スカーレットの心のつぶやき
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2006年02月19日(日) 思い出

昨日、東京に住む友人から

携帯へ画像が送られてきた。

何所でしょう?との質問に添えられたヒントは

「檸檬」だった。

私の脳裏に閃いたのは

さだまさしの「檸檬」という曲。

そして画像はその曲の中に出てくる「聖橋」だと思った。

答えを送信したら

「ピンポーン」という返事が来た。

懐かしかった。

勿論私は東京の「聖橋」に立ったことはない。

東京へ行ったことはたった二回、

夫が大学生だった頃に遊びに行った二回しかない。

だから御茶ノ水へ行ったこともない。

でも、送って来てくれた

「聖橋」から見る景色は

私をさだまさしの世界に連れて行ってくれた。

夕食が終わりさだまさしのCDを出して

この「檸檬」を聞いた。

私はこの「檸檬」という曲は大好きだ。

さだまさしの曲は歌詞が良い。

檸檬もそうだ。


「或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて

君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす

・・・・」

ここからが好きなフレーズだ。

「食べかけの檸檬聖橋から放る

快速電車の赤い色がそれとすれ違う

川面に波紋の広がり数えた後

小さなため息まじりに振り返り

捨て去るときはこうして出来るだけ

遠くへ投げ上げるものよ」♪

良いなあ・・

私を青春時代に引き戻してくれた気がした。

梶井基次郎の「檸檬」も読んだ記憶がある。

確か最後の所で檸檬を画本の上に置き

立ち去ったような気がする。

彼の作品は暗く重いものが多い。

檸檬もきっとそうだった。

久しぶりに「檸檬」を再読してみようかと思う。

友人の一枚の写真は

私の心をさだまさしの世界へ誘ってくれた。

思い出という言葉とおりに。



スカーレット