スカーレットの心のつぶやき
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| 2005年09月17日(土) |
心の支え 彼の思い出 |
人は苦しい時、悲しい時でも
何か一つ心の支えになるものがあれば頑張れる。
私にとっての心の支えは
昔、昔愛した人との思い出だ。
もう彼は私のことなど忘れ去っているだろう。
もしかしたら、この世に存在すらしていない可能性だってある。
でも、私の心の中には
あの時の彼の思い出、
彼の笑顔、
彼の優しかったしぐさや言葉が
今も活き活きと生きている。
思い出にすがるのは駄目だと言う人が居るかもしれない。
でも、人の心の中にいつまでも残っている、
誰かを懐かしむ気持ちや
ちょっぴり酸っぱくて、ほろ苦くて、
それでほんのり甘い味のする
恋の思い出に浸るのってステキなことだと思う。
私にも数々の恋の思い出がある。
でも、その中でも彼との思い出が
一番大切な宝物として私の心に残っているのだ。
決してハンサムな人ではなかった。
気の利いたことが出来る人でもなかった。
彼の何所に惹かれたのか・・・
今考えても分からない。
姿形ではなく、彼の全てが好きだった。
嫌なところが全くなかった。
私は彼の前に出るとまるで自分が天使にでもなった気分になれた。
彼と聞くピアノの曲や
彼の話す自分の生きる意味や目標は
私にとってとても生きる刺激になった。
「ああ〜この人と一緒に居られて本当に幸せだ」と思った。
彼とは結婚は出来なかったからこそ、
こうして今も私の心の中で生きているのだろう。
そして永遠に生きつづけるのだと思う。
結婚生活という日常の中では
私のあの時の彼への思いは
いつしか消え、
夫という日常の存在に変わることによって
お互いの嫌な部分を嫌だと感じ、
また全てが好きだと思っていた気持ちの中で
否定する気持ちが出てきていると思う。
彼とはあれでよかったのだと思う。
別れはどんな形であれとても辛いものだ。
お互いに嫌いになって喧嘩をして
別れを迎えた方が良いかもしれない。
私たちの別れは
お互いに相手を想う気持を残しながら、
それでも別れないといけない条件の下での
辛く悲しい別れだった。
確かにその時は辛くて、切なくて、
苦しくて何も手につかず、
自分自身を見失いそうになった。
いっそ喧嘩して彼を憎む気持ちを持っていた方が
あの時は楽だったかもしれない。
でも、今は違うように思える。
あれから何年も経ち、
あの辛く悲しい別れが
こうして昔昔の恋話として思い出すことが出来るようになった。
今では私にとってとても大事でステキな思い出になっている。
彼の中でも
勿論私の中でも
お互いの存在を愛しく感じ、
また何かの時にはこうして思い出すことが出来ることは
本当の意味で幸せなのだと思う。
私のこの最近に起こったことで
日々心がザラザラしそうな時、
彼のことを思うときだけ
私は本当に幸せな気持になれる。
心の支えとしていつまでも私の心に残る彼のことを
私はこれからも一生想い続けるのだと思う。
私の心にほんの数秒でも良い、
暖かな風を吹き込んでくれる彼へ
「有難う」の言葉を言いたいと心から思う。
スカーレット
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