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■ 花火大会
去る火曜日、それはもう、しっかり行ってきました鎌倉は花火大会。
毎年、八月のどこかでやっている。由比ガ浜から見る事ができる。兎に角、海上からあがるから、普通のところと違って、水面に映りこむ感じやなんか、プラス、平面というよりは、球体の(近いから?←専門じゃないからわかりません)花火を体験できる。二十五万人は集まっているらしい。
私自身は都合二回目の(鎌倉花火大会。人生においてね)観賞。 とにかくすごいんだ、水中花火。
しかも、一番前、なので視界をさえぎるものがなにもないという超贅沢な条件。(←朝から泳ぎつつ、段々とシートを前にしていき、満潮から潮がひくにしたがって、ジリジリと前に出していく。そんな苦行を繰り返し、見事にそのスペースをゲットしてくれたが故に、昨日から高熱で寝こんでいる人たち、誠に感謝です。→私はそれに関して、まったく役立っていない)波うち際に足を投げ出して、キリッと冷えた日本酒をクイッとやりながら見る花火は最高! さして普段意識しているわけでもないのに、こんなときに限って
「あー、日本人でよかった」
なんてのたまわってみたりして、 しかも神奈川県だから、まったく税金払ってないし、尚よし。(と言う事は、もしや、見にいけていないが、隅田川とか、こっちでやるのは見てもいないのに遣われているということか……←考えないことにする)
この涼しさもあってか、見やすいし、なにより、花火が行われている間、見ている人、みんな素直だし。普段かけ声なんか出さないだろうなあなんて人が思わず声を出し、拍手する。うーん、とても奥が深い。
やはり、人間はきれいなものが好きだという事か? はたまた、やっぱり情緒が良いのか? 儚さがそうさせるのか?
前の人間が立ち上がったら−
「座ってください!」
と後ろから一言。
あー、これだ。 今の日本人に足りないと言われる、これ。 日本人はこうやって、地域で、縄ばりで、躾をし合ってきていたのよねー。 正当なことは正当に、(普段だったら「うるせー」とでも言われそうなものだが、そこが花火の花火たる所以か?)そうできる環境。是非そう言った人、普段から「間違っていることは、間違っている」とはっきり言ってくださいね。(←と言いつつ、言われたのは私ではないですよ!)
そんな事を考えながら、役75分間、堪能いたしました。
日本の夏、金鳥の夏(古い)……
↑でもそんな素直な皆様は花火大会が終わった途端、海に向かっての「たっション」から始まり、自分たちで持ってきた花火を、「海岸で花火をすることは禁止されております」という注意をBGMにしてそこかしこでやっていた。万歳!注意の仕方間違えると、刺されかねない世の中、「座ってください」おばさんはもうどこにもいなかった……
はかない…
ごう
2003年08月14日(木)
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