再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 『オールライト』@足利

青年劇場「オールライト」足利実行委員会公演。
座組は火曜日から足利入りして学校公演合同、その後、足利実行委員会公演。
足利出身の主演ユキの凱旋公演でもある(!)
実行委員に、面識ある方々の顔もあって、有難い。
私も金曜日の午後の高校公演から寄せてもらう。
両日ともに交流会やら、打ち上げやら、もあって。
冬場の足利は久しぶり。
足利市民プラザ30周年企画演劇公演「谷間の女たち」(作:アイエル・ドーフマン)以来かな。
今回は「父と暮せば」をやらせてもらった市民会館の方。…ということは、ものの二年かな…
思えば最初この地におり立ってから12年、
干支が一回り。。。
時の巡りは早い。
吹きおろしの風が吹くとまあ寒いので、完全なる防寒準備をしていくも、両日ともにほぼ無風、
実行委員会の日は、週初めまでは雨マークだったけれど、晴れ渡る。
学校公演は、本当に客席との出会い(縦の交流)によって舞台が変化していく様が面白い。
どういう対話が生まれるかは、幕を開けるまでわからない。←いや、そんな博打的なやりかたをしているわけではないのだけれど。
演出の兄貴分と、大人の客席=堪え性を覚えた高校生、なんて話を分析したこともあるけれど(だから学校公演作品を大人向け子ども向けとゆう創り方はしない)、地域、校風によっても大きく変わってくる。
そして、それが「演劇」と出逢う機会だったりもするから、責任は大きい。(何しろ、今期の足利合同だけでも5000人を超える高校生が観ている)また観たい!と思ってもらえるか。
終演後チェックもしっかり時間とって、
次の日の当たり稽古の予定も立て、万全を期した上で懇親会。
各所で言っているのだけど、
足利は蕎麦が美味い店も多い、今回も隙間をぬって蕎麦食い。遅くまでやってくれれば言うことないのだけれど…
実行委員会で特別に寄せたパンフの一言ですー

「始まりの場所」

足利に初めて足を踏み入れてから12年が経とうとしている。今、こうやって『オールライト』の演出をしているのもこの地あってこそ。演劇大学公演『胸騒ぎの放課後』、その成果あっての青年劇場『修学旅行』の演出(実行委員会公演もあった)、その後「戯曲で遊ぼうWS」、プラザ30周年『谷間の女たち』etc. 再来年一月には、当地でのプロアマ公演も控え、事あるごとに通わせてもらっている。足利は水が美味い、蕎麦が美味い、そして何より人間がいい。モノづくり以外は甘えっ放し。「始まりの場所」への恩返しは良質でドキドキできる作品。『オールライト』どうかお楽しみください。

追伸:来年は『島』でも来ますよ(笑)

…因みに『島』は2018年11月4日、プロアマ公演は2019年1月12日13日に足利市民プラザにて予定されてます。
実行委員会公演に戻って→続く


2017年12月16日(土)
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