過剰書き日記
宝塚歌劇など、自分のはまっているものについて、書きたい放題しています。

2003年01月12日(日) 宝塚なんて…

いよいよ夢輝のあさよなら公演(世間ではトップスターの、ということになっているが私にとってはこうなのだ)・宝塚星組「ガラスの風景/バビロン」一般前売り日。希望に燃えてダイエー内ローソンチケットに開店直後に乗り込むも…
店員が手際が悪い+日付を間違えて検索したため、希望の日が売切れてしまった…ダイエーよ、ちょっと人気があるからっていい気になるな!近所にはマツモトキヨシというもっと安い店があるんだ、サービス悪いとあっと言う間につぶれるぞ!

…なあんて毒舌言っても時間は戻らないけどさ、もーちょっと手際良く仕事しようよ、ダイエーさん。庶民感覚を失っちゃだめだって。

未練がましくロッピーで検索したり(ダイエー系列なのに?!)、家から電話したりしたけどつながらない…しょうがない、当日券に並ぶか。あーあ、愛しの夢輝さん最後の出演作なのにこんな危険な賭けでいいのかなあ。
後になって、もっと店員が慣れてそうな大手のプレイガイドに並べば良かったとか、最初からロッピーの方がよかったとも思ったけど、しょうがないな。

でも、そもそもこうなったのは、宝塚のチケット販売が公平じゃないからだ。だって、Yahoo!オークションには千秋楽最前列とかいっぱい出てるんだよ。余ってるところじゃ余ってるのだ。高くてとても手が出ないけど。
だいたい、宝塚が夢輝さんの退団届けを受理したのが一番悪い。トップと一緒じゃチケット競争率が上がるに決まってるのに。そうだ、ダイエーより宝塚歌劇団_出演してる人じゃなくて、経営者とか、企業、組織としての劇団のことよ_が悪いんだ。もう宝塚なんか嫌いだー!!



2003年01月06日(月) さすが男役

やはり愛する者の目に狂いはなかった。夢輝さんはトートにぴったりだった。ヴィジュアルが、歌唱が、なにより役柄が...。長髪似合うこと。今よりふっくらしてるけど、結構彫りが深くて、日本人離れした顔立ちと気付いた。音の取りにくそうな曲も、歌がうまいだけに酔わせてくれたし。

煉獄シーンの「私を燃やす〜愛〜〜」、声が冷たくて全然燃えてなさそうなのが最高!夢輝さんの重めの声に合う歌。これ、下手な人が歌ったら読んでるみたいになっちゃうよ。「人の命を奪って 弄ぶのさ 冷たく」冷酷な歌詞、似合い過ぎです。ツボにはまった...

「愛と死の輪舞」は慎重に歌ってる感じに見えた(声も表情も)。音が取りにくいのかな。でも充分素敵です。「生きたお前に愛されたいんだ」って、私がお前に愛されたいんだ。本役でも音痴な人結構いるのに、これだけ歌えて新人扱い?本公演ではエルマーだったそうだけど、もっと歌わせてやれよ。「最後のダンス」も迫力あった。踊りや身のこなしが決まっててかっこいいね。決め!決め!としてるところがかわいい(でも男前)。気迫に満ちていて、新人とは思えない貫禄ね。黒の皮パン姿もかっこいい。あの衣装がパンパンにならないなんて、実はとってもスマートね。

かっこいいだけでなくお茶目な所も。横目になりすぎてほとんど白目になってたり。かわいいったらもう!エリザベートの部屋にいつの間にか忍び込んで、タンスから登場したり。ちょっと!ストーカーじゃないですか(笑)。特に夢輝さんが演じると余計そういう感じが...。でも君なら許す。私の部屋にも忍び込んでっ、お願い。エリザベートうらやましい。

黄泉の世界へ旅立つシーン、バッ!と手を広げて「俺の胸で泣け」ポーズをした夢輝さんがあまりに男らしくて...一瞬しがみつきたくなりました(うわー恥ずかしい。何妄想してんの)。初めて彼女の男役が「男」に見えた。かわいくっても、やはり男役です。ここだけエリザベート役の人、代わってくれないかなあ。

終演後の挨拶。途中詰まって「挨拶を考える暇もなく」と言い訳する姿がかわいいこと。お客さんも笑ってたけど、ほのぼのしてていいね。舞台はあんなに黒かったのに、なんて初々しいの(惚れ直し)。是非生で観たかったが、せめて全編収録のビデオがあればなあ。



2003年01月05日(日) 愛と死の輪舞〜♪

ビギナーズ・ラックでつながった「エリザベート」当日券電話。観に行ってよかった。立ち見だけど、面白くて全然疲れを感じなかった!ゆかどんの宝塚一押し演目です。最近冷め気味だったものの、あらためて「宝塚ってすごい」と思った。

まず、難しそうな曲ばかりなのに、(少なくとも中心の皆さんは)非常に歌がうまい。トート役春野さん、あれだけ歌いまくって声が崩れず、男役ってほんとに男より男らしいかも、というぐらい力強かった。歌だけでなく、身のこなしや表情のふてぶてしさ(特に眼力の鋭さに惚れ惚れ。普段はあんな細い目なのに)、「帝王」トートにぴったり。トップお披露目とは思えない貫禄だ。ルキーニ・瀬奈さん、あまりの男臭さに「この人ほんとに女?!」と思ってしまった。エリザベート・大鳥れいも見事な歌声で(貫禄あるので少女時代はやや違和感あったが)、「私だけに」など鳥肌ものだった。曲も美しいしね。視覚的には、当たり役と言われる花總まりに劣るけど、このプリマドンナ振りに大鳥さんの方が王妃らしい、と思った。もう辞めちゃうのね。また歌のうまい人が減ってしまう。夫フランツ役・樹里さんの王子さまぶりにびっくり。ナイス若作り。フランツの母役の人は、男役なのに女声(?)を違和感なく出していた。みんなうまいじゃん。う〜ん、やはり「歌」劇は歌がうまくなきゃ。

何よりすごいのは、歌がうまいだけじゃない、踊りもついてるんだからね。なまじな歌手じゃ息切れて歌えないって(笑)。逆に歌いながら動きが鈍くなったり。軽々とやってのける所に、宝塚の底力を感じた。

作品自体もよかった。音楽の素晴らしさは一聴に値する(少なくともロマン派OKの人なら)。さすがオペレッタの国の人だわ(本作はオーストリア作品で実はドイツ語。翻訳ものにありがちな歌詞の不自然さがないのも、宝塚裏方の底力を感じる)。と言っても決してきれいな曲ばかりでなく、ロック調の「最後のダンス」(かっこい〜い!惚れた)、ベースの利いた「キッチュ!」など今風の歌もあるので、変化に富んでいて退屈しない。カフェのシーンの合唱がハンガリーの民族音楽風なのは、ウィーンオペレッタの影響かな。ツボにはまる歌が多く、帰りは頭の中が、愛と死の輪舞〜♪でした...

ちょっと宝塚としては異質な感じの陰影ある舞台もよかった(MARICE MIZERっぽい)原色〜、フリル〜、キラキラ〜な宝塚をイメージしている人は驚くだろう。特に最初の煉獄(そもそもこの語彙からしてマリス的)の裁判、結婚式の舞踏会、「闇が広がる」、ルドルフの死ぬシーンなど黒天使の出てくるシーン。「黒天使」という役名もなあ...インディーズのヴィジュアル系バンドにいそう(苦笑)。

そういやトート、黒天使の衣装もヴィジュアル系(長髪なとこからして...)。音楽もどことなくマリスの世界なのよね。「闇が広がる」なんて、Gackt(辞めちゃったけど)が歌ったらよさそう。でも、ショーなどでは宝塚らしい華やかさもちゃんとあり、普段の宝塚にない魅力、他の劇団にない魅力両方が味わえるおいしい作品。男女混合でも上演されてるが、皆さん、是非ヅカ版での観劇を!

「エリザベート」で、改めて「宝塚は“明日への活力”」と感じた。女性なのにあれだけ男らしくなれる男役を見てると、女だからできないことなんてないなだなあと思う。なんでもできそうな気分になれる。

ところで、トートってかなりのストーカー...いつの間にかいたり、どこかしらいたり。舞台を観ながら、この役夢輝さんに似合いそう〜!!とずっと考えていた。新人公演で演じたそうなので、キャトルレーヴで新人公演のビデオを探したところ、ダイジェスト版ではあるが発見、早速購入。あーあ、ついにキャトルレーヴで買い物しちゃった。なんだかヅカに関して一線越えちゃった気分。



2003年01月01日(水) 宝塚中国公演on TV

劇があまりにつまらなかったので、10月に(1度目の放映で)録画したビデオでチェックして、夢輝さんの出演箇所だけ録り直した(かなり盲目)。

舞踊劇「蝶・恋(ディエ・リエン)」
オープニングのピンクの着物姿がかわいくて、「どうしよ〜う」。男役なのにそんな愛らしくていいんですか。犯罪です。フィナーレのみずら姿もいい。かわいいな、かわいいけど、それだけ。短時間、夢輝さんのかわいさを拝めるだけ。ストーリーがつまらなすぎ。主役以外ほとんど出番がなくて、同じ人ばかり出てくるので退屈。脚本家は何やってるんだ!
話がつまらないだけならいい、オペラのように「有り得なーい!」話でも、音楽が良ければ楽しめるから。でも、それさえもあまりよくないので白けるばかり。香寿さんの白塗り顔の美しさは見ものだが(本物の男に見えるけど。檀れいの男装も美しい。ただ、女に戻ってからはあまり魅力なかった)、美男は3日で飽きるもんだし、やはりストーリーや音楽の面白さで見せないと。数少ない夢輝さんの出番が「村人」だけって...ここの曲ももちろん今一つ。すごくビデオの節約になった作品。

ダンシング・ファンタジー「サザンクロス・レビューinチャイナ」
こっちは、作品自体が楽しくていいね(檀れいの「ちょうちょ」中国語ver.はちょっと寒かったけど。ビデオ停めてしまったよ)。演出家よくやった!暴れん坊な夢輝さんにぴったりな、元気な感じのショー。特に主題歌が強烈。作詞の草野さん、酔っ払って書いたんじゃない?と思うような歌詞(「いやな奴などシェイク シェイク シェイク」in花組「COCTAIL」以来の衝撃)。♪サンバ!オレオレオレ〜、勢いよく足蹴りあげて、キックキックです。宮沢賢治です(「雪わたり」の「キックキックトントン」を思い出したので)。嬉々としてるのも微笑ましい♪あんなあどけない顔で「封印された愛〜」とか迫力ある歌声...封印の1つや2つ解けそうだ。「アマゾンの風の歌〜」とも歌ってたが、宝塚ってよく考えたらアマゾネスみたいなもんだ、と思った。パワフルな女の人だけの集団。

墓場の場面(トップ2人が刺されて死んじゃう。安易に殺すな!)、青い蝶の場面(青い衣装が蝶みたい)と、まとめて歌声を聞ける場面があったのも嬉しかった。どちらも歌唱力のある人でないと務まらなそうなバラード系で、夢輝さんの魅力満喫。前者は暗、後者は明と曲調は違うけど声質に合ってた。青い蝶の時、目がぽわーっとしててかわいいね。クリスマスカラー衣装の所も、伸びやかな声を堪能できた。表情がくるくるしててかーわいい!(ハート)フィナーレは大階段1人降りだったし、結構満足できたかな。


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