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JIROの独断的日記
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2003年06月21日(土) <アンマン事件>五味記者を懲戒解雇に 毎日新聞 五味記者は日本に帰れただけでものすごく幸運だ。

◆記事:
 毎日新聞社は21日、アンマンのクイーンアリア国際空港爆発事件で、禁固1年6月の実刑判決を受け、アブドラ・ヨルダン国王の特赦で釈放され帰国した五味宏基・元写真部記者(36)=東京本社編集局付=について、同日付で懲戒解雇にした。

 社内の委員会で検討した結果、五味元記者の軽率な行為によって6人の死傷者を出した結果は極めて重大であり、職業人としての道義的、倫理的責任は大きいと判断。「過失によって重大な事故を発生させた時」「会社の名誉、信用を傷つけ、損害を与える行為のあった時」などの懲戒規定を定めた従業員就業規則に基づいて処分を決定した。

◆所感:こんなに早く日本に連れ戻してもらっただけでものすごく幸運だ。
 不謹慎だけれども、皆が思っているだろう。「毎日新聞は、一体誰にいくらカネをばらまいたんだ?」

 五味記者はものすごくツイている。これだけの事件を起こしたら、ヘタしたら一生外国の刑務所の中で過ごすんですぜ、普通は。

 実際に過失とはいえ、人が死ぬようなことをしでかしてしまったのならまだしも、無実の罪で、海外の刑務所に何年も入れられている日本人がいるというのに、日本の外務省やマスコミは、一体何をしているのだ。

 悲惨なのは、某国の空港で、知らない間に自分の手荷物に麻薬を放り込まれて、出国審査で捕まって、いくら身に覚えが無い事を訴えても聞き入れられず、そのまま、実刑判決が下されたという例である。そのまま、何年もとじこめられているのである!

 こういうときこそ、母国の同胞を助けるために、現地の日本大使館や領事館はできる限りのことをしなければならない。しかし、現実の大使館員というのはひどいよ。あいつら。

 高い、海外駐在手当や家賃補助があるから、私がいたロンドンでも、外交官の奴らはメイフェアとか、最高級の場所の豪華な家に住んでいる。それでも仕事をちゃんとするならまだしも、実際は、彼らにとって海外勤務は「遊び」又は、「休暇」に等しい。

 何にも仕事なんかしないのだから。午後4時には帰宅している。たまに外務大臣やら、政治家が「現地視察」と称して日本から遊びにきたときにお守りをすることぐらいなのだ。連中の仕事は。

 それでいて、自国民が、自分の駐在する国で刑務所にぶち込まれても面倒はごめんだとばかり、何も、しない。

 日本国民が収めている血税は、海外ではこんな連中を養うために、使われているのだ。新聞も、知ってるだろう。それぐらいのこと。書けよ。


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