スカーレットの心のつぶやき
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2005年09月25日(日) 春のあらし

山茶花が散って

春の香りにさそわれて

土筆が頭を出し

菜の花が満開となった

突然の大雪と寒波で

土筆は雪に埋まり菜の花は凍りつき

粉々に砕け散り

雪の表が黄色に染まった

つくしは雪の下で息絶えて

春を忘れた

もうすぐ春なのに

心いたむ雪が降る

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春の嵐は残酷だ。

長い冬の間、

土の下で春を待っていた花や木が

やっと春の気配を感じて

生命を輝かそうとする時、

思わぬ寒波の到来は

その命を驚かせ

縮こまらせてしまう。

春はやはり優しいのが良い。

暖かな南の風を感じ、

ほのぼのとした空気の中で

赤や黄色、そして色とりどりの花々が

一斉に咲き始める。

皆が待ちわびていた春。

そんな時に来る嵐って本当に驚くし嫌なものだ。

でも、花や木は思っているよりも強いのかもしれない。

たとえ、春の嵐がやってこようとも

生きようとする力はやがてまた花を咲かせることが出来る。

人間も同じだ。

突然辛いことが悲しいことが訪れても

それに負けないでじっと耐えていると

きっと嵐は通り過ぎ

また平凡だが幸せな時期が来る。

今の私の心もそうだ。

あれほど狂おしい気持ちに苦しんだが

あの時じっと耐えたことで

今私の心は平穏になりつつある。

これからも春の嵐が来ようとも

負けずに居ようと思う。


スカーレット