スカーレットの心のつぶやき
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2010年11月07日(日) 娘の引退公演

5日に大阪へ行ってきた。

大学三年生の娘の大学文化祭での最後の舞台を観に行ったのだ。

12月には新人公演があるらしく

三年生は就職活動に向けて、文化祭の公演で一応終わるらしい。

中には、今後の舞台に出演する人もいるようだが

娘にとっては最後の公演となった。

まちかね祭という名のついた阪大の文化祭を

娘が一年の時からずっと見続けてきた。

そのほかの公演の時にも大学内の舞台を何度か観に行き

有名な阪大坂を上りながら

ああ〜これで最後になるのだなあ・・と思うと

妙に感動してしまった。

娘が出た舞台はピーター・パンをテーマにしたもので

本来の筋ではないが

笑いあり考えさせられる場面ありで面白かった。

娘は4人の大人(ネバーランドに迷い込む)の一人で

大人の女性を演じていた。

やはり高校時代からずっと演劇をしていたから

親の欲目かもしれないが、演技がうまい。

成りきることが出来ている。

声もよくとおっていた。

娘の脚本ではなかったが、観に行って良かったと思う。

朝一番のバスに乗り

帰宅したのは夜中の12時。

正直疲れた。

気分的にも落ち込む日々だったし

やはり母のことが私の鬱の原因でもあるから

娘の舞台を観たからと言って癒えるものではない。

昨日は一日疲れが残って、昨夜は午後8時に布団の中に入った。

私の中で何かが崩れそうになっている。

今の私を支えてくれているのは

母の四十九日を無事終えねばならないという義務と

母をまつっていかなければならないという責任、

この二つが生きる原動力となっている。

娘は私よりも母を大好きな子だったから

もし、こちらで生活していれば

私と同じような感情に襲われていたかもしれない。

大阪で好きな演劇や仲間たちの中で

毎日を忙しく過ごしていることが有難いと思う。

娘も演劇という一つの生きがいから離れることになる。

私が母を失って喪失感でいっぱいなのと同じように

娘が精神的に崩れないかと心配だ。

でも、娘には輝く未来がある。

未知数の未来だ。

その未来を素敵なものにするか

暗いものにするかは娘次第だ。

演劇を離れても、今のように輝いていてほしい。

娘の引退公演を見てつくづくそう思った。


スカーレット