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JIROの独断的日記
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2013年04月30日(火) メディアが「五月病」と言い始める時期ですね。

◆新社会人の皆さん、疲れるでしょう?

今年は、年度初めの4月1日が月曜日でしたら、いきなり5日間働かなければならなかったですね。

週休二日(土日が休み)の、ごく平均的な勤め人になった、3月まで学生だったみなさん。

営業日としては4月30日までで、21日なのですが、連休の間とはいえ、30日はれっきとした「月末」。

販売や、営業や、経理、財務の人は、「初めての月末」であまりの忙しさに呆然としているかもしれません。


からかっているのではなくて、この1ヶ月、皆さんは頑張りました。

約1ヶ月前、

2013.03.25 あと一週間で社会人という方が多いと思います。

という駄文を認めましたので、よろしければ、併せてお読み頂くと、私の言わんとするところが、

お分かり頂けると思います。

学生は、おカネを払って、ものを教わる場所でしたが、会社は働いて給料を貰うところです。

そのおカネで、自分がたべていくためのおカネを稼がなければなりません。これは辛いに決まっているのです。


◆「五月病」にならないのは、余程鈍い人なのではないか?とすら、思います。

まあ、半分冗談です。ストレス耐性が高い人というのはいますから、全然何ともないということもあり得ますが、

多くのひとは、学生と社会人とのあまりの「位相」の違いを、今までは観念的な理解だったのに、

今回は、自分の身体で骨の髄から味わっているわけで、これは、普通の人間は、辛いし、月曜は憂鬱だし、

休みは泥のように寝てしまうし、「この先、自分はたえられるのであろうか?」などと速くも大袈裟な悩みを

抱いた方もおられるでしょうが、どれも極めて自然なことです。

それだけ辛いのは、真面目に働いたからこそ辛いのです。

それは、極めて当たり前のことで、上司や先輩もそれはわかっているし、

わざと少々難しいことをやらせているかもしれません。失敗して怒られた人もいるでしょうが、

そんなのは、誰でも経験してるのです。何のしなければ、失敗もしないし、怒られもしない。

失敗し、叱責を受けているのは、貴方が必死に色々なことに挑戦していることを何よりも雄弁に物語っています。

その1ヶ月が終わり、ちょっと休みが続いてガックリくる。これも当たり前です。


対策は簡単です。まだ、若い皆さんは、できるだけ沢山寝て、たべて下さい。


◆それでも、憂鬱は簡単にはなくなりません。

当たり前なのです。「仕事」とは本質的に辛いのですから、五月病もへったくれも関係なくて、

常に、めんどくさかったり、退屈だったり、辛いものです。私など30年サラリーマンを続けていてもまだ辛いです。


五月病に似ているものとして、アメリカの学生の「ステューデント・アパシー」とかいって、

「自分が本来何をしたかったか、分からなくなる状態」などと書いてありますが、そんなこと、簡単に分からないですよ。

とくにサラリーマンの総合職という立場は、「何でもやらなければならない」のであって、それが「自分のしたいこと」に一致するのが

むしろ稀です。皆「つまらないけど仕事だから」続けている。それだけです。

辛い五月をどうするか?


メキシコ五輪のマラソンで銀メダルを獲得した君原健二さんが、昨年、日本経済新聞「私の履歴書」に1ヶ月書いておられました。

この方は、子供のころから現役を引退して、市民マラソンに参加している今まで、なんと累計16万キロ、地球(赤道)を4周に相当する

距離を測り続けています。勿論、練習も併せてですけれども、君原選手は現役時代も今も、絶対途中棄権しない、ことで有名です。


君原氏は大変、真摯で謙虚な方で、文章を拝読していてもこちらが恐縮するほどですが、それはさておき、

君原健二氏は「決して楽に完走しているのではない。途中で棄権したくなることは、なんどもあった」そうです。

その度に、

あと、1キロ走ってみよう。それがしんどかったら、500メートル、100メートル、次のあの電柱まで、なんとか走ってみよう。

という、考え方をしたそうです。

これは、新入社員の方々にももう、30年サラリーマンをしている私にも大変参考になります。
あと1ヶ月(1週間、1日、半日、あと3時間、1時間)だけはたらいてみるか?

という発想には、「無理」がないので、誰でも応用できるとおもうのです。


いずれにせよ、日本という社会は、「場」を共有する集団が集まっているのです。詳しいことは、

中根千枝先生の「タテ社会の人間関係」を読んで下さい。

多分、一見楽しそうな仕事、華やかそうな仕事に就いても最初は、ほぼ絶対に「下積み」なんです。

一年目で「面白い仕事」なんて考えてはいけません。仕事はつまらなくて当たり前。それでも皆がそれを実行するから

世の中が成り立ってます。目の前にはパソコンがあります。これを組み立てる過程で人間が介在していたとしたら、

別に面白くないでしょう。電気が通っています。電力会社でずっとウォッチしている人がいるからです。

これも問題が起きなければ(起きない方が良いに決まっていますが)、かなり退屈なのではないか、と思います。

コンビニに行くと弁当があります。弁当工場で働くひと、それをトラックで運ぶ人、店の棚に並べる人。

皆、別に面白くも楽しくもないけれど、このように、皆が黙々と自分の仕事を真面目に遂行しているから世の中は成り立ってます。

大部分の人は世間に知られていませんが、確実に世の中のためになってます。

社会人になる、というのはそういうことです。歴史に名前が残るような人々がむしろ、極めて例外なのです。

辛くて当たり前。それは貴方が根性がないからではありません。つまらないけど、ひとところに長く居続けるのが

日本では、社会的資本になるのです。 辛いと思って一向にかまわないので、あと1ヶ月、とりあえず、続けましょう。

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