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JIROの独断的日記
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2007年04月11日(水) 「がっかり、怒り覚えた」=落胆隠せぬ向井さん夫妻−最高裁決定受け・代理出産←欲の深い人ですなあ。

◆記事:「がっかり、怒り覚えた」=落胆隠せぬ向井さん夫妻−最高裁決定受け・代理出産

代理出産で生まれた双子の男児との親子関係を認めなかった先月23日の最高裁決定を受け、

タレント向井亜紀さん(42)が11日、夫の元プロレスラー高田延彦さん(44)とともに東京都港区のホテルで記者会見し、

「決定文を何回も読んだ。がっかりしたし、怒りも覚えた」と落胆を隠せない様子で語った。

高田さんを父として日本国籍を取得する出生届は提出せず、当面米国籍のまま育てるという。



向井さんによると、出生届は同日が提出期限とされたが、母親の欄は代理出産した米国人女性としなければならない。

女性との契約などで、母親と記載することはできないため、提出を断念した。

最高裁決定では3裁判官が補足意見で「特別養子縁組」の可能性を指摘した。

しかし、女性との契約問題などがあり、ハードルが高いことが分かったという。

向井さんは「せっかくの指摘なのに、家裁で『大ざっぱなアドバイス』と言われた」と話した。

向井さんは「時間と労力を掛けたスケールの大きな社会科見学だった。得るものはなかった」ときっぱり。

高田さんは「(親子関係を認めた)高裁の決定は、死ぬまでお守りであり、宝物。

(最高裁で破棄されても)幻ではない」と述べた。  (4月11日17時32分配信 時事通信)


◆コメント:まず、自分が命を失わなかっただけでも、有難いと思うべきなのです。

このような下世話な話を取り上げるのは、「JIROの独断的日記」としては不本意ですが、

実は、私は以前から、この向井亜紀という人の言動の無神経さに腹が立っていたので、書いてしまいます。


そもそも、この人は、妊娠中に子宮頸癌が見つかり、子供を諦めて子宮全摘したのですな。

たしかに、それは辛かったでしょう。

だが、とにかく、子宮癌が転移していたのかいなかったのか知らないが、命が助かった訳です。

世の中には、子供も失い、自分も癌が再発して亡くなってしまった若い女性が大勢いるのです。

それを考えたら、向井さんは、自分が生きていられることを「有難い」と思うべきなのです。

だけど、この人はその話を本に書いて、テレビドラマにして、ゼニを稼いでいる。

この段階で、私はちょっと驚いた。はっきり言って、ずうずうしいと思います。

芸能人(それも大したタレントじゃないだろう)とは、そんなに特別な人ですか?


◆代理出産費用二千万円を「意外と安くて良かった」と言う無神経。

言うまでもなく、世間には子供が欲しいけどできない人が大勢います。

不妊治療というのは、辛いものだそうですね。

庶民はそれでも、結局子供が出来ないご夫婦が大勢おられる。

代理出産という手段があることはあるが、一般のカタギの人々は二千万を工面することなど出来ないのです。

それぐらい、少し考えれば分かりそうなものですが、向井さんは

「意外と(二千万と)安いので、助かりました」


という趣旨の発言をしましたね。

こういうのを、「無神経」といいます。


◆兎にも角にも代理出産で子供をさずかったのに、裁判所に怒りを覚えるとは傲慢だ。

復習すると、

1.向井さんは本来ガンで死んでいてもおかしくないのに、助かっただけでも充分好運だ。

2.子宮全摘したら、一般人はもはや諦めるしかないのに、偶々カネがあったから、外国で代理出産により、子供を得た。ものすごく好運だ。


ということです。

ところが、向井さんは自分が如何に恵まれているか。を分かっていないので、見ていてイライラするわけです。

日本の法律(民法、戸籍法)は向井さんが代理出産を試みる以前から存在していますが、このような事態を想定していません。

向井さんが代理出産で子供を得たからと言って、社会全体に影響を及ぼすルールである「法律」を急に作る訳にはいきません。

そして、法律を作るのは立法府、つまり国会であって、裁判所ではないのですから、
最高裁の決定に
「怒りを覚える」

というのは、無茶な話です。



◆誰も全てを手に入れることは出来ないのです。

同じ事を何度も繰り返し書いて恐縮ですが、普通ならば、子宮全摘で、全てを諦める。

下手すれば転移して死んでる。


人間、全てを手に入れることは出来ないのです。

向井さんは、そこそこの容姿を持って医者の娘として裕福な家庭に生まれ、

タレントとして、チヤホヤされ、プロレスラーのダンナと結婚して経済的な不安はなく、

ガンで失ったかも知れない命を失わずに済み、

本来諦めなければならない子供まで、手に入れた。

ここまでで充分幸福なのです。感謝すべきです。

あんまり欲深ではいけませんよ。

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