スカーレットの心のつぶやき
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昨日はつい愚痴のようなことを言ってしまった。
別に今に始まったことではない。
こに数年は特に今の状態が続いているのだから
気にする必要はないのだ。
夫のことはもう良いと思う。
あの人はあの人、
私は私。
頭では分かっているのに
ついつい、昨日のような気持ちになってしまう。
映画を見たせいかもしれない。
なんとかああいうふうになれば良いなとか、
もしかしたら変われることがあるのかもしれないとか・・・
未来への期待は持たないことにしていたのに、
やはり期待している部分があったのかもしれない。
私は自分自身の心の中で
色々と思うことがあるだけでも幸せだと思える。
何も感じない、
まるで人形のような生活をするとしたら、
虚しさと気持ちの楽さはどちらが勝るのだろう。
私の心を殺して、
何も感じないようにして、
人に気を使うのでもなく、
自分を良いように見せようと思うのでもなく、
ただ、機械的に家事をこなし、
時間の過ぎゆくままに身を任して、
流されて生きるとしたら
今のような心の中での葛藤は生まれないのかもしれない。
きっと平穏な心のままで生きていけるのかもしれない。
人形のように!
ロボットのように!
夫や娘の笑う顔を見て微笑む。
美味しいと感じなくても物を口に運ぶ。
頼まれたことは全てYESとこたえる。
決して嫌な顔を見せはしない。
そうして、私を殺して生きる。
どんな出来事も私にはかかわりのないことだ。
私は私のことで精一杯。
人のことも考えない。
感情のない目でTVを見つめる。
あれは私の世界ではない。
目はただのガラスの玉に過ぎないのだ。
こんな人形のような生き方ができたら
どんなに良いだろう。
きっと楽に違いない。
でも、私にはできないのだろうと思う。
やはり心が存在しているから。
私の心は私だけのものだから。
人形には心はないのだから。
人形のようには生きられない。
だから、また弱い心になるだろう。
そしてこれが生きるということなのだと思う。
スカーレット
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