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JIROの独断的日記
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2013年01月23日(水) 【音楽】祝!実質、「N響アワー」復活。

◆記事:NHKが「おとうさんといっしょ」 BSで4月から(朝日新聞 2013年1月23日20時3分)

NHKは23日、4月の番組改編の概要を発表した。

BSプレミアムでは、幼児向けの新番組「おとうさんといっしょ」(日曜朝8時)をスタートさせる。

Eテレでは、昨年3月に終了した「N響アワー」を事実上復活させる形で、「クラシック音楽館」(日曜夜9時)を新たに始める。

「おとうさんと――」は近年、育児に積極的な父親「イクメン」の増加を背景に制作される。

新キャラクター「シュッシュ」「ポッポ」が活躍するコーナーのほか、50年以上続く老舗の幼児向け番組

「おかあさんといっしょ」と同様、うたのお兄さんやお姉さんも登場する。NHKは「子どもと父親が週末一緒に楽しめる番組」と説明する。

「クラシック音楽館」は、視聴者からのN響アワーの終了を惜しむ声を踏まえて制作。

司会者を置かず、NHK交響楽団の定期公演の模様などをノーカットで放送する。

N響アワーの後継番組として始まった「ららら♪クラシック」は、日曜から土曜の夜に移り、放送を続ける。


(注:色文字は引用者による。)


◆コメント:記事をそのまま引用しましたが、もちろん注目すべきは「N響アワー復活」です。

「おとうさんといっしょ」ご担当の方には申し訳ありませんが、上に転載した記事に於ける関心事は、

いうまでもなく、

「N響アワー」を事実上復活させる形で、「クラシック音楽館」(日曜夜9時)を新たに始める。

にあります。マニアックな内容で恐縮ですが、今夜この記事を見つけてくれたのは家内で、

私も思わず、Twitter上で、
祝!実質、N響アワー復活 【号外】 Eテレでは、昨年3月に終了した「N響アワー」を事実上復活させる形で、「クラシック音楽館」(日曜夜9時)を新たに始める。

とツイートしたら、今現在60人近いかたがRT(リツイート)してくださいました。

クラシックが好きなかた、オーケストラが好きな方、N響が好きな方・・・などにとっては、感無量でありましょう。

もちろん、私が感無量なのです。というのも、N響アワー打ち切りが発表されたのがちょうど昨年の今頃でして、

私や他の大勢の方々がNHKに「抗議メール」を送ったのです。それは弊日記・ブログ記事にしました。
2012.01.30 「N響アワー、3月末に終了」←NHKに送った「抗議」メール。

2012.02.04 「N響アワー」終了について、NHKから返事が来ました。

2012.02.08 「N響アワー、3月末に終了」←NHKに再び(2回に分けて)送った抗議メール。

2012.02.17 「N響アワー」終了反対メール(三回目)

かなりしつこく何度も抗議しましたが、NHKからは、一回目のメールに対しては用意してあったテンプレート(ひな形)を

そのまま、コピー&ペーストしたような同じ文言のレスが来ただけでした(他の方にも同じ文章の返信が届いたそうです)。

しかし、昨年の新番組編成発表時には、既に「ららら♪クラシック」の司会、石田衣良氏、加羽沢美濃氏と契約済みで取り消す訳にはいかなかったのでしょう。

当初発表どおり、昨年三月末で「N響アワー」は打ち切り。「ららら♪クラシック」が始まりましたが、

その後、これは私の想像ですが、N響アワーの復活を希望する視聴者が多かったのでしょう。

「ららら♪クラシック」の中で「N響アワー特集」という放送内容が何度もありました。


朝日新聞の記事のとおりだとすると新番組「クラシック音楽館」には司会者はおらず、演奏をノーカットで放送するそうで、

それで良いのですが、池辺先生や西村先生の一言の解説が、非常に興味深いところもありましたので、

本当は、以前のN響アワーと全く同じようにすれば良いだろうと思いますが、まあ、とにかく。

ららら♪クラシックは、失礼ながら、1時間の番組であれもこれも取り上げようとするのでどれも中途半端で、

N響アワーファンは、かなりクラシックに馴染んでいる「通」が多いので、なんだか面白くなかったと思います。

とにかく、復活するのはなによりです。


世の中では、今日も色々なニュースがありましたが、あまりにも殺伐とした日が続きましたので、

今日は、この話題をとりあげました。


◆【音楽・映像】1月21日は、ヴォルフ・フェラーリ(1876〜1948)の命日。「マドンナの宝石」間奏曲

1月21日は、イタリアの作曲家フェラーリの命日でしたが、彼の作品で、現在演奏されるのは、

もっぱら、歌劇「マドンナの宝石」間奏曲です。非常に綺麗な曲です。

N響アワー復活記念に、私が小学生の頃から40年以上、尊敬する指揮者、ヴォルフガング・サヴァリッシュ先生指揮、

N響の演奏でご覧下さい。


Sawallisch Conducts Intermezzo from I Gioielli della Madonna






これまでに何度も書きましたが、繰り返します。

指揮者の「棒さばき」、つまり「指揮の動作」そのものは、指揮の「本質」ではなく、それ以前の解釈と、

自分が表現したいことを、他人に音を出させてどうやって実現するか、どの程度できるか?ということですが、

難しい理屈は、ここは、抜きにします。

サヴァリッシュ先生の「棒」はあまりにも美しく、これぐらいになると、

指揮の動作それ自体が「芸術」になっている、といって過言ではないとおもうのです。


4月からの新番組が楽しみです。最近「良いこと」が無かったので、嬉しいです。

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