再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 長岡。

明石少尉の手紙

行く宛のない手紙をずっと毎日のように出し続けて、
届かないことをわかりながら、
返事はない、または受け取る、その頃自分の存在は既にない。
と思うこと。
そのことを受け取って生きていく、
または抱えて生きていく、
そんなこと普通できるわけはなく。
その当てどない心と思いだけがブーメランのように返ってくる。
仲間だと思っていた人に。
想いを寄せる人に。
想いを寄せた人に。
そんな日々に。

なにが残るだろう

『お前なら安心たい』

と言える確信はどこに。
ただ、自分に求められる使命を全うする。

『紙屋悦子の青春』
明日の長岡公演を経て、
20日から吉祥寺シアター。28日まで。
まだチケットあります。

2021年10月15日(金)
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