル」は、電話で問い合わせをしたところ、すでに定員に達しているため、あとはキャンセル待ちですと言われてしまった。せっかく取りたい講座があったというのに、時すでに遅し。とはいえ、一般の受付は今日からだから、皆狙っていたんだろうなあ・・・。このぐうたらな私が受講したいと思うのだから、他にそう思う人は山ほどいるってことだろう。
てことは、やっぱり総合英語か・・・というのも、なんだか気が進まないし。で、ウェブでバーナード・マラマッド研究のページを見ていたら、「ユダヤの歴史、宗教、思想は、マラマッドの作品を深く理解する上で不可欠である」とあった。
だったら、「古代イスラエルの歴史」でもいいかなと。とりあえずそのルーツは勉強できるわけだし、選民意識などの思想的特徴については学べると思うんだけど、その手の本を読めば、得られる知識でもある。
ところが、ユダヤ関連の書籍を探してみると、ユダヤに学ぶ金儲けの仕方(ロスチャイルドか)とか、古代日本とユダヤの怪しい関係とか、そんな感じのものが多く、真面目な研究書というのは、案外少ない。一般人にはなかなか得られない知識のようで、だからこそ大学の講座に人気が集中するのかなと。
タイミングのいいことに、4月からのNHKの「原書で読む世界の名作」でも、マラマッドをやるらしい。マラマッドの文章は、割に平易な単語を用いているので、ただ読むだけならするっと読めてしまうのだが、平易な単語には、深い意味が隠されているのかもしれないし、意味がたくさんある場合には、どの意味をとればいいのか悩むことも多く、結構難しい。ラジオ講座でいくつか詳しく解説してもらえることは、非常に役立つことだと思う。
なんだか、今年は「Malamud Year」って感じ。個人的な都合だけど、追い風が吹いてきたところで、やっぱり今年がんばらないといけないな。
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| 2005年03月03日(木) ■ |
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| アラブとイスラエル |
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バーナード・マラマッドの作品を読んでいて、前から思っていたことだが、ユダヤ人について(そもそものユダヤ教とか、その社会とか考え方とか)、何も知らないなという思いを新たにした。
マラマッドは、アメリカでの民族差別も批判しているようだが、一方でユダヤ系の人たちのことも批判しているように感じる。旧約聖書の記述から、ヒトラーの虐殺まで、歴史の一面としては知っているが、その中で当のユダヤ人は一体何を考えてきたのだろうか、第二次大戦以降は、どのような社会を築いてきたのだろうかと考えると、まるでわからないのだ。
ユダヤ人の知り合いはいないし、近くに中国系や韓国系のようなコミュニティもない。まるで知らない。「神に選ばれた民」とは、一体何者なのだろう?それに、マラマッドの民族差別に対する批判はわかるが、自身が属するユダヤ系の社会の批判とは、どういうことだろう?
これでは知識が不足であると、まだ受講する講座を決めていない早稲田の講座案内を見たら、相当する講座があった。個人的には、旧約聖書に基づく古代史のほうが面白そうだと思ったが、当初の目的にはちょっと外れる。それはそれで、けして無駄ではないとは思うが、手っ取り早く現在のユダヤ人社会について知りたいと思ったら、以下の講座かなと。
「アラブとイスラエル」
ところが、これが人気があるようなのだ。ウェブ上ではすでに締め切り。なんで?あちらこちらでアラブ系のテロが頻発する世の中だからか?というか、やはりアラブ社会は、日本ではわかりにくい(特に宗教観が)のだろうと思う。ともあれ、明日、電話で問い合わせてみよう。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『木曜日の朝、いつものカフェで』/デビー マッコーマー (著), Debbie Macomber (原著), 石原 まどか (翻訳) 文庫: 511 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594039405 ; (2003/04) 内容(「BOOK」データベースより) 夫を亡くし孤独な日々を送る五十七歳の病院事務局長リズ、離婚した夫が許せないクレア、手芸洋品店を経営するジュリア、女優を夢見る若いカレン―四人は、ふとしたことから知り合い、毎週木曜日の朝にカフェで、近況を語りあう。年下の小児科医に惹かれるリズ、高齢での妊娠に動揺するジュリア、もと夫の末期ガンを知ったクレア、姉が家庭内暴力被害者と知って悩むカレン。四人の女性は励まし合い、支えあいながら、それぞれの解決を見つけていく。女性小説の巨匠が描く感動の人間ドラマ。
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| 2005年03月02日(水) ■ |
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| 『The Lord of the Rings』 50周年記念版 |
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ああ、またこんなものを見つけてしまった! もちろん『指輪物語』といえば、“赤表紙本”である。で、それはもう買ってある。しかし、これは青表紙ではあるが、「50周年記念」バージョンという聞き捨てならない本なのだ。表紙のイラストはトールキン本人のものである。ほ、欲しい!またしてもコレクター魂に火がついてしまった!マーケットプレイスで買えばだいぶ安くなるが、こういうものは古本で買ってはいけない。何とかしよう・・・。
The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition/J. R. R. Tolkien (著) U.S. 定価: $100.00 価格: ¥9,324 (税込) OFF: ¥1,645 (15%) 新品/ユーズド価格 : ¥7,925より 発送可能時期:通常7〜8日以内に発送します。 革装本: 1157 p ; 出版社: Houghton Mifflin (T) ; ISBN: 0618517650 ; 50th Annv 版 (2004/10/21)
たまたま、今日から再び 『The Lord of the Rings』 を読み始めている。というか、昨年購入した Audio Book を聴き始めた(これを全部聴くというのは今年の目標のひとつでもある)。それと一緒に、本も再読(これで6度目)。いくら内容を知っているとはいえ、全部を耳だけで聞き取るのは、難しい。購入したものは完全版で、短縮版ではないから、本を読みながら聴けるのが良い。音楽も入っているし、朗読も達者なので、飽きずに聴けるだろう。
◆【BOOK CLUB】のお知らせ
「シャーロック・ホームズ特集」
指定作品はありません。ホームズ関連作品であれば、何でも結構です。作品の感想だけでなく、ホームズの魅力や様々なエピソードなど、楽しく語りましょう。読了期間も関係ありませんので、随時ご参加ください。
『シャーロック・ホームズ大全』/コナン・ドイル (著), 鮎川 信夫 (翻訳) 単行本: 605 p ; サイズ(cm): 26 x 19 出版社: 講談社 ; ASIN:4062029650 ; (1986/09)
出版社/著者からの内容紹介 コナン・ドイルの珠玉の作品47編と華麗なホームズ・ファッションを満載した原著のイラスト200点収録
ホームズに関する研究書も、いまなお新たな視点や考察にもとづくものが、次々に発表されているのが現況だ。もはや古典に組み入れられるべき作品群でありながら、これくらい長年月の間、各国の大勢の読者に読み継がれてきたということは、過去1世紀半に及ぶ推理小説史をふり返っても、稀有の現象といえるのではないだろうか。だが、よく考えてみると不思議でも何でもない。“本格推理小説のバイブル”といわれる、作品自体の優れた物語性もさりながら、それだけシャーロック・ホームズの人間像に、時代を超越したキャラクターの魅力があるというだろう。──山村正夫
目次 シャーロック・ホームズの冒険 シャーロック・ホームズの回想 シャーロック・ホームズの帰還 シャーロック・ホームズの最後の挨拶 緋色の研究 4つの署名 バスカビル家の犬
※この本は一例です。この本には限りません。 ※【BOOK CLUB】はこちら ※お気軽にご参加ください。
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| 2005年03月01日(火) ■ |
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| 『木曜日の朝、いつものカフェで』 |
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今日から早稲田の講座の申込が始まったのだが、まだ決めかねている。今年の5月、6月は休まなくてはならなくなる予定なので、取っても無駄だと言われたからだ。例えば総合英語などは、おそらく後期からでも取れるけれど、それもなんとなく中途半端だし、前期で取りたいと思っていた授業も、後半に休まなくてはならないとなると、たしかにもったいない。どうしよう・・・。
昨日の「マツケンサンバ�供廚里�かげで、すっかり疲れ果て、早く決めなきゃなあ〜と思いながらも、全くその気にならず。帰宅したアポロ13号に再度相談してみたものの、「まだ受ける気でいたのか」と言われてしまったので、相談するだけ無駄だった。
「今年やらなければならないこと」のためには、総合英語を取っておいたほうがいいとは思うのだが、実際に講座の予習・復習をしている暇がないだろうという予想。だとすると、ただ出席するだけという状況で、しかも途中で休まなくてはならないとなると、やっぱり無意味だろうか。
などなど、考えが堂々巡りするばかりで、一向に結論が出ない。他の人たちはどうするんだろう?とは思ったが、答えはだいたいわかっているから、聞いてもしょうがないか。
先月末から、ずっと読書も進まず、なんだか無駄に時間を過ごしているような感じなのだが、3月からはちゃんとやろう!なんて考えていたのに、3月初日にこんな状態なので、やっぱりダメみたい。山寺にでも登るか、どこかで滝にでも打たれて気合を入れ直さないと、いつまでたってもヘロヘロしてるかも。
この間、病院の待ち時間に読むつもりで、デビー・マッコーマーの 『木曜日の朝、いつものカフェで』 を持って行ったのだが、これも 『The Jane Austen Book Club』 と同じような感じで、「日記の書き方講座」で知り合った女性4人が、毎週木曜日の朝、カフェに集まって話をするという内容だった。ただし、こちらは集会のテーマとするものは特にない。
女性って皆、こうして大儀面分をつけて集まり、お互いの話をするのが好きなのだろうか?この手の設定の話は、結構多いような気がする。作者のデビー・マッコーマー自体も、こうした集まりを開いているらしい。たしかに家庭を持ったりすると、「毎週○曜日は○○会があるから」という口実でもないと、なかなか家から出られないものだとは思うけど。
話の組み立ては、半分が彼女たちの日記で、半分は作者が語り手になって、それを第三者的に見て、それぞれの生活を繋げているというようなもの。読んでいると、日記の部分が邪魔に感じる。自分の日記に、こんな風に書くかしらん?と思ってしまうのだ。翻訳もわざとらしい感じがして、背中がぞくぞくしてくる。これと比較すると、やっぱり 『ブリジット・ジョーンズの日記』 は、うまく書かれているなと思う。
それとも、日記とはそんな風に書くものなのだろうか?私も「日記の書き方講座」に通わなくてはいけないかな?
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