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■ ネタのような日��
帰りの車内である。 レッスン後、ぴたりの時間だったので感染列島を覗き、 やはり、最初の感染者(日本人の)の医者は原因を突き止めたり、誰も赴かないところに向かったりと、大変な貢献度であるが、何故、娘夫婦には何も言わずに、というより、感染症であることがわかって、帰るなら、接触者とか、報告とか(そりゃそうすると国外には出られないかもしれないが)、あるんでは…(駅員とか、痛々しい) ま、いいや、理不尽とかそういうものを謳っているにしろ、違和感があったってことで。 で、帰りの車内である。 特別快速の終電に上手いこと乗る。 やや混みなので、普段から持っている、こういう状況だと大迷惑な容量のカバンを、普段は足元におくのだが、丁度網棚が空いていたので、網棚に載せ、明日締切りの原稿に目を通しつつ、書き込んだりする。 普通電車だと、新宿から約四十分弱。特快だと、約二十分。この差は大きい。この時間の特快だと、二駅目だし。 で、紙面上で、あ〜でもないこ〜でもないしながら、一駅通過。 なんとなく、解決できそうな手が浮かびそうで浮かばない、 でも、あとちょっとのような、そんな便秘解消もうすぐかも状態。 これは、駅に着いたら喫茶店かな、なんて思って、 そんな頃、駅に到着、紙を睨みながら、階段を人の波に乗る。 駅前のモスが深夜二時までやっているな… なんて思って、 改札を出て、 「あ」 と、今日は自転車を遠い駐輪場に停めたこと(前日参照)を思い出し、 「あ〜あ」 とか言いながら、自転車を引き取りに向かう。 なぜなら、私が停めている方の出入り口は終電を過ぎると閉まってしまうのだ。 駐輪場は地下、出口付近で精算して、扉が開くパターンで、 人間の出入り口は、人一人がやっと通れる位、自転車が出せないように、非常に狭くつくられている。 わたしのような、でかい荷物を始終持っている人間には難所でもある。 だが、今日は、すっと通れる。すっと。 「あれ」 ここでも違和感。 折角すっと通れたのに。
こんなに楽々と通れる筈はないのである。 なにしろわたしは論外にでかいリュックを背負っているのだから。 殊の外大きいカバンを。 なにせ、仕事柄、ホン(台本も含む)を沢山入れていないと落ち着かない私。 で、気がつく。 背中にはなにもない。 いやしかし、わたしはカバンをもっていた筈である。 いや、確実に。
そして例のブツを網棚に上げたことを思い出す。 今日に限って。 慌てて踵を返し、忘れもの受付所へ。 当然、乗っていた当該電車はとっくに西へ西へ。 こっちも焦っている。「黒い、でっかい、リュックなんですよ、黒い、でかい、リュック」 なんだか日本に来たての東南アジア人のようだったな…
「あ〜、それきっと高尾だね。(終点)」
確認は?
「あ〜、もう遅いから、明日の朝、だね。大丈夫、それだけ大きければ、普通、持って行かないよ。」
あ〜そうなのか〜と思いつつ、違和感。なんだろう、この感じ。まあ、親切なんだけど、感じるこの違和感、駅員さんの態度…
…時間は、もう次は終電を残すのみ。あと一本…何事もなくすぎればいいが… カバンの忘れもの。またか…。網棚ね…、あ〜、さっきの特快。 聞いて見ると、「でかい、黒い、カバン、いや、リュック」中身は「ホンとか、台本とか…いっぱい」特徴は「黒い、大きい」 酔っ払いめ、こっちはまだ仕事なんだよ。 大体、そんないでかいカバン、忘れないだろ。鶏か。 んで特徴はもっと具体的に話せ。こっちはその情報を元に連絡をとりあわなくちゃいけないんだから。 ホンとかいっぱいって、いっぱいってなんだいっぱいって、子どもじゃないんだから、大体、「とか」ってなんなんだよ。これだから終電間際の酔っ払いは、、、大方、至極酔っ払っていて、カバンのことなんかサーッと忘れて、いい気持ちで駅を出て、タクシーにでも乗ろうとしてカバンのないことに気がついて、一気に酔いが醒めたつもりでいるんだろう、お前、全然まだ酔っ払ってるよ! なくなっちまえばいんだ、お前のカバンなんて! あ〜これだから、この時間の勤務はいやだ。 問題がおきると殆ど酔っ払いが原因。かつ、酔いが醒めるとすっかり覚えていなかったりして更にたちが悪い…
わかるなぁ、あんたの気持ち。 わかるよ。でも、酔っ払ってないのだよね、 というか、酔っ払っていた方が、理由があって(笑)自分を責めることはした上で、まだ救いがある。 あんだけでかいものを忘れ、且つ背負ってるつもりになっている私は、酔っ払いよりもタチが悪いかもしれない。 自己嫌悪。
ネタはつきない…
2009年02月10日(火)
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