スカーレットの心のつぶやき
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今思うとあの頃の私は確かに変だった。
正常からは程遠い所に居たように思う。
毎日が生き地獄のようだった。
自分自身への嫌悪感でいっぱいだった。
何故人間は食べないといけないのか?
生きるために食べなきゃいけないのなら
死んだ方が良いと思っていた。
それなのに食べ始めると止まらなくなり
お腹に食べものが入っていると思うと
パニック状態になった。
お腹の中のものを全て吐き出して
空っぽにしなければ気持ちが済まなかった。
こんな状態が4年以上も続くと
体重の減り方も半端じゃなくなっていった。
また神経も変になっていった。
正直私は自分が何のために生きているのか分からなかった。
食べて吐くという行為は自分の心の中では最低の行為だった。
でも、それをやめられなかった。
あの頃の私は一体何をしたかったのだろう?
何を訴えたかったのだろう?
あの時やせ細って25キロにまで痩せて、
後はもう死しかないと分かったとき、
あれほど死にたいと願っていた私が
母を呼んで病院へ連れて行ってくれと頼んだ。
本当に人間の欲望って凄いものだ。
生への執着なんてないと思っていたのに・・
情けない・・・
本当にバカな私だった。
ベッドから立ち上がることが出来なくなって
死というものを感じた。
25キロという体重も人としての限界だったのかもしれない。
そして、私は九州大学付属病院へ入院した。
(つづく)
スカーレット
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