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JIROの独断的日記
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2009年04月21日(火) ベートーベン 交響曲第7番 終楽章 聴き(観)比べ。1813年の4月20日に初演されたのです。

◆ベートーベン 交響曲第7番 第四楽章(終楽章)の映像を集めました。

1813年4月20日、ベートーベンの交響曲第7番と第8番が初演されました。

7番は彼の「のだめ」で使われて、それまでクラシックを知らなかった人にも知られるようになったそうですね。

私は、「のだめ」のマンガも読んでいないし、ドラマも全く見なかったので、「そうですね」になるのですが、

まあ、何がきっかけでもクラシックに興味を持ってくれる人が増えるのは嬉しい。

だから、私は、これでもか、とクラシックを紹介しているのです。


本当はベートーベンの交響曲第8番も名曲なのですが、7番の方が、色々な指揮者の映像が集まるので、

今日は、ベートーベンの7番の終楽章を色々な指揮者、オーケストラで聞きくらべ、見比べて頂きます。

全部、YouTubeから拾いました。


◆N響=サヴァリッシュ 1988年

先日載せたばかりですが、私が最も尊敬する指揮者、ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏指揮、N響。
1988年の演奏です。



棒の振り方というのは、本来指揮の枝葉末節なのですが、サヴァリッシュ氏ほど美しい、タクト(指揮棒)

さばきをする指揮者は、他にいないと思います。音楽も実に堅実です。


◆N響=アシュケナージ 2007年

サヴァリッシュ氏が指揮してから20年後、ピアニスト・指揮者のウラディーミル・アシュケナージ氏が

2007年にN響を振った時の映像です。テンポがかなり速めです。



これは、これで、名演だと思います。


◆カルロス=クライバー、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

カルロス=クライバーの7番は、CDで手兵のバイエルン国立歌劇場管弦楽団との名盤があります。

あそこまで、音に迫力が無いのがちょっと残念ですが、クライバー氏の指揮の迫力は十分に分かります。

これは、なるべくボリュームを大きくして下さい。



すごい迫力とテンポですね。クライバー氏渾身の演奏です。


◆クラウディオ・アバド=ベルリンフィル(サブ・コンサート・マスター、安永徹さん)

上の3人に比べると、アバド氏はさほど暴れていません。力の抜けた、オーケストラの邪魔をしない指揮。



それでも、ベルリン・フィルは非常な熱演です。こういうのが理想的なのかも知れません。


◆井上道義=オーケストラ・アンサンブル金沢 1988年。

これも、井上氏はさほど大きく振っていません。



オーケストラ・アンサンブル金沢は非常な熱演です。


今日は、ちょっとくたびれている事もありまして、手抜き気味ですが、これぐらい沢山聴き比べることは

普通、しませんから、お楽しみ頂けるのではないか、と思いました。

それでは。

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