スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
初めて味わう男性の手料理は美味しかった!
季節の野菜をふんだんに使った「芋炊き」をご馳走になった。
野菜は綺麗に飾り切りされた
ニンジン、ダイコン、里芋、しいたけ、
それにハクサイ、銀杏、結び昆布に鶏肉。
ダシは昆布と鰹節で取ったしょうゆ味。
シンプルイズベストという感じそのものだった。
鍋の中から立ち上がるいいにおいと湯気に
少食の私のお腹もぐ〜っと鳴った。
ご飯がまた初めて口にする
むかごの入ったご飯にごま塩がふられたもの。
むかごというものを知らなかった私は
小さな丸い黒いものが何か分からなかった。
食感は柔らかくてほっこりとしたものだった。
炊きたてのご飯と芋炊きを食べながら幸せだと感じた。
人は美味しいものを食べると幸福感を得られるのだな・・・
まさに昨日の私がそうだった。
鍋料理は簡単で人との会話が弾む。
一つの鍋を囲みながら話をしていると
旧知の友のような気がしてきた。
年齢は私よりも20歳近く上の方だ。
奥さんを亡くされてお独り住まいをされている。
でも、綺麗に掃除された庭や玄関、
また整頓された部屋や台所を見ると、
本当に一人暮らしを堪能されている様子がうかがえた。
昨日の芋炊きを食べていた感じたことがある。
それは女性の料理と男性の料理の違いだ。
私もそうだけれど、
女性は家事の一つとして義務感を伴ってしているような気がする。
中には料理が大好きでたまらないという女性もいるだろう。
私も若いころは好きな方だった。
でも、最近はなるべく簡単で手間をかけない料理をしていた。
これはいけないと思った。
家族の健康のためにも
凝った料理でなくてもいいから
ちょっと手間をかけたものを作ろうと思う。
今度はじっくり焼き上げた「焼きおにぎり」を
ご馳走してくださると言う。
「いつでもいらっしゃい」と言ってくださった言葉を素直に受け取ろう。
食欲の秋にぴったりの私の心のほっとする時間だった。
スカーレット
|