スカーレットの心のつぶやき
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2004年09月13日(月) 待つということ

昔、私が子どもの頃、

明日が遠足だという前の日は、

何か胸がわくわくして落ち着かず、

いつもそのことを考えてはにんまりしていたのを思い出す。

前日の夜は特に眠ろうと思っても

なかなか眠れなかったのだ。

何でもそうだと思うけれど、

何かひとつでも良いことや楽しいことを計画したとき、

その日が来るまでの数日間は本当に楽しいものだ。

その日のことを思うだけで、

胸がわくわくする。

カレンダーに赤いマジックで印を入れて、

その赤い○で囲まれた数字を見るたびに

心の中で指を折って数える。

一日24時間という時間は、

どんなに世の中が変わっても決して変化するものではない。

でも、この待っている間はとても長く感じる。

その長さがいやなのではない。

寧ろその長さが長いほど、

楽しむ心や期待に胸を大きくする気持ちが長くなる。

だから、私はこの待っている時間が好きだ。

もっともっと長く続けば良いと思う。

長ければ長いほど、

その日のことを思う気持ちも大きくなってくる。

私は会いたいと思っている人や、

やりたいと思っていることを待つのがとても好きだ。

子供の頃の遠足を待つ気持ち、

若い頃、後何日したら彼に会えると思うだけで、

とても幸せな気持ちになった気持、

どちらも共通する気持ちである。

そしてその待つ日にちが長ければ長いほど

彼のことを思う時間が長くなることがとても嬉しかった。

でも、実際にその当日になると、

それまで心の中で大きくなっていた喜びが

消え去るような心淋しい気持ちになったものだ。

待つということ、

それはきっと幸せのパスポートを得るための準備期間なのだと思う。

そしてその準備期間は実行されると消えるということでもある。

私はいつまでもその日が来なければ良いのにと願う。

期待に胸を膨らませて

待つということはとても楽しいものだから・・・


スカーレット