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■ 母ちゃんは傷つかない
私が言わなければ誰も言わないだろうから、私が次のようなあたりまえのことを言うても、何やら英雄の言葉のように響くかも知れないが、だいいちに私は私の老母がきらいである。生みの親であるが好きになれない。無智。これゆえにたまらない。
もの思う葦 当たり前のことを当たり前に語る
の中の一節である。
親は子を愛すし、子は親に愛を求める。 が、しかし、その感情は恋愛とは程遠いものだ。 この歳になってつくつぐ思うが、恋愛と親子愛は本来的に 異質なものだ。
子供がいない若いころ、つくづくこう思った。 こんなに太ってたり、ブサイクでも親から見たら、 可愛いものかと。親というものは不思議だと思った
そして親になって思うのは、子供は可愛い ただ、女性としてそんなに可愛くないのもわかってるよ?
つまり、可愛いいの意味が違うのね だから、母ちゃんから見たらあなたはいつまでも可愛いい。 周りから可愛くないって言われても母ちゃんは傷つかないよ。
ただ、あなたが可愛くない周りから言われる原因について、 あなたがあなたの母ちゃんのせいだと思ってるなら、 そのことについては謝りたいと思ってるだろうね
2021年04月22日(木)
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