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■ アトリエ、休演日をぬけ
休演日に、スターダス、 そして今日20日は、朝一番からO大の秋学期が始まる。 大人しくそちらにかまけていられないのである。 先の打ち合わせもストップしている。 とにかく、今、新宿に運んでくださる方々に、 どれだけ上質なモノを提供できるのか。 難しいの先へ、 命かけるのである。 女優陣のチームワーク(日本人のいうそれではなく、適所で個人が立ってプレイできていること)は日々上がっている。 公称は休憩含みの2時間55分だけれど、実は2時間50分になっている。 稽古で本当の意味で掘り下げてきたモノが身を結ぶ時。 足りていない掘り下げがあるならば、言い訳せず、甘えず、見直すべきだ。 つい18日にとある学校で迎えた「冬物語」(本番←やっていたんかい!このスケジュールで…、原作シェイクスピア演出わたし)じゃないけれど、己の限界だと思うことを認めて、その先への努力と踏込む勇気を持って欲しいと思う。卵だからできる、とか、そうゆう事ではない。先へ本気で進もうとする姿勢があるかどうかだ。その姿は武骨でも美しいし、ガムシャラさがもっとあって然るべきなのだ。そしてその先にもっと豊かな物語が展開する。 しかし、客席はどんどんと寂しくなるようである。 ので、 これも、有無を言わさず伸ばすのである。観てもらわなくちゃね。 24日まで。 この先のチケットは、まだまだ売るほどあります。
青年劇場第117回公演『アトリエ』 (作=ジャン=クロード・グランベール /訳=大間知靖子/演出=藤井ごう)
戦後パリ。小さな縫製工房で働く女たち。物不足の中でのやりくり、夫のグチ、子どものこと、噂話、恋愛、結婚…お喋りは尽きない。 戦争は過去のこと。でもまだ夫が強制収容所から帰らない女もいる。 語らない、語られない真実。それぞれが負っているもの―。戦時体験や民族の違いをどう乗り越えられるのか。 笑いと涙のなかに、確かなメッセージが伝わる名作。 『郡上の立百姓』で圧倒的な迫力とスケールで人間を描き、第19回千田是也賞を受賞した藤井ごう氏と青年劇場が、フランスを代表する現代劇作家グランベールの傑作で再びタッグを組みます。
【日時】 9月
21日(木)14:00/19:00 22日(金)19:00 23日(土)14:00/18:30 24日(日)14:00
【料金】 一般・5150円 U30(30歳以下)・3100円 中高生シート・1000円 ※団体割引、障がい者割引あり。 ※平日の夜、演劇人割引あり。 ◎全席指定
【問い合わせ・お申込み】 チケットサービス03−3352−7200 ticket@seinengekijo.co.jp FAX 03-3352-9418
作品へはこちらから→http://www.seinengekijo.co.jp/
2017年09月20日(水)
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