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JIROの独断的日記
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2004年05月11日(火) 「サマワは非戦闘地域」(小泉首相)「米大統領が国防長官の支持表明」 2人とも、気は確かですか?

◆記事1:<イラク>サマワでオランダ兵2人死傷 駐留部隊初の死者

【ブリュッセル福原直樹】陸上自衛隊が活動するイラク南部サマワで10日午後9時50分ごろ(日本時間11日未明)、警備中のオランダ軍兵士が何者かに爆発物を投げつけられ、1人が死亡、1人が重傷を負った。現場は陸自宿営地から約8キロの地点。サマワに駐留する兵士が攻撃を受け、死傷者が出たのは初めて。

現場となったのはサマワを流れるユーフラテス川にかかる最も大きな橋で、米英占領当局(CPA)やムサンナ県庁舎、商店街がある市中心部と郊外を結ぶ要所。陸自派遣部隊も日常的に利用している。


◆記事2:「サマワは非戦闘地域=オランダ兵の死傷に」小泉首相

小泉純一郎首相は11日昼、オランダ軍兵士2人が死傷する爆発が起きたイラク南部サマワの治安情勢について「(非戦闘地域であることに)変わりない」と強調した。その上で、「自衛隊には引き続き安全面に十分注意するよう指示している」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

また、細田博之官房長官は同日午前の記者会見で、現地での陸上自衛隊の活動について「変更はない」と強調した。(時事通信)[5月11日13時1分更新]


◆記事3:イラク復興支援特別措置法

第2条第3号

対応措置については、我が国領域及び現に戦闘行為(国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為をいう。以下同じ。)が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる次に掲げる地域において実施するものとする。

第8条第四号

防衛庁長官は、実施区域の全部又は一部がこの法律又は基本計画に定められた要件を満たさないものとなった場合には、速やかに、その指定を変更し、又はそこで実施されている活動の中断を命じなければならない。


◆米大統領が国防長官の支持表明、民主は辞任要求強める

ブッシュ米大統領は10日、国防総省を訪れ、ラムズフェルド国防長官らから、米軍によるイラク人虐待問題などイラク情勢に関する説明を受け、対応を協議した。大統領は会談後、記者団に対し、同長官が「勇敢にテロとの戦いを指揮している。すばらしい仕事を行っている」と称賛し、辞任要求にさらされるラムズフェルド長官を断固支持する考えを示した。

 国防総省での会議には、パウエル国務長官らも同席した。大統領が直接、国防総省に出向いて国防長官と会談したこと自体、大統領の国防長官支持の姿勢の表れといえる。


◆コメント:世界1位と2位の大国の指導者が、世界の2大バカであることの悲劇

世界の3大テノールといえば、パバロッティ、ドミンゴ、カレーラスだが、世界の2大バカを挙げよと言われたら、私は、躊躇無く、この二人を選ぶ。

サマワで遂に、死者が出たというのに、平然としているわが国の首相、小泉純一郎氏は、単に感受性が鈍いというだけではない。法治国家たる日本において、立法府が作った法律を、完全に無視する、言語道断な政治家である。記事3を読めば、自衛隊が活動を直ちに中止せねばならぬことは、自明である。

現在のサマワを「非戦闘地域」とみなすということは、陸自も攻撃を受けて、日本の自衛官が死ぬかもしれないが、それは仕方が無い、と考えていることを意味する。

私は、過去にも書いたが、もしものことがあった場合、小泉内閣総理大臣には、殺人の未必の故意があったとして、殺人の容疑で司法警察の取り調べを受けるべきだと考えている。

マスコミと世間は、民主党の内紛のことばかりを取り上げるが、そんなことは、どうでもいいんだよ。政党は、本来、私的な任意団体なんだから。サークルだよ。要するに。その中のもめごとなんか、細かく伝える必要はないし、そんなことをしている場合ではない。

サマワでは、陸自の命が危ないんだぞ。


◆イラク人捕虜虐待の責任を兵隊に押し付ける、大統領と国防長官。

ラムズフェルドは、タカ派のネオコン(ネオ・コンサーバティブ=新保守主義)の雄であり、911テロの後、タリバンやアフガン人捕虜を「ジュネーブ条約で言うところの戦争捕虜には該当しない」、ととんでもないことを言って、拷問を認めていた人物である。今回のアブグレイブ刑務所での一件についても、米国政権中枢部が知らなかった訳はない。いうまでもなく、米国軍人の行為の一切の責任は国防長官、ひいては、アメリカ合衆国大統領に帰する。それを今は、現場の司令官の責任にしようとしている。イラク戦争を正当化する根拠がない、というだけでも米国は既に世界中の非難を浴びているのに、ジョージ・ブッシュは恥の上塗りをするつもりのようだ。

同じ時期に、世界の2大国の指導者が、揃ってバカである、という不運が、世界中の多くの人々を不幸にしている。


2003年05月11日(日) 格調高い日本語

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