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JIROの独断的日記
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2012年05月26日(土) 大阪市教育委員会事務局 生涯学習部 音楽団 に出したメール。

◆出演料の上限が決まっているというので、ウラをとります。

ウィキペディアの大阪市音楽団 「存廃問題」を読むと、

次の記述がある。

大阪市音楽団は大阪市が直営事業として運営している音楽団であり、人件費や赤字分を大阪市が公費から支出している。

大阪市の平成22年度決算によれば、人件費を除いた楽団運営のための歳出額約9,100万円のうち、

入場料収入などで補えるのは約4,800万円で、差額の4,300万円と団員44人分の人件費約3億8,700万円を加えた

約4億3,000万円を大阪市が負担しているという。

(ただし、これについては、大阪市音楽団条例(昭和25年4月1日条例第33号)および大阪市音楽団規則(昭和32年4月1日大阪市教育委員会規則第4号)

により音楽団の活動に大阪市教育委員会の承認が必要であることに加え、

出演料が最大でも1回あたり1時間63,000円・2時間94,500円という、

40人規模のプロの楽団としては異例の破格値に押さえられているという事情もある)。

とのことである。今月中旬、
2012.05.10 大阪市音楽団は条例で収益を上げることが制限されているのに、「儲かってないから潰す」のは明らかな矛盾だろう。

の中でかいたが、大阪市音楽団は、大阪市文化振興条例により、収益を目的とすることを制限されている。
市民が地域において芸術文化に親しむことができるよう、芸術作品を鑑賞する機会の提供、公演等への支援、情報の提供その他の必要な措置を講ずるものとする。

というのは、つまり、高いチケットを高くするな、ということだが、

具体的な金額の制約がわからず、ウィキペディアで見つけたのである。

しかし、その根拠となる、「大阪市音楽団条例」と「大阪市音楽団規則」を大阪市のウェブで

探しても見つからない。そこで、大阪市に問い合わせのメールを送った。


◆メール本文。

担当部署を探したら、どうやら、【教育委員会事務局 生涯学習部 音楽団】へのお問合せ

なので、メールを送った。

本来のメールフォームには、当然、私の実名、メールアドレスを入力したが、

それは、ここでは省かせていただき、本文のみを掲載する。

次のとおりである。

ご担当者御中。

東京に住む音楽好きの会社員です。

報道によれば、橋下大阪市長は、大阪市音楽団の存続に否定的なお考えのご様子。

大阪市から大阪市音楽団への援助金額が多すぎるという理由のようですが、

大阪市芸術文化振興条例では、市民が芸術に親しみ安い環境を整えろとの文言があります。

ウィキペディア「大阪市音楽団」には、
「大阪市の平成22年度決算によれば、人件費を除いた楽団運営のための歳出額約9,100万円のうち、入場料収入などで補えるのは約4,800万円で、

差額の4,300万円と団員44人分の人件費約3億8,700万円を加えた約4億3,000万円を大阪市が負担しているという

(ただし、これについては、大阪市音楽団条例(昭和25年4月1日条例第33号)および大阪市音楽団規則(昭和32年4月1日大阪市教育委員会規則第4号)

により音楽団の活動に大阪市教育委員会の承認が必要であることに加え、

出演料が最大でも1回あたり1時間63,000円・2時間94,500円という、40人規模のプロの楽団としては

異例の破格値に押さえられているという事情もある)。」

と、記述されています。

私は色々検索しましたが、「大阪市音楽団規則」がみつかりません。何処に表示されているのかお教え頂けますでしょうか。

そして、もしも、WEB上で大阪市音楽団規則が見られるWEBページがないのならば、ウィキペディアの記述、つまり、
出演料が最大でも1回あたり1時間63,000円、2時間94,500円

に制限されているのが正しいの否か教えていただけませんでしょうか。

蛇足ながら、私は大阪市民でも大阪府民でもありませんが、そんなことは関係無く、

橋下市長の一存で、大阪市音楽団の廃止が決定されるならば、専制君主による独裁的政治だと思います。

大阪市芸術文化振興条例の立法趣旨に鑑み、大阪市音楽団は無闇に収益を期待されていないのにもかかわらず、

要するに「儲からないから全員、実質解雇」ということならば、それはあまりにも傲慢な、市長の暴挙です。

それを看過することが出来ないので、お手数をお掛けしますが、このメッセージを送ります。

お返事をお待ちしております。

以上である。多分、返事は来ないだろうが、暫く待つこととしよう。

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