再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 泥棒に入られるの巻き

店長代理になって早二年。
朝は10時半出勤。
10時半から11時まで、ひとりで開店の準備だ。

今日は11月8日月曜日。
宅配ピザ屋のは、日曜日が大変混む。つまり月曜日は、ひまな代わりに、仕込みなどやることは多い。
10時15分に家を出る。店までは自転車で1分という近さ。少し早めの出勤で開店までに備えるつもりだった。

店に到着すると、隠してある店のかぎを取り、入り口のドアに向かった。
そのドアは鉄で出来ていてチョット重い。
カギを鍵穴へつっこみ、いつものようにまわした。
まわした。?
まわらない。
おやっ?と思いよく見るとカギのシリンダーは受け口に納まっていない。
それはつまり、カギがかかっていないということ。カギは開いていた。

(おいおい、カギのかけ忘れか〜?全く何やってんだよ)

少し腹を立てドアを開けた(あれっ?こんなに重かったか?)。

違和感を残したまま店内に入り、注文を受ける電話があるほうへ目をやった。

机の引出しが開いている。



椅子の上に、金庫のお札を入れる部分(何というかわからないが)が置いてある。

??

近づくと小銭入れが机の上に出ている。

???

500円と100円玉だけ消えている。

????

どきっとした。どきっとするとはこのことだ。

いや、前日の店長が何かの理由で500円と100円玉だけ持っていったんだ。
ってどんな理由だよ。
急いで電話をかけたが、店長は知らないという。

「泥棒がはいりました」

うちの店長は23歳。
自分より三つ四つ下だ。
最近の若いもんは(僕を含め)こう答えるんですよ。

「まじっすか?」

まじっすよ。まじっすよ。だって、ドキッとしたんですもん。マジ以外のなんでもないっすよ。警察ですか?警察に電話するんすか?とりあえず本社に電話します。指示を仰いで、こっちのことはやっときます。おつかれっす。

と電話を切った。

110

「事件ですか、事故ですか?」

という電話の向こうの、僕よりチョット年上の女性に僕はこう答えた。

「姉さん、事件です。」





ジョーク、ジョーク。
そのあと、交番のおまわりさんや、鑑識の方が来て、指紋とかとられました。
何にしろ、あまりにも身近に起こった窃盗事件に、なんだかひやりとしたの出来事でした〜。

だい


2004年11月10日(水)
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