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JIROの独断的日記
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2011年02月20日(日) 体調不良の為、時事問題の記事サボります。/「ナポリの踊り」(白鳥の湖)ですが。

◆最近、気力・体力が衰えまして・・・。

以前のように毎日、義憤を以て天下国家を論ずる「気合い」がありません。

トシで、気力・体力が落ちています。

加えて、お恥ずかしいのですが、プライベートで心配な事がありまして

愚息がまだ、何処の大学にも合格しません(まだ、いくつかあるのですが)。

これが想像以上のストレスです。とは言ってもそんなのは日本中の親が抱えていることで

何ら特別なことではありませんから、会社では何事も無いような顔で仕事をしなければ

なりません。あまりにも当たり前の事ですが、正直に書くと、かなり辛いのです。

言い訳になりますが、そういう次第で、今日も時事問題について書くのがどうにも億劫で、

サボらせていただきます。


◆昨日、「白鳥の湖」で取りあげた「ナポリの踊り」について。

昨日の記事。

【音楽】世の中知らないことばかり。「白鳥の湖」のコンマス・ソロ。他。ココログ

で、第三幕の「ナポリの踊り」を載せました。

この曲は本来、トランペットと吹き方は同じなのですが、トランペットではなく

もっと柔らかい音色をもつ、コルネットという楽器で演奏するように、

チャイコフスキーが指定している、と書きました。

昨日ご紹介したCDでは、トランペットで吹いており、しかも音が堅いのです。

細かい話ですが、どうも気になります。

ずっと前にご紹介したことがあるのですが、

アメリカのレナード・スラットキンという今では有名になった指揮者が、

30年前(1981年)ミネソタ交響楽団の指揮者をしていた頃に録音した、

「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」の抜萃があります。

今でも、輸入盤を買えます。Nutcracker & Swan Lake Suiteです。


ここで、チャーリー・シュレーターというトランペット奏者が

「ナポリの踊り」をコルネットで演奏しています。

スラットキンのテンポが私の好みでは、少し遅すぎるのですが、

コルネット・ソロ自体は非常に見事です。それをお聴き下さい。


チャイコフスキー:「白鳥の湖」から「ナポリの踊り」


Swan Lake Suite Napolitan Dance



実に美しい演奏で、あたかもナポリの青い空、白い雲、燦々たる陽光が

目に浮かぶようです。これが上手な演奏です。


余談ですが、チャーリー・シュレーター氏は、後に小澤征爾さんが

音楽監督になった頃、ボストン交響楽団の首席トランペット奏者でした。

ところが、小澤さんはそのころフィリップスというレーベルに次々に

マーラーの交響曲を録音していて、マーラーではトランペットが大変重要ですが、

小澤さんのイメージではもっと「暗い」トランペットの音色が欲しくて、

チャーリー・シュレーターとは確執があったようです。

その詳細が「コンサートは始まる―小澤征爾とボストン交響楽団」という本に書かれています。


もし、ご興味があったら、ご一読をおすすめします。

それでは、皆様、良い一週間になりますように。

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