2003年05月24日(土)

7回忌


彼らを忘れないように。
毎年この日だけは、静かに。
ただ静かに祈ろう。
彼らのために。
私たちのために。



2003年05月10日(土)

頼まれてないけどあなたの為に。


キレイになりたい。
女の子らしくなりたい。
かわいいねって言われたい。

遅すぎですが、自分を飾ることに少しづつ興味が出てきました。
好きな人が出来るとキレイになるって本当かもなぁ。
外見だけ磨いたってダメなのはわかってるけど、
それでも振り向いて欲しくて。
好きな人に、褒めてもらいたくて。

でも、なんだか、叶いそうにないけれど。

今日は体育祭の為にマニキュアを買ってきましたよ。
今年は青軍なので、水色のマニキュアです。
あと初めて化粧品など買ってみました。
以前、何から始めたらいいんだろー、と相談した時に
クリアマスカラ買ってみればー?と言われたので買ってみました。
でも効果がよくわからないので今度普通のマスカラを買います。
何処のがいいんだろう。それもわからん。
オススメがあったら掲示板かメールにてどなたか教えてください。

体育祭がとても楽しみです。
青軍と言うことで、「海っぽく」をテーマにするそうです。
ありきたりだけど。
衣装の打ち合わせも昨日やりました。女の子はお姫様ドレスになる予定。
私、衣装係なんで、頑張って作ります。
以外と手先は器用な方なので燃えてます。うおお!
みんなでティアラ揃えよー!とか言ってます。いいなー。
A君は団長なので、王様ってことで、クラウン載せるらしいです。
想像するとなんかセクシー(笑)。
チャンスがあったら一緒に写真を撮ってもらおうと計画しています。
誰にもA君のことがお気に入りとは言っていないので、
どうやったら怪しまれずに友達が協力してくれるのか考え中です。

ていうかテスト1週間前なのに…。
体育祭のことで頭がいっぱいで勉強に集中してません。
初めてのテストで赤点取りたくないし、
みんなにバカだと思われるは嫌なので、
とりあえず平均は行くようにしたいです。
うー、日本史と数学と英語やらねば。



2003年05月07日(水)



今日は三食ちゃんと取りました。
そんな自分に少し自己嫌悪してみたり。

今日はA君と初会話です。自分でもビックリです。
かなり頑張りました。
中学の時から既にそういう感じではあったんですが、
男子と喋れないのです。何話したら良いんだ…。
高校に入ってからは、むしろ近寄らなくなりました。
一言二言話すのにも、かなり苦しいです。
去年はほとんど喋りませんでした。
A君は、ギャル系の女の子ともバリバリ話す人なので、
私からすればかなり遠い存在です。ていうか目立つ系です。
遠巻きに見るだけで精一杯です。住んでる世界が違います。

で、今日の話なんですが。
ホームルームの時間に、運動会の応援歌を決めていたんですね。

・空に歌えば
・いかすぜOK
・夏色
・TUBE
・ブルーハーツ
・ハイロウズ

と、こんな感じで候補曲が上がっていたのですが、
最後の三つは明らかに曲名でなくバンド名なので
歌いたい曲を挙げたり、他の曲を挙げてくださいとのことでした。
席替えをしてから、柴田、真ん中の一番前なのです。
目の前には団長のA君と副団長の女の子が司会をやっております。
意見を言う又とないチャンス!
勇気を出して、「ブルーハーツの『ハンマー』。」と意見を出してみました。
副団長の子は、「え?(何それ?)」位だったのですが、

A君 「知ってる、それ!(歌う)…ってヤツだろ!?」
柴田 「(よくわからないが頷いて)うん、かぶらなそうじゃん?」
A君 「あー、確かにかぶんないよなー」

祝・初会話。

夢のようです。信じられない。喋らないまま卒業すると思ってた。
他人からすれば、超・些細なことですが、私からすれば一大事です。
うひゃーーーーーーーーーーーー。(舞上がってます)
私、ブルーハーツもハイロウズも大ファンなので、
A君がハンマーを知っていたのもかなり嬉しかったです。

この後、「空に歌えば」と「いかすぜOK!」がわからない人の為に、
司会の二人が着メロをみんなに聞かせたのですが、
A君のケータイに「いかすぜOK!」の着メロが!好きなのかなぁ。

そして決を取ったのですが、ここで柴田、失敗をしてしまいました。
せっかく「ハンマー」を挙げたのに、
「いかすぜOK!」の方に手を挙げてしまったのです。

A君 「っておい、ハンマーは!?」
柴田 「あ!(気付く)もう挙げちゃった」
A君 「挙げちゃったのね…」

ははは恥ヅカティー!

でもとりあえず今日は幸せです。
歌まで歌ってくれたし…(ちょっと違うけど)
うーん、眠れなそう。



2003年05月02日(金)

恋してません


昨日、A君と彼女の話や、A君のちょっぴり過去のことを聞いて、
フワフワしていた気持ちが、湿気を吸って、重くなった。

あたし、たぶん、A君に憧れてるだけなんだ、きっと。
A君て、あたしの理想像で。
しっかりしてて、気配りが出来て、気さくで、
運動が出来て、細身で、筋肉質で、カッコよくて。
そして、短髪と眼鏡が似合うの。
あ、これって、理想って言うか、好み?
外見はともかく、遠くから見ているだけだから
中身は必ずしもそうとは限らないけれど、
でも、友達は多いみたいだし、魅力のある人なんだろうな。

今日、A君を見て、彼の声を聞いた。
だけれど、昨日と比べて、全然ドキドキしなかった。
休み時間、運動会の役員について連絡する姿に、
授業中指名されて答えるその声に、
何故だかまったくドキドキしなかった。

彼女との話を聞いて、冷めちゃったんだと思う。
こういう気持ちになるのは早い方がいい。
ドツボにはまらないうちに、なるべく早めが。
過去にもこんなことがあった。
恋愛感情じゃないのはわかっていたんだけれど、
「彼氏」という言葉に憧れて、
一人のことをずっと考えていたら、
その人のことが頭から離れなくなっていた。

A君には憧れていただけで、好きとかそういうのじゃない。
憧れの芸能人をそのファンが見ているようなものなんだ。

でも。
昼休み、いつもはすぐに鞄を持って教室を出ていくA君が、
たぶん、運動会絡みのことで、教室に残って何か書いてた。
朝も食欲なくて、頑張ってバナナ食べてきただけなのに、
なんか、お昼になっても食べる気になれなくて。
「紀央、ご飯は?」
って友達に言われたから、
「食べる気しない。」
って答えたら友達が本気で心配して、
食欲がないのは副交感神経がどうのこうの…と説明してくれたけれど、
あたし生物じゃなくて地学取ってるので、よくわかりませんでした。
昨日のフワフワした気持ちが、湿り気を帯びて、重くなってる。
息苦しい。体が重い。でも、地に足がついていないような変な感じ。

A君が、仕事が終わったのか、鞄を持って教室を出て行った。
そうしたら、とたんに食欲がわいてきた。

これって、絶対A君の所為だ。

食べる気しな〜い、と言っておきながら、
その後、結局全部食べてしまった。

A君の姿にも、声にも、休み時間の楽しそうな表情にも、
昨日とは打って変わってドキドキしないのに。
A君を目線で追うような、情けないこともしようと思わないのに。
どうしてだろう。息苦しい。

家に帰っても、あまり食欲が湧いてこなかった。
まぁ結局、出された分は食べたんだけど。

そう言えば、A君を気にするようになって、体重が減った。

2年前から比べて、ピークの時は7キロぐらい太ってたのに、
今は2年前の体重まであと2キロ。
父が退院して、菜食中心になって、春休みから減る傾向にはあったんだけど。
でも、落ちにくかった2キロが、A君を気にしだしてから、
ストンと落ちてしまった。
すごいよ、A君効果(笑)。
痩せたけど、A君よりは確実に重いだろうなぁ。
A君のが背は高いけど、彼、すごく細身だし。
あと10キロ以上落とさないとダメですね!
って、何の為に体重落とすんだか。
A君には家族公認の彼女がいるし、
大体、A君に対しては憧れの感情なのに。あぁ悶々。

ツボにはまりそうな予感、大。



2003年05月01日(木)

A君


バスケ部のAくん。
1年の時から、カッコイイなと思ってて。
でも、薄く思うだけだった。
思えば思うほど、強い気持ちになってしまいそうで、
自分を抑えていた。

今年、そのA君と、同じクラスになった。
やっぱりA君はカッコよかった。
A君が級長になった。密かに嬉しかった。
3年になって1ヶ月。
昨日、A君が夢に出てきた。
ヤバイ。気持ちが段々強くなって行ってる。
ダメだと自分に言い聞かせる。
でも、A君が気になって、A君を目で追ってしまって、
古典の時間、A君が当てられた問題を答えるその声に耳を澄ませながら、
とてもドキドキしていた。

昼休み。
今日はお弁当を忘れてきたので購買のパンを買いに行った。
かなり混んでいた。
3限の終わりにA君が、
「12時40分から運動会の役員を決めるから教室に居てください」
と連絡していたけれど、ちょっと間に合いそうになかった。
40分になってもまだ前に10人くらい居たので買わずに教室に戻ったけれど、
A君がまだ来ていなかったし、
希望の役員を言っておいてあげると友達が言ってくれたので
もう一度購買に行ってパンを買った。
教室のドアを開けたら
「紀生、何やる?あっ、何でもない!(笑)」
とA君にいきなり名前を呼ばれた。
はてなマークを飛ばしていると、
運動会の希望の役員を、
私の変わりに友達が伝えたのを忘れて聞いてしまったらしい。
席につきながら、
初めて話しかけられたのと、初めて名前を呼ばれたので(しかも呼び捨て!)
嬉しくて仕方がなかった。
嫌いな本名も、A君が呼んでくれたことで、少し好きになった。

午後の授業はフワフワしたまま受けた。
A君のことで、フワフワしていた。
昼休みにA君がかけてくれた言葉を、声を、何度も反芻していた。
先生の声が、左の耳から右の耳へすり抜けていく。

部活の時間も、フワフワしていた。
昼休みの出来事が、頭の中をグルグルしている。
フワフワ。フワフワ。
地に足がついていないみたいだ。



同じバスケ部の、Mちゃん。
でも、一緒にいる所、見たことないし。
本当なのかなぁ。
ベタベタするの嫌いなのかなぁ。

帰り道、A君と1年の時にクラスが一緒だったNっちにその事を聞いてみたら、
「あ〜、そうらしいね」。
ガックリ。やっぱり。そうなんだ。

Mちゃんは、部活の先輩の、ナツミさんの妹さんだ。
Nっちがナツミさんから聞いた話だと、
ナツミさんが家に帰ったらタッチン(A君)が鍋を食べていたらしい。
しかしナツミさんは、
「あたし、タッチン好きだから、まっ、いいかと思って
一緒に食べちゃった〜」
だそうだ。ナツミさん最高。
ていうか、わぉ。家族も公認。
A君は1年の時、同じクラスのSちゃんが好きだったらしい。
Sちゃんは色素が薄くて、色白で、目も灰色っぽくて、
髪の毛も栗毛色で、(でもこれは染めているのかもしれないけど)
とても可愛い子で評判だ。なんか、オランダ人っぽい感じ。
で、A君はSちゃんに告白したのだけれど、フラれて、
もう一度告白したけれどフラれて、
で、Mちゃんとくっ付いた、という話を聞いて、
Nっち曰く、「よかったねぇ〜」。

それからNっちと別れて、
1人で自転車に乗りながら、気持ちが暗くなっていくのを感じた。
知らなくても良いものを知ってしまって、ショックを受けていたんだと思う。
A君に対してはよくわからなかった。
好き、なのか、そうでないのか。
A君をアイドルのように見ていて、気持ちが踊っていたのかもしれない。

明日、私はA君をどんな目で見るんだろう。




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