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JIROの独断的日記
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2008年08月02日(土) 「Always 三丁目の夕日」の時代(昭和30年)の方が今よりもずっと殺人事件認知件数は多かったのですな。

◆犯罪白書と警察白書を見てわかりました。

先日、ある記事を読んでいたら、犯罪の質・手口はともかく、

殺人事件の件数は昭和30年代の方が遙かに多かった、とありました。

そこで、警察が知るに至った殺人事件の件数(殺人事件認知件数)の推移を、犯罪白書、警察白書で調べて見ました。

それをグラフにしたのが、これです。↓
ダウンロード 20080802MurdurStatistics.jpg (37.8K)



一番左が昭和34年です。私は映画、ALWAYS 三丁目の夕日とその続編、

ALWAYS 続・三丁目の夕日が大変すきなのですが、あれは、ちょうど昭和33年から34年、という時代設定です。

あの映画はあれで勿論良いのですが、あれを見ると、当時は今のように物騒な世の中ではなかったのだろう、

と誰しも思います。それは自然なことだと思いますが、実際はグラフをもう一度見て下さい。

ダウンロード 20080802MurdurStatistics.jpg (37.8K)

殺人事件が2,600件も起きています。グラフの右端は平成16年ですが、殺人事件は約1,300件。

要するに、人々が知っていたかいなかったか、だけなのです。そしてそれはもちろん、マスコミの影響です。

今は、「派手な」事件を報道すれば、テレビ局は視聴率が取れるし、新聞や週刊誌は部数が伸びる。

だから、いちいち、親殺し、子殺し、未成年の犯罪をことさら誇大に強調します。

それによって、我々は、「訳の分からない世の中になってきた」「物騒なものだ」と慨嘆します。

これは、ミスリーディング(誤解を招くような)な、報道姿勢だと思います。

今の殺人事件を報道してはいけない、とは言いませんが、

報道しても仕方がないことまで報道することはない。


また、私は世の多くの人と同じく少年犯罪を厳罰化すべし、と考えていますが、

少年犯罪に関しても、平成になってから急におかしくなったわけではない。


少年犯罪データベースというサイトの戦前の少年犯罪というページを見ると、

いきなり、昭和2年(1927年)、17歳の僧侶が、9歳の幼女のクビを絞めてレイプして殺している。

同年、茨城県ではいじめを苦に自殺した小学生がいる。

17歳男子が、酒に酔った父親を殴り殺している。

といって、事件の具体例が詳細に列挙されています。


私はこんなこと、今日初めて知りました。

マス・メディアの報道を聞いたり、読んだりしていると、

こういうことは、全く顧みず、ここ数年、何か世の中に大異変が起きたかのような印象を受けます。

秋葉原事件のような事件は確かに極めて異常ですが、同じぐらい異常なことは80年も前から起きていた。

それは、客観的事実なのですから、今の事件だけを、センセーショナルに報じて、

徒に世間を騒擾するべきではない。私が、今日書いたようなことは、本来マスコミが調べて、

殺人事件認知件数の推移として、説明するべきだと思います。

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2005年08月02日(火) 「郵便局は「国民の資産」=小泉首相、反対派に配慮−参院特別委」 ならば、民営化するべきではないのではないでしょうか?
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