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JIROの独断的日記
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2010年03月31日(水) 【音楽】3月31日は、ハイドン(1732-1809)の誕生日です。4人の指揮者で、「驚愕」第2楽章。

◆毎年ハイドンの誕生日特集を組みながら、肝心の交響曲が抜けてました。

毎年、今日、3月31日はハイドン特集を組みますが、

元来、私自身がさほど知らないので、いつも、適当です。

今回も適当なのですが、少なくとも私が子供の頃、音楽の教科書には

ハイドンといえば「交響曲の父」である、と書いてあります。

しかし、実をいうと、104曲の交響曲、知らない方が遙かに多い。

これは、マーラーやブルックナーなら詳しいという人も、多分同じだと思います。

と言って、いつまでも取りあげない訳にはいきません。


◆交響曲第94番 ト長調 「驚愕」第二楽章を4人の指揮者で。

ハイドンを調べると、必ずかいてありますが、交響曲89番から104番までを、

「ザロモン・セット」といいます。イギリスの呼び屋(興行屋)、ザロモンが、

高名なハイドンをロンドンに招いて、その間に作曲したものだからという説明になっています。

まあ、それは、どうでも良いです。

全部紹介する訳には勿論いきませんし、1曲だけ取りあげて全部の楽章をお聴かせしても、

馴染みが無いと飽きると思います。そこでつい一週間前に

【音楽】「ハフナー」と「驚愕」ココログ

で取りあげたばかりですが、交響曲第94番「驚愕」の第二楽章を4人の指揮者で聴き比べます。


まず、マリス・ヤンソンス指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の映像で。

Haydn Symphony No. 94 Mvt. 2





これを弾いているときのベルリン・フィル、特に弦の人達の表情、ヤンソンスの表情がとてもいい、と思います。

元はDVDです。ベルリオーズ:幻想交響曲、ハイドン:驚愕、他 ヤンソンス&ベルリン・フィル、パユ



次は、カラヤン指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。カラヤンのハイドンはとても良い。

CDは、ハイドン:交響曲第94番《驚愕》/100番《軍隊》/101番《時計》 カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。



Haydn: Symphony #94 In G, H 1/95, "Surprise" - 2. Andante



「びっくり」のフォルティッシモが強烈ですが、響きは美しく保たれています。音声だけなので、確認出来ませんが、

多分、ヤンソンスよりも編成が大きいと思います(各パートの人数が多い、ということです)。後半の、オーケストラ全体の

強奏も、大音量となり、最初のピアニッシモとの対比が明確に出ています。


3人目は、意外ですが、バーンスタイン指揮:ニューヨーク・フィルハーモニックです。

CDは、Leonard Bernstein Conducts Haydnです。



ハイドン 交響曲 No.94 ト長調 「驚愕」 Hob.I:94 - 2. Andante



ハイドンは、「アンダンテ」と指定しているだけなので、指揮者によってテンポが違うのは当然ですが、

ヤンソンスや、カラヤンと比べると随分とゆったりとしたテンポです。最初の主題もスタッカートなのですが、あまり短く弾かせない。

すべてバーンスタインの解釈なのですが、若い頃の、マーラーなんかを指揮するときは指揮台でジャンプしていた頃のバーンスタインなので、

やや意外です。


最後は、確かこの人が初めてだと思いますが、ハイドン交響曲全集をアナログレコードの頃に作った、

アンタル・ドラティ指揮:フィルハーモニア・フンガリカの演奏です。

当初は(私の記憶違いかもしれませんが)、10万円ぐらいしたはずですが、今や6千円台で買えます。

交響曲全集 ドラティ&フィルハーモニア・フンガリカ(33CD限定盤)ですね。

バラでも売っていると思いますが。


Antal Dorati Haydn Sym94 G-dur 2. Andante



テンポは、ヤンソンス、カラヤンに近いですが、フォルティッシモをさほど強調しないですね。

この人は、アーティキュレーション(スタッカート、とかテヌートとか音の長さ、及びその組み合わせ、切替え)の指示が細かいのではないか、

と素人のドタ勘ですが、思います。

ハイドンの「びっくりシンフォニー」と書かれてしまうと、軽んじられがちですが、お聴きのとおり、

指揮者によって、これほど違うのですね。奥が深いと思います。

こんなの104曲も書き、作風が変化しているハイドンは、岩城さんが書いているのですが、

やはり、大天才ですね。

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2009年03月31日(火) 今年没後200年のハイドンのシンフォニーをベルリン・フィル(安永さんサブコン)の動画でどうぞ。
2008年03月31日(月) 「暫定税率が失効、ガソリン25円下げ=再可決で戻す、首相決意−民主は問責の構え」←何故、All or Nothingなのか。
2007年03月31日(土) 「ハイドンはあらゆる作曲家の中で、最も難しい」(故・岩城宏之氏)←今日(3月31日)がハイドンの誕生日。
2006年03月31日(金) ハイドンの誕生日なのでお薦めの曲とCDを紹介します。
2005年03月31日(木) 英国滞在者から先行で献血禁止…変異型ヤコブ病対策 ←米国産牛肉輸入再開など、もってのほかですね。
2003年03月31日(月) 「今までに死にたいと思った事が無い人は教養の無い人である」(アメリカの精神科医 クレイネス)

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