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JIROの独断的日記
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2003年10月25日(土) 「イラク復興会議閉幕 日本は50億ドル(5500億円)拠出」←誰がそんなにカネを出していいと言った?

◆記事:<イラク復興会議>拠出総額330億ドル超 必要額には届かず

マドリードで開かれたイラク復興支援国会議は24日、閣僚級会合で各国が資金拠出額を発表し、閉幕した。04年から4年間で必要とされる復興経費550億ドル(約6兆円)のうち米国が203億ドル、日本が50億ドルの拠出方針を示したほか、サウジアラビアが10億ドル、クウェートも5億ドルの拠出を表明。総額は輸出信用供与などを除き330億ドル以上になったものの、必要額には届かなかった。

◆記事:川口外相、「日本の役割果たせた」=イラク復興支援

川口順子外相は24日、マドリードでのイラク復興支援会議終了後、記者団に対し、「日本としての役割が果たせた」と満足の意を表明した。
 外相は各国、特にイラク統治評議会から日本の貢献に対する謝意が示されたとし、「金額だけでなく、復興に向けた国際社会の関与を主導した点が評価されている」と語った。 (時事通信)

◆所感:50億ドルなんて、誰が勝手に決めたのだ?

5500億円という大金を国民の血税からひねり出すというのに、国民の無関心に乗じて、勝手に小泉首相が決めてしまった。本来国会決議を経るべき事柄であろう。巨額の出費を国民不在で勝手に国際会議で申し出て、アメリカの機嫌をとって、「日本の役割をはたせた」とは何を川口外相はたわごとをいっているのだ。

そもそも、日本がアメリカのイラク攻撃を安易に支持したから、こういうことに巻き込まれて余計な出費を強いられるはめになったのである。

対照的なのはフランスとロシアで、「カネは出さない」と明言している。初めから、ずっと、戦争に反対していたのであるから、筋が通っている。

「日本の役割」は人殺しの片棒を担ぐことと、その尻拭いをすることなのか?


2002年10月25日(金) 小泉さんは、もっと前に出ないとだめです。

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