「赤えいの魚」(文芸春秋『オール読み物』収録) 「面霊気 〜薔薇十字探偵の疑惑〜」(講談社『メフィスト』収録) 京極夏彦/著
久々の京極夏彦ですー。 「赤えいの魚」の方は、京極さんの直木賞受賞のインタビューが読みたくて借りた雑誌に載ってたので読みました。今まで巷説百物語のシリーズって読んだこと無かったんですが、とてもおもしろく読めましたよ。 好事家達の議論から始まり、ご隠居に話を聞きに行って、その話の裏にまた仕掛けがあるという、わーい京極節だーってな感じでしたね。 そのうち巷説百物語シリーズも図書館で借りて読みたいと思います。
「面霊気」が読めたのは偶然だったのですが(23日の日記参照)、こちらは殆んど笑いながら読みました(笑)。 榎さんの荒唐無稽(というか傍若無人というか唯我独尊というか)な振る舞いも当然大笑いだったのですが、なんといっても本島くんの声に出さない突っ込みが大層面白かったです。一番笑ったのが「――終わってしまうのか。僕の人畜無害な人生は。」でした。これは前を読まないと笑えないんですけどね。 そしてとうとうあのお方が、御大(分かる人にはこれで分かるでしょう)が登場しましたよ。顔見せ程度でしたけどね。まあそのお人柄の片鱗は垣間見えましたが(笑)。 でもってやっぱり京極堂は楽しそうに暗躍してました(笑)。 あと、最後の最後で本島くんの下の名前が明かされてましたね。今回は面白い(というかなんというか)明かされ方でしたが・・・結局何で伏せられていたのかは今回も私にはわかりませんでしたよ。 でもこれで1冊分たまったんですよねー。前の二作は読んでないので早く出て欲しいんですけど・・・もうちょっと先でしょうねえ。
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