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■ 四年について
ゴールデンウィークも終盤、こんだけ長いのも珍しいんだろうな、土日が絡んでるし。まったく関係ない私にとっては、終電間近は空いてていいけど、今回使っている稽古場の周りの飲み屋はオール休みだし、相変わらず中央線快速電車は通過しちゃうし、と特にこれといって恩恵にも預からないまま、である。 黄金週間を終えると、さあ、野球は交流戦(二年目でもう目新しさがなくなっているような気がするのは気のせいだろうか、やはり、試合数が多すぎるのでは…)、そしてついに一月をきったサッカーワールドカップである。
なぜだか、うちの公演と、最初の一週間がまるかぶりである。 そこのところが非常に不安な面も… 今回は諸事情(政治?)により六月にした意味もなくなっているような… だって、四年に一度である。 オリンピックなみである。 と、つい何ヶ月か前に冬季オリンピックあったな…
だから四年というものについて考える。 すごく前のことではない。当たり前だけど。 だけど、つい昨日のことでもない。当たり前だけど。 その年齢によっても違うのだろうが、当たり前。 日本と韓国でワールドカップをやっていたことから考えていくと、私のような、運動馬鹿はかなり思い出すことが多いのだが、 試合も見に行ったし、日本戦は飲み屋で大騒ぎもしたし…
しかし、しかしである。 見に行った二試合の対戦チームでさえ忘れがちな私がいる。 理由としては、あんまり人気がないであろう試合を申し込んでいたからとも考えられる。が、それにしても、それにしてもである。 たった四年前、私はその競技場にいて、そのプラチナまではいかないけど、貴重なチケットを「一生の宝物にしよう」と思ったものなのである。そのチケットすら今やどこにあるのか、わからないのである。 他の誰でもない、自分のことなのである。 時間とは恐ろしいのか、 記憶がなぞめいているのか、 自分の衰えが恐ろしいのか、 こうなると、ニンテンドウDSかなんか買って、流行の脳トレーニングでもしなくてはならないかなと思ってみたり、 でも、そう思ったことすら忘れてみたり、
そういえば、今思い出した、四年前だか五年前だかに拙者が書いた人物に、「書いておかないと忘れる」→「たまに書くのを忘れる」→「書いたことすら忘れる、そう思ったことも忘れる」 という、記号的人物がいたが、どうも、机上の空論と、笑ってはいられなさそうである。
で、何を書こうとしていたんだっけ…
……これである。
今回の舞台もやはり、記憶や、そういうものを扱っている。 昨日、や、今日、や、一昨日、や、一年前、や、 それこそ四年前、が今日は稽古で出てきた。 その先、十七年前なんてとこも、ある。 その人自身からの距離と、時間と、思い出と、今の状態(認知症じゃないとか)と、当たり前のことだけど、個人によってさまざまである。 だからこそ、そこが面白くて仕方がない。
さて、問題です、四年前の今日、皆様何をしていましたか?
…考えることから、全てがはじまるのです。 お金を使って、DSなんか買わなくたって、それでいいのですよ。 脳を働かせることを、サボらないようにしないと。
私は、それを忘れないようにしよう。 と、今日、思ったことを、四年後の今、思い出すことができるのだろうか…
2006年05月06日(土)
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