スカーレットの心のつぶやき
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二年前、このつぶやきがまだ「思うままに」だった頃、
「痛み」という題名で書いたことがある。
その時に書いたのは、
痛みはその場所がどこであれ本当に辛いものである。
肉体的な痛みは原因が分かり
その治療をすれば治るけれど
精神的な痛みは簡単には治らない。
傷ついた心を元に戻すことは難しい。
精神的な痛みの方が私にとっては辛いものだ。
というようなものだったと思う。
確かに痛みは肉体的にも精神的にも辛いもので
出来たら痛みを感じないって良いと思っていた。
でも、昨夜のTV「難病の子ども達」の中で
「無痛無汗症」に苦しむ子ども達の姿を見た。
痛みというものは人間を救うものだと分かった。
痛みを感じるからこれは大変だと医者にも行く。
痛みを感じなければ
体に無謀なことをしてしまう。
骨折の繰り返しで骨がバラバラになり
歩行すら出来なくなった子も居た。
熱さを感じないから火傷をしても痛みもなく
そのために命を落とすこともある。
母親達は子ども達に
痛みをいかに伝えるかということで悩み苦労していた。
痛みは悪だと思っていた私にとって
昨日見たこの放送は私の痛みに対する概念を変えた。
痛みがあることを有り難いと思えるようになった。
今私の心の痛みは存在している。
落ち込むこともある。
心の痛みがなければどんなに良いだろうと思う。
また突然の胃の痛みが来ることもある。
でも、痛みを感じることって大切なことなのだ。
生きているからこそ痛みを感じるのだ。
痛みを感じるからこそ
危険なことや自分にとって怖いことから
逃げることが出来るのだ。
そう思ったら
今痛みを感じていることに感謝できるようになった。
人の心ってそういうものなのだ。
心の持ち方で何でも良いように思えることができるのだ。
痛みを有り難いと思えるようになった私が居る。
スカーレット
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