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JIROの独断的日記
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2003年10月24日(金) 「日テレが視聴率操作 社内に調査委設置」 視聴率モニターって、知り合いにいたことがないのですが、本当に存在するの?

◆記事:
日本テレビの番組プロデューサー(41)が、ビデオリサーチ社の視聴率モニターとなった世帯に、自分の担当した番組などを見ることを依頼し謝礼を払っていたことが24日明らかになった。

 同局の萩原敏雄社長は同日午後会見し、事実関係を認めて謝罪。同局は社内に調査委員会を設置し、謝礼の総額など工作の全体像を調べる。

 日本テレビによると、このプロデューサーは信用調査会社を使って視聴率モニター世帯を12、3世帯割り出し、知人を使って昨年7月から今年9月までの間に4回にわたり、バラエティー番組「芸能人凶悪犯罪被害スペシャル2」など少なくとも6本を見るよう頼んだ。

 承諾したのは1回あたり4世帯程度で、1番組ごとに5000円から1万円の謝礼を郵送。信用調査会社には1世帯割り出すごとに10万円を支払った。


◆所感:事件はどうでも良い。しかし、視聴率モニターってどこにいるんだ?

 視聴率などというのは、実に下らないものだ。「誰が」見ているか、は、全く関係ない。とにかく、一人でも多くの人間がある番組を見たかどうかだけが問題にされる。教養人が1人オペラの中継を見た場合と、100人のガキがモーニング娘を見た場合では、テレビの世界では後者の番組の方が「偉い」のである。そこには一点の疑問を差し挟む余地も無い。

 だから、今回のような作為をほどこそうという者が出るのはある意味、十分予想できる事である。

 そのため、視聴率調査会社はどこの家庭がモニター世帯なのかは、唯一、最大の秘密事項にしているという。それはそうだろう。

 しかし、それにしても、である。ついうっかり「うちはモニターなのよ」と口を滑らせる主婦がいてもおかしくないと思いませんか?テレビを一番見るのは専業主婦です。で、失礼ながら、女性ってこういうこと、黙っていられないでしょ?

 「ここだけの話だけどさ・・・」と言って、噂話をあっという間に広めるのは大抵女性である。モニターをやっているなんていうことになったら、話したくて話したくて仕方が無い筈。

 それなのに・・・。私は40年以上生きてきたが、モニターをやっている人のことを直接的にも知らないし、間接的に存在を聞いたことも無い。こんな事があるのだろうか。本当にモニター世帯なんていうのがあるのか?と永年疑っていたのだが、今日の「事件」を読むと、ふーむ。どうやら、視聴率モニターは実在するのですな。うーん。どこにいるのだろう。実に不思議だ。


2002年10月24日(木) モスクワで起きた事件の背景。チェチェン問題の基礎知識

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