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JIROの独断的日記
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2008年08月01日(金) 非常に卓越したトランペット奏者の演奏です。お薦めCDあり。

◆今は指揮者としてのほうが有名なんですが、ジェラード・シュワルツというトランペット奏者がいます。

世の中、上手いのに、あまり知られていない音楽家が沢山います。

このジェラード・シュワルツ(Gerard Schwarz)という人物もそうでして、トランペットが非常に上手いのです。

ジュリアード音楽院でトランペットを専攻して、ニューヨーク・フィルハーモニックの副首席トランペット奏者だったのですが、

指揮をしたくなっちゃって、1977年に(因みに彼は1947年生まれです)ニューヨーク・フィルハーモニックを辞めて、

ニューヨーク室内管弦楽団というのを作るのです。それからだんだん指揮者として頭角を現したのは結構なことなのですが、

トランペットも吹かないと、この人はもったい無いです。

まあ、始めに、ハイドンのトランペット協奏曲から第一楽章を聴いて下さい。

ダウンロード GerardSchwarzHaydnTrp1st.mp3 (6337.7K)



協奏曲には、独奏者が無伴奏で腕前を披露する「カデンツァ」があります。今のカデンツァはシュワルツが考えたものです。

トランペットの最高音域から最低音域まで音にムラガありません。タンギングを微妙に使い分けています。

あたかも、弦楽器のボウイングのようです。
技術的には完璧ですが、それを誇示せず、音量も抑え気味です。非常に音楽的だと思います。

技術と音楽性の両方を兼ね備えたトランペッターはあまりいません。シュワルツはその稀な例です。

この演奏は、Trumpet Concertoで聴けます。

因みに、これは、「吹き振り」です。指揮をしながら、ソロも吹いているのです。

このCDからもう一楽章だけ。フンメルの第三楽章。大変難しい早い音型がありますので、

よく聴いていて下さい。

ダウンロード Hummel3rdSchwarz.mp3 (3375.9K)



見事です。このCDは輸入盤ですが、ニューヨーク・タイムズの首席音楽評論家を長く務めた、

ハロルド・ショーンバーグという大変に権威のある人が、シュワルツを絶賛しています。

「彼は世界で最も優れたトランペット奏者の一人であることに疑いはない。誰もが彼の演奏に賞賛を惜しまないだろう」

と書いています。ショーンバーグがこういう風に手放しで褒めるのは大変珍しいのです。

さて、ハイドンとフンメルだけではあんまりですからもう一枚、シュワルツのCDを紹介します。


◆アルテンブルク・ヴィヴァルディ・トレッリなどを集めた一枚。

これは、最初にCDをご紹介しておきます。トランペット協奏曲集 シュワルツ -vivaldi、Telemann他です。

冒頭のアルテンブルクという作曲家、正直に書きますが良く知りません。どなたか教えて頂けると有難い。

ただ、曲は、いいですよ。

7本のトランペットとティンパニの為のコンチェルト。第一楽章です。

ダウンロード AltenburgConcertoFor7Trumpets.mp3 (1956.7K)



いいでしょ?トランペットだけなんですけど、ティンパニにより低音の支えが出来て、響きが厚くなっています。

次は有名なんですが、ヴィヴァルディの2本のトランペットの為の協奏曲から、第一楽章です。

ダウンロード VivaldiConcertoFor2Trumpets.mp3 (2794.8K)



トランペットの醸し出すハーモニーが、たった2本ですけど、美しいと思うんです。

さて、最後、トレッリのこれは、ヴァイオリンソナタでしょうね。原曲は。それをトランペットで吹いています。

この音楽も大変美しい。第一楽章のアンダンテと第二楽章のアレグロを続けてどうぞ。3分ぐらいです。

ダウンロード TorelliSonataA5No1AndanteAllegro.mp3 (3767.3K)




ジェラード・シュワルツの演奏は吹きすぎないで、抑え気味なんですが、楽器が良く鳴っているので、

音が痩せた感じがしません。非常にデリケートな演奏だと思います。

週末なので、自分の好みで押し通しました。でも、「ラッパなんて」という方にも興味を持っていただけたら幸いです。

それでは、失礼を致します。

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